障害者基本計画策定委員意見等の概要と対応 意見 ページ 番号 1 2 3 4 5 6 6 意見の概要 第2回策定委員会 資料-1 基本計画への対応 療育手帳保持者数が平成22年度より2割以上増加し ているというアンケート結果が出ています。その要因 として地域における障がい児・者支援サービスを受け るために手帳が必要であったり、印西市における早期 療育の啓発などが効をなしたりしていることがあると 思います。ただ、睦実会の会員の中にも、印西市で 行っているサービスが知らない方もいました。会の中 でも受けられるサービスについて知る機会を設けたり していますが、印西市の周知の仕方についても工夫し ていく必要があると感じています。 手帳を新規に取得された方には、交付の際に障が い者福祉のしおりにそって一つ一つ説明をしてい ます。 その他にも、市ホームページへの掲載も行ってお ります。電話をくださる方も多くおり、その際に は、取得されている手帳の等級や種別によって受 けられるサービスが異なりますので、その方にあ わせたご紹介を行っています。 今後も引き続き市民の皆さんに理解していただけ るよう周知していきます。 74 基本方針5として「災害時要援護者支援体制の整備」 が掲げられています。東日本大震災や常総市水害の避 難場所で、障がい者の対策が十分でなかったという課 一般事業に「障がいの特性に応じた避難場所の整 題がありました。P74の一般事業の項目の中に「障が 備」を追記します。 いの特性に応じた避難場所の整備」についての文言を 入れてもらえたらと思います。 43 基本方針2の中に「すこやかに生きる~保健・医療体 制の充実」を掲げています。しかし、日頃から印西市 内の医療機関が障がい者への理解が低いのではないか と感じる時が多々あります。P41の「今後の課題」の 中でかかりつけ医を持つように、当事者への啓発を 行っていくという文言がありますが、それだけでは、 不十分です。「障がい者理解に向けた、印西地域医師 会への啓発を行う」という文言を入れてほしいと思い ます。障がい者が遠くの大きな病院でなく、地域のど この個人病院でも、長期にわたって継続してみてもら えるような支援をしてもらえるとあり難いです。 22 P23の表の「すこやかに生きる」の項目は、これから とても大切になってくることですが、他の項目のよう この項目については、福祉サービス、地域生活支 に凡例(福祉サービス、地域生活支援事業)などにつ 援事業に該当するものがございません。ご意見は いて入れてもらえると、他とのバランスがとれると思 今後の参考とさせていただきます。 います。 50 ・重度訪問介護について 26年4月1日から「重度訪問介護」利用対象の拡大 常時介護を必要とする重度肢体不自由に加えて、「重 度の行動上著しい困難を有する人」が新たな対象とな りました。行動援護の外出時における移動中の介護に 加え、室内でも利用可能になりました。 「重度の行動上著しい困難を有する人」を追記し ます。 57 ・ 共同生活援助(グループホーム)について 障がい者の日常生活及び社会生活を総合的に世話人の 支援を受けながら共同生活を行う住居で、入浴、排せ つ、食事の介護や日常生活の援助を行う。 また、一般就労や就労継続支援などの人の自立した 生活を営む上で必要な相談、日常生活の援助を行う。 共同生活援助(グループホーム)についての記述 を追記修正します。 1 / 3 ページ 障がい者には一人一人様々な特性があるため、医 療機関等における配慮についてはこれまで以上に 必要であると感じております。障がい者への理 解・配慮については、医師会等で発信し、啓発を 行っていきます。 意見 ページ 番号 7 33 18 8 30 ~ 31 意見の概要 基本計画への対応 ・千葉県障害者差別禁止条例の周知について 千葉県が制定した「障がいある人もない人も共に暮ら しやすい千葉県づくり条例」の市民への周知を図ると ともに、県と歩調を合わせながら、障がいのある人に 対する「差別」と「虐待」の防止に努めます。 (28年4月1日施行の差別解消法に向けて、千葉県 では、資料作成のための情報収集のヒアリングをして いるところです。) 障がい者が社会の一員であることが重要で障がいを理 由に不当な差別の取り扱いをしてはならない。差別解 消法の理解にふれてほしいです。 4-1 学ぶ 3.後期中等教育期における支援の充実 を追加してほしい。 後期中等教育期とは、ほぼ高校生の期間ですが、教育 的支援が就労支援より勝っている時期だと思います。 知的レベルが特別支援学校に入れない上に障がいがあ る場合の支援を国や県に先がけて基本計画の中に位置 づけて頂けないでしょうか。 具体的には、「教育・福祉相談」のような形で教育相 談(義務教育終了後の)ができる福祉事業を設置して ください。 障害者差別解消法及び千葉県障害者差別禁止条例 の周知については、今後も市民に向けて啓発及び 情報提供を行い、関係機関とも連携を図りなが ら、市全体で差別を解消するための取り組みを進 めていきます。 