(一財)東京都人材支援事業団指定幹事損害保険代理店 【目 次】 ◆ 行事の保険で安心を・・・その 1 ◆ 知って得する「自動車保険」・・・ その 109 TEL:03-5381-8450 URL:http://www.aid-center.co.jp これからの季節、体験会や見学会そしてスポーツ大会など各種イベントを行う機会が増 えるかと思います。こうしたイベントでは、どんなに注意をしていても、思わぬ事故が起 こりえます。行事によってさまざまなリスクが考えられ、行事の主催者にとってはとても 悩ましい問題です。そこで今回は、主催者が参加者の傷害リスクに 備えるための保険をご案内します。 行事の参加者数により「レクリエーション傷害保険」と「国内旅 行傷害保険」があります。まずは基本的な保険内容についてのご案 内です。 Ⅰ レクリエーション傷害保険 レクリエーション傷害保険は見学会やスポーツ大会等、各種行事の参加者を対象とする 傷害保険で、急激かつ偶然な外来事故によりケガをされた場合に保険金をお支払いします。 また引き受け保険会社によっては、細菌性中毒やウイルス性中毒に対する入院・通院補償 もあります。ただし熱中症や日射病は補償対象外となります。主催者が保険会社に支払う 保険料は行事によって異なり、1 日単位で保険料を算出します。契約可能な最低人数は 20 名で、人数によっては保険料の割引制度もあります。保険会社への参加者名簿の提出は必 要ありませんが、名簿の備え付けは必須となります。宿泊を伴う場合や参加者に報酬が支 払われる場合はご加入いただくことができません。 Ⅱ 国内旅行傷害保険 国内旅行傷害保険は、参加者が 1 日 19 名以下の小規模なイベントや宿泊をともなうもの を想定しているため、主催者が負担する保険料はレクリエーション保険より 1 人当たりの 保険料が若干高めになります。この保険では自宅を出発し行事に参加し、自宅に帰ると一 つの旅行が終わったとみなされます。よって、宿泊日数によって保険料が異なります。各 種行事参加者の一部を保険の対象とする場合でもお引き受けは可能ですが、参加者名簿を 作成いただき、ご契約時に保険会社へ提出する必要があります。 比 較 表 保険種目 レクリエーション傷害保険 国内旅行傷害保険 引き受け条件 行事参加者20名以上 行事参加者19名以下 最低保険料 1,000円(1契約の合計) 500円(1契約の合計) 行事内容のリスクに応じてA、B、Cいずれか 行事内容によるリスク区分はない の保険料率を適用 宿泊数により保険料率が異なる 保険料率 合計保険料 ・A料率-見学会、講習会、テニス大会など ・1 泊 2 日まで(日帰り旅行を含む) ・B料率-マラソン大会など ・3 泊 4 日まで ・C料率-サッカー競技など ・6 泊 7 日まで 一人当たり保険料×参加者数×開催日数 一人当たり保険料×参加者数 行事開催日、参加人数が確定している場合は確定方式でご契約いただきますが、行事開 催日や参加人数は確定していないが年間行事として行われる場合には、包括でご契約いた だく方法もあります。年間に色々な行事を予定している場合に、あらかじめ行事の予定を お申し出いただき、行事内容や人数から暫定保険料を支払い保険期間終了後に、確定保険 料を算出して暫定保険料との差額を精算する方法です。 包括契約の流れ 1.契 約 時 申込書を作成して暫定保険料を支払う。その際に特約書を交わして 毎月の人数等の報告方式(毎月報告一括精算等)を決める。 2.毎 月 前月分の人数等を通知書にて報告する。 3.保険終了時 毎月提出した通知書を基に、確定保険料を算出して暫定保険料 との差額を精算する。 年間包括契約においても、「レクリエーション傷害保険」は人数の報告(名簿は備え付 ける)を、「国内旅行傷害保険」では名簿の提出を通知書にて行っていただく必要があり ますが、漏れなく年間行事を補償し、加入申し込みに伴う事務の簡素化にもつながります。 該当するものがあるようでしたら一度ご相談下さい。 <参考>1 人当たりの金額と保険料 死亡後遺傷害保険金額 レクリエーション保険 入院日額 通院日額 保険料 8,930千円 5,500円 2,800円 50円 8,930千円 5,500円 2,800円 249円 9,580千円 8,200円 4,500円 500円 (A料率) レクリエーション保険 (B料率) 国内旅行傷害保険 一泊二日 【法人営業部】 (株)東京エイドセンター [退任] [就任] [採用] 代表取締役社長 代表取締役社長 総務企画部部長 矢口 幸一 紺野 秀之 鈴木 登美子 人事 平成 28 年 7 月 31 日付 平成 28 年 8 月 1 日付 平成 28 年 7 月 1 日付 高齢ドライバーの豊かな自動車ライフのために!! 1 高齢ドライバーが増加 高齢ドライバーが増加しています。 「運転免許統計 平成 27 年版(警視庁)」によると、2015 年末で 65 歳以上の運転免許保有者は、 全国で 1,710 万人。