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アンペアとボルトとワットの関係
電流:アンペア(A) 電気の流れの大きさ
電圧:ボルト(V) 電流を流す力の大きさ
電力 (W)=電圧 (V)× 電流 (A)
電力:ワット(W) 電気がする仕事の大きさ
家電製品のアンペア
いくつかの家電製品を同時に使う場合、アンペアが限度を超えない
かと心配になりますが、この式に総ワット数をあてはめれば、その
電流 (A)=電力 (W)÷100V(一般家庭用電圧)
時のアンペアが求められ安全の指標になります。
例)1200 ワットのアイロンの場合 1200W ÷ 100V= 12A
コンセントの定格電流は 15Aですので、ひとつのコンセントから数
電力量:ワットアワー(Wh) 電気が仕事をして 1 時間に消費した
台の家電製品を使う場合、それぞれの電力を加えて計算・確認して
電気の量 電力料金=電力量(kWh)×27 円
使用する必要があります。
※ 新電力料金目安単価(1 時間に 1000W 使用)
:27 円/ kWh(税込)
出所:(社)全国家庭電気製品公正取引協議会による新電力料金目安単価
例)テレビ 200 ワットとアイロン 1200 ワット
例)家電製品の電力量と料金:1000W の電気ストーブを 2 時間使用
200W + 1200W = 1400W 1000W×2 時間=2000Wh(2kWh) 1400W ÷ 100V = 14A
27 円 ×2kWh=54 円
屋内配線
各家庭に電力会社から送られた電気を各部屋に分けているのが分電
盤です。分電盤には電気の分配の他にも、大切な役目があります。
1. アンペアブレーカー
電力会社との契約電流以上の電流が流れると、自動的に電気が切れるように
なっています。
2. 漏電遮断機
屋内配線や家電製品が万一漏電したとき、その異常電流を感知して自動的に電
気を遮断し、火災や感電の事故を防ぎます。
3. 配線用遮断機
屋内の配線は分電盤からいくつかの回路に分かれて各部屋あるいはコンセント
に運ばれます。この回路(分岐回路)の安全を守るのが配線用遮断機です。
1 回路に流すことのできる電気の量は 20A です。(※ コンセントの定格電流は
15A です。)
インバーター
インバーターとは、家庭用電源を高周波に換え、高出力から低出力まで出力を自由にコントロールする技術のことです。
電源の軽量・小型化や省エネにも効果があります。インバーター電源を採用している家電製品は、一般的に 50Hz60Hz 共用で使用できます。
パナソニック 家電情報ポケット
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