ご意見にあります後期中等教育期(高校生)は、 2の学校教育期に含めており、支援の充実に取り 組んでまいります。相談体制については現在、教 育委員会、保健センター、子ども発達センター及 び社会福祉協議会などと連携を図り、各種ケース に応じた相談を受け付けています。 頂いたご意見は今後の参考とさせていただきま す。 手帳には、身体障害者手帳、療育手帳、精神障害 者保健福祉手帳の3種類があります。写真や診断 書等様式が決まっており、それぞれ必要な書類が あります。申請される方の状況によっても異なり ますので、詳しくは窓口や電話でご相談願いま す。 9 6 印西市における平成22年~26年における5年間の 間に身体に障害のある人達が増加していることがわか りました。 おたずねします。 ・障害者手帳を申請するのに必要な書類はどのような ものがありますか。 10 7 訂正 ・下から2行目 1級・2級を合わせると5割以上近 く(48.0%)を占めています。 5割近くに修正します。 11 49 日常生活を支える福祉サービスの充実に目を通すと上 手に利用すれば家族の方の介護もなくなり楽になるの ではないかと感じています。 障害のある方の一日も早く自立し、社会に復帰して楽 しい生活が出来る様に障がい福祉課の皆さんにお願い します。 ご意見として伺います。 12 5 パブリックコメントというのはどういう内容ですか 広く公に、意見・情報・改善案などを求める手続 をいいます。 13 16 施策の展開にて NPO・ボランティアなど活動支援 を推進します。また、多様な住まい方の支援に努めま す。とあり心強く感じました。 ご意見として伺います。 35 育てる~福祉人材の育成~今後の課題として「福祉活 動に携わるNPO法人の設立支援やNPO活動への支 援を充実していく必要があります」とあり心強く感じ ました。 14 15 37 居宅介護支援員(ホームヘルパー)等の研修会の実 施、とても大切だと思いますが、支援員増員をぜひ実 施して頂きたいです。(訪問看護ステーションが印西 市に1か所だけという実情ですので) 2 / 3 ページ ご意見として伺います。 居宅介護が実施できる施設は市内に7事業所ご ざいます。(資料編参照)支援員増員については 事業所へ働きかけてまいります。 訪問看護ステーションは医師の指示書を基に行 われる医療であり、現在市内に1事業所となって おります。今後も必要な方に必要なサービスが提 供できるよう医療機関等と連携してまいります。 意見 ページ 番号 意見の概要 基本計画への対応 40 アンケート結果 〈障がいのある人は40~60代〉の ところ〈身体障がいのある人は40~60代〉と身体が 抜けているのでは。 身体障がいのある人に修正します。 17 41 今後の課題のところ「知的障がいのある人、精神障が いのある人では 健康管理体制の強化を図る必要があり ます」のところ現実は、障がいの発生によって苦しむ 人が多いので、管理するのではなく、専門家の助けを 得ることにより生きやすくするよりよい方法を探すの が大切ではないでしょうか。(精神障がいの方が多く の薬を処方されて、副作用に苦しみ薬の使い方〈減薬 など〉によって状態が良くなった例があります。) 精神障がいには発達障害等の二次障害や、家庭環 境及び人間関係等がうまくいかない事によって発 症してしまうケースも多くあるため、若年層にお ける健康管理によって予防する体制は必要である と考えます。 また、ご意見にあるように、障がいの発生によっ て苦しむ人が必要な情報を得られ、適切な医療や 支援に結びつく事ができる体制を整える事は大切 ですので、今後も市が出来る事をしていきます。 18 43 〈医療施設の整備〉の中に精神科も設置するようお願 いします。精神の方は、成田、佐倉、市川、船橋など の病院に行かざるを得ないことが多いです。 56 今後の課題として「様々な住まい方の支援充実」をう たっています。その通りだと思います。→空住宅を市 営住宅やグループホームへという動きをぜひお願いし ます。 69 地域生活支援事業として、「クリオネクラブ」は名前 入りで具体的に事業として位置づけています。地域活 動支援センター「フォレスト」「ワーキングサロンな ごみ」も名前入りで事業として位置づけていただきた いです。 6 次回平成30年以降の基本計画策定時における検討事 項となるかと思いますが、印西市の人口増および高齢 化に伴う身体障害者手帳所持者の将来推計(予測)も 明確にしておくと将来備えるべき予算的規模の裏付け 等として市民の方への理解が得られやすくなると思い ます。 16 19 20 21 3 / 3 ページ 要望事項として伺います。 要望事項として伺います 印西市立クリオネクラブは障害児放課後対策事業 であり、2)学校教育期における支援の充実の項 目の地域生活支援事業として掲載しているもので す。 その他、個々の事業所につきましては、資料編市 内事業者一覧に記載しております。 ご意見は今後の参考とさせていただきます。
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