大阪ガスグループ 技術シーズの一覧(H28年度)

大阪ガスグループ 技術シーズの一覧(H28年度)
2016年8月1日掲載
大阪ガスHP
【大阪ガスグループ保有技術・材料の展開】
9-1
生分解性インフレーションフィルム用樹脂の用途開発と成形
・当社が開発した植物由来成分を主成分とする生分解性インフレーションフィルム用樹脂の新規用途探索
・上記フィルムの成形委託先探索(インフレーション成形、Tダイフィルム成形)
9-2
チタン系ナノ材料の用途探索(チタン酸ナノシート、チタニアナノ粒子)
・大阪ガスが開発のチタニア(チタン酸)ナノシートの新規用途探索
・大阪ガスが開発の高分散・高透明性チタニアナノ粒子の新規用途探索
・色素増感太陽電池(DSC)用チタニアペーストのユーザー募集
9-4
ガス(水素)回収・精製装置
・大阪ガスグループ会社が保有するガス精製技術を利用し、排気ガスから有用 ガス(水素等)の回収を提案
9-20 イノベーション人材育成技術
・イノベーション= 「リフレーム(※)」による新たな価値創造を起こす人材・組織をつくる育成技術を開発し、様々な育成
プログラム化を実施
【上記以外の大阪ガスシーズ技術】
9-7
超低NOx空気二段燃焼バーナ
・より良い環境造りに貢献する(天然ガス)火災を向上の皆様へ
9-8
60℃排熱で稼働できる調湿換気システム
・未利用排熱を徹底的に活用して空調負荷低減&快適性向上を図る
9-9
温度差を音に変える新しいエネルギー変換技術
・熱から音へ、音から電気の変換で、未利用熱を使い尽くす
9-10 音で音を消す騒音対策技術
・小さな箱で不快な低周波音問題を解消する
9-11 超低消費電力メタン検知センサー
・世界中のガス警報器の電池駆動化を目指して
9-12 高透明性・高屈折率チタニアナノ材料
・明るく、クリーンな省エネ社会を目指して
9-13 グラフェン大量合成法、チタン系二次電池負極材料
・夢の材料グラフェンによる省エネ、二次電池の高容量化・高安全化を目指して
9-14 フルオレンセルロースファイバー
・大阪ガスグループの技術を結集したバイオマス素材
9-15 微生物による夢のバイオ素材の開発
・糖質に代わるエネルギー源「3HB」を世界ではじめて量産化
・アルツハイマー・糖尿病の克服、画期的な化粧品やプラスチックの提供
9-16 吸水可視化・糊化および老化定量化技術の開発
・ご飯のおいしさアップと品質安定を目指して
9-17 焼き魚の健康効果
・機能成分EPA・DHAを最大化する調理法の提案
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大阪ガスグループ 技術シーズの一覧(H28年度)
2016年8月1日掲載
大阪ガスHP
9-18 焼き茄子の健康効果
・グリル加熱調理により茄子のポリフェノールが増加する!
9-19 炭素材料による環境浄化
・大阪ガスグループの技術を結集した炭素材料技術
KRIシーズ技術(受託研究)
K-1
新規フッ素フリー撥水撥油材料
・環境への負荷が小さく、滑落角が低く動的特性に優れた撥水撥油材料を提案します。
K-2
高感度/高出力 有機圧電薄膜センサ
・ポリマー強誘電体からなるナノファイバ薄膜を用いた有機圧電センサを開発。
・高感度、高出力電圧、高い柔軟性を活かし、ウェアラブルセンサとしての開発を提案します。
K-3
完全均一分散ナノコンポジットによる線膨張係数低減
・適切なナノ粒子サイズの選定とその分散による完全均一分散ナノコンポジットにより、さらなる線膨張係数の低減を
図ることが可能です(ナノサイズ効果と体積効果)。低線膨張を活かした樹脂や機能性材料の開発を提案します。
K-4
あと一歩!研究開発品の性能UPのため KRIの分析評価技術を利用してみませんか?
