16年度介護職員初任者研修パンフレット

NPO 法人地域たすけあいの会
介護職員初任者研修のメリット
◇ 通信教育(リポート学習)◇
通信教育のよる専門職、福祉系大学でも講義指導している講師陣によるリポートと懇切丁
寧な添削指導で介護に必要な知識や理論をしっかり学べます。学習を進める中で、質問や
学習相談については、質問用紙の利用や電話等で、専任の講師が対応しますので福祉や介
護の学習がはじめての人でも安心しています。
◇ スクーリング(講義・演習・実技等) ◇
16 日間のスクーリングは、九州看護福祉大学等の施設を活用しながら講義、グループワー
ク、視聴覚教材等、多様な方法で行います。実技指導は、介護技術指導を 10 年以上の指導
経験と豊富な現場経験を持つ介護福祉士が指導を担当します。楽しく実践経験を活かした
授業で学べます。
介護職員初任者研修修了までの流れ(4 ケ月間)
スクーリング第 1 日
自
学
自
習
し
、
リ
ポ
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ト
作
成
自
宅
学
習
:
テ
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スクーリング
第2日~5 日
・老化の理解、障害の理解、認知症の理解、コミニュケーション
スクーリング
第 6 日~13 日
・生活支援技術全般に関わる、自立に向けた介護技術について理
スクーリング第 14 日~16 日
修
了
開講式・オリエンテーションの後、研修全体の基礎を面接
授業します。
・第 1 日目出席後、リポート学習を開始
技術や介護に関する基礎的知識を面接授業で学びます。
論と実践を面接、実技演習で学びます。
・介護過程、総合生活支援技術演習、振り返り等、課程全体の
総まとめ。(※最終日に修了認定試験を行います。)
・介護職員初任者研修修了書を交付します。有資格者として就職など
に活かせます。
1
講 座 内 容
◆スクーリング(全16日間)
研修日
第1日
時
間
9:30~16:30
8/10(水)
第2日
9:00~16:00
9:00~18:00
9:00~15:30
9:00~15:00
9:00~16:00
9:00~16:00
9:00~16:00
9:00~16:00
9:00~16:00
9:00~16:00
9:00~15:00
9:00~15:00
9:00~15:00
10/1(土)
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅲ生活支援技術演習
・介護過程の基本的理解
9:00~15:00
9/28(水)
第 16 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・死にゆく人に関連したこころとからだのしくみと終末期介護
9/24(土)
第 15 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・睡眠に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
9/21(水)
第 14 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・排泄に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
9/19(月)
第 13 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・入浴、清拭保持に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
9/17(土)
第 12 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・食事に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
9/14(水)
第 11 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・移動、移乗に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
9/10(土)
第 10 日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅱ生活支援技術の講義・演習
・整容に関連したこころとからだのしくみと自立に向けた介護
9/7(水)
第9日
○認知症の理解 ○障害の理解
・生活と家事 ・快適な住環境整備と介護
9/3(土)
第8日
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅰ基本知識の学習
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅰ基本知識の学習
8/31(水)
第7日
○老化の理解
○老化の理解
8/27(土)
第6日
○介護におけるコミニュケーション技術
○認知症の理解 ○障害の理解
8/24(水)
第5日
○職務の理解 ○介護の基本
○介護における尊厳の保持、自立支援
8/20(土)
第4日
○オリエンテーション ○職務の理解
○介護の基本 ○介護・福祉サービスの理解と医療との連携
8/17(水)
第3日
事 業 内 容
○こころとからだのしくみと生活支援技術 Ⅲ生活支援技術演習
・総合生活支援技術
9:00~15:00
○振り返り
○修了評価
2
◆リポート課題(通信課題)
研修日
第1回
自宅学習(約3ヶ月)
事 業 内 容
○介護における尊厳の保持・自立支援
○介護の基本
第2回
○介護・福祉サービスの理解と医療との連携
○介護におけるコミニュケーション技術
第3回
○老化の理解
○認知症の理解
○障害の理解
第4回
○こころとからだのしくみと生活支援技術
○生活支援技術の講義・演習
第5回
テキスト1~3 巻
総合課題
注1:リポート学習は、第 1 日目のスクーリング終了後に開始します。
第 13 日目までにすべてのリポートを提出する必要があります。
◆修了の認定
スクーリングの全日程に出席し、実習を行い、全てのリポートを提出したうえで、次の方法で修
了認定を行います。
・筆記試験
全科目履修終了後、スクーリング最終日に、1 時間の筆記試験を行います。
※筆記試験の評価の結果、修了に求められる評価基準に達しない場合は、補修等
を行い
(別途費用がかかります)、再評価を受けることが必要です。
修了が認定されると、修了証明書が交付されます。
◆介護職員初任者研修とは
介護職員初任者研修は、介護の業務に従事する人が、業務を遂行する上で最低限の知識・技
術とそれを実施する際の考え方のプロセスを身につけ、基本的な介護業務を行えるようにする
ことを目的としています。
介護職員初任者研修は、介護人材キャリアパスの第一段階に位置づけられており、在宅や施設等の介護現
場で働くには必須の資格と言えます。
また、介護職員初任者研修を修了しておくことで、介護福祉士へのステップアップにつながります。
本研修修了者は、平成 24 年度から開始されている介護福祉士実務者研修(介護福祉士国家試験を受験す
る実務経験者に義務付けられた研修)450 時間のうち 130 時間が免除される等、今後ますます注目の資格と
なります。
3
◆介護の資格と介護人材育成キャリアパス
今後の介護人材キャリアパス
[現在のキャリアパス]
資格取得後の
キャリアパスに
十分な仕組みがない
多様な生活障害をもつ利用者に質の高
介 護 福
祉
い介護を実践
士
認定介護福祉士(仮称)
介護技術の指導や職種間連携のキーパ
ーソンとなり、チームケアの質を改善
介護職員基礎研修
修了者
多様な生活障害をもつ利用者に質の高
ホームヘルパー1 級
修了者
介護福祉士
見直し
い介護を実践
介護技術の指導や職種間連携のキーパ
ーソンとなり、チームケアの質を改善
ホームヘルパー2 級
<実務者研修>
修了者
介護職員初任者研修修了者
養成体系が複雑!
(ホームヘルパー2 級研修相当)
多様な生活障害をもつ利用者に質の高
い介護を実践
介護技術の指導や職種間連携のキーパ
ーソンとなり、チームケアの質を改善
平成 23 年厚生労働省「今後の介護人材養成の在り方に関する検討会報告書」より
◆介護職員初任者研修の魅力!
・訪問介護事業所等の介護職員と在宅介護に携わる。
・介護老人福祉施設、介護老人保健施設等の現場への就職
・介護資格のステップアップを目指す際、受講時間の免除が受けられる。
・家庭での介護に活かす
・ボランティアとして地域活動に貢献する。
・サービス業等の対人・接遇・接客等に活かす。
・共感的理解も含め、コミニュケーション能力が向上する。
・高齢者、障がいがある方にに関する学びを通して人間理解の幅が広がる。
・履歴書の資格欄への記入ができる。
・大学等の入試時、自己アピール欄への記入ができる。
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