AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル 訂正資料 Ver.11.14 以降対応版 SOFT-AM-2093_R2 ■はじめに このマニュアルは,以下に示す AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアルからの変更内容を記載しています。 マニュアル名 マニュアル番号 発行 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル コンフィグレーションガイド Vol.1(Ver.11.14 対応) AX38S-S001-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル コンフィグレーションガイド Vol.2(Ver.11.14 対応) AX38S-S002-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル コンフィグレーションガイド Vol.3(Ver.11.14 対応) AX38S-S003-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 (Ver.11.14 対応) AX38S-S004-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 (Ver.11.14 対応) AX38S-S005-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル 運用コマンドレファレンス Vol.1(Ver.11.14 対応) AX38S-S006-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル 運用コマンドレファレンス Vol.2(Ver.11.14 対応) AX38S-S007-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル メッセージ・ログレファレンス(Ver.11.14 対応) AX38S-S008-60 2015 年 10 月 AX3800S・AX3650S ソフトウェアマニュアル MIB レファレンス(Ver.11.14 対応) AX38S-S009-60 2015 年 10 月 ■商標一覧 Cisco は,米国 Cisco Systems, Inc. の米国および他の国々における登録商標です。 Ethernet は,富士ゼロックス株式会社の登録商標です。 Internet Explorer は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。 IPX は,Novell,Inc.の商標です。 Microsoft は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。 Octpower は,日本電気(株)の登録商標です。 RSA,RSA SecureID は,RSA Security Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標です。 sFlow は,米国およびその他の国における登録商標です。 UNIX は,The Open Group の米国ならびに他の国における登録商標です。 VitalQIP,VitalQIP Registration Manager は,アルカテル・ルーセントの商標です。 VLANaccessClient は,NEC ソフトの商標です。 VLANaccessController,VLANaccessAgent は,NEC の商標です。 Windows は,米国 Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標または商標です。 イーサネットは,富士ゼロックス株式会社の登録商標です。 そのほかの記載の会社名,製品名は,それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。 ■マニュアルはよく読み,保管してください。 製品を使用する前に,安全上の説明をよく読み,十分理解してください。 このマニュアルは,いつでも参照できるよう,手近な所に保管してください。 2 ■ご注意 このマニュアルの内容については,改良のため,予告なく変更する場合があります。 ■発行 2016年 7月 (第3版) SOFT-AM-2093_R2 ■著作権 All Rights Reserved, Copyright (C), 2011, 2016, ALAXALA Networks Corp. 3 第1編 コンフィグレーションガイド Vol.1 変更内容 ■第 3 版の変更内容 表 変更内容 マニュアル名 追加・変更内容 コンフィグレーションガイド Vol.1 ・「26.5 IGMP snooping/MLD snooping 使用時の注意事項」 に追加しました。 コンフィグレーションガイド Vol.2 ・「2.3.1 コンフィグレーションコマンド一覧」に追加し ました。 ・「3.10.2 CoS 値・キューイング優先度」を変更しました。 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 ・「10 イーサネット」の mtu を変更しました。 ・「10 イーサネット」の system mtu を変更しました。 ・「18 フロー検出モード/フロー動作」に flow action-change arp-discard-class を追加しました。 運用コマンドレファレンス Vol.1 ・「9 ソフトウェアバージョンと装置状態の確認」の show system [実行例 2],[実行例 2 の表示説明]に追加し ました。 ■第 2 版の変更内容 表 変更内容 マニュアル名 追加・変更内容 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 ・「30 BFD【OS-L3SA】」の interval【OS-L3SA】を変更 しました。 メッセージ・ログレファレンス ・「3.2.1 イベント発生部位= STACK」を変更しました。 ・「3.6.1 イベント発生部位=PORT」を変更しました。 4 第1編 コンフィグレーションガイド Vol.1 目次 第 1 編 コンフィグレーションガイド Vol.1 6 第 2 編 コンフィグレーションガイド Vol.2 8 第 3 編 コンフィグレーションガイド Vol.3 17 第 4 編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 18 第 5 編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 23 第 6 編 運用コマンドレファレンス Vol.1 25 第 7 編 運用コマンドレファレンス Vol.2 30 第 8 編 メッセージ・ログレファレンス 31 第 9 編 MIB レファレンス 34 5 第1編 コンフィグレーションガイド Vol.1 第1編 26 コンフィグレーションガイド Vol.1 IGMP snooping/MLD snooping の解説 6 第1編 コンフィグレーションガイド Vol.1 26.5 IGMP snooping/MLD snooping 使用時の注意事項 追加 (7) IPv4 マルチキャスト機能との同時使用[Ver.10.7 以降] (8) IPv6 マルチキャスト機能との同時使用[Ver.10.7 以降] (7) IPv4 マルチキャスト機能との同時使用 (c) IPv4 マルチキャストパケットのフラッディング IPv4 マルチキャストと IGMP snooping を同時に使用している VLAN で,IPv4 マルチキャ ストがマルチキャスト中継エントリ(ネガティブキャッシュも含む)を登録するまでに受信 した当該 IPv4 マルチキャストパケットは,受信した VLAN 内の全ポートに中継されます。 (d) 上流インタフェース以外で受信した IPv4 マルチキャストパケットのフラッディング IPv4 マルチキャストと IGMP snooping を同時に使用してマルチキャスト中継を行ってい る場合,登録したマルチキャスト中継エントリの上流インタフェース以外の VLAN で当該 IPv4 マルチキャストパケットを受信すると,当該 IPv4 マルチキャストパケットは受信し た VLAN 内の全ポートに中継されます。 (8) IPv6 マルチキャスト機能との同時使用 (c) IPv6 マルチキャストパケットのフラッディング IPv6 マルチキャストと MLD snooping を同時に使用している VLAN で,IPv6 マルチキャス トがマルチキャスト中継エントリ(ネガティブキャッシュも含む)を登録するまでに受信し た当該 IPv6 マルチキャストパケットは,受信した VLAN 内の全ポートに中継されます。 (d) 上流インタフェース以外で受信した IPv6 マルチキャストパケットのフラッディング IPv6 マルチキャストと MLD snooping を同時に使用してマルチキャスト中継を行っている 場合,登録したマルチキャスト中継エントリの上流インタフェース以外の VLAN で当該 IPv6 マルチキャストパケットを受信すると,当該 IPv6 マルチキャストパケットは受信し た VLAN 内の全ポートに中継されます。 7 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 1 8 フィルタ 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 1.1.8 フィルタ使用時の注意事項 変更 (8) ほかの機能との同時動作 (8) ほかの機能との同時動作 (a) 特定の条件により廃棄されたフレームの統計情報 以下の場合フレームは廃棄しますが,受信側のインタフェースに対してフィルタエントリを設 定し一致した場合,一致したフィルタエントリの統計情報が採られます。 ・VLAN のポートのデータ転送状態が Blocking(データ転送停止中)の状態で,該当ポートからフレーム を受信した場合 ・ポート間中継遮断機能で指定したポートからフレームを受信した場合 ・ネイティブ VLAN をトランクポートで送受信する VLAN に設定しないで,VLAN Tag なしフレームを受 信した場合 ・トランクポートで送受信する VLAN に設定していない VLAN Tag 付きフレームを受信した場合 ・アクセスポート,プロトコルポートおよび MAC ポートで VLAN Tag 付きフレームを受信した場合 ・MAC アドレス学習機能によってフレームが廃棄された場合 ・レイヤ 2 中継遮断機能によってフレームが廃棄された場合 ・レイヤ 2 認証によってフレームが廃棄された場合 ・レイヤ 2 プロトコルが無効なためフレームが廃棄された場合 ・IGMP snooping および MLD snooping によってフレームが廃棄された場合 ・DHCP snooping によってフレームが廃棄された場合 ・QoS 制御によってフレームが廃棄された場合 ・ストームコントロールによってフレームが廃棄された場合 ・IP レイヤおよび IPv6 レイヤの中継処理によってパケットが廃棄された場合 (b) フィルタ使用時のストーム検出 フィルタ検出による廃棄とストーム検出による廃棄が同時に発生すると,本来,中継されるべき フレームを含め,より多くのフレーム廃棄が発生する場合があります。 