6階東病棟へ入院された患者様へ 当病棟では「小児病棟におけるMDRPU(=医療機器関連圧迫創傷)発生症例の 検証~ウレタンフォームテープを使用してみて~」というテーマで看護研究を 行っています。この研究では、入院中に得られた患者様の情報を使用します。 このような研究は、厚生労働省の「臨床研究に関する倫理指針」の規定により、 研究内容の情報を公開することが必要とされております。この研究に関するお 問い合わせなどがありましたら、以下の「問い合わせ先」へご照会ください。 1.研究目的 医療機器が皮膚に直接圧迫されると、発赤や水疱が生じることがあり、その ような皮膚の損傷をMDRPU(=医療機器関連圧迫創傷)と呼んでおります。M DRPUは褥瘡の中の一つと位置付けられており、小児の褥瘡のうち約半数が MDRPUと言われています。MDRPU発生予防の対策として当病棟では平 成27年8月よりウレタンフォームテープを使い始めました。ウレタンフォー ムテープ導入により、発生状況に変化があったか検証し、その結果を踏まえて 今後の褥瘡発生予防に繋げていきたいと考えています。 2.研究方法 ・対象となる患者様 平成26年12月から平成28年3月の間に、当病棟に入院した患者様で、点 滴固定によって何らかの皮膚トラブルを生じた方。 ・利用するカルテ情報 年齢、性別、診断名、日常生活自立度、点滴挿入部位、褥瘡の程度・治療期間 なお、今回の研究はカルテから必要な情報を収集するのみで、IDや氏名等個 人を特定する情報は含まれておりません。研究に協力することによって、皆様 に負担がかかることも一切ありません。また、収集した情報は当院で責任をも って厳重に管理します。個人のプライバシーに関する秘密は固く守られること を保証します。 3.本研究への不同意 今回の研究では、皆様から特に連絡がない場合は、カルテから得られる必要な 情報は研究のために利用させていただきます。もし本研究への情報提供を希望 しない方は、平成28年7月19日から平成28年10月31日までの期間中 にどうぞご遠慮なく以下の「問い合わせ先」までご連絡ください。なお、今回 の研究にご協力いただかない事で、当院での診療・治療において不利益を被る ことは一切ありません。 問い合わせ先 代)022-308-7111 研究責任者 6階東病棟 看護師長 阿部 智子 研究者 庄子 可奈
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