「特別研究・教育促進費等に関する内規」に係る学部教育

審査会承認日
平成 14 年 2 月 20 日
規程改正に伴う更新
平成 16 年 4 月 1 日
組織改編に伴う更新
平成 18 年 8 月 1 日
組織改編に伴う更新
平成 19 年 4 月 1 日
「特別研究・教育促進費等に関する内規」に係る学部教育リフレッシュ予算取扱要領
1.趣旨
学生の多様化が進むなかで、大学教育のあり方、教育方法等をめぐってさまざまな創
意工夫が求められている。そこで、
「特別研究・教育促進費等に関する内規」
(以下、
「内
規」)に定められた「教育促進費」を活用して、各学部・外国語教育研究機構等がある程
度独自の裁量で執行できる予算的仕組みをつくり、これによって各学部・機構等が教育
方法や教育システムについて創意工夫を凝らしてその個性を発揮することのできる環境
をつくり出し、もって大学全体の活性化を図る。
*内規の「目的」(内規1条)
この内規は、年度予算の確定後、本学において迅速に対応することが必要となった研
究及び教育上の課題で、特に重要と認めたものに対して特別研究・教育促進費等を支給
することにより、本学の教育研究水準を向上させることを目的とする。
2.支給対象組織
本取扱要領の適用対象は、各学部、外国語教育研究機構、大学院、および図書館とす
る。
3.支給対象課題
内規2条2項に従い、教育上、急遽経費の支出が必要となった課題を迅速に実施し、
または新たな教育方法を実験的に実施するために特に必要があるものに対して「教育促
進費」を支給する。
4.支給額・支給対象期間
本取扱要領に基づく支給額は、内規4条(1件につき 300 万円以下)にかかわらず、
一組織当たり200万円以下とする。
支給対象期間については、内規上、決定の月から1年以内とされているが(内規5条)、
本取扱要領に係る教育促進費については、当該年度とする。
5.申請資格・申請方法
1
申請資格は、内規上「本学専任教員」
(内規3条)とされているが、本取扱要領に係る
申請については、原則として学部長・機構長・副学長(大学院・研究推進担当)
(または
各代理)または図書館長が申請者となるものとする。
教育促進費の申請に当たっては、内規6条に従い、実施概要書を所属学部長・機構長
を経て学長に提出するものとする。
*内規6条(申請)
特別研究・教育促進費等を申請しようとする者は、研究促進費については研究計画書
を、教育促進費については実施概要書を、国際シンポジウム等の助成費については企画
書を、それぞれ所属学部長又は外国語教育研究機構長、法務研究科長又は会計研究科長
を経て、学長に提出しなければならない。
6.審査会
内規7条により、教育促進費の申請があったときは、学長が審査会を招集し、その合
議により採択および支給額を決定する。ただし、本取扱要領に係る申請については、各
学部・機構等の意向を最大限尊重することとする。
*内規8条1項(審査会の構成)
審査会は、学長、副学長(学部・教育推進担当)、各学部長、外国語教育研究機構長、
法務研究科長、会計研究科長及び副学長(大学院・研究推進担当)をもって構成する(内
規8条1項)
7.報告・公表義務
内規上、教育促進費を受けた者は、当該計画等の終了後、その成果と支出内容に関す
る報告書を学長に提出すべきものとされているが(内規9条)、本取扱要領に係る報告は、
これに加えて、関大通信、本学ホーム・ページその他の場でその成果を「公表」する形
で行うものとする(詳細については別途検討する)。
8.準用規定・事務
内規10条により、内規に定めるもののほか、「助成金の使途範囲」「助成金の請求手
続・決算報告書」
「研究報告」
「助成金の使途管理」
「研究成果の公開・発表等」および「助
成金の返還」については、関西大学重点領域研究助成規程の規定を準用されることにな
っている。しかし、
「教育促進費」に関する内規の規定には不備があるため、別途検討す
ることとする。
教育促進費に関する事務は、内規11条に従い、研究支援課が行う。
以
2
上