9 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 2 10 QoS 制御の概要 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 2.3.1 コンフィグレーションコマンド一覧 追加 表 2-3 コンフィグレーションコマンド一覧[Ver.11.14.E 以降] 表 2-3 コンフィグレーションコマンド一覧 コマンド名 説明 イーサネットインタフェースまたは VLAN に対して,IPv4 QoS フローリストを適用し,IPv4 QoS 制御を有効にします。 ip qos-flow-group : : flow action-change arp-discard-class※ ARP ブロードキャストフレームのキューイング優先度を変更 します。 flow detection mode※ フィルタ・QoS 制御の受信側フロー検出モードを設定します。 11 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 3 12 フロー制御 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 3.4.3 帯域監視使用時の注意事項 変更 (6) ほかの機能との同時動作 変更前 (6) ほかの機能との同時動作 次に示す場合,フレームは廃棄しますが帯域監視対象になります。 ・廃棄動作を指定したフィルタエントリ(暗黙の廃棄のエントリを含む)に一致するフレームを受信した 場合 変更後 (6) ほかの機能との同時動作 ・廃棄動作を指定したフィルタエントリ(暗黙の廃棄のエントリを含む)に一致するフレームを受信した 場合,フレームは廃棄しますが帯域監視対象になります。 ・帯域監視違反とストーム検出が同時に発生すると,本来,中継されるべきフレームを含め,より多くの フレーム廃棄が発生する場合があります。 13 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 3.10.2 CoS 値・キューイング優先度 変更 表 3-18 優先度決定で変更できないフレーム一覧[Ver.11.14.E 以降] 表 3-18 優先度決定で変更できないフレーム一覧 フレーム種別 CoS 値 本装置が自発的に送信するフレーム 本装置が受信するフレームのうち次のフレーム • ARP フレーム※ • 回線テストに使用するフレーム 本装置が受信するフレームのうち次のフレーム • キューイング優先度 7 3 5 - 2 - 2 - 2 - 3 - 自装置宛ての MAC アドレス学習の移動検 出とみなしたフレーム 本装置がレイヤ 3 中継し,本装置が受信するフレーム のうち次のパケット/フレーム • MTU を超える IPv4,IPv6 パケット • TTL が 1 のフレーム • ホップリミットが 1 のフレーム • IP オプション付きのフレーム • IPv6 拡張ヘッダ付きのフレーム 本装置がレイヤ 3 中継し,本装置が受信するフレーム のうち次のパケット • 宛先不明の IPv4,IPv6 パケット 本装置でレイヤ 3 中継するフレームのうち次のフレー ム • 本装置でフラグメントしたフレーム • IP オプション付きのフレーム • IPv6 拡張ヘッダ付きのフレーム • ARP/NDP の未解決により本装置に一時的に 滞留する中継フレーム (凡例)-:フロー制御の優先度決定にて変更可能 注※ コンフィグレーションコマンド flow action-change arp-discard-class で ARP ブロードキャストフ レームのキューイング優先度を 3 から 2 に変更可能です。「コンフィグレーションコマンドレ ファレンス Vol.1 18. フロー検出モード/フロー動作」を参照してください。 14 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 19 ストームコントロール 15 第2編 コンフィグレーションガイド Vol.2 19.1.2 ストームコントロール使用時の注意事項 追加 (3) フィルタ使用時のストーム検出 (4) 帯域監視使用時のストーム検出 (3) フィルタ使用時のストーム検出 フィルタ廃棄とストーム検出が同時に発生すると,本来,中継されるべきフレームを含め,よ り多くのフレーム廃棄が発生する場合があります。 (4) 帯域監視使用時のストーム検出 帯域監視違反とストーム検出が同時に発生すると,本来,中継されるべきフレームを含め,よ り多くのフレーム廃棄が発生する場合があります。 16 第3編 コンフィグレーションガイド Vol.3 第3編 追加および変更はありません。 17 コンフィグレーションガイド Vol.3 第4編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 第4編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 10 イーサネット 18 第4編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 mtu 変更 [通信への影響][Ver.11.14.E 以降] 変更前 [通信への影響] AX3800S の場合 なし AX3650S の場合 本コンフィグレーションによって MTU を変更した場合,該当するポートで一時的に通信断が発生します。 変更後 [通信への影響] 本コンフィグレーションによって MTU を変更した際,該当するポートが以下の接続インタフェースの場 合,一時的に通信断が発生します。 ・10/100/1000 BASE-T ・100BASE-FX, ・1000BASE-X 19 第4編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 system mtu 変更 [通信への影響][Ver.11.14.E 以降] 変更前 [通信への影響] AX3800S の場合 なし AX3650S の場合 本コンフィグレーションによって MTU を変更した場合,該当するポートで一時的に通信断が発生します。 変更後 [通信への影響] 本コンフィグレーションによって MTU を変更した際,該当するポートが以下の接続インタフェースの場 合,一時的に通信断が発生します。 ・10/100/1000 BASE-T ・100BASE-FX, ・1000BASE-X 20 第4編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 18 フロー検出モード/フロー動作 21 第4編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.1 flow action-change arp-discard-class 追加[Ver.11.14.E 以降] 装置に対して,ARP ブロードキャストフレームのキューイング優先度を変更します。 本コマンドを設定することで,ARP ブロードキャストフレームのキューイング優先度を 3 から 2 に変更します。 本コマンドはキューイング優先度の動作を変更するものであるため,必ず実運用を開始す る最初の段階で設定してください。運用中の変更はお勧めしません。 [入力形式] 情報の設定 flow action-change arp-discard-class 情報の削除 no flow action-change arp-discard-class [入力モード] (config) [パラメータ] なし [コマンド省略時の動作] ARP ブロードキャストフレームのキューイング優先度を変更しません。 [通信への影響] 本コマンドを有効にすることで ARP ブロードキャストフレームが廃棄される可能性 があります。 [設定値の反映契機] 設定値変更後,すぐに運用に反映されます。 [注意事項] なし [関連コマンド] なし 22 第5編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 第5編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 30 BFD【OS-L3SA】 23 第5編 コンフィグレーションコマンドレファレンス Vol.2 interval【OS-L3SA】 変更 [パラメータ] [パラメータ] min-tx <milli seconds> 本装置の最小送信間隔をミリ秒単位で指定します。 1. 本パラメータ省略時の初期値 1000 2. 値の設定範囲 50~10000(10 進数)を指定します。 min-rx <milli seconds> 本装置の最小受信間隔をミリ秒単位で指定します。 1. 本パラメータ省略時の初期値 1000 2. 値の設定範囲 50~10000(10 進数)を指定します。 both <milli seconds> 本装置の最小送信間隔と最小受信間隔をミリ秒単位で指定します。 1. 本パラメータ省略時の初期値 省略できません 2. 値の設定範囲 50~10000(10 進数)を指定します。 24 第6編 運用コマンドレファレンス Vol.1 第6編 9 運用コマンドレファレンス Vol.1 ソフトウェアバージョンと装置状態の 確認 25 第6編 運用コマンドレファレンス Vol.1 show system 追加 [実行例 2] 図 9-5 リソース情報の表示例【AX3800S】[Ver.11.14.E 以降] 図 9-6 リソース情報の表示例【AX3650S】[Ver.11.14.E 以降] [実行例 2] 表示例中のリソース情報について示します。 図 9-5 リソース情報の表示例【AX3800S】 > show system Date 20XX/3/1 06:35:27 JST System: AX3830S-44XW, OS-L3SA Ver. 11.11 Node : Name=System Name : : : Device resources Current selected swrt_table_resource: l3switch-2 Current selected swrt_multicast_table: On Current selected unicast multipath number: 8 IP routing entry : Unicast : current number=6 , max number=8192 Multicast : current number=0 , max number=256 ARP : current number=1 , max number=5120 IPv6 routing entry : Unicast : current number=1 , max number=2048 Multicast : current number=0 , max number=128 NDP : current number=0 , max number=1024 Multipath table entry : current number=1 , max number=512 MAC-Address table entry : current number=7 , max number=131072 System Layer2 Table Mode : auto (mode=1) Flow detection mode : layer3-1 Used resources for filter inbound(Used/Max) MAC 0/ 512 IPv4 30/ 512 IPv6 n/a Used resources for QoS(Used/Max) MAC 