とみおか議会だより 第187号

とみおか
議会だより
Vo l .
187
20
1 6.7.21
6月の
定例会
2 ふるさとの復興へ
●
16 部活動開始で
●
6 ズバリ!! 町政を問う
●
18 本格輸送に向けて
●
大きく前進
体力向上を実現!
万全の対策を
7議員が質問
TOMIOKA GIKAI DAYORI
校長先生と笑顔でゴール!/富岡幼・小・中学校運動会
発行:福島県富岡町議会 住所:〒963-0201 郡山市大槻町字西ノ宮 48-5
TEL.0120-33-6466 FAX.024-961-3441
5月臨時会報告
ふるさとの復興 へ大きく前進
【役場庁舎が利用できるようになります】
【複合商業施設開業に向けて準備を進めます】
平成29年4月の帰還目標時期に合わせて、役場庁舎の機能回復工事を行います。
工事概要
壁・天井・建具の修繕、電灯、照明の更新、
配線の布設替え、空調機器のフィルター交換、
雨水管路の高圧洗浄 など
完成工期
平成29年3月31日
契約金額
114,480,000円
契約相手方
帰還する町民の買い物環境を確保するために取得した複合商業施設内装等の解体工事を行います。
工事概要
床、間仕切り壁、天井内配線、
照明器具、給排水管等の撤去
完成工期
平成28年8月31日(撤去終了)
契約金額
105,840,000円
契約相手方
鹿島建設㈱ 東北支店
㈱倉伸
開業時期
平成28年11月下旬一部先行オープン
※平成29年4月施設全館オープン
※施設愛称の公募等を行いました。
結果発表は平成28年9月(予定)
机、椅子など全て搬出されている
【JR 富岡駅前に交通広場を作ります】
【アクセス道路の橋台等を建設します】
東日本大震災の津波により流出したJR富岡駅の
復興と町復興拠点の交通の要として、富岡駅前に
県道広野・小高線と6号線にアクセスしている岩井
交通広場を整備します。
広場規模
戸線を結ぶ道路を新設するために、JR跨線橋にか
大型バス停車場
(4台)
タクシー停車場
(4台)
バス・タクシー等乗降場
シェルター
(乗降場屋根)
サークルベンチ など
かる橋台2基橋脚1基を建設します。この道路は、
海岸線からの避難路も兼ねた復興拠点へのアクセス
道路となります。
工事場所
富岡町大字仏浜地内
完成工期
平成28年12月28日
完成工期
平成29年3月31日
契約金額
194,400,000円
契約金額
204,876,000円
契約相手方
復興拠点の交通の要となる(イメージ図)
㈱高葉建設
鉄建建設㈱ 東北支店
契約相手方
浜街道につながるアクセス道路を建設
問
富岡駅周辺の総
合的な事業工程は。
答 拠点整備課長
30
富岡駅周辺の整備は、
曲田土地区画整理事業
として、平成 年度末
の事業完了を目標に進
めているところです。
今年度は駅前広場の
整備とJR跨線橋にか
かる橋台2基橋脚1基
の建設を予定しています。
JR跨線橋に
なお、
かかる道路については、
年度末と
32
県道広野・小高線の完
成が平 成
なっていますので、そ
れまでには接道し供用
を開始できるように準
備を進めます。
問 橋 台 の 杭 工 事 の
管理体制は。
答 拠点整備課長
町として、本工事の
管理委託をする業者と
ともに、杭の長さや支
持基盤に到達している
かどうかを確認しなが
ら、適切に管理してい
きたいと考えています。
問 駅前広場に一般車
両の駐車スペースは。
答 拠点整備課長
乗降スペースは確保
しています。長時間駐
車する場合は、広場脇
の町営駐車場を利用し
ていただくことになり
ます。
町営駐車場は、JR
富岡〜竜田間が開通す
るまでには整備し、供
用が開始できるように
準備を進めます。
3 とみおか議会だより 187号
今冬オープンに向け、撤去作業が進む
とみおか議会だより 187号 2
平成 年4月の帰還開始に向け、
着実に前進
国民健康保険税施
行令の一部改正と平成
員一丸 となって様々な
を掲げ、これまで、職
還開 始 」を目 指 すこと
れば平成 年4月の帰
計 画 に おいて、
「早け
本町では、昨年6月
に策定した第二次復興
ようやく目に見える形
りは着実に進んでおり、 月には
「帰町計画」
を策
見通しがつくなど、町
住宅の建設にも一定の
合商業施設や災害公営
共同研究棟の着工、複
検討委員会による町の
町民の皆さまに対して、 定し、このほど、帰町
の復旧・復興への足取
現状の客観的評価に着
策に取り組むほか、3
課題の洗い出しや改善
宿 泊 を 初 めて 実 施 し、
ウィークにかけて特例
