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Program
香月 修 《三好達治の詩による四つの歌》より
西村 朗 《萩原朔太郎の詩による二つの歌曲》より
山田 耕筰《野薔薇》
《樹立》
《この道》
《風に寄せて歌へる春の歌》
東京音楽大学大学院博士後期課程
鈴木亜矢子
出 演
鈴木亜矢子(ソプラノ)
吉本 悟子(ピアノ)
2016.7.20水
19:00 開演/18:30 開場
東京音楽大学J館スタジオ
都電荒川線
東池袋四丁目
副都心線 雑司が谷
1番出口
都電
雑司が谷
副都心線
至新宿
入場無料
お問い合わせ先
東京音楽大学大学院課(博士課程担当)
( 03)3982-3207
[email protected]
民族音楽研究所
セブンイレブン
目白通り
博士学位審査演奏会
現代の日本歌曲
いしずえ
山田耕筰の築いた礎
東京音楽大学大学院博士後期課程
博士学位審査演奏会
現代の日本歌曲
山田耕筰の築いた礎
私は東京音楽大学大学院博士後期課程で、山田耕筰を起点とした日本歌曲の展開について研究して
おります。このたびは、その研究を演奏という形にして、ぜひ、皆さまにお聴き頂きたいと思います。
前半は現代の日本歌曲の中から、香月修先生の作曲による《三好達治の詩による四つの歌》と、西村朗
先生の作曲による《萩原朔太郎の詩による二つの歌曲》を演奏いたします。今までにない新しい響きの中
で、二人の作曲家の彩り豊かな個性を楽しんで頂きたいと思います。
後半は、西洋音楽を急速に受容していった時代に、現代の日本歌曲の出発点を築いた重要な作曲家
である、山田耕筰の作品を演奏したいと思います。山田耕筰から現代まで、時代の流れを逆から辿る日
本歌曲の旅へ、どうぞお気軽にお越しください。
鈴木 亜矢子
鈴木 亜矢子(ソプラノ)
東京音楽大学卒業。同大学院修士課程修了。現在、大学より給費奨学金を受け、同大学院博士後期
課程3年在籍中。これまでに声楽を篠崎義昭、市川倫子、釜洞祐子、佐野成宏、秋山隆典、緑川まり、
武田正雄、コレペティトールを谷池重紬子、論文指導を坂崎則子、武石みどりの各氏に師事。山田耕
筰を中心に日本歌曲の研究をしている。
2013年日本演奏家コンクール一般の部第二位およびハンナ賞受賞。2015年東京国際声楽コンクー
ル歌曲部門およびフランス音楽コンクール入選。2014 年大学より奨学金を得てオーストリアのザルツ
ブルクにてモーツァルテウム音楽院・サマーアカデミーを受講、アンナ・トモワ・シントウ氏に指導を受
けディプロマを取得。2013 年修士論文『山田耕筰の「融合芸術」における二元論的考察』を提出。
論文「山田耕筰の日本歌曲とアクセント理論 演奏者の視点からみた分析」
(東京音楽大学大学院
論文集 第1巻第2号, 2016)を執筆。同論文集第2巻第1号に論文「別宮貞雄と團伊玖磨の日本歌曲
における創作手法 山田耕筰のアクセント理論との関係」が掲載予定。
吉本 悟子(ピアノ)
東京音楽大学卒業。同大学院修士課程修了。
現在、東京音楽大学ピアノ科講師の傍ら、ソロのみならず声楽・器楽・合唱・オペラなどのアンサン
ブルやCD 録音、小中学校各地音楽鑑賞会など演奏活動、合唱コンクール審査、特別養護施設の訪
問演奏なども定期的に行っている。
二期会スペイン音楽研究会ピアニスト。学習院大学補仁会音楽学部混声合唱団ピアニスト。スター
混声合唱団音楽スタッフ。混声合唱アルファーフリューゲル、混声合唱コーロ・カトレア指揮指導。東
京音楽大学付属幼稚園ピアノ教員。