【教職員としての心得】 1 出勤から退庁まで (1)出勤 ・スタートを大切に,安全運転で、出勤簿への押印を (2)職員朝会 ・日程、連絡,打ち合わせ,報告,指示,調整,決定は週案等に記録 し周知徹底を。(特に、服務や命の関わり全職員で取り組むもの) (3)授業 ・「授業は教師の命」,十分な教材研究で達成感・成就感のある授業を ・終始時刻を守り、一人ひとりを大切にした授業を ・授業中やむを得ない場合以外は,生徒から離れない ・病気・負傷等が発生した場合は,養護教諭に連絡し応急処置を施し 校長(教頭)に報告し,指示を受ける ・早退させる場合は,保護者に連絡し下校時の安全に十分配慮する (できるだけ家族にきてもらう) (4)掃除 ・師弟同行 (生徒とともに汗を流す) 黙動 (5)放課後 ・生徒の安全指導(下校時・部活動時等)に目と耳と心を配る ・学習や特活等は,個人別の記録をとり評価資料を収集(情報公開へ) ・教材研究や翌日の準備とともに,部活動指導を通して生徒を育てる (6)会議 ・定刻数分前には所定の場所に集合し、時間とともに会議を開始する ・会議の内容を事前に吟味熟読し,共通理解・共通実践を基本に (7)退庁 ・教室,特別教室の消灯・戸締まりの確認 ・職員室の机上の整理,明日の準備、 (8)保護者との連携 ・必要な指導や賞賛等については、できるだけその日に連絡を。 2 服務 公立学校の教職員は,地方公務員であるとともに教育公務員である。国民の信託を 受けて大切な子供を教育することが,全体に奉仕することであり,公教育に携わって いるということである。 〈服務上の義務〉 教育公務員として,国民の子弟を教育する職責を遂行するために守らなければならな い義務 ◆法令等及び上司の服務上の命令に従う義務 (地公法32条) ◆職務専念の義務 ( 〃 35条) ◆営利企業等の従事制限 (教特法21条) ◆政治的中立の義務 (教基法 8条) ◆宗教的中立の義務 ( 〃 9条) 〈身分上の義務〉 公務員としての身分を保有していることから,勤務時間外でも次のことについては制 限される。 ◆信用失墜行為の禁止 (地公法33条) ◆秘密を守る義務 ( 〃 34条) ◆争議行為の禁止 ( 〃 37条) ◆研修の義務 (教特法 19条) ◆政治的行為の制限 ( 〃 21条の3) 3 主な留意事項 (1) 各分掌・各担当者で起案計画したものは,事前に教頭に相談し指導を受け,校 長の承認を得る。学級通信等の外部に出す文書,及び新たな計画や事業も同様。 (2) 生徒の安全な生活と事故防止には細心の注意を払い,生徒の懲戒に当たっては 絶対に体罰はしない。 (3) 教育課程の実施に当たっては,指導計画(週案)を作成し,所定の日に提出。 また,事件や事項防止のために「命に関わる指導等」を行った場合や,職員会等 で確認し共通実践する場合も,週案に記入しておく。 (4) 定められた教育課程・日課・時間割の変更をする場合は,余裕を持って事前に 教頭に相談し,調整・指示を受け,校長の許可を得る(市教委の許可が必要な場 合もある) (5) 職員の出張は,命令簿により校長が命ずる。 旅費等の関係もあるので,事務職員とも交通手段等の確認をして,1週間前をめ どに出張伺を提出し,出張後は速やかに復命書を提出。 (6) 教材費などの支払いは,早めに正確に処理し,現金の残置はしない。 (7) 授業中の火気の取り扱いには十分注意を払い,火の後始末をきちんと行う。 (8) 次の事項については,必ず校長(不在の場合は教頭)に届け出又は承認を得る。 ○ 生徒に関する情報(報・連・相)で ○ 準教科書や副読本・ワークブック等の教材購入や使用の時 ○ 生徒を校外に引率指導するとき,休日等の引率についても同様 ○ 生徒に事故・疾病等が発生し,又はその恐れがあるとき, 職員の事故(生活事故・交通事故)等が発生したとき ○ 見学や物品借用の依頼交渉のとき ○ 勤務時間中に諸用や家庭訪問等で学校を離れるとき,及び早退のとき ○ 年休及び諸休暇を取るとき ○ 規定の時間外に校舎・施設を使用するとき ○ 学校の施設・設備・備品等を外部に貸与・借用するとき ○ 職員の住所・改姓・その他戸籍上の変更があるとき ○ その他校長が指示するとき 4 その他 ※ 学校に勤務するものとして,次のことに留意してください。 ①服装~清潔で端正な服装で通勤し、授業内容や生徒の安全等を考えた服装を。 (TPOを考えて) ②来客への対応~すべての来客に心がけること ・明るい挨拶 ・声かけ (親切で明るく好ましい行動で) ・自分に関わりのある来客は,時間が許せば玄関まで見送る ・来客が対応すべき教職員がいない場合は,後で確実な連絡を ③電話の対応~自分が学校代表して対応していることを忘れずに 「挨 拶(おはようございます等)・鹿町中学校○○○です。」 ④環境教育~~~「環境は人を育てる」 ・教室環境整備 ・掲示物等で生徒を育てる 「生徒にとって,教師が最大の環境である。」の言葉の意味をかみしめて。 先生方の知恵と想いと情熱を生徒へ注ぐとともに、生徒に学んでいきましょう。
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