『地域での暮らしを支える』

『地域での暮らしを支える』
環境を変えることで活動の幅が
広がることを体験してみよう!
~
皆が住む町(地域)での作業療法士の役割
1.福祉用具の活用
1.福祉用具とは
⇒ 日常生活を助ける道具 → 身近な道具の例
2.
「使いやすい」ということ
電車の中で・・・
~
3.福祉用具適応の失敗例を考える
4.福祉用具選定のポイント
① ニーズの発見と明確化 ⇒
誰が 何を いつ どこで どうしたいのか?
②
「道具を人に合わす」
→ 3 つの事を押さえる必要
〔1〕道具のことを知る ⇒ 福祉用具の基本的評価:特徴、機能、
材質、種類、長所、短所、価格
等。
〔2〕人のことを知る ⇒ ・対象者の心身機能・身体構造
・実際の生活(ADL)場面でどのよう
に活動しているか
・禁忌、予後 等
〔3〕2つを取り巻く事がらを知る ⇒ 家屋構造、経済力、制度、
介護状況(介護者の有無、性別、年
齢、介護能力、人間関係等)生活ス
タイル、価値観、社会的承認 等
③ できる限りの試用(デモ)
④ 使用方法の説明
⑤ モニタリング → 他職種(ヘルパー等)との連携
5.福祉用具のいろいろ
① ベッド
・自立を促進するベッドとは?
・全介助の対象者向けのベッドとは?
② 車椅子
・車椅子の4つの視点
〈1〉サイズは適合しているか?(座幅、前座高など)
〈2〉移乗方法は? (アームレスト、フットレスト着脱式など)
〈3〉座位保持・姿勢保持は? → シーティング
〈4〉移動方法は? (介助式、自走式、電動)
③ 杖
→ T 杖など
④ ポータブルトイレ
⑤ 移乗関係(トランスファーボード、リフト)
⑥
その他(段差移動、入浴、食事、更衣、整容、家事 など)