0/ 128 IPv4 26/ 128 IPv6 n/a Used resources for UPC(Used/Max) MAC IPv4 IPv6 26 第6編 運用コマンドレファレンス Vol.1 0/ 128 26/ 128 n/a Used resources for TCP/UDP port detection pattern Resources(Used/Max): 3/32 Source Port 10-20 : filter/ - Destination Port 1-2 : 65534-65535 -/QoS : filter/QoS Flow detection out mode : layer3-1-out Used resources for filter outbound(Used/Max) MAC n/a IPv4 IPv6 0/1024 n/a Flow action change cos : enable arp discard class : enable > 図 9-6 リソース情報の表示例【AX3650S】 > show system Date 20XX/3/1 06:35:27 JST System: AX3650S-48T4XW, OS-L3SA Ver. 11.11 Node : Name=System Name : : : Device resources Current selected swrt_table_resource: l3switch-2 Current selected swrt_multicast_table: On Current selected unicast multipath number: 8 IP routing entry : Unicast : current number=6 , max number=8192 Multicast : current number=0 , max number=1024 ARP : current number=1 , max number=2048 IPv6 routing entry : Unicast : current number=1 , max number=4096 Multicast : current number=0 , max number=256 NDP : current number=0 , max number=2048 Multipath table entry : current number=1 , max number=256 MAC-Address table entry : current number=7 , max number=32768 System Layer2 Table Mode : auto (mode=1) Flow detection mode : layer3-1 Used resources for filter inbound(Used/Max) MAC Port 0/ 1-24 : 0/512 IPv4 30/512 27 IPv6 n/a 第6編 運用コマンドレファレンス Vol.1 Port 0/25-48 : 0/512 24/512 n/a Port 0/49-52 : 0/512 24/512 n/a VLAN : 0/512 2/512 n/a Used resources for QoS(Used/Max) MAC Port 0/ 1-52 : 0/256 VLAN : IPv4 26/256 0/256 IPv6 n/a 2/256 n/a Used resources for UPC(Used/Max) MAC Port 0/ 1-52 : 0/256 VLAN : IPv4 26/256 0/256 IPv6 n/a 2/256 n/a Used resources for TCP/UDP port detection pattern Resources(Used/Max): 4/64 Source Port 10-20 : filter/ - Destination Port 1-2 : 65534-65535 -/QoS : filter/QoS Flow detection out mode : layer3-3-out Used resources for filter outbound(Used/Max) MAC Port 0/ 1-52 VLAN : n/a n/a arp discard class IPv6 n/a : 256/256 256/256 256/256 Flow action change cos IPv4 : enable : enable > 28 第6編 運用コマンドレファレンス Vol.1 変更 [実行例 2 の表示説明] 変更前 [実行例 2 の表示説明] 表 9-5 show system コマンド表示内容(リソース情報) 表示項目 Flow action change 表示内容 表示詳細情報 動作変更 動作変更の設定 (設定されている場合,enable が表示されます。 設定されていない場合は表示されません。) cos:優先度 変更後 [実行例 2 の表示説明] 表 9-5 show system コマンド表示内容(リソース情報) 表示項目 Flow action change 表示内容 表示詳細情報 動作変更 動作変更の設定 (設定されている場合,それぞれのパラメータ に関して enable が表示されます。対象のパラメー タが設定されていない場合は表示されません。) cos:優先度 arp discard class:ARP ブロードキャストフレーム 廃棄クラス 29 第7編 運用コマンドレファレンス Vol.2 第7編 追加および変更はありません。 