お彼岸からゴールデン
格 復 興 はない」と考 え
解除なくして、町の本
て お り、
「 避 難 指 示の
第一歩 」で あ る と 捉 え
帰還実現と本格復興の
町内生活を望む町民の
私としては、避難指
示 の 解 除 は、
「 早 期の
︻避難指示解除に向けて︼
町政報告要旨
年 度課 税額 算 定に
施策や事業を展開して
で古里が再生していく
ています。
まりました
伴い改正しました。
きました。
手したところです。
こんなことが
なお、本町において
は、原発事故に伴う避
姿をお見せすることが
再生可能エネルギー
発電施設の立地による
国民健康保険税額を
一部改正
寄附金やその他の収入
難指示により全額減免
条例制定
金等を、町の復興事業
できるようになったと
改めて、町民の皆様
の古里再興への想いを
︻復旧への足取り︼
全身で受け止め、正念
や 除 染の 進 捗のほ か、 ︻帰還へのプロセス︼
考えています。
降、町の復興実現に向
場となる今年度の復興
(全会一致・原案可決)
け たご意 見 や ご要 望、
町内の住環境の整備を目的とした補正が目立ちました。
まちづくり基金条例を
昨 年 秋に役場・警 察・
一般会計予算を3億3923万円増額し、予算総額201億9954万円としました。
制定しました。
副町長2人制可決
《3億3923万円を増額補正》
(全会一致・原案可決)
の 取 組 を一層 加 速 し、
より確かなものとして
帰還開始時期などにつ
頂戴するようになりま
いきます。
帰還開始に向けた議
論を進めるためのプロ
し た。これ は、 復 旧・
消防が一部再開して以
復 興の進 展 を 背 景 に、
また、準備宿泊につ
いても、夏頃の開始を
来年4月の帰還開始を
古里への帰還をその時
視野に入れ、準備を進
いてのご質問を数多く
期も含め、より現実的
めていきたいと考えて
セスとしては、今年の
なものとして捉え、帰
いますので、ご理解を
降、町立診療所や国際
町に向けた準備や検討
今後さらに増大する
業務と町民に寄り添っ
するため、副町長の定
た行政サービスを提供
なかよし広場を廃止
以内」
に改正します。
数を
「 1 人 」か ら
「2人
太田第二なかよし広
場への消防屯所建設及
じた弾力的な運用が可
び毛萱集会所なかよし
「2人以内」
とするこ
広場の津波流出に伴い、 とで、復興の進捗に応
当該なかよし広場を廃
【その他】 1億2769万円を増額補正(上郡山地区工業団地事業費 等)
お願いいたします。
第2期整備候補地として選定。100戸の整備を予定している。
をされているものと受
※第1期整備地の東側街区(7,088㎡)
及び栄町公営駐車場
(3,873㎡)
を
能になります。
公営住宅整備地の用地取得、調査・建築設計に関する費用
止します。
【公営住宅整備事業費】 1億1154万円を増額補正
け止めています。
既に清掃を実施している場合はさかのぼって交付する。
(賛成多数・原案可決)
◦解体申請をしていない建物 ※帰還する・しないを問わない。
町政報告をする宮本町長
《対 象》 ○震災当時町内に住所を有し、現に居住していた者
(帰還困難区域を除く)
(全会一致・原案可決)
◦併用住宅については1/2以上が住宅用に供しているものを含む
表 彰
6月6日に福島県町
村議会議長会定期総会
○自己の居住用に供する建物
人事案件
富岡町副町長の定数
を定める条例の一部を
が開 催され、その席 上
《その他》 申込開始時期は未定
自治功労表彰
改正する条例が可決さ
で、高橋実議員が自治
自治の振興発展と住民
福祉の向上に寄与され
表彰を受ける高橋実議員
た功績に対して贈られ
《補助額》 10/10 上限25万円(改修、修繕、補修費等は除く)
副町長に滝沢一美氏
れたことに伴い、滝沢一
功労表彰を受けました。
20
議員活動を通して地方
31
たものです。
【住宅清掃費補助金】 1億円の増額補正
自宅内清掃等の負担軽減を図るため、自宅内汚損箇所の掃き・拭き、片づけなどを
業者に委託した際に発生する費用の一部を補助する。
条例改正
28
美氏の選任について、賛
しくお願いいたします。
皆さまのご指導をよろ
た め 頑 張 り ま す ので、
富岡町の復興・再生の
これまで行政に携わっ
て き た 経 験 を 活 か し、
(小浜行政区)
29
一般会計
太陽光発電事業で
町の復興を加速
に活用するため、復興
一方で、町民の皆さ
まからは、特に4月以
29
措置を実施しています。 町の様子に目を向け
ると、インフラの復旧