・材料開発につきものの、さまざまな疑問や不安の解消のため、KRIの分析評価技術をぜひ活用してください。
一般的な受託分析会社とは異なる切り口でアプローチします。
K-5
高強度・低屈折率撥水撥油膜
・低環境負荷型フッ素含有シリケート材料に鈍角細孔を均質分散し、低屈折率・経時安定性・機械特性の
相反する特徴を両立させた、撥水撥油膜をご提案します。
K-6
内部電源フリーの究極の循環冷却システム
・磁性流体を閉ループ流路に充填し、廃熱印加のみで継続的に流動可能な電源フリーの磁性流体駆動デバイス。
・本技術を活用し、冷却&熱輸送を目指した応用研究のマルチクライアントプロジェクトをご提案します。
K-7
電磁振動式エネルギーハーベスティング
・Nd磁石薄膜を用いた電磁誘導振動発電は、従来の圧電方式や静電方式と比較して高効率な発電(mW超級)が期待
できます。本技術を用いて、特定用途に合わせたエネルギーハーベスティングの研究をご提案します。
K-8
高結晶性ポリイミド微粒子を利用した新規カーボン素材
・水溶性媒体中で調整した新規高結晶性ポリイミド微粒子を利用し、直径10nm程度の細孔が特定の方向に発達した
新規カーボン素材を開発。触媒、吸着剤、電池材料といった様々な分野への応用をご提案します。
K-9
熱マネジメント設計・開発に向けた評価技術
・これまで培ったフィラー分散技術、分散状態評価技術などをベースに、熱拡散率異方性の制御や、
効率的な熱伝導バス形成などの材料開発までを支援します。
K-10 クレイ/樹脂複合化技術
・KRI独自のポリマー修飾クレイを利用した、材料開発支援をします。
機能化例 :線膨張率低減、耐電圧向上、ガスバリア性向上、難燃性向上 など
K-11 感温性ゲルを使用したアクチュエータ・センサー技術
・KRI保有の感温性ゲル技術は、32℃を境に体積が10倍以上変化するなどの特性を持ちます。
・本技術を応用したアクチュエータおよびセンサーの開発をご提案します。
K-12 負の熱膨張性ZrW2O8による樹脂材料の熱膨張制御
・熱すると縮むZrW2O8粒子の量産可能な製造技術とこれを均一分散したマスターバッチ作製技術を開発。
・樹脂部材や封止材の熱膨張制御に適用可能であり、これを応用した開発研究を募集します。
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大阪ガスグループ 技術シーズの一覧(H28年度)
2016年8月1日掲載
大阪ガスHP
K-13 感温相分離液体
・感温相分離液体は、常温では水に溶解し、40~50℃に加熱すると二層に相分離する特性を持ちます。
・本技術の活用先を探索しています。
K-14 シリカ系超親水化剤(防曇剤)による表面改質
・表面の親水性(濡れ性)の向上や防曇性の付与を行うことが可能なシリカ系超親水コーティング剤を保有しています。
・これにより有機、無機及び金属材料など多様な材料の表面の改質・機能性付与が可能です。
K-15 光透過性を有する熱伝導性材料
・光透過性と熱伝導性を兼ね備えた樹脂材料を開発しました。LED照明等の放熱部材としての活用をご提案します。
K-16 フレキシブル熱電変換素子
・柔軟性を活かして、様々な曲面を持つ熱源からの発電や冷却が可能です。
K-17 バイオマスと廃プラからのピッチ製造技術
・コールタールの供給不足、価格高騰の傾向から、独自の技術によりバイオマスと廃プラスチックからその代替品と
なりうるバイオタール・ピッチの製造技術を開発。先見的な投資意欲のあるクライアントを募集し、研究支援します。
K-18 水蒸気導入型TG-DTAによる各種解析
・水を伴う熱化学反応全般の解析に用いることができます。調湿雰囲気におけるプロセス条件設計、反応解析、
物性評価など幅広く対応可能であり、本技術の活用先を探索しています。
K-19 正浸透圧(FO)法による水処理プロセスの開発支援
・FOプロセスは、浸透圧差を駆動力に自発的に水を透過させる省エネルギー型の水処理プロセスです。 FOプロセスの
用途開発、 FS、FO膜やドロー溶液等の要素技術開発等を通じ、 クライアントのために、FOプロセスの実用化を支援
します。
K-20 大量データの解析技術 -故障予兆・バラツキ原因解析ー
・製品バラツキの原因解析や故障予兆発見のための解析等、得たい結果の方向性とデータの特徴・量から
最適な解析手法のコンサルティングを行い、ご提供します。
K-21 データ収集システム (IoTシステム) 構築技術
・試験したいが、システム組む要員がいない。設計の時間がない。データ収集から解析までやりたい。
そのようなご要望に対し、様々な無線センサーネットワークシステムを構築した経験豊富な研究員が対応します。
K-22 材料劣化解析技術 -ステンレス鋼の使用温度推定ー
・高温で使用される材料の不具合対応では、実機温度を知ることが重要です。
・KRIでは、SUS304などの代表的なオーステナイト系ステンレス鋼のおおよその使用温度の推定が可能です。
K-23 材料劣化解析技術 ー温水樹脂管の高速耐久性評価ー
・給湯器や燃料電池で用いられる温水樹脂管の耐久性評価を、従来法(熱間内圧試験など)よりも実使用条件に近
く、短時間で行うことで、より安価でより長寿命な材料探索が可能となります。
K-24 食品分析 -簡易・高精度な食品中の甘み成分分析技術ー
・前処理を必要とせず、高精度・高感度な分子量測定技術(KRI保有技術)を用いることにより、
水飯米などの加工食品中の食味として甘み有効成分を明らかにすることが可能です。
K-25 添加剤・不純物分析 ー材料中の化学状態マッピング分析術ー
・KRI保有の高分解能型FE-EPMA分析技術を用いることにより、サブミクロンレベルで元素・化学状態マッピングができ
材料の機能性や劣化状態の原因・メカニズムを解明することが可能となります。
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