Software Architecture

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Interplay Media Asset Manager
概要
Interplay® は、システム全体へ機能するWebサービスと連動する分散システムです。無数のサーバーへ自在に分散可能なサービスは、比
類の無い拡張性および冗長性を実現します。このシステムは、Service-Oriented Architectures (SOA: サービス指向アーキテクチャ)
をベースとする自立型オープン・システムです。
Interplay Media Asset Manager:
• アイランドを統合
• ワークフローを促進、効率化
• あらゆるデスクトップ・ワークステーションからアセットへのアクセスが可能
全てのサービスは、Microsoftの.NET Frameworkを用いて実行されるWebサービスです。SOAP (Simple Object Access Protocol)を
ベースとした通信を採用しています。
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詳細は、 avid.com/JP/products/family/Interplay をご参照ください。
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Interplay Media Asset Manager
Workflow SupportとAutomation
システムのコアは、以下の要素から構成されるWorkflow SupportとAutomationです:
• Workflow Engine: システム・ワークフローの構成と進行を担う
• Order Management: 素材配信、アーカイブ検索リクエスト、デジタイズ化リクエスト、人的ワークフローを支援
• Scheduling Service: スケジュールに基づきワークフローを起動
• Watch Service: イベント駆動型ワークフロー
• Rules Engine: 転送やクリーンアップ等、Essenceをルールに基づいて処理
これらのサービスで構成されるワークフローにより、Interplayは、ユーザーの作業をサポートします。
メタデータ管理、ステータス管理、GUI(フォームおよびレポート)を提供するOrder Managementは、複雑なユーザー・ワークフロー
を管理します。Workflow Engineは、システム機能をユーザー・ワークフローに統合して包括的なプロジェクト・ワークフローを構築し
ます。Scheduling Serviceおよび Watch Serviceは、ワークフローの起動能力を拡大します。Interplayサービスは、システムがワーク
フロー内で個々のタスク実行に必要とする機能を提供します。
System ManagementとAdministration
System ManagementとAdministrationには、User Management、ID-Generator、Service Manager、Scheduler、Configuration
Service 等のコンポーネントが含まれます。Interplayのその他のサービスはこれらのサービスを使用して、認証や許可、独自IDの生成と
管理、システムのモニタリングやメンテナンスを行い、定期的または事前設定したタイミングでタスクを実行します。また、構成レジスト
リとして使用します。
データ管理
Data Managementサービスは、記述メタデータ、サードパーティ製プラグインまたは既存カタログの管理、分散型データベース・アーキ
テクチャの管理(直接検索および連携アップデート)に対応するInterplayのデータベースのカタログ作成を担当します。Interplayは、
簡易検索、属性検索、階層検索、複合検索等、様々な検索を提供します。Data Managementは、構成可能です。また、Dublin Core 等の
シンプルなデータモデルに加え、IPTC IPTC-NAAやSCORM等の詳細なデータモデルにも対応します。これらのデータモデルは、ユーザ
ーが定義するマスター・データと設定可能なリストに含まれた管理語彙で補完することができます。Interplayにおいて、属性は複数の
値を持つことができます。またData Managementでは、EDL管理専用のサービスを提供します。
Essence Management
Essence Managementは、Essence Managerでエッセンス関連の全メタデータを管理するだけでなく、サードパーティ製デバイスを
MAM環境へ統合するEssence ServerおよびConversion Serviceを提供します。デバイスは、3つのカテゴリに分類されます:
1. ビデオサーバー、制作システム、テープデッキ
2.トランスコーディングおよび変換エンジン
3.アーカイブ管理システム
カテゴリ1のデバイスは、エッセンスの記録、保存、再生、ストリーム、一部または全体の転送が可能なシステムです。現在、Interplay
は、GVG Profile、Sony XDCAMデッキ、SONY XDCARTライブラリ、Panasonic P2、Quantel sQServer、Omneon Spectrumおよび
MediaDeck、Harris NexioおよびDVW-500準拠VTR対応のEssence Serverをサポートします。また、FTPプロトコル対応のEssence
Serverを利用して、FTP 準拠システム(FTP サイド・コマンドを含む)を統合可能です。
カテゴリ2に含まれるデバイスでは、異なるエンコード・フォーマット間でのトランスコードや、ラッパー・フォーマットの変更が可能です。
ファイル転送経由でインポートした高解像度コンテンツ用に、閲覧プロキシを作成するのが一般的な活用法です。現在、Conversion
Service Gatewayは、Anystream Agility、Telestream FlipFactory、Rhozet CarbonCoderに対応しています。
カテゴリ3のデバイスには、デジタル形式での長期保存に対応するニアライン・ストレージ・システム管理専用のソリューションが含まれ
ます。現在、Essence Serverは、Front Porch DIVArchive、SGL FlashNetおよびIBM Admiraに対応しています。Interplay Generic
Essence Serverは、UNC 経由によるファイルシステムへの直接アクセス、またはFTP 経由でのFTP サーバーへのアクセスに対応しま
