平成28年8月4日発行.

交 通 安 全 だ よ り
交通安全
美ら島築く
合い言葉
~美ら島2016~
平成28年8月4日発行 沖縄県警察本部交通企画課
●
県内の交通事故(人身事故)発生状況(H28.8.1現在)速報値
H28年
H27年
増減数
増減率(%)
●
発生(件)
死者(人)
重傷者(人) 軽傷者(人)
2,975
20
309
3,226
3,126
23
288
3,357
-151
-3
21
-131
-4.8
-13.0
7.3
-3.9
県内の交通死亡事故の特徴(H28.8.1現在)速報値
区分
平成28年
平成27年
増減数
交通死亡事故状況
発生(件)
死者(人)
20
20
23
23
-3
-3
○飲酒絡み事故 9件 うち二輪車 4件
○車両単独事故 12件 うち飲酒絡み7件
○歩行者の死者4人うち高齢歩行者3人
事故20
件の項
目別特
徴
死者
20人
の項
目別
特徴
交通死亡事故の特徴
○ 飲酒絡みの事故
○ 夜間における事故
○ 若年者による事故(16~24歳)
○ 高齢者(65歳以上)の死者
○ 週末の死者
○ 二輪乗車中の死者
○ 歩行者の死者
○ ベルト・ヘル非着用の死者
H28年
9 件
14 件
5 件
4 人
8 人
8 人
4 人
4 人
H27年
7 件 15 件
5 件
8 人
11 人
6 人
13 人
4 人
本年7月末日現在、県内では飲酒絡みの死亡事故が9件発生し、9人の方が尊い命を失っています。
特に、7月は当月だけで3件の飲酒絡み死亡事故が発生しており、飲酒絡みの死亡事故が全死亡事故(20
件20人)に占める割合が45.0%となるなど、県内の飲酒運転情勢は極めて憂慮すべき状況にあります。
そこで、本年8月1日、県、県警察では「飲酒絡みの交通死亡事故増加に伴う県民へのアピール」を発出し
ました。
★本年中に発生した飲酒絡みの死亡事故の特徴
夜間に発生(7件7人)、車両単独(7件7人)
、二輪車利用(4件4人)
、25歳以下の若年層(4件4人)
飲酒運転を防ぐには、
・県民一人一人が、飲酒運転の危険性や悲惨さ、代償の大きさを自らの問題として受け止め、「飲酒運
転をしない」という意識を強く持つ
・
「飲酒運転をさせない、許さない」という社会環境を県民総ぐるみで構築する
ことが重要です!
平成27年中
飲酒運転
飲酒運転
飲酒運転
1
経済面の代償
生活面の代償
時間面の代償
酒酔い運転
1
2
飲酒運転で1,632人を
検挙
酒酔い運転
55人
酒気帯び運転 1,577人
内 逮捕者
570人
2 免許処分者
(平成27年中に処分した者)
飲酒取消処分 1,118人
※ うちゴールド免許
435名 38.9%
停止処分 199人
(酒気帯びの場合90日以上)
5年以下の懲役
又は100万円以下の罰金
酒気帯び運転
3年以下の懲役
又は50万円以下の罰金
被害者補償
事故の場合
賠償責任(人身・物件)
死亡事故の場合
3,000万円以上
職を失う可能性
家族関係や友人関係崩壊
の可能性
3 免許の停止や取消しによ
る行動範囲の制限
4 家族や他人に迷惑をかけ
ているという負い目の感情
5 逮捕者は実名報道される
可能性があり、その場合、
社会的責任追及を受ける。
6 懲役の場合、刑務所収監
免許を再取得するには
1 欠格期間
(免許を受けられない期間)
通常違反は最大5年の欠格
期間、人身事故等の違反が
加算された場合最大10年
2 取消し処分者講習の受講
(2日間)
欠格期間終了後1日目を受講
し、1ヶ月後に2日目を受講
(手数料30,550円)
3 自動車学校に入校
(教習期間)
入校期間:約1ヶ月
取得費用:平均35万円