30 運用コマンドレファレンス Vol.2 第8編 メッセージ・ログレファレンス 第8編 3 メッセージ・ログレファレンス 装置関連の障害およびイベント情報 31 第8編 メッセージ・ログレファレンス 3.2.1 イベント発生部位= STACK 変更 表 3-2 イベント発生部位=STACK の装置関連の障害およびイベント情報[Ver.11.14.D 以 降] 表 3‒2 イベント発生部位=STACK の装置関連の障害およびイベント情報 イベント イベント メッセージ 付加情報 レベル 発生部位 識別子 上位 4 桁 メッセージテキスト 内容 16 E3 STACK 38000001 2501 Switch <switch no.> failed to read the learned MAC Address Table during the synchronization process. メンバスイッチは同期処理中に学習した MAC アドレステーブルの読み取りに失敗しました。 [メッセージテキストの表示説明] <switch no.> スイッチ番号 [対応] 本メッセージが繰り返し出力される場合は,メンバスイッチを交換してください。 17 E9 STACK 3400000d 2500 Switch <switch no.> restarted due to restart order from master switch. マスタスイッチからの再起動指示によって,メンバスイッチを再起動しました。 [メッセージテキストの表示説明] < switch no.> スイッチ番号 [対応] 本メッセージが繰り返し出力される場合は,メンバスイッチを交換してください。 18 E9 STACK 3400000e 2500 Switch <switch no.> restarted due to stack error. スタックのエラーが発生したため,メンバスイッチを再起動しました。 [メッセージテキストの表示説明] < switch no.> スイッチ番号 [対応] 本メッセージが繰り返し出力される場合は,メンバスイッチを交換してください。 19 E9 STACK 3400000f 2500 Switch <switch no.> restarted because this switch failed synchronization of configuration of master switch. マスタスイッチのコンフィグレーションの同期に失敗したため,メンバスイッチを再起動しました。 [メッセージテキストの表示説明] < switch no.> スイッチ番号 [対応] 1. 2. ソフトウェアの種類,ソフトウェアのバージョン,およびオプションライセンスが,マスタス イッチとメンバスイッチとで同じかどうか確認してください。 マスタスイッチで,該当するメンバスイッチに関係するコンフィグレーションの設定を確認し てください。 32 第8編 メッセージ・ログレファレンス 3.6.1 イベント発生部位=PORT 変更 表 3-13 イベント発生部位=PORT の装置関連の障害およびイベント情報 表 3-13 イベント発生部位=PORT の装置関連の障害およびイベント情報 34 E8 PORT 25020401 1350 Port restarted, but not recovered from hardware failure. ポート部分の再起動を行いましたが,ポート部分のハードウェア障害から回復しませんでした。 [メッセージテキストの表示説明] なし。 [対応] トランシーバ使用時 3. 該当ポートで inactivate コマンドを実行後,トランシーバをいったん抜いてから再度挿入し, activate コマンドを実行してください。 4. 回線をリンクアップさせることで,障害から復旧するか確認してください。 5. 2 で回復しない場合,inactivate コマンドを実行後,トランシーバを交換し,activate コマンド を実行してください。 6. 回線をリンクアップさせることで,障害から復旧するか確認してください。 7. 4 で回復しない場合,未使用のポートを使用してください。障害となったポートを再度使用 する場合は,装置を交換してください。 トランシーバ未使用時 未使用のポートを使用してください。障害となったポートを再度使用する場合は,装置を交換し てください。 33 第9編 MIB レファレンス 第9編 2 MIB レファレンス 標準 MIB(RFC 準拠および IETF ドラ フト MIB) 34 第9編 MIB レファレンス 2.14.2 ifMIB(その他の場合) 追加[Ver.11.14.B 以降] ローカルループバックの場合の ifMIB グループについて説明します。 (1) 識別子 ifMIB OBJECT IDENTIFIER ::= {mib-2 31} ifMIBObjects OBJECT IDENTIFIER ::= {ifMIB 1} オブジェクト ID 値 1.3.6.1.2.1.31.1 (2) 実装仕様 ローカルループバックの場合の ifMIB グループの実装仕様を次の表に示します。 表 2-44 ifMIB グループの実装仕様(その他の場合) 項 番 1 オブジェクト識別子 アク ifXTable ifXEntry ifName ● NA [規格] インタフェース情報の追加リスト。 AUGMENTS {ifEntry} [実装] 規格に同じ。 ● R/O [規格] インタフェースの名称。 [実装] コンフィグレーションで設定されたインタフェース名 称。 ● R/O [規格] 上位プロトコルへ通知したマルチキャスト・パケットの 数。 [実装] インタフェースによる。 ● {ifXEntry 1} 4 ifInMulticastPkts 有無 [規格] インタフェースエンティティの追加オブジェクトのテー ブル。 [実装] 規格に同じ。 {ifXTable 1} 3 実装 NA {ifMIBObjects 1} 2 実装仕様 セス {ifXEntry 2} ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 5 ifInBroadcastPkts R/O {ifXEntry 3} [規格] 上位プロトコルへ通知したブロードキャスト・パケット の数。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 6 ifOutMulticastPkts R/O {ifXEntry 4} [規格] 上位レイヤが送信したマルチキャスト・パケットの数。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 7 ifOutBroadcastPkts R/O {ifXEntry 5} [規格] 上位レイヤが送信したブロードキャスト・パケットの数。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 8 ifHCInOctets {ifXEntry 6} R/O [規格] このインタフェースで受信したオクテットの数。 ifInOctets の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 35 ● 第9編 項 番 9 MIB レファレンス オブジェクト識別子 アク 実装仕様 セス ifHCInUcastPkts R/O {ifXEntry 7} 実装 有無 [規格] 上位プロトコルへ通知したユニキャスト・パケットの数。 ifInUcastPkts の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 10 ifHCInMulticastPkts R/O {ifXEntry 8} [規格] 上位プロトコルへ通知したマルチキャスト・パケットの 数。ifInMulticastPkts の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 11 ifHCInBroadcastPkts R/O {ifXEntry 9} [規格] 上位プロトコルへ通知したブロードキャスト・パケット の数。ifInBroadcastPkts の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 12 ifHCOutOctets R/O {ifXEntry 10} [規格] このインタフェースで送信したオクテットの数。 ifOutOctets の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 13 ifHCOutUcastPkts R/O {ifXEntry 11} [規格] 上位レイヤが送信したユニキャスト・パケットの数。 ifOutUcastPkts の 64 ビット版。 [実装]インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 14 ifHCOutMulticastPkts R/O {ifXEntry 12} [規格]上位レイヤが送信したマルチキャスト・パケットの数。 ifOutMulticastPkts の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 15 ifHCOutBroadcastPkts R/O {ifXEntry 13} [規格] 上位レイヤが送信したブロードキャスト・パケットの数。 ifOutBroadcastPkts の 64 ビット版。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 16 ifLinkUpDownTrapEnab le R/O [規格] このインタフェースが,LinkUp/LinkDown によって SNMP 通知を送信するかを示す。 ● ・enable(1) ・disable(2) {ifXEntry 14} [実装] インタフェースによる。 ・ローカルループバックの ifIndex の場合:disable(2)。 17 ifHighSpeed R/O {ifXEntry 15} [規格] このインタフェースの現在の回線速度(Mbit/s)。Mbit/s 未満は四捨五入。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの if Index の場合:0 固定。 18 ifPromiscuousMode R/O [規格] 受信モード。 ● ・true(1) ・false(2) {ifXEntry 16} [実装] インタフェースによる。 ・ローカルループバックの ifIndex の場合:false(2)。 19 ifConnectorPresent {ifXEntry 17} R/O [規格] 物理回線との接続状態。 ・true(1) ・false(2) [実装] インタフェースによる。 ・ローカルループバックの ifIndex の場合:false(2)。 36 ● 第9編 項 番 20 MIB レファレンス オブジェクト識別子 アク 実装仕様 セス ifAlias R/O {ifXEntry 18} 実装 有無 [規格] ネットワークマネージャによって定義される Alias 名。 [実装] インタフェースによる。 ● ・ローカルループバックの ifIndex の場合:なし(NULL)。 21 ifCounterDiscontinuityTi me {ifXEntry 19} R/O [規格] カウンタ情報が非連続な状態になったときの sysUpTime。 [実装]インタフェースによる。 ・ローカルループバックの ifIndex の場合:0 固定。 37 ●
© Copyright 2024 ExpyDoc