情報提供資料
リート・ウィークリーレポート（2016/8/9）
マーケットデータ（2016/8/5）
※リート平均配当利回りは2016年7月末時点
リート指数
為替（対円）
金利
終値
騰落率
（％）
リート平均
配当利回り
終値
騰落率
先進国（含日本）
887.97
-2.5%
3.62
先進国（除日本）
883.33
-2.6%
3.68
日本
390.56
-1.9%
米国
1264.49
-2.2%
米ドル
101.82
948.59
-1.1%
カナダドル
1177.97
-0.0%
英国
81.41
豪州
（％）
-0.09
2.88
-0.2%
1.59
3.49
77.30
-1.3%
1.07
5.28
ユーロ
112.87
-1.0%
-0.07
3.97
+0.2%
英ポンド
133.06
-1.4%
0.67
3.59
712.48
-1.8%
豪ドル
77.58
+0.1%
1.87
4.06
シンガポール
515.96
+0.4%
75.58
-0.8%
1.80
5.69
香港
625.15
-0.8%
13.13
-0.1%
0.94
4.00
カナダ
欧州（除英国）
シンガポール
ドル
香港ドル
（出所：S&P、BloombergのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
※騰落率については、原則先々週末（営業日ベース）の値を基に算出し小数点第2位を四捨五入して表示。
※【リート指数】・【リート平均配当利回り】先進国（含日本）・先進国（除日本）、日本・米国・カナダ・欧州（除英国）・英国・豪州・シンガ
ポール・香港：S&P 先進国 REITインデックス（円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし）、S&P 各国・地域 REIT インデックス（現地通貨
ベース、配当込み、為替ヘッジなし）の値および平均配当利回り。
※【為替】NY市場終値。※【金利】各国・地域の10年国債利回り。ただし欧州（除英国）はドイツ10年国債利回りを使用。
リート市場の動き
【直近3カ月間：2016/5/5～2016/8/5】
（ポイント）
1,200
950
890
800
830
400
770
0
5/5
【2004/3/31～2016/8/5】
（ポイント）
6/5
7/5
8/5
（月/日）
04/3
06/3
08/3
10/3
12/3
14/3
16/3
（年/月）
（出所：S&PのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
※先進国（含日本）のREITインデックスのグラフデータ：S&P先進国REITインデックス（円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし）
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
商 号 等 / DIAMアセットマネジメント株式会社
金融商品取引業者 関東財務局長（金商）第324号
加入協会/ 一般社団法人投資信託協会
一般社団法人日本投資顧問業協会
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リート・ウィークリーレポート
マーケット動向（2016/8/1～2016/8/5）
【日本】
J-REIT市場は下落しました。世界的な株式市場の調整や、国債利回りの急騰、円高の進行といった市
場の不安定化を背景に、リスク回避の動きが強まりました。日銀によるETF（上場投資信託）買入れ額の
ほぼ倍増が決定したものの、市場への影響は限定的でした。なお、日銀は8月2日から8月5日にかけて、
1日あたり12億円、J-REITを買い入れています。
【米国】
米国リート市場は下落しました。4-6月期の実質GDP（国内総生産）が前期比1.2％増（年率換算）と
市場予想を下回り、景気の先行き不透明感が高まりました。企業の四半期決算が堅調に推移する中で、
高利回り株から成長株への資金シフトが起きたこともリート市場の下落につながったとみられます。5日
には好調な7月の雇用統計が発表され、年内利上げ観測が再度浮上しました。
【欧州】
欧州リート市場はまちまちの展開となりました。米国GDPが市場予想を下回ったことを受け、世界経
済の減速懸念が高まりました。BOE（英中央銀行）は4日、2009年以来約7年ぶりの利下げを決定し、政
策金利を従来の0.50％から0.25％にすると同時に、国債購入枠の拡大、社債購入プログラムの導入など、
市場予想以上の金融緩和に踏み切っています。
【豪州】
豪州リート市場は下落しました。2日の定例会合においてRBA（豪州準備銀行）は5月に続き政策金利
を0.25％引き下げ、過去最低の1.50％とすることを決定しました。しかし、低調な豪小売統計や米国
GDPなど悪材料へ目が向き、市場の買い意欲は高まりませんでした。
【アジア】
アジアリート市場はまちまちの展開となりました。低金利環境は続いたものの、世界的に株式市場が
軟調に推移したことにより、高利回り資産に対して利益確定の動きが強まりました。6月の香港の小売売