2006 年末は 1,039 万人でしたから、10 年で約 670 万人増加しています。この 間、運転免許保有者に占める割合も、14%から 21%に高まりました。実に 5 人に 1 人が 65 歳以上 の高齢ドライバーです。(一財)日本自動車研究所は、高齢者ドライバーの数が、2030 年には 2,840 万人になると推計しています。 高齢ドライバーが増加することに伴って、懸念されるのが交通事故リスクです。 2 高齢ドライバーが関与する交通事故の割合が増加 「平成 27 年中の交通事故発生状況(警視庁)」によると、 同年に全国で発生した 65 歳以上の高齢ドライバーが関与 した交通事故件数は、100,551 件となっています。平成 18 年は 99,878 件で、この 10 年間、10 万件前後で推移してい ます。この期間に、16 歳~24 歳の若年ドライバーが関与し た交通事故件数は、18 年の 144,324 件から減少を続け、27 年末には 73,036 件に半減しています。全体の件数が減少し ている中で、高齢ドライバーが関与する事故は減少してい ません。 原付以上運転者(第1当事者)の年齢層別交通事故件数の推移 この結果、交通事故 全体に占める高齢ド ライバーの構成比は、 18 年の 11.9%から 27 年には 19.7%に高ま 1,000,000 30% 800,000 25% 20% 600,000 の傾向がある一方、高 齢ドライバーの増加 65歳以上 400,000 10% 200,000 が予測され、高齢ドラ (発生件数) 65歳以上の 構成比 5% 0 イバーが関与する交 通事故の割合が益々 全年齢層 15% りました。 若い世代に車離れ 警視庁 0% 18年 19年 20年 21年 22年 23年 24年 25年 26年 27年 ※第一当事者 (構成率) 事故当事者のうち最も過失の重い者。 高まっていくことが 予想されます。 3 交通事故の原因と防止 (1) 違反事故別にみた交通事故発生状況 警視庁 高齢ドライバーが関与した交通事故のうち 高齢ドライバー側の違反をみると、安全不確 認(30.9%)が最も多く、次に交差点の安全進行 違反、前方不注意となっています。 ※安全不確認 一時停止や徐行をしたものの、安全 確認が不十分で事故に至る違反。 ※交差点安全進行違反 交差点通行時、車や歩行者 に注意して安全な方法とスピードで通過すべとこ ろ、これを怠った違反。 違反 (2)高齢ドライバーの人的要因別にみた交通事故発生状況 人的要因別にみた交通事故の原因です。「発見の遅れ」 が 70%を占め、「判断の誤り」「操作上の誤り」と続き 警視庁 ます。高齢ドライバーは、自分では安全運転を心がけてい るつもりでも、他人が客観的にみると安全運転とは言えな いところがあると言われています。 その理由として、個人差はありますが、 ① 注意力や集中力が低下している ② 瞬間的な判断力が低下している ③ 過去の経験にとらわれる傾向がある などが考えられます。 また、一般的には加齢に伴う動体視力の衰えや反応時間の遅れなど、身体機能の変化等により危 険発見が遅れがちになることもあります。 走りなれた道路でも、基本に立ち返り、正しいルールと技能を再確認し、適度な緊張感を持って 運転することが大切です。 運転することに不安を感じて自信がなくなった場合や、家族から「運転が心配」と言われた場合 には、運転免許の自主返納を考えることも必要だと思います。 4 高齢(65 歳以上)ドライバーの運転目的 高齢ドライバーの運転目的 高齢ドライバーの運転目的は、日常の買い物、 地域活動、通院、趣味・習い事など、日常生活に 80.0 70.0 60.0 50.0 40.0 30.0 20.0 10.0 0.0 密着したものです。 自動車は、行動範囲を拡げ、日常生活を豊かに 送るために、欠くことのできないものとなってい ます。 豊かで快適な自動車ライフを送るためにも、事 故を起こさない、事故に遭わないことが重要です。 5 高齢者にやさしい 自動車開発委員会 万が一に備える自動車保険 事故を起こす、事故に遭う、いずれの場合でも、万が一の事故に備えて、十分な補償を備えた自 動車保険に加入しておきたいものです。 東京エイドセンターでは、お客様お一人お一人の実情にあった自動車保険をご提案します。 是非、お電話でご相談ください。 自動車保険事業団会員 現職・退職比 <トピック> 東京エイドセンター扱い の、人材支援事業団会員の団 体扱自動車保険の契約状況 です。これまで、退職会員の 構成比率が徐々に上昇して きていましたが、平成 27 年 度に初めて現職会員を上回 りました。 60 56.3 55 54.4 52.8 50 45 40 43.7 45.6 47.2 51.3 50.2 49.4 50.6 48.7 49.8 現職 退職 35 30 【自動車保険部】
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