第23回賢順記念全国箏曲コンクール 応募要項 今からおよそ470年前の室町時代後期、井上山光明院善導寺(久留米市)の僧、賢順は、善導寺楽や箏 の歌曲を学び、筑紫箏の祖型を編みだしました。長じては、英彦山において禁中の楽や琴譜を修め、明人 の鄭家定から七絃琴を学び、筑紫箏を大成しました。その後、この筑紫箏は、弟子の法水を通じ江戸の 八橋検校に伝わり、今日の八橋流、生田流、山田流などに受け継がれてきたと言われています。 箏曲のふるさと久留米では、平成6年から、近代箏曲の祖・賢順を称え、賢順記念全国箏曲コンクール を開催しています。このコンクールが、箏曲演奏家の発表と研鑽の場として、さらなる音楽文化の発展に 貢献できれば幸いに存じます。本年度から予選は、自由曲だけでなく課題曲に「六段の調」がありますの で、ご注意ください。多くの皆様の応募をお待ちしています。 応募資格 本選出場 25名 1)年令、プロ、アマチュアは、問いません。 2)自由曲は、古典曲、現代曲自由です。 3)審査対象は、応募者本人の箏演奏です。 4)助演者は、2人以内で資格は問いません。 予選審査で選考された25名が本選に出場します。 応募時の提出物 1)応募申請所定の応募用紙に必要な事項をすべて 記入したもの。顔写真は、所定の規格に合わせて 添付してください。 2)音楽CD(データCDは不可) ①課題曲「六段の調」の演奏時間は、曲の最初から 4分以内で録音して下さい。 ②自由曲の演奏時間は、聴かせたいところを4分 以内で録音して下さい。 ③音楽CDは、WAVEファイル形式(MP3は 不可)で録音してください。 ④音楽CDには、課題曲と自由曲を1枚のCDに 録音し、応募者氏名と曲名を表示してください。 ⑤箏2面以上による合奏の場合は、楽譜を提出し てください。(楽譜に応募者が演奏しているパー トを明示して下さい。コピー譜は、不可です。) 3)予選審査料 ①5,000円 ②郵便振替払込受領証、又は写しを応募用紙に 添付してください。 ③郵便振替口座01760−2−95949 ④加入者名 賢順記念箏曲祭振興会 ⑤振込手数料は、ご負担願います。 ⑥郵便小為替も可 ⑦応募締め切りに間に合わないなど、予選審査を 受けられない場合でも審査料は、 返金されません。 予選結果 1)結果発表 平成28年9月下旬。 2)通知方法 応募者へ文書にて直接通知します。 なお、 電話等による問い合わせは、 ご遠慮ください。 本選審査 1)日 程 平成28年12月4日(日) 2)会 場 石橋文化ホール 福岡県久留米市野中町1015 電話0942-33-2271 3)審 査 方 法 本選会場にて自由曲を演奏する。 4)演 奏 曲 目 予選審査と同じ自由曲のみとします。 5)演 奏 時 間 6分以内(聴かせたいところを6分以 内で演奏して下さい。) 6)本選審査料 無料 (ただし、 本選出場に必要な費用 は、出場者負担となります。) 審査員5名(予定) 小島 美子 国立歴史民俗博物館名誉教授 野川美穂子 評論家 東京藝術大学講師 田村 徹 作曲家 元文教大学理事長 富山 清琴 生田流 箏曲演奏家 人間国宝 宮下 伸 山田流 箏曲演奏家 応募受付期間 平成28年8月1日(月)から 8月31日(水)まで。 予選審査 審査方法は、応募者本人の箏曲演奏(課題曲「六段の 調 」、自 由 曲 )を 審 査 対 象 と し 、予 選 審 査 委 員 に よ る CDの録音審査を行います。 注意事項 1)音楽CD、書類等は、返却いたしません。 2)申し込み後の曲目変更は、できません。 3)本選審査の出場順については、 抽選にて主催者が決定します。 4)応募する音楽CDは、 慎重に聴き直して録音状態の良いものを 提出して下さい。 5)応募用紙に添付する顔写真は、 本選のチラシ及びプログラム 等に使用しますのでご了承ください。 賞 賢順賞 銀 賞 銅 賞 奨励賞 岸邊成雄賞 賞状と副賞(研修助成として) 100万円 1名 賞状と副賞(研修助成として) 30万円 1名 賞状と副賞(研修助成として) 10万円 1名 賞状と副賞(研修助成として) 5万円 3名 賞状と副賞(研修助成として) 5万円 1名 応募用紙・CDの提出先/問い合わせ先 〒839−0824 福岡県久留米市善導寺町飯田365 賢順記念全国箏曲祭振興会事務局 事務局長 久富正継 携帯 090ー2505ー3788 電話 0 9 4 2 − 6 5 − 3 0 7 5 FAX 0 9 4 2 − 6 5 − 3 0 8 5
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