平成27年度における 北海道警察職員の子育て支援行動計画取組状況

平 成 2 8 年 7 月
北
海
道
警
察
平 成 27年 度 に お け る
北海道警察職員の子育て支援行動計画取組状況
北 海 道 警 察 で は 、 次 世 代 育 成 支 援 対 策 推 進 法 ( 平 成 15年 法 律 第 120号 ) に 基 づ
き 、 平 成 27年 3 月 に 「 北 海 道 警 察 職 員 の 子 育 て 支 援 行 動 計 画 ( 第 三 期 北 海 道 警 察
特 定 事 業 主 行 動 計 画 )」 を 策 定 し 、 子 育 て を し や す い 勤 務 環 境 の 整 備 、 子 供 の 出
生時における父親の休暇の取 得 促 進 等に取り組んでいるところですが、今般、
平 成 27年 度 の 取 組 状 況 を 取 りま と め ま した の で、 次 の と おり 公 表 しま す 。
1
勤務環境の整備
⑴ 子 育 て に 関す る 制 度 等 の周 知 徹 底
子育て中の職員が利用できる各種制度を理解しやすいように取りまとめ
た資料を作成し、職員が閲覧できる掲示板を活用するなどして制度の周知
徹底を図りました。
⑵ 子 育 て に 関す る 意 識 啓 発
職員が仕事と子育ての両立を図ることができるよう、管理職員や男性職
員 を 対 象 と し た 「 イ ク メ ン *1 ・ イ ク ボ ス *2 講 座 」 を 開 催 し 、 各 種 制 度 や 両
立 支 援 に 対 する 理 解 の促 進 を 図 りま し た。
⑶ 妊 娠 中 及 び出 産 後 にお け る 支援 、 配 慮
警察職員互助会による「育児費用助成」の事業内容や自治体による
「ファミリー・サポート・センター」の活動内容を機関誌に掲載し、子育
て に 関 す る 支援 情 報 につ い て 職 員 に 周 知 し ま し た 。
⑷ 育 児 休 業 等 を 取 得 し や すい 環境 の 整 備
育児休業からの円滑な職務復帰を図るため、育児休業中の職員も参加で
きる「働く女性ライフプランセミナー」を開催し、子育てに関する制度等
の 紹 介 や 育 児 経 験 者 によ る 講 話 等 を 実 施 し ま し た 。
⑸ 弾 力 的 な 勤務 形 態
育児等の事由により、勤務時間の割振りを臨時に変更することができる
仕組みを整備し、職員に制度を周知するとともに利用促進を図りました。
*1
イ ク メ ン ~ 子 育 て に 積 極的 に 関 わ る 男 性
*2
イクボス~女性の仕事と育児の両立や男性の育児参加に理解があり、仕事と育児を両立しやすい環境
の整備に努める上司
⑹
時間外勤務の縮減
毎 週 水 ・ 金 曜 日 の 定 時 退 庁 日 や 毎 月 20日 の 「 ふ れ あ い の 日 」*3 に 、 職 員
が使用するパ ソ コ ン 画 面 に 定 時 退 庁 を 促 す メ ッ セ ー ジを掲載するととも
に 、 始 業 時 及 び 終 業 時に お け る 庁内 放 送を 実 施 し まし た 。
⑺
休暇の取得促進
夏季と冬季に年次有給休暇の取得促進期間を設定し、通達で計画的な休
暇の取得について指示するとともに、その取得状況の検証結果を各所属に
通知しました。
また、夏季と冬季以外の時季にも、記念日等に合わせた連続休暇や1か
月 に 1 日 以 上 の 年 次 有給 休 暇 を 取得 す るこ と を 推 奨し ま し た 。
⑻
子 育 て を 行 う 女 性 職 員の 活 躍促 進 に 向 け た取 組
女性職員が出産・育児等を経ても働き続け、活躍できるような職場環境
の整備を目的とした「女性職員活躍推進セミナー」や「ワークライフバラ
ンス研修会」を開催し、子育てに関する制度等の紹介や育児経験者による
講 話 等 を 実 施 し ま し た。
2
地域や職場を通じた子育て支援
⑴ 職場見学等の実施
各所属において、幼稚園児、小学生等を対象とした交通安全指導や警察
施 設 の 見 学 会 を 実 施 しま し た 。
⑵ 子育てバリアフリー
警察施設に子供を連れて気兼ねなく来庁できるよう、絵本コーナーを設
置 す る 等 の 環境 を 整 備 し ま し た 。
⑶ 地 域 活 動 への 支 援
子供を安全な環境で安心して育てることができるよう、地域で発生した
犯 罪 や 防 犯 対 策 を ホ ーム ペ ー ジ 等 を 活 用 し て 発 信 しま し た 。
項
目
目
標
平成27年度
男性職員の配偶者出産休暇等の取得率 1 0 0 パ ー セ ン ト 以 上 86.4パーセント
年 次 有 給 休 暇 の 平 均 取 得 日 数 職員1人当たり9日以上
*3
9.6日
「ふれあいの日」~育児に対する意識の高揚や家族と触れ合う機会の促進を図るため、定時退庁や休暇
取 得を 促 す 日