決
滝沢 一美さん
成多数で同意しました。 高橋議員は平成8年
3月 日から 年にわ
任期は平成 年6月
日からの4年間です。 たり町議会議員を務め、
28
滝沢一美副町長
ごあいさつ
20
とみおか議会だより 187号 4
5 とみおか議会だより 187号
6月定例会・条例制定・条例改正・町政報告
人事案件・表彰・補正予算
6月定例会の一般質問に7議員が登壇し、町の対応や考えなどを問いました。
この紙面では、質問した順に質疑応答の要点をお知らせします。
ない と 判 断 し た 時 点
問 財 物 賠 償 につい
て6 年 目 も 帰 還 でき
財物賠償を支払う事が、
問 避 難 6 年 目 に
入った 時 点 で 残 り の
年 度の区 域 再
3
問 特 定 廃 棄 物の 埋
め 立て 処 分 事 業 に お
け る 周 辺 地 域 との 安
全 協 定 は 太 田、 毛 萱
め て き た と ころ で あ
期 支 払いの 実 現 を 求
おいて、6分の1の早
動 や 各 種 協 議の 場 に
町 長 町 は こ れ
ま で も 国への 要 望 活
現 時 点 で 国 は、 町
が 帰 町の 時 期 を 明 示
るとなっています。
た 時 点で国 が 検 討 す
除の時期を明らかにし
う形ではなく、町が解
国の考えは、5年経
過 後、 自 動 的 に 支 払
及 び 福 島 県 の4 者 間
省 と 富 岡 町、 楢 葉 町
答 町 長 特 定 廃 棄
物 の 埋 め 立て 処 分 事
区へ拡大を。
い る が、 周 辺 の 行 政
2 行 政 区 を 予 定 して
り、 昨 年 度 に お いて
していないと判断して
業 に お いて は、 環 境
も 文 部 科 学 省、経 済
で 安 全 確 保 の た めの
協 定 を 締 結 し、 県 と
し か し な が ら、 現
時 点 に お いて は 早 期
考 えてい る 町 民 も 多
問 6 年 目 に 入った
時 点で 支 払 われると
確認を行っていくこと
の安全性について監視、
両 町 が 国 に よる 事 業
の支払いは実現してい
としています。
いが、対応は。
町 全 体の 安 全 確 保
は、4 者 協 定 に 基 づ
の 協 議 を 進 め、 早 期
答 産業振興課長
て 安 全 確 認 を し てい
き、 町 が 責 任 を 持っ
の 支 払いを 引 き 続 き
問い 合 わ せ も あ り
ま す の で、 現 状 を 正
求めていく考えです。
く考えです。
た め、 改 め て 国 側 と
ない状況が続いている
緯があります。
4
5
6
住宅再建を
支援すべきでは
環境整備や後方
支援に総合的に
取り組む
築される方への住宅再
長 な ど も、 選 任 者 が
町民の生活再建に欠か
答 町 長 優 良で恒
久的な住宅の確保は、
される 方 や町 外で 新
立入 調 査は抜 打 ち
調 査 が で き る とい う
同 行 す れば立ち入れ
せないことと認識して
が、 専 門 家 や 行 政 区
るということで、現在
おり、県が整備する復
取り組んでいきます。
後 方 支 援に 総 合 的に
きるよう、環境整備や
町 民 み ず からが 安
定 した 住 宅 を 確 保で
を支援しています。
民の安定した住宅確保
整備を進めるなど、町
町内に災害公営住宅の
金などを案内するほか、
興公営住宅や国の助成
協議しております。
町 職 員 を選 任します
建支援をすべきでは。
問 富 岡 町 に戻 るた
め、自宅をリフォーム
問
答
7
認 識 で す。 立 入 者 は
答 安全対策課長 を可能にすべきでは。
問 安 全 協 定の 立入
調 査 は、 抜 打 ち 調 査
問 周辺地域との安全協定の拡大を
答 町が責任を持って安全確認
2
いると考えます。
答 産業振興課長 編の受入条件では。
24
産 業 省 へ要 望 し た 経
答
との協議の状況は。
が 出 さ れてい た が 国
加 で 支 払 う とい う 案
平成
1
で、 残 り 1 年 分 を 追
7議員が
質 問
う
を
とみおか議会だより 187号 6
7 とみおか議会だより 187号
バ
しくお知らせします。
6月27日に4者間で結んだ安全協定書
ズ リ
答 協議を進め、早期支払いを求める
安藤 正純 議員
財物賠償残り1/6の支払時期は
問
一般質問は、議員が町の行財政全般にわたって執行機関に問題点をただし、
所信の表明を求めて政治姿勢を明らかにするものです。
一般質問
動画配信中!
