第5回校長会議 教育長あいさつ 28. 07. 27 梅雨明け後の暑さが続きます。夏休み前の15日から17日まで「西尾祇園祭」が開催 されました。3日間とも天候に恵まれ、推定では28万人の人出があったとのことです。 こうした盛り上がりの中、とりわけ最終日は、市民総踊り「踊ろっ茶・西尾」に多くの小 学校が参加され、児童、保護者、先生方の見事なチームワークが披露されました。 この祭りの中で、嬉しい報告がありました。こうした催しにありがちな、祭りの後のゴ ミの散乱がほとんど無かったということです。ボランティアの方々の献身的なご努力のお かげかと思います。また一方、市民一人一人のモラルの良さの現れだとも感じます。小中 学生の自律心の高まりもあったと思います。機会を捉えて、子供たちにこの状況を伝え、 日々の生活の中でもこうした精神がさらに伸長できますようよろしくご指導ください。 本日は以下の3点について報告します。 1 西尾市及び西三河中学校総合体育大会について 市内大会は、6月26日の陸上競技を皮切りに、市内各会場で12種目の大会が開催 されました。一部種目で、雨天順延があったものの、無事終了することができました。 各会場を視察しましたが、選手諸君の頑張りはもちろん、保護者の方々の熱い声援に心 打たれるものがありました。大会運営並びに選手の健康管理にご尽力された先生方、ま た、各種目の審判等でご協力を頂きました各競技の協会関係者の皆様に厚くお礼申し上 げます。 また、西三河大会も予定通り進められ、本市からの代表チームの健闘が光りました。 剣道大会は、地元開催ということで、剣士を前に「技術だけでなく、まず心を立派に育 てよう」とあいさつしました。参加選手のきびきびした態度、礼儀など見習うことが多 くありました。地元の声援を受け、男子は東部中学校、女子は鶴城中学校が見事優勝し ました。また、野球では吉良中学校が、卓球女子では一色中学校が準優勝しました。個 人で出場する選手も含め、県大会での活躍を期待します。 2 夏休み中の研修会について 西尾市教育研究会が8月4日に、翌5日に三河教育研究会生活科部会の研修会が、共 に市文化会館で開催されます。市教研の教育講演会では、地元出身の絵本作家、岩井俊 雄氏が「つくる楽しさは子どもを変える! -ぼく、ドジオでした。-」と題して講演さ れます。また、三教研生活科部会の研修会では、文科省教科調査官の田村学先生による 「学習指導要領改定の方向」と題した講演があります。子供のつぶやきに耳を傾け、対 話を大切にして、思考を深める授業づくりに向け、どちらも楽しみな内容です。アクテ ィブラーニングの授業づくりの参考になります。多く先生方に聞いてほしいと思います。 また、各学校及び、それぞれの組織・団体で独自の研修会や勉強会が計画されている と思います。児童生徒の学びの姿が常に目に浮かぶ、 「子供ありき」の研修でありたいと 考えます。よろしくお願いします。 3 岩瀬文庫について 8月7日、皇太子殿下が岩瀬文庫をご視察されます。詳しい日程等は公表されており ませんが、西尾市の教育関係施設をご訪問されることは大変嬉しいことです。逆に、私 達西尾の教育に携わっている者の方が、岩瀬文庫の価値をあまり知らないのではないで しょうか。日本初の「古書博物館」として、市外からも多くの方が参観に見えます。こ の機会に今一度、私達がその価値を認識し、内外に広める使命があります。7月16日 から9月4日まで、「新発見。新知見。」のタイトルで、新編西尾市史中間報告展Ⅰが開 催されています。ぜひ多くの知り合いの方に情宣していただくとともに、皆さんもご家 族でお出かけください。よろしくお願いします。
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