2016.07.17 ウィンドウズ10について 玉田保彦 無料アップデートの締め切り前にもう一度考えること (1) アップデートの敷居が低くなっている。 (2) ウィン10では処理が早くなっている。 (3) プリンタードライバーも Win8.1 で対応可能な場合が増えている。 (4) 一度 Windows10 にして、うまくいかず元の OS に戻すと、再度 Windows10 にアップグレードする期限 が解除される、いつでもアップグレードできる。対応ドライバーが増えてアップグレードの敷居がより 低くなる。 (5) 締め切りは、7 月 29 日ですが、2,3 日前に完了するつもりで計画を立てること。米国時間の 7 月 29 日 の何時に打ち切られるかは決まっていない。米国時間 7 月 29 日 0 時は日本の 7 月 29 日 13:00 になり ます。(東部時間、中部時間、山岳部時間、太平洋時間、アラスカ時間、ハワイ・アリューシャン時間) (6) Win10 にできる PC なら積極的にアップデートしたほうが良い。 アップグレード作業 (1) 大事なアプリの Win10 対応の有無を調べる。 セキュリティソフト、プリンタードライバー、スキャナードライバー&アプリ、サウンドキャプチヤー ソフトその他 (2) システムとデータのバックアップ(Windows8または7の OS の機能で処理)と修復デスク作成 (3) マイクロソフトアカウントのある人は確認する。手元に置いておく。 (4) メディア作成ツールを入手(USB)する。MS のウェブサイトから入手、無償期間後に Win10 をインス トールするための準備。 (5) タスクバー右にある通知領域の をクリックするか、コントロールパネルからダウンロードする。 (6) 指示に従って進めていく。何回か再起動あり。 「ようこそ画面」が出るまで 3 時間かかった。そのあと更 新作業が始まる。再度ログインして確認事項がありパスワードと Pin コードを入力または作成します。 場合によってはアカウントコードを聞いてくるか作成を要求されます。 (7) 各種アプリや周辺機器を接続して動作を検証する。主にはプリンターとネットワーク(インターネット) 、 メールです。 (8) 回復ドライブの作成(USB メモリー) システムの不具合時に Win10 を初期化できる。クリーンインス トールとなります。外付け HDD にシステムイメージをバックアップしてあればその時点の Win10 に戻 れます。 (9) その他 ①途中で特定のソフトを「アンインストールしてください。」という警告が出た。指定のソフトをアンイ ンストール後再度アップデート作業を最初からやり直しました。 ②他のケースでアップデート不可のメッセージが出た。そのため、元に戻りコントロールパネルの WindowsUpdate から最新の Windows10 をダウンロードしてから再度アップデートを開始したら成功 しました。この時には 7 時間近くかかりました。 Win10 になってから (1) OS を使える期間が延びる。 (2) セキュリティサポートが最新である。 (3) 処理が早くなってくる。(ハードの性能も絡む)起動や動作の高速化。 (4) タッチ画面対応である。メニューが大きくなり高齢者には選びやすい。 (5) アップグレードご 30 日以内なら元の OS に戻せる。ロールバック機能を使う。 (6) マイクロソフトの対応が Win10 中心となっていく。 (7) 一度 Win10にして WIN8 や7に戻しても期限なしにアップデートできる。 (8) 前 OS の IME の学習結果が反映されない。辞書ファイルは引き継がれる。 (9) Win10 は現状のバージョンでは 2025 年 10 月までサポートする。今後のバージョンアップでサポート期 間が延長されるかどうかは明らかにされていない。Win7 の場合はかなり得です。 (10) マイクロアカウントがクラウドサービス、カレンダーなどの複数のサービスが一つのアカウントで行え る。他のパソコンでも同じ環境で使える。 (11) 標準ブラウザーのエッジでは後で読みたいページをクリップして、MS アカウントでほかのデバイスで 共有できる。 (12) 仮想デスクトップは作業別デスクトップを作っておけば作業が効率的に行える。デスクトップの使い方 は人によってまちまちですが、せっかくのデスクトップを単なる表紙でなく机の上で作業しやすくする感 覚で使いましょう。 (13) この夏での大幅な更新でさらに機能拡張と変更が予定されています。 (14) SkyLake の CPU を積んでいるパソコンの OS サポータは Win7 が 2017 年 7 月 17 日、Win8.1 が 2018 年 7 月 17 日までです。すぐに Win10 への移行を推奨します。Skylake のプロセッサーナンバーは Core i5 6XXX のように先頭に6の数字がつく。去年の秋冬モデルで出荷されています。個人ユースでかなり出 ています。 バックアップの重要性について 今回の Win10 のアップグレードを通じて、システムとデータのバックアップについて、その必要性を十分に 感じました。せっかくアップグレードしてもうまくいかず立ち往生した場合の選択肢があるかないか、多いか少 ないかという差になります。バックアップがあれば対策の選択肢があり、それも多くある状態で対応できます。 バックアップの方法は各自の環境とパソコン操作への習熟度で違ってきます。 ① コピー&ペーストでフォルダをコピーする。(データのみ) ② OS の機能を使ってバックアップをとる。スケジューリングできる。 ③ コマンドプロンプトを使ってバッチファイルを使って、ワンクリックでコピーするかスケジューリング して自動的にバックアップする。(データのみ) 以上
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