早川 恒久 議員
目 指 すと目 標 時 期 を
早 けれ ば平 成
年 4月 の 帰 還 開 始 を
取 り 組 み を、 ま さ に
に 向 け たさ ま ざ ま な
今 後 と も 復 旧、 復 興
少なくありませんが、
る な ど 課 題 は 決 して
さ らなる 除 染 を 要 す
共 有 を 図 り たいと 考
議 会 の 皆 様 に は、
全 員 協 議 会 等で情 報
答 企画課長
情報共有が必要では。
会・ 町 民 へ 速 や か な
今 後 も 状 況の 変
化 の タ イ ミン グで 議
以 上にかかわる 必 要
めに、町でもこれまで
目 標 を 達 成 させるた
限 り 低 減 さ せる との
最重要であり、できる
問 放 射 線 量の 低 減
は町 民の 帰 還 判 断で
答 復興推進課長 ているか。
量の 数 値 を 確 認 でき
村の除 染 後の 空間 線
問 今 まで 避 難 指 示
が 解 除 された 各 市 町
問
示 して か ら1 年 が 経
力 で 取 り 組 み、 来 年
え ま す。 町 民 の 皆 様
があると考えるが。
見 る 限 り、 徹 底 し た
過 し た が、 現 時 点 に
4 月の 帰 還 開 始 をよ
に は、 広 報 等 で お 示
問
おいて 町 長 は 町 民 帰
り 確 か な もの と して
各 市 町 村の 除 染 後
の 線 量 は 確 認 し てい
問 再除染へのかかわりは
答 現場確認を徹底する
答 町 長 早 け れ ば
来 年 4 月の 帰 還 開 始
まいりたいと考えます。 し し、 あ る 程 度 の ま
のように捉えているか。 正 念 場 の 年 と して 全
還に 係る見 通 しを ど
を目標として、ライフ
お話しする座談 会 も
あ る こ と か ら、 現 場
低 減 は最 重 要 課 題で
必要では。
問 再除染について、
抜き打ち的な調 査が
較も行っています。
ま す。 富 岡 町 との 比
とま り が ある 皆 様 か
拠 点 施 設の 整 備 な ど
継 続 し てい き たい と
主 義 の も と、で き る
を す る 上 で、 線 量 の
考えます。
問 帰 町 検 討 委 員 会 ら ご 要 望 が あ れ ば、
で現状評価する時期は。 出かけていって現状を
の具 現 化 が 着 実に 進
答 企画課長 限 り 現 場 に 出 向 き、
に 力 を 注 ぎ、 目 に 見
んできているものと実
先 月 から帰 町 検 討
委員会において町内の
感しています。
答 復興推進課長
ただいているところで
確認を行いました。そ
除 染 工事 が 徹 底 され
今 年 度は特に 座 談
会や町 政 懇 談 会 など
す。 7 月 中 旬 に 第 1
ま た、 町 民 か ら の
相 談 な どに 真 摯 に 向
の際に丁寧にやってい
現状について評価をい
を 通 じ、 帰 還 開 始 の
回 目の 評 価 結 果 を 出
き合い、町民の思いを
るように努めます。
時 期 も 含 め、ふ る さ
していただき、議員・
るという第一印象です。
問 ダ ム の 町 債 費、
年間の返済額は。
問 滝川ダムの有効活用を
答 明確には示せない
たいと考えます。
環境省へつないでいき
5月 下 旬に 抜 き 打
ち 的 に 再 除 染 現 場の
との 復 興 に 関 す る 町
町 民の 皆 様 に お 示 し
問 具 体 的な収 支 計
画 は 作 成 さ れてい る
わっていますが、路肩
部 分が残っています。
のか。
問 ダ ムの 有 効 活 用
の た め、 水 力 発 電 は
導入できるのか。
年 度 末 現 在で元 金 及
答 町 長 ダ ムに 係
る 地 方 債 は、 平 成
町長 現時点で、
ダム 管 理 が 移 管 さ れ
び 予 定 利 息 を 含 め、
答
と が 必 要 で あ り、 こ
る時期が未定のため、
約 2 億 3,3 5 5 万
計 画 書 を 提 出 す るこ
年 間 に わ たる 収 支
答 町長 事業者は、
事 業 計 画 を は じ め、
復興推進課と連携し、
したいと考えます。
民 皆 様のお 考 え を 丁
寧にお聞きします。
本 町 の こ れ ま での
復 旧、 復 興 の 進 捗 を
問 農 地 の 再 生・ 活
用 による 太 陽 光 発 電
事業の進捗状況は。
除染を進めます。
答 町 長 大 石 原・
下千里地区については、 問 発 電 事 業 による
地域振興策は。
7 月 下 旬の 着 工を 目
指 し、 高 津 戸・ 下 千
れ ら を も と に、 事 業
活用について、明確に
円 で す。 平 成
興 の た めの ま ち づく
体 の 経 済 活 性 化、 復
ま す。 ま た、 地 域 全
援 の 提 案 を 受 け てい
実 証、 試 験 栽 培 の 支
や 営 農 再 開に 向 け た