上高は、宝飾品の大幅減少などが響き前年比で▲8.9％と市場予想以上に減少しました。なお、2日の香
港市場は台風のため休場となっています。
トピックス
■
上昇基調の続く米国リート市場（米国）
好調な雇用統計を受けた長期金利の反転や利益確定売りによって、足元こそやや軟調な展開となって
いますが、北米リート市場は年初来では株式市場全体を上回る上昇を記録しています。低金利環境を背
景に、以前より低下したとはいえ米国リートの配当利回りの相対的魅力が高いことや、英国のEU（欧州
連合）離脱問題などで経済の先行きについて不透明感が高まる中で、米国リートの安定したキャッシュ
フローや不動産市場のタイトな需給への安心感が投資家をひきつけているからです。中長期金利の更な
る低下余地は限られるものの、低金利環境が長期化する公算は高いとの見方が多いため、リート価格の
下落局面では着実に押し目買いが入る結果となっています。なお、分野別に見ると、年初来では小売
リートやデータセンターリートの上昇率がとりわけ高くなっています。
※巻末のご注意事項等を必ずご確認ください。※上記は過去の実績であり、将来の市場動向を保証するものではありません。
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各国・地域別グラフ（2016/5/5～2016/8/5）
《日本》
（ポイント）
440
※各国および地域のリート指数、為替の使用
データについては、Ｐ.1「マーケットデータ」の
注記をご参照ください。
日本リート指数
410
380
350
5/5
6/5
7/5
《米国》
（ポイント）
1,350
8/5
（月/日）
（円）
米国リート指数
116
1,250
109
1,150
102
1,050
5/5
6/5
7/5
95
8/5
1,280
5/5
（月/日）
《欧州（除く英国）》
（ポイント）
（円）
欧州リート指数
135
1,170
125
1,060
115
950
105
5/5
6/5
7/5
《英国》
（ポイント）
89
5/5
8/5
（月/日）
（円）
英国リート指数
170
81
155
73
140
65
125
5/5
6/5
7/5
米ドル/円
8/5
（月/日）
5/5
6/5
7/5
8/5
（月/日）
ユーロ/円
6/5
7/5
8/5
（月/日）
英ポンド/円
6/5
7/5
8/5
（月/日）
（出所：S&P、BloombergのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
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《豪州》
（ポイント）
750
（円）
豪州リート指数
88
700
83
650
78
600
豪ドル/円
73
5/5
6/5
7/5
8/5
《シンガポール》
（ポイント）
540
5/5
（月/日）
（円）
シンガポールリート指数
88
500
83
460
78
420
73
5/5
《香港》
（ポイント）
650
6/5
7/5
8/5
5/5
（月/日）
（円）
香港リート指数
14.9
600
14.1
550
13.3
500
12.5
5/5
6/5
7/5
8/5
（月/日）
5/5
6/5
7/5
8/5
（月/日）
シンガポールドル/円
6/5
7/5
8/5
（月/日）
香港ドル/円
6/5
7/5
8/5
（月/日）
（出所：S&P、BloombergのデータをもとにＤＩＡＭ作成）
【各指数の著作権等】
■Standard & Poor’s®並びにS&P®は、スタンダード＆プアーズ・ファイナンシャル・サービシーズLLC（以下「S&P」）の
登録商標です。Dow Jones®は、ダウ・ジョーンズ・トレードマーク・ホールディングズLLC（以下「ダウ・ジョーンズ」）の
登録商標です。これらはS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCに対して使用許諾が与えられており、DIAMアセットマネジ
メント株式会社に対しては特定の目的のために使用するサブライセンスが与えられています。S&P 先進国 REITインデックス
（円換算ベース、配当込み、為替ヘッジなし）、S&P 各国・地域 REIT インデックス（現地通貨ベース、配当込み、為替ヘッジ
なし）はS&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLCが所有しており、DIAMアセットマネジメント株式会社に対して使用許諾が
与えられています。S&P ダウ・ジョーンズ・インデックスLLC、ダウ・ジョーンズ、S&Pおよびその関連会社は、DIAMアセッ
トマネジメント株式会社の商品を支持、推奨、販売、販売促進するものではなく、また投資適合性についていかなる表明をする
ものではありません。
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リート・ウィークリーレポート
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平成 28 年熊本地震に対する支援について

リート・ウィークリー 2017/01/05