警察庁ガイドラインに対応した - 東京海上日動リスクコンサルティング株式

2016 年 8 月 3 日
東京海上日動リスクコンサルティング株式会社
警察庁ガイドラインに対応した「自動走行システム・公道実証実験
リスクアセスメント支援コンサルティング」の開発
東京海上日動リスクコンサルティング株式会社(社長 安田 成喜)は、自動車の事故削減コンサルテ
ィングで長年培ったノウハウを活用して、自動車の自動走行システムを研究・開発する企業・大学・自
治体等向けに警察庁ガイドラインに対応した「自動走行システム・公道実証実験リスクアセスメント支
援コンサルティング」を開発いたしました。
1.背景
昨今の自動運転車両の公道実証実験の増加を受け、2016 年 5 月に警察庁が「自動走行システムに関
する公道実証実験のためのガイドライン」を公表しました。このガイドラインは、公道実証実験を行う
事業者等(以下、実施主体)向けに、安全確保のために検討・実施すべき事項が整理されており、今後、
日本国内で実証実験を行う場合には常に意識すべき指針です。
実際に公道実証実験を行うにあたっては、ガイドラインで示された観点を掘り下げ、具体的なリスク
シナリオを設定した上で実験を進める必要があります。また当該シナリオは各々の実験の目的・手法に
応じて実施主体自身が具体的に設定し、洗い出された課題への対応を漏れなく行うことがリスクの最小
化に不可欠です。ただ、このプロセスを実施主体のみで完結した場合、想定するリスクシナリオに偏り
が生じ、結果として事故の発生確率や損害が大きくなってしまう懸念があります。
2.コンサルティングの概要
本コンサルティングは、警察庁ガイドラインとの整合を保ちながら、第三者の視点も盛り込んだ適切
なリスクシナリオを策定することで、実施主体となる皆様が可能な限り網羅的なリスクアセスメントを
実施できるよう支援いたします。具体的には、警察庁ガイドラインに示された観点に対するリスクを「4
M(※)」
「認知・判断・操作」
「警察統計の直接要因」等の多面的な視点から見える化し、シナリオごと
に対応内容と進捗状況を確認するためのツールを作成して提供いたします。損害保険会社のグループ企
業として、豊富な事故分析経験を基に、実証実験のリスクを全体俯瞰するためのご支援をいたします。
※4Mとは、Man(人)
、Machine(機械)、Media(環境)
、Management(管理)の観点から交通事故を分析する代表
的なフレームワークです。
<主なコンサルティングメニュー>
・警察庁ガイドライン対応「自動車事故リスクアセスメントシート」の策定支援
・公道実証実験中に発生するリスクシナリオの策定支援
・公道実証実験実施マニュアルの策定支援 等
3.本ニュースリリースについてのお問い合わせ先
東京海上日動リスクコンサルティング株式会社 自動車リスク本部
TEL:03-5288-6586(担当:駒田、阿部)
以
上