す。
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Interplay Media Asset Manager
Essence Transfer Managementにより、EssenceをEssenceサーバー間で転送することができます。Essence Transfer Manager
は、Essence Server間で最適なプロトコルとアクセス・パスを識別します。また、Essence Serverが転送を実行できない場合に
は、Essence Transfer Serverを起動することができます。
Essence Managementの一部であるVideo Analysisでは、ビデオのショット検出や周期的なキーフレーム抽出が可能です。現行バージョ
ンでMPEG-1、MPEG-4、SONY MXFおよびWM9に対応するStream Server MBAは、フォーマットにとらわれないストリーミング機能を
提供します。Essence Managementは、ネイティブまたはサードパーティ製のアーカイブ管理システムによるアーカイブ管理能力を内蔵し
ます。
アプリケーション
InterplayのSOA内において、上述サービスは、ユーザー・インターフェースを定義するInterplayの他のサービスやアプリケーションで使
用されます。これらは、大きく3つのカテゴリ、1)Webアプリケーション、2)ネイティブWindowsアプリケーション、3)システム構成および
アドミニ用アプリケーションに分類されます。
Webアプリケーション
InterplayのWebアプリケーションには、Scheduler、Web Retrieval、Web Cut、MAM Desktopが含まれます。SchedulerのWebイン
ターフェースから、記録のスケジュール作成(定時または自動記録)や記録を停止することができます。
Web Retrievalは、アセットの検索、抽出、閲覧が可能です。Web Retrievalは、検索フォーム、検索結果リスト、検索結果を詳細表
示する多様なフォーム、選択したオブジェクトの作業専用のWindowsアプリケーションを起動するショートカット等をWorkspace
Managementに統合します。
Web Cutは、バージョン 3.4 の新機能です。閲覧ビデオやオーディオから直接マークイン/アウトを使用してEDLをコンパイルすることが
できます。
アクセス権を付与されたユーザーは、Web Catalogingから、ネイティブ・クライアントを利用することなく、Web ベースのGUIからのメ
タデータ属性の直接編集が可能です。Essence Viewでは、特定のメディア・オブジェクトに対する全てのエッセンスを概観することがで
きます。また、エッセンスをWeb上でアップロードやダウンロード可能です。
Interplay MAM Desktopは、エクスプローラ形式のフォルダ構成を提供します。ユーザーはDesktopから、アセットの収集、クエリーの
保存や再発行、コンテンツの閲覧、Essence Server間でのアセットの複製に加え、オーダーの発行、モニタリング等を実行することがで
きます。包括的なアクセス権モデルにより、プライベートおよびパブリック・フォルダを構築して、情報とアセットを確実に共有すること
ができます。
Windowsアプリケーション
Interplayは、特定の目的に対し、最善の性能とインタラクティブ性を提供するために開発されたネイティブWindowsアプリケーション
を数多く提供します。
クライアントに含まれる主な機能:
Logging Client 記録中でも、ほぼリアルタイムでの注釈付記に対応
Cataloger: 多次元(階層)でのセグメントベースの注釈等、コンテンツの詳細な注釈に対応
Cut: 閲覧、クリップ選択、ラフカットに対応
Cut Pro: 複数のトランジションやボイスオーバー付きトラックでのオーディオおよびビデオ編集に対応
Tape Ingest Client: テープからクリップのバッチ・デジタイズに対応
• • • • • システム構成および管理用アプリケーション
Interplayは、包括的な構成および管理ツールを提供します:
• • • • • System Configurator: ポートやIPアドレス等のシステム・パラメータを設定
Workflow Configurator: Workflow Engineが実行するワークフローを構築
Data Management Configurator: データ・モデル、メタデータ・フォーム等を構築、修正
Order Administrator : Order Metadataやその他のパラメータを作成、修正する
Essence Management Configurator: Interplay Essence Management用にEssence Server、キャリア、プールを構築
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Interplay Media Asset Manager
• • • • Service Manager 全てのシステム・サービスを遠隔から開始、停止、モニター
Workflow Monitor: アクティブなワークフローを監視
Order Monitor: オーダーの実行を監視
User Manager: ユーザー・アカウント、ユーザー言語の選択、関連する機能のユーザー権限を設定
• システム・インテグレーション
システム・インテグレーション
Interplayは、スケジュール作成およびトラフィック・システム、オートメーション・システム、ニュースルーム・コンピューター・システム、
ビデオ・サーバー、コード変換エンジン、コンテンツのインデックス作成エンジン、ノンリニア編集システム、コンピューター送出ラジオ
システム等、数多くのサードパーティ製システムと容易に統合できるよう設計されています。
XMLベースのAtribute eXchange Format(AXF)をサポートするInterplayでは、メタデータをファイルでやりとりすることができます。
また、Interplayは SDKを提供し、カスタムのData Managerプラグインにも対応します。MOS Gatewayは、MOSプロトコルを一部サポ
ートします。
詳細は、 avid.com/JP/products/family/Interplay をご参照ください。
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