プレス発表資料

News Release
2016 年 8 月 4 日
和気町 地方創生課
報道関係者各位
過疎化が進むスーパーマーケット空白地帯に、
ローソン出店が決定!
「出店支援補助金」初の申請事例
町民からの希望に、和気町が応えて実現
和気町(町長 大森直徳 以下当町)は、2016 年 5 月、全国展開する「書店」「コンビニ」など
4 業種の当町へのフランチャイズ出店を促すため、最大 2,000 万円を補助する「出店支援補助金」
を創設、そしてこの度、初の申請事例として、コンビニチェーン『ローソン』の出店が決定したの
でお知らせいたします。出店が決まった和気町佐伯エリアは、個人商店はあるものの、コンビニを
含めスーパーがひとつもない「スーパーマーケット空白地帯」として、町民から出店が渇望されて
いました。
和気町は、移住定住推進の方針として、「教育のまち・和気」を打ち出し、中学生に対し無料の
公営塾を開設、高校と連携し授業の魅力化を図るなど、教育を柱とした地域活性化に注力しており
ます。実際、子供の教育に関心が高い子育て世代からの移住相談が増えており、「教育のまち」と
してのイメージが少しずつ定着しつつあると言えます。さらに、当町では、2016 年 8 月に文部科学
省への「教育課程特例校」の指定申請を行う計画で、小中学校への「英語特区」導入を目指してお
り、教育面での充足は今後も加速することが見込まれます。
しかし、「教育」というソフト面の活性化が進む一方、駅前から離れたエリアは商店の閉鎖が続
いており、物理的な側面からの地域活性化が課題となっておりました。そこで、当町は、町民から
希望の多かった※「書店」「カフェ」「CD・DVD レンタルショップ」「コンビニ」の 4 業種を指名
し、フランチャイズ出店を促す「出店支援補助金」制度を 2016 年 5 月よりスタートしておりまし
た。(※ 町民の声については、3 頁の参考資料②をご覧ください)
この度の『ローソン』出店は、同補助金が活用される初めての事例となります。
●以前にも浮上したコンビニ構想
和気町佐伯エリアは、スーパーマーケットが一店舗も存在しない「スーパーマーケット空白地帯」
です。2015 年に、コンビニ出店計画が持ち上がり、建物も建設されましたが、開店に至りませんで
した。付近の住民は、車で 20 分以上かけ、和気駅周辺などへ買い出しに行くしかなく、非常に不便
な状況が続いています。
当町では、この度の『ローソン』出店を地域活性化の足がかりとして捉えており、また、高齢者
を中心とした買い物弱者対策にも一役担うものと考えております。和気町は、今後も、「出店支援
補助金」を通じ、町民が希望する「書店」「カフェ」「CD・DVD レンタルショップ」「コンビニ」
の出店を推進し、教育というソフト面に加え、施設充足というハード面からも町の魅力化を図って
いく方針です。
取材、お問合せ、ご質問、画像・素材の貸し出し
和気町 総務部地方創生課
Tel:0869-92-4589 Fax:0869-92-0667
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■「ローソン和気町佐伯店」概要
オープン日
:8 月 26 日(金)午前 7 時
住所
:岡山県和気郡和気町佐伯字日ノ窪 168 番地 1
店舗面積
商 品 数
:208.43 平方メートル
:約 3,000 アイテム
■参考資料①:「出店支援補助金」概要
和気町が、全国展開する「書店」「コンビニエンスストア」「カフェ」「レンタルショップ」の 4
業種を特定し、町内への出店を促すため 2016 年 5 月に創設した補助金制度です。フランチャイズ
契約により、町内に新店舗などを設置しようとする人に対し、店舗借入費、外装・内装工事費、備
品購入費、加盟金などの経費を対象に最大 2,000 万円の補助金を交付するものです。
出店支援補助金
(2016 年 5 月 6 日より)
交付対象者
補助対象経費
対象業種
・フランチャイズ契約により、町内に新店舗等を設置しようとする者
・町内に出店しようとする者
・事業計画について、和気商工会と相談している者
店舗等借入費、外装・内装工事費、備品購入費(5 万円以上 150 万円未満)、
広報費、マーケティング調査費、商業登記費、加盟金、開業準備指導料、ロイ
ヤリティ、光熱水費、通信費(電話代は除く)等
※消費税及び地方消費税並びに振込手数料は対象としない。
下記の業種で、審査委員会が適当と認めた場合に限る。
〇 書籍・雑誌小売業(古本を除く)
〇 喫茶店
〇 音楽・映像記録物賃貸業
〇 コンビ二エンスストア
補助金の補助率
4分の3
補助金の上限額
150 万円~2,000 万円(※)
(審査委員会が適当と認めた金額)
補助金の交付期間
5 年間
(※)補助金交付のイメージ … 補助金の交付については、初年度の上限額は補助金の総額の1/2までとする。次年度以降の補
助金の交付については、総額の残りの1/2までとし、年度ごとに均等に分割して交付する(ただし、審査委員会が適当と認めた
場合はこの限りでない)。
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■参考資料②:地方創生に関するアンケート結果(一部抜粋)※2015 年 8 月実施。回答数 708
○和気町に不足している施設
和気町に不足していると思う施設としては、
「書店」が圧倒的に多くなっています。次いで「カフェ・
喫茶店」
「コンビニ」となっています。
・書店····························································· 366 人
・カフェ・喫茶店················································ 87 人
・コンビニ························································· 74 人
・公園・子どもの遊び場 ······································ 65 人
・レンタルショップ············································· 63 人
現和気町は、2006 年、旧和気町と旧佐伯町が合併した町です。合併前のエリア別で見ると、アンケ
ート結果は以下の通りとなります。旧佐伯町エリアでは、コンビニ・スーパーが 1 位、3 位となっ
ています。
旧和気町
旧佐伯町(現 和気町佐伯エリア)
書店 ········································· 327 人
コンビニ ··································· 57 人
カフェ・喫茶店···························· 79 人
書店 ········································· 32 人
レンタルショップ························· 62 人
スーパー・大型店 ······················· 27 人
公園・子どもの遊び場··················· 53 人
公園・子どもの遊び場 ················· 10 人
飲食店 ········································ 52 人
バス・公共交通 ···························· 7 人
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