町 長 3 事 業 者
か ら、 農 地 保 全 管 理
り、 そ の 中 で 金 融 機
補 助 金 を 申 請 して お
ルギー 事 業 に 関 す る
加 えて 当 該 3 事 業
者 は、 再 生 可 能 エ ネ
しています。
議 の 上、 可 能 性 を 検
な どの 関 係 機 関 と 協
ん。 県 や 土 地 改 良 区
利 息 も 含 め、約
な お、土 地 改 良 区
の 借 入 残 高 は、予 定
1,
200万円で、平成
の 返 済 額 は、 約 1 億
しています。
問 杉 内・ 高 津 戸 地
区の発 電 事 業の遅 れ
の理由は。
答
年度で完済予定です。
億
毎年約1億2,360
年 度に 償 還 を 終 え
万 円 を 返 済 し、 平 成
有効活用が望まれる滝川ダム
秋 ごろの 着 工 を 目 指
り な ど に、 資 金 を 有
関 を 構 成 員 として 含
3,557万円であり、
年度
効 活 用 し てい た だ き
む福 島 県 が 組 織した
答
内 容の 健 全 性 を 確 認
示 す こ と はで き ま せ
たい と の 意 向 を 確 認
本町ではこれらを総
合 的 に 判 断 し、 当 該
討します。
産業振興課長 地 権 者の 農 地 転 用
や 融 資の 問 題の調 整
協 議 会の 審 査 を 受 け
る た めに
『 復興 まちづ
性を確認しています。
事 業 者の 経 営の 安 全
(P4参照)
くり基金条例』
を制定
28
29
31
る予定です。
52
ています。
しています。
受けています。
問
発電事 業予 定 地
の 除 染 は 終 了 してい
るのか。
答 産業振興課長 農 地の除 染は終
※町の復興事業に活用す
を行っていると報告を
27
え る 形 で 復 旧、 復 興
答 町 長 今 後、 町
民 が 帰 還 開 始の 判 断
ラ イ ンの 復 旧 や 復 興
29
里 及 び 杉 内 地 区 は、
町内各所で再除染を実施中
とみおか議会だより 187号 8
9 とみおか議会だより 187号
20
堀本 典明 議員
答 来年4月の帰還開始をより確かなものとしたい
答 7月下旬に着工
平成29年4月の帰還開始見通しは
問
太陽光発電の進捗は
問
宇佐神 幸一 議員
帰還困難区域の方々を
方針は。
夜の 森 地区の 将
来 像 に つ い て、 検 討
た除染要望とともに、 問
町 民 の 誇 りで あ
り、 優 良 な 観 光 資 源
はじめ、多くの方々と
問
である 夜の 森の 桜 を
問 新たな桜並木の新設を
答 実現の可能性を議論
らの検討を行い、実現
今 後 整 備 を計 画 する
交流公園などへの植樹
観 光 拠 点 と し ての あ
問 桜並木を延長し、
さらなる
﹃桜の町富
を計画していきたいと
中 心 とした 拠 点 整 備
岡﹄
を発信していくべ
考えています。
り方を含め、地区の将
きでは。
新 たな 桜 並 木 や 桜
並木の延長については、
を進めるべきでは。
答
樹 木 管 理の あ り 方 や
答 企画課長 町 長 現 在、 夜
の 森 桜 並 木の 直 系 子
将 来 に わ たる 良 好 な
来像を検討します。
だ と 考 え ま す。 今 年
孫を育て、全国に広め
道 路 通 行 環 境の 確 保
夜の 森 地 区の 将 来
像の検討は、その地区
度の下半期には、帰還
ていくプロジェクトが
などを含め、多方面か
話を聞くことが第一歩
困 難 区 域 及 びそ れに
進められています。
にお住まいの方々のお
あり、本町のシンボル
答 副町長 かかわる方々との懇談
問
答 町 長 夜の 森の
桜は、富岡をふるさと
として後世に伝え、残
除 染に 向 け た 事 前
調 査 を早 期に 着 手 す
の 可 能 性 を 議 論 して
行く考えです。
る 安 全 や 衛 生、 町 の
く、 そ の 周 囲 に 対 す
朽 ち さ せる だ け で な
町 民の 大 事 な 財 産 を
まま放置することは、
答 町 長 町 内の 空
き 地・ 空 き 家 を そ の
対策をどう考えるか。
問 帰 還 に 向 けた町
内 の 空 き 地・ 空 き 家
え、実施している自治
き家バンクの体制を整
町のように空き地・空
馬 市 や 浪 江 町、 楢 葉
ではありません。南相
具 体 的 に お 話 がで
きるよ う な 検 討 段 階
答 企画課長 でいるか。
問 空 き 地・ 空 き 家
バン ク の 検 討 は 進 ん
の方 法 だと考 えます
し か し、 公 的 な 住
宅としての転用も1つ
活用できないか、復興
町でも民間の住宅を
町営住宅の代替として
答 企画課長 に活用できないか。
問 町 内 にある民 間
の 住 宅 を町 営 住 宅 等
を 減 額 す ることは あ
ことをもって、評価額
行った経緯があります。 き 地、 空 き 家 で あ る
