2016年度秋季大会の最新情報(公開シンポジウム

日本家禽学会2016年度秋季大会のご案内
1. 公開シンポジウム (参加費無料)
日
時: 平成 28 年 9 月 15 日(木) 13:30~17:00
場
所: 静岡県総合研修所もくせい会館 富士ホール(静岡市葵区鷹匠3-6-1)
テ ー マ: 「鳥類における発生工学および遺伝子組み換え技術の現状と産業への新展開」
2. 懇親会
日
時: 平成 28 年 9 月 15 日(木) 18:00~
場
所: クーポール会館(静岡市葵区紺屋町 2-2)
会
費: 会員、非会員とも 6,000 円(秋季大会当日に大会受付にてお支払いください)
3. 一般講演
日
時: 平成28年9月16日(金)9:00~17:00
場
所: 静岡県総合研修所もくせい会館(第1会場 第一会議室、第2会場 富士ホール)
備
考: 優秀発表および一般講演には,Windows7搭載パソコン(会場据付の液晶プロ
ジェクタを使用)を用意する予定です. 講演資料はPDF形式で,音声や動画フ
ァイルの利用は出来ません.
※講演の写真・ビデオ撮影は一切禁止致します.
参 加 費: 会員 3,000 円,非会員 4,000 円(当日会場受付にてお支払い下さい)
講演要旨: 1 部 2,000 円(当日会場で販売致します)
4. 総会、名誉会員推戴式、優秀論文賞、優秀発表賞授与式
日
時:平成 28 年 9 月 16 日(金)
13:00~14:30
場
所:第2会場(富士ホール)
議
題:1)経過報告、2)その他
備
考:優秀発表賞受賞者は研究発表当日の総会で発表し,総会後に授与式を行います.
該当者は総会へ出席いただくようお願い致します.
大会役員
大会委員長
笹浪 知宏(静岡大学)
事務局長
市川 佳伸(静岡大学)
総務・会計
佐藤
幹・桑山 岳人・田上 貴寛・大津 晴彦
協賛団体・企業一覧
静岡県養鶏協会
公益社団法人 静岡県獣医師会
公益社団法人 静岡県畜産協会
株式会社 アスコ 沼津営業所
静岡県経済農業協同組合連合会
理仁薬品株式会社
公開シンポジウム (9 月 15 日(木)もくせい会館 富士ホール 参加費無料)
テ ー マ: 「鳥類における発生工学および遺伝子組み換え技術の現状と産業への新展開」
趣
旨:
農林水産技術会義によると、遺伝子組換え技術とは、ある生物から特定のタンパク質に対応する遺
伝子を取り出し、改良しようとする生物の細胞の中に遺伝子を導入し、細胞がタンパク質を合成でき
るようにして、結果として新しい形質を有するようにすることである。この技術により、目的とする
機能を持つ遺伝子を直接ターゲットにすることが可能になるため、交配と選抜による古典的な育種手
法と比較して、目的とする形質を示す個体を短期間に効率良く獲得できる。また、最先端の技術を用
いれば、好ましくない形質を排除することも可能である。
鳥類では、他動物と比較して遺伝子導入個体の作出に大きな遅れをとっていた。しかし、近年、発
生工学的手法の発展と遺伝子組換え技術によって、遺伝子組み換え家禽および遺伝子ノックアウト家
禽の作出が相次いで報告されている。また、家禽産業はトリインフルエンザの蔓延に極めて脆弱であ
るが、そのバックアップ体制としての遺伝資源の保存技術は発展していない。本技術は、クローン家
禽の作出のための技術開発の基盤ともなるため、家禽産業への貢献は大きいと考えられる。しかし、
遺伝子組換え技術は、自然界では得られない組み合わせの遺伝子を人為的に作り出すため、この技術
の普及を懸念する意見が多く、国内の消費者には受け入れられていない。
本シンポジウムの主旨は、単純に「賛成」
「反対」を議論する場ではなく、鳥類における遺伝子組み
換え技術の現状を解説するとともに、産業界および行政の考え方を紹介して理解を深めることにある。
これにより、将来の家禽産業における本技術の様々な方向性を議論していきたい。
プログラム
13:30~13:35
開会宣言・挨拶
会長(山形県立米沢栄養大学)
高橋
和昭
13:35~13:45
イントロダクション
大会委員長(静岡大学)
笹浪
知宏
13:45~14:10
講演 1「今後の鳥類顕微授精法-産業への応用に向けて-」
水島
秀成
大石
勲
岐阜免疫研究所 梅田
浩二
富山大学大学院理工学研究部
14:10~14:35
講演2「家禽ゲノム編集と産業応用への展望」
産業技術総合研究所
14:45~15:10
15:10~15:35
講演3「具体的な技術の応用先の可能性-鶏卵 IgY の応用事例-」
講演4「産業における発生工学・遺伝子組換え技術の期待と不安」
(株)アイエスエージャパン 後藤
15:35~16:00
直樹
講演5「バイオ先端技術に対する国民理解の醸成に向けて
-体細胞クローン技術を題材として-」
16:10~16:25
総合討論
16:25~
閉会挨拶
農研機構 畜産研究部門
渡邊
伸也
産学交流促進委員長(あすかアニマルヘルス(株))
岡田
徹
<会場への交通案内>
詳細は静岡県総合研修所もくせい会館 HP をご確認ください。
http://www.rakuno.ac.jp/outline/guide/access.html
JR 静岡駅
<徒歩>
JR 静岡駅北口から徒歩で約 15 分
<バス>
しずてつバスで、JR静岡駅北口バス停
5 番・6 番から約 10 分乗車し、
『水落町もくせい会館入口』下車後、
徒歩 2 分。
静鉄新静岡駅
<バス>
しずてつバスで、新静岡駅 3 番・4 番乗
場から約 8 分乗車し「水落町もくせい
会館入口常葉大学水落校舎前」下車。
静鉄日吉町駅 <徒歩>北方向に約 5 分
<会場配置図>
講演者各位へのお願い
会場にはPCと液晶プロジェクターが設置されており、 PDFファイルにて研究発表を行いま
す。発表ファイルの操作は、ご自身でお願いいたします。不具合に備えてUSBで発表データを
ご持参ください。
※会場では発表内容の写真やビデオによる撮影は一切禁止します。
秋季大会委員会日程
9 月15日(木)
編集委員会
9:00~11:00
第二会議室
国際交流委員会
9:00~10:00
第三会議室
産学交流促進委員会
10:00~11:00
第三会議室
若手幹事会
11:00~12:00
第二会議室
将来構想委員会
11:00~12:00
第三会議室
理事会
12:00~13:00
第二会議室
評議員会
12:00~13:00
第二会議室
常務理事会
13:00~
第二会議室
9 月16日(金)
PubMed・科研費検討委員会 14:00 頃~
<お問い合わせ先>
〒305-0901
茨城県つくば市池の台2
農研機構 畜産研究部門内
日本家禽学会事務局
E-mail
[email protected]
TEL&FAX 029- 838-8777
携帯
070-3256-8777
第二会議室