2016 年度人事・労務課題 チェックリスト

2016 年度人事・労務課題 チェックリスト
課題とアクション
□育児・介護休業法等の改正
就業規則改定を計画していますか?
項目
改正前➡後
❶看護・介護休暇の取得単位
施行日
1 日➡ 半日
2017 年 1 月 1 日
2 歳→ 子が 1 歳 6 ヶ月に達する日
同上
実子・養子➡ 特別養子縁組の監護期間中の子、養子
同上
❷有期契約労働者の育児休業の取得要件:
〇〇までの間に更新されないことが明らかな者を除く
❸育児休業の対象となる子の範囲
縁組里親に委託されている子等を追加
❹妊娠、出産、育児休業、介護休業等の就業環境
事業主による不利益取扱いの禁止➡ 上司・同僚などに
同上
よる就業環境を害する行為の防止措置義務を追加
❺介護休業の分割取得
原則 1 回➡ 上限 3 回
同上
❻介護休業給付の給付率
賃金の 40%➡ 67%
2016 年 8 月 1 日
❼介護のための所定労働時間の短縮等の措置
介護休業と通算して 93 日の範囲内➡
2017 年 1 月 1 日
介護休業とは別に利用開始から 3 年の間で 2 回以上
❽介護のための所定外労働の免除
□ストレスチェック(常時 50 人以上の事業場)
2016 年 11 月 30 日までに実施
する準備は万全ですか?
□労働契約法無期転換申込権発生
契約社員対策、始めていますか?
なし➡ 介護終了までの期間請求できる
・ストレスチェックの実施
同上
2015 年 12 月 1 日
・高ストレス判定の希望者に医師の面談実施
・労基署に結果報告
・2013 年 4 月 1 日以降の労働契約期間が
2018 年 4 月 1 日
5 年超になることとなった契約期間から発生するので、
2018 年 4 月 1 日以降発生が多く見込まれる
□マイナンバー制度本格始動
・マイナンバーの取得等が必要となる社員の範囲は、
マイナンバーの取得、個人情報漏洩
2016 年は新規採用者・退職者等一部だが、
防止等の準備は万全ですか?
2017 年 1 月の支払調書提出時には全員に
□確定拠出年金法改正
2016 年 1 月 1 日
❶加入対象者
➡ 企業年金加入者、第 3 号被保険者を追加
2017 年 1 月 1 日
老後に向けた社員の自助努力への
❷簡易型 DC 制度(100 人以下の中小企業が対象)
➡ 【創設】設立手続きを緩和
公布から 2 年以内
会社の支援を検討されていますか?
❸小規模事業主掛金納付制度
➡ 【創設】個人型 DC への事業主拠出が可能
同上
(100 人以下で企業型 DC や DB の未実施企業が対象)
1
【参考】社会保険関係
項目
改正前➡後
施行日
□社会保険適用
・パートタイマーの適用要件
1 日又は 1 週間の所定労働時間および 1 ヶ月の所定労
2016 年 10 月 1 日
働日数が通常労働者の概ね 4 分の3以上➡
①1 週間の所定労働時間が 20 時間以上
②賃金月額 8 万 8 千円以上(年収 106 万円以上)
③勤務期間 1 年以上
④学生などではない
⑤従業員 501 人以上の事業所に使用されている
□雇用保険適用
□保険料率等
・65 歳以上の社員の適用
継続雇用者のみ➡ 新規採用者を追加
・65 歳以上の社員への高年齢求職者給付金
1 度だけ支給➡ その都度支給
・65 歳以上の保険料徴収
免除➡2019 年度分まで免除
❶健康保険料(協会けんぽ)
都道府県別➡ 都道府県毎に上下あり
2016 年 3 月分
❷子ども・子育て拠出金
1.5/1000→ 2.0/1000
2016 年 4 月分
❸雇用保険料(一般の事業)
13.5/1000→ 11.0/1000
2016 年 4 月分
❹厚生年金保険料
178.28/1000→ 181.82/1000
2016 年 9 月分
2
2017 年 1 月 1 日