拠 点 地 区 内で調 査 を
りません。
進める観点からも効果
性の除去に努めるなど、
解体を促進して、危険
なお、損壊した住宅
は、環境省が行う家屋
得たいと考えています。
桜 並 木の 植 え か えや
の場を設け、お話を聞
町としてはこれらの
きたいと考えています。 苗木を活用し、既存の
桜 並 木の 除 染 を
行う時期は。
と思う多くの方々の誇
すべきものと認識して
る予定です。
りと心のよりどころで
います。
ま ず は 多 くの 方々
が集うことのできる環
境確保のため、桜並木
と夜の森公園、桜並木
の 主 要 接 続 道 路の 端
からおおむね メート
ルの除染を本年度にお
いて実施する回答を国
より得ました。
な お、 観 光 拠 点 と
して整備を進めるには、
帰 還 困 難 区 域の 除 染
方針が必要と考えてい
景 観に も 悪 影 響 を及
体もありますので、他
が、 主 体 的 に は 民 間
しかし、震災及び原
子 力 発 電 所 事 故 を踏
ま す。 今 後、 継 続 し
ぼ す も の で あ り、 対
市 町 村の 状 況 を よ く
取 引の中で 活 用 さ れ
家屋解体が進み、空き地も増えている
耗 等 に よる 減 点 補 正
努め、納税者の理解を
固 定 資 産 税の 算 定 に
の 算 定 及 び 家 屋の 損
問 空 き 地・ 空 き 家
の固 定 資 産 税の課 税
を行い、適正、的確な
答
魅力あるまちづくりを
《家屋》
原発事故及び長期退避による影響も
考慮した損耗補正を行う
町 長 固 定 資 産
税の算定において、空
方針は。
問 空き地・空き家の固定資産税は
答 適正な固定資産税の算定に努める
策の必 要 性 を 認 識 し
研 究 し な が ら、 制 度
的・効率的な対策を進
《土地》
困難区域隣接地、不便、人口減少等
震災による影響を踏まえて鑑定評価
ています。
ま え た不 動 産 鑑 定 評
※平成29年度に鑑定評価を行い、評価額を算定
その評価額を基に平成30年度から課税
や体制について検討し
◯平成30年度
土地・家屋ともに2分の1の減額課税
(最大3年間)
ていきたいと考えます。 えています。
◯平成29年度
土地・家屋ともに課税免除
めの 資 源 と し て 最 大
【適切な評価額を算出するために】
限 活 用 で き る よ う、
民 間 事 業 者 に よる 空
き 地 利 用 や、 町 民 の
帰還や一時帰宅、新た
な 住 民の 住 宅 利 用 な
ど、 個 人 資 産 の 民 間
取 引 が 活 性 化 さ れる
よう な 環 境 整 備に 努
めます。
《固定資産税の課税方針》
町 は、 空 き 地 や 空
き 家 を、 町 復 興 の た
るべきものであると考
※震災前に作成された桜里園マップは、
富岡町の桜の名所を掲載している
めていく考えです。
桜里園マップ
価による
「適正な時価」
帰還困難区域でも咲き誇る桜
(平成26年4月15日撮影)
とみおか議会だより 187号 10
11 とみおか議会だより 187号
50
遠藤 一善 議員
答 夜の森地区の将来像を検討
答 資源として活用できるよう整備
桜を中心とした観光拠点整備を
問
空き地・空き家対策は
問
高野 匠美 議員
問 里山の除染は。
精神的損害の
問 自 由 度の 高い 交
付 金 に つ い て、 具 体
管理型処分場
答 町 長 町 内の 帰
還困難区域内の放射線
是 正の た めの 町 の 取
的な使途は。
問
答 町 長 環 境 省 が
行っている再 除 染は、
量は、自然減衰等によ
り組みは。
問
格差是正を
本 格 除 染 後 のモニタ
り、大幅に低減してお
その中で、里山再生
モデル事業を実施する
答
帰 還 困 難 区 域の
除染は。
リングで、宅地内の空
り、当該区域の再生は
ことが示され、現 在、
答
町 長 配 分 額 の
決 定 も な さ れ てい な
再 除 染の 数 値 目
標を設定すべきでは。
間 線 量 率の 平 均 が 毎
当町全体の復興を加速
町内のモデル事業実施
町 長 避 難 指 示
解 除 後の 賠 償 継 続 期
い 現 段 階 で は、 具 体
相当期間の
時1マイクロシーベル
させると考えています。
箇所の選定を進めてい
間 としての
「相当期
的な使 途については、
答
ト を 超 え る 場 合、 重
国 は、 夏 前 に は 帰
還 困 難 区 域の 再 生 方
ます。
間」
は、避難指示解除
お 答 えで き る 状 況 に
を設置しました。
省庁プロジェクトチーム」 問 精 神 的 損 害 につ
い て、 町 民 間 の 格 差
確保を求める
点 的に 線 量 調 査 を 実
針 を 打 ち 出 す として
の状 況 が 異 なる 場 合
ありません。
町 長 国は、今年
二月に、「福島の森林・
施 し、 除 染 す る こ と
