巻頭言 - 茨城大学「地(知)の拠点整備事業(大学COC事業)」

平成27年度
茨城大学COC事業報告書
茨城と向き合い、地域の未来づくりに参画できる人材の育成
平成28年7月
茨
城
大
学
巻頭言 「地域にさらに深く根ざし、世界で輝く大学」の実現に向けて
平成 27 年度は、茨城大学において、学部・大学院の組織再編や教育改革など大学
改革の取り組みが大きく進展した年でした。その中で、「地(知)の拠点整備事
業」(COC 事業)において「茨城学」がスタートしたのも重要な出来事でした。
「茨城学」とはどのようなものなのか、なぜ今始めるのかなど、地域社会から関心
を寄せて頂き、マスコミにも多く登場しました。さらに、COC 事業の実績を踏まえ
て、「地(知)の拠点大学による地方創生推進事業」(COC+事業)に採択される
など、地域連携活動でも進展がありました。地域の方々から、茨城大学の姿が見え
るようになったという声を聞くようになり、本学の社会的な認知度も上昇していま
す。
本学がさらに飛躍するためのキーワードは、「地域にさらに深く根ざし、世界で
輝く大学」の実現であり、そのための柱は、教育改革の本格展開だと考えていま
す。本学の教育目標は、「自らの力で未来を切り拓くたくましい茨大生の育成」で
す。そうした学生を育てるためには、学生自らが考え、周囲の仲間と議論し、問題
を解決に挑戦するといった経験を積み重ねることが極めて重要です。そのため、学
生参加の能動的教育に転換し、教室でのアクティブ・ラーニング、地域や企業での
実践演習やインターンシップ、海外での留学・短期実習などを活用して、自立的で
チャレンジ精神を持つ学生を育てていきたいと思います。こうした教育改革の一環
として、COC 事業は大きな役割を持っているので、多くの方々のさらなる参加をお
願い致します。
COC 統括機構 機構長(学長)
三村 信男
目
次
Ⅰ
事業の概要と平成27年度の活動
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1 茨城大学COC事業の全体像
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2 平成27年度の活動
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1
2
4
Ⅱ
地域課題の共有
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1 地域円卓会議
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2 企業現場でのニーズ調査
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3 シンポジウム、FD・SDなど
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7
8
25
52
Ⅲ
<教育>における事業展開
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1 地域志向教育
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2 「茨城学」の実施
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3 地域志向教育支援プロジェクト
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60
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66
Ⅳ
<研究>における事業展開
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地域課題解決型特定研究プロジェクト
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104
Ⅴ
<社会貢献>における事業展開
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1 地域人材育成プロジェクト
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2 企画型地域人材育成事業
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3 ライブラリーカフェ
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Ⅵ
平成27年度事業評価
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Ⅶ
次年度に向けて
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