Press Release - GSK グラクソ・スミスクライン株式会社

PRESS
RELEASE
この資料は、英国グラクソ・スミスクラインplcが2016年7月27日に発表したプレスリリースの日本語抄訳であり、報道関係
者各位の利便性のために提供するものです。この資料の正式言語は英語であり、その内容およびその解釈については
英語が優先します。詳細はhttp://www.gsk.comをご参照下さい。
<報道参考資料>
2016 年 8 月 2 日
グラクソ・スミスクライン株式会社
2016年7月27日英国ロンドン発
グラクソ・スミスクライン 2016 年第 2 四半期業績発表
戦略に対して前進、堅調な業績を達成
グラクソ・スミスクラインplc(GSK)は7月27日(ロンドン現地時間)、2016年第2四半期の業績を発表しま
した。概要は以下の通りです。
コア・ビジネスの業績結果*
Q2 2016
£m
売上
コア・ビジネスの営業利益
コア・ビジネスの一株当り利益
6,532
1,831
24.5p
成長率
CER%
£%
4
15
16
11
36
42
H1 2016
£m
12,761
3,390
44.3p
成長率
CER%
£%
6
14
12
11
28
28
業績結果
売上
営業利益
一株当り利益
Q2 2016
£m
成長率
CER%
£%
6,532
(151)
(9.0)p
4
11
>(100) >(100)
>(100) >(100)
H1 2016
£m
12,761
572
(3.2)p
成長率
CER%
£%
6
11
(98) (94)
>(100) >(100)
単位:£mは百万英ポンド、pは英ペンスを表す
CERベース:グループの業績は、CERベース(恒常為替レート:業績をポンド換算する為替レートが前年同期と同じと仮
定した場合の伸び率を表わす)で表示されます。業績の解説は特別に明示されていない限り、CERベースにより示されて
います。
*コア・ビジネスの業績報告:コア・ビジネスの業績は、以下を除きます-無形資産(ソフトウェアを除く)および営業権の償
却・減損、重要な買収に伴うコストを含む主要リストラクチャリング・コスト、訴訟案件および政府調査の和解に関する訴訟
関連費用(保険金の払い戻しを差し引いた額)、ロイヤリティー収入を除くその他の営業利益、関連会社・製品・事業の売
却、および主要な買収に対する税効果会計の適用を含む取引に関する会計の調整。 これらを除いているのは、影響度
合いと金額のぶれ幅が大きくなりえることや、報告方法の統一性を保ち、他社との比較を容易にするためです。
コア・ビジネスの業績報告は、業績結果、キャッシュフロー創出や他の指標と共に社内業績報告の一つの基準として用い
ています。GSK は、コア・ビジネスの業績報告はグループの事業業績をより忠実に表し、業績をけん引する主なトレンド
や要因を株主が把握しやすくなると考えています。また、コア・ビジネスの上記の定義は、多くの競合他社でも採用してお
り、GSK グループの業績もこれに合わせた形になります。
Page 1
PRESS
RELEASE
2016 年第 2 四半期業績概要

グループ全体の売上は、CER ベースで 4%増の 65 億ポンド、3 事業全てが成長を達成。
医療用医薬品は2%増の39億ポンド、ワクチンは11%増の9億6000万ポンド、コンシューマ
ーヘルスケアは7%増の17億ポンド。

新製品の売上は 10 億 5000 万ポンド(2015 年第 2 四半期は 4 億 4600 万ポンド、2016 年第
1 四半期は 8 億 2100 万ポンド)で、HIV(「テビケイ」、「トリーメク」)、呼吸器(「レルベア」、「アノ
ーロ」、「エンクラッセ」、「ヌーカラ」)および髄膜炎ワクチン( Bexsero、 Menveo )がけん引。
新製品の売上は、医療用医薬品の総売上の 23%を占める(2015 年第 2 四半期は 11%)。
-
呼吸器の新製品の売上増が、「アドエア」の売上減を相殺。

新製品の売上、取引および再編によるベネフィットにより、3事業全てにわたり営業レバレッジと
営業利益率が向上。
2016 年第 2 四半期は、3 億ポンドのコスト削減。2017 年の年末までに年間で 30 億ポンド
を削減する計画に対して 23 億ポンドを達成。
2016年第2四半期のコア・ビジネスの営業利益率は、医療用医薬品で35%、ワクチンで
28%、コンシューマーヘルスケアで14%。

2016 年第 2 四半期のコア・ビジネスの一株当たり利益は 24.5 ペンス、CER ベースで 16%増。

2016 年第 2 四半期の一株当たり損失は、コンシューマーヘルスケアおよび HIV 事業に関わる
債務のポンド通貨の影響による評価替えを反映。
-
株式の過半数を所有しているコンシューマーヘルスケアおよび HIV 事業のポンドでの売上
およびキャッシュフローの予測額が増加。
-
従って、少数株主持ち分に起因するポンドでの債務予測額も増加した結果、2016 年の第 2
四半期に 18 億ポンドの費用を計上。

2016年のコア・ビジネスの一株当たり利益の成長率はCERベースで11-12%の見込み。
為替相場が第2四半期末のレベルを維持した場合、2016年のコア・ビジネスの一株当たり
利益(ポンド)への影響は19%増の見込み。

2016 年第 2 四半期の営業活動からのネットキャッシュインフローは 12 億ポンド(2015 年第 2
四半期:2 億ポンド)。

2016 年第 2 四半期の配当は 19 ペンス。2016 年および 2017 年の年間配当は引き続き 80 ペ
ンスの見込み。

R&Dパイプラインの開発が引き続き主要疾患領域で前進。
EU で Strimvelis が ADA-SCID に対する初の遺伝子治療として承認取得。
-
2016 年下半期に 4 つの主要な承認申請を予定: 3 剤配合吸入剤(COPD)、Shingrix
(帯状疱疹ワクチン)、Benlysta 皮下注用製剤(全身性エリテマトーデス)、sirukumab
(関節リウマチ)。
Page 2
PRESS
RELEASE
-
重症喘息に対する新規抗 IL33R モノクローナル抗体をヤンセン社より導入。
-
オンコロジー領域では、ファーストインクラスの ICOS アゴニスト抗体が臨床開発段階に前
進。
生きる喜びを、もっと Do more, feel better, live longer
グラクソ・スミスクラインは、研究に基盤を置き世界をリードする、医薬品およびヘルスケア企業であり、
人々が心身ともに健康でより充実して長生きできるよう、生活の質の向上に全力を尽くすことを企業使
命としています。
Page 3