お り、 町 は、 引 き 続
夏 頃 ま でに 実 施 箇
所 を 決 定 し、 今 後 3
は、 実 際 の 状 況 を 勘
問
答
となっています。
き帰還困 難区域全体
年 程 度で実 証 事 業 を
案 し て、 柔 軟 に 判 断
林 業 再 生のための関 係
町 として 数 値 目 標
を 設 定 す るので は な
の早 期 除 染 実 施 を 求
行う予定です。
問
活用にかかる
交付金の使途は
答 現段階では
未確定
く、除 染 及 び 自 然 減
めていきます。
う、 国 に 求 め てい き
当 期 間 を 確 保 す るよ
事 業 再 建に必 要 な 相
案 し た 上 で、 生 活 や
当 町 で も、 避 難 指
示 解 除 後の 状 況 を 勘
ていきたいと考えます。
う な 使い 方 を 相 談 し
富 岡 町 に か か わる
皆 様 に 恩 恵 が 出るよ
答 企画課長
あってもいいのでは。
解除後の消防団のパトロール体制は
か け な ど も 行って お
継続することを基本に再構築を検討
育 所 を 活 用 した子 育
問 避難指示解除後
も、 現 在 の よ う な 消
り、 今 後 も 継 続 して
問
答
たいと考えています。
していくことが適当で
生 活 再 建のため
ある、とされています。 に 支 出 す る 部 分 が
問
衰により 低 減 される
線 量 の 数 値 目 標 は、
第 二次 復 興 計 画 に 明
記 している
「 年 間一ミ
リシーベルト以下を目
指す」
ものとし、目標
値 の 実 現 に 向 け て、
出 来る限 り 線 量 を下
げ る こ とに 尽 き る と
問 保 健・ 福 祉 の ア
クションプランには、
考えています。
し てい た だ け る よ う
よ り 多 くの 方 に 参 加
問 い わ き 市 に、 親
同 士 が 気 軽に子 ども
平成
年 より 富 岡 保
PRしていきたいと考
て 相 談 窓口を設 置 す
防 団 の パ トロー ル を
も 重 要であると考 え
づ く り は、 避 難 先 で
子 育 て がで き る 環 境
答 町 長 親 同 士 が
交 流 を 持 ち な が ら、
目 的 集 会 施 設の 有 効
箇所の交流サロンと多
が 運 営 す る 既 存の三
置するのではなく、町
めの 場 所 を 新 た に 設
者 か ら、 親 が 富 岡 を
本 プ ラン を 作 成 す
る 際 に、 町 内 の 有 識
答 健康福祉課長 時の初期消火を主たる
域の警戒巡回及び火災
答 町 長 消 防 団の
パトロールは、町内全
継続していくのか。
けないか。
問 帰 還 した町 民 も
パ トロー ル 業 務 に 着
いく考えです。
をしている町民への声
えます。
るとあるが、目的は。
ています。
思 う 心がなく ならな
答 町 長 消 防 団 と
してのパトロールは、
活用を進めていきたい
続していく考えです。
も、 消 防 団 が 行 う と
業務として、今後も継
べ き だ とい う 指 摘 が
しかし、消防団活動
を続けることが困難な
いう考えです。
いよ う な 努 力 は す る
児 相 談 会 」「 家 庭 訪 問
ありました。
団員も出てきているこ
と考えています。
事 業」
を実施していま
町 と し て は、 即 座
に 富 岡の子 ど も た ち
とから、現在、消防団
し か し、 今 後 は、
帰 還 す る 全 ての 町 民
ブ で は、 誰 で も 参 加
できる 親 子 交 流 事 業
た めの 支 援 や 相 談 が
協 力 者 と な り、 警 察
初 期 消 火の 観 点 か ら
す。 ま た、 N P O 法
を 帰 還 さ せ る とい う
の再構築の検討を進め
や 事 業 者 が 見 守 りの
人さくらスポーツクラ
ものではなく、ふるさ
ているところです。
として、
「一歳 か らの
親子リトミック教室」
ら、 高 齢 者 等 を 地 域
あると考えています。
ま ち づく り が 重 要 で
や 消 防 と連 携 しなが
パ ト ロ ー ル 中、
ひと 声 かけ をして は
全 体 で 見 守ってい く
で きる 窓口 を 町 内に
設置し、対応していき
どうか。
への対応や一時立入り
答 町 長 現 在 も 町
民 か らの 軽 微 な 要 請
たいという趣旨です。
問
ととつながりつづける
現 在、い わ き 市 で
は
「 親子 交流 会」
や
「幼
を設置してはどうか。
を 連 れて 集 え る 場 所
桜並木周辺を先行して除染
(点線部分内)
町として、いわき市
内 に 子 育 て 支 援のた
30
とみおか議会だより 187号 12
13 とみおか議会だより 187号
を実施しています。
今 後 は、子 育 て 世
代のニーズを把 握し、
事業内容を工夫した、
