県大会での健闘を讃える

県大会での健闘を讃える
学校長
谷内
正樹
県大会が終わりました。ここ数年で最高の成績と言われた昨年にひけを取らないほど、
今年も大変素晴らしい成績を残してくれました。
まずは、女子剣道部。「絶対王者」として臨んだ今大会では、準決勝でやや苦戦したも
のの、期待通り通算23回目の優勝を飾ってくれました。全国制覇達成に向け、さらなる
精進を期待しています。
そして、37年ぶりに県大会を制した野球部。奥川ー山瀬の石川県NO1と言われるバ
ッテリーを中心に、しっかりと守りきり、期待通りの優勝を飾ってくれました。北信越を
勝ち、全国大会でどれだけできるのか是非見てみたいものです。
また、陸上部では、2年生の亀田さん、3年生の高平君が見事、全国大会出場標準記録
を突破し、県大会・県通信大会で優勝を飾りました。亀田さんは、自己記録を大幅に更新、
高平君は、最後のレースで全国大会出場標準記録を突破するなど、勝負強さが光りました。
男子剣道部の準優勝も立派ですが、男女アベック優勝を目指していただけに、残念な思
いが残ると思います。ただ、どこの学校よりも人一倍努力をしていたことはみんなが分か
っています。北信越大会でその力を見せつけてほしいものです。そんな中、3年北井君が
個人優勝を飾り、全国大会へ出場します。みんなの思いをぶつけてくれることを願ってい
ます。
男子バスケットボール部の3位入賞も見事でした。準々決勝では、能登地区1位を破り、
宇ノ気中の底力を見せてくれました。
女子バドミントン部の団体3位、ダブルス気谷・塩谷ペアも3位入賞し、伝統の強さを
見せてくれました。女子バドミントン部、男子バスケットボール部共に北信越決定戦では
敗れましたが、まさに紙一重の試合を見せてくれました。
女子バレーボール部は、4月からけが人が多く苦しい中、よく頑張ってくれました。女
子バスケットボール部も優勝した輪島中に敗れたものの、3年生が二人の中、健闘を見せ
ました。男子バドミントン部は、残念ながらあと一つの壁が破れませんでしたが、日頃の
練習への取組、挨拶・返事など、いい物をたくさん残してくれました。ソフトテニス部は、
県大会では十分に力が発揮できませんでしたが、県体予選でのぎりぎりからの出場権獲得
は見事でした。柔道部は、3年長山君と2年角谷君がベスト8に入賞するなど、確実に力
をつけてきました。弓道部は、男女とも3位決定戦で敗れましたが、伝統の強さを見せて
くれました。
吹奏楽部は、見事に県大会「金賞」を獲得してくれました。2枠の北陸大会出場はなら
なかったものの、確実にその日に近づいていることを感じさせる「人をワクワクさせ感動
を呼ぶ演奏」を披露してくれました。
県大会へ出場を逃した男子バレーボール部、ソフトボール部。また、日頃地道に取り組
んでいる創作部。部活動以外で頑張っているゴルフ、サッカー、トランポリン等に打ち込
んでいる生徒の皆さんの頑張りも宇ノ気中の誇りです。
最後にあえて一言。
これらの素晴らしい成績や頑張りは、学習と両立させてこそ、さらなる輝きを増すことを忘れな
いでほしい。常に一歩前に進む思いで頑張ってほしい。