日本学術振興会ワシントン研究連絡センター NACUBO、米国大学の最高実務責任者の人口学的特性・職務内容・将来計画 の変化を追跡した報告書を発表(7 月 7 日) 全米大学実務者協会(National Association of College and University Business Officers:NACUBO)は 7 月 7 日、米国大学の最高実務責任者の人口学的特性、職務内 容、及び転職・退職計画の変化を追跡して 3 年に 1 回作成される報告書「2016 年米国高 等教育最高実務責任者プロファイル(2016 National Profile of Higher Education Chief Business Officers)」を発表した。 本報告書は、米国大学の実務・財務責任者に関し、その人物像、現在の役職に就いた経 緯、将来的な計画などが明らかにされている。 大学実務責任者 713 人から得られた回答の主な内容は以下の通り。 全体の約43%が、現在の役職が退職前の最後の役職とし、約44%が5年以内に退 職予定と回答。 全体の37%が、在職する大学では自分の役職が空いた際の後継者を計画していな いと回答。 高等教育機関最高実務責任者の大半が白人男性で、平均年齢は56歳。また、女性 は全体の約32%で、2013年から2ポイント上昇。人種・民族的マイノリティグル ープに属する最高実務責任者は全体の12%未満。 最高実務責任者の約53%は、年収が15万~30万ドル。 なお、本報告書は、 <http://www.nacubo.org/Documents/products/FINAL_CBO_Report.pdf>か ら ダ ウ ンロ ード可能。 National Association of College and University Business Officers, 2016 National Profile of Higher Education Chief Business Officers http://www.nacubo.org/Products/Online_Research_Products/2016_National_Profile_of _Higher_Education_Chief_Business_Officers.html
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