魅 力 あ る もの と す る
と と も に、 参 加 者 間
の交流の輪を広げて、
親子とも笑顔であふれる交流会
渡辺 英博 議員
答 できる限り線量を下げることが目標
答 サロンや集会施設を有効活用
再除染の数値目標を設定すべき
問
いわき市に子育て世代が集える場を
問
産業復興常任委員会
総務常任委員会
Q 農地に客土した土か
ら多くの石が出るとの苦
情があるが、撤去しても
らえるか。
A 明確な時期は示されていません
Q 宅地内の下水管は検
査しているか。
が、環境省から、客土した土
から出た石は拾うとの回答を
得ています。
【復興推進課】
Q 町政懇談会の参加者
が年々少なくなってい
るが、今年度の開催方針は。
A 県外を東京1か所にしぼり、日曜
日の午前・午後に開催します。企
画課が実施する座談会と連動さ
せ、多くの町民の意見が聞け
るような体制を整えます。
【総務課】
A 宅地内全ての下水管の検査は
【復旧課】
Q 消防屯所の修繕方針は。
A 軽微なものの修繕を行いま
す。地域性を考慮し、各分
団に1つは利用できる消防
屯所があるよう整備を進め
ます。
【安全対策課】
Q 復興まちづくり会社
A 復興支援バスの運行は国の交付金
【いわき支所】
とは、どのようなものか。
A ふるさと富岡を魅力ある町に
していくために、これからの
まちづくりを主導する役割を
担う組織として設立する会
社です。
【企画課】
Q 町内にあるサロンの
Q 給付型の奨学金制度
を創設する考えは。
今後の運営方針は。
A これまで当町の奨学金制度は
A 今年度は今の状態で運営を行い
貸与として長年実施してきまし
た。従 来 の 制 度との 整 合 性、
財源確保の問題等、給付型の
制度設計がうまくできるかど
うか検討します。
ます。今後は複合施設内にでき
るコミュニティスペースの運営方
針等を把握しながら、よりよい
運営管理ができるよう努めます。
15 とみおか議会だより 187号
バスを発着させる予定は。
を受けて実施している事業です。復
興公営住宅へのバスの運行は補助対
象外となっていますが、国に採択し
てもらえるように要望します。併せて、
いわき市に避難している郡内他町
村と連携し、より利便性の高い
ルート設定を検討します。
していません。これまでは、地
権者が水道の開栓に立ちあう
際に、復旧課の職員も同席し
て、不具合がないか確認し
ています。
【生活支援課】
Q 復興公営住宅に復興支援
常任委員会とは、本会議前に 議案などを事前に審査したり、
各課の事務の執行状況 などを調査する場です。
それぞれの常任委員会が調査し た主な事業について報告します。
【教育総務課】
とみおか議会だより 187号 14
平成28年6月7日に開催した原子力等特別委員会で、福島第一原子力発電所
平成28年6月27日に総務常任委員会を富岡町立幼・小・中学校
東京電力㈱より説明を受けました。
三春校内で開催しました。
本会では特に、陸側凍土遮水壁の造成状況や1号機原子炉建屋カバー解体工事の
幼稚園・小学校・中学校の授業や部活動を参観し、子どもたち
状況等の説明を受けました。
の学ぶ姿を肌で感じました。
議員からは、凍土遮水壁が造成された際の効果や汚染水対策の長期的な見通しに
ついて質問がなされました。
問 ICTを授業に取
り 入 れてい る 現 状 を
︻ ※ICT教育の推進︼
わるので、授業の経過
易にできるなど、大き
設住宅に赴き、インタ
しています。例えば、仮
と出会うことを目的と
反面、板書と違って、 答 学校長 小・中学
画 面が 瞬 時に切 り 替
生ともに、いろいろな人
なメリットがあります。
ビュー活動を行うなど、
昨年と比べて上昇しま
生徒の運動能力数値が
今年行ったスポーツ
テストでは、ほぼ全ての
てています。
らか1日を活動日に充
答 学校長 平日は月
曜日から木曜日の放課
問 部 活 動 は どの よ
うに行われているのか。
︻ふるさと創造学とは︼ ︻部活動の効果は︼
富岡町との絆を持
ち 続 けるために 実 施 し
見せてもらった。IC
が残らず、ついていく
多くの人と触れ合い、ふ
した。新しい体育館で
ている、ふるさと創造学
T教育のメリットとデ
のが大変だという意見
るさとの話を聞くこと
部 活 動 をするよ うに
質 疑疑 応 答答
もあります。また、鉛
答 学 校 長 映 像 や
音声を利用することで、 筆を使って実際に書く
メリットは。
ことも必要であると思
で、富岡を知るという
ています。
作っていきたいと考え
に汚染水がない状態を
り離し、タービン建屋
えする必 要があると
状は様々な方法でお伝
中です。第一原発の現
エネルギー館の活用
については、現在検討
答 東京電力㈱
とはどのようなものか。
授業がより理解しやす
いますので、デジタル
なってから、子どもたち
その後、原子炉建屋
内に残っている汚染水
思っていますが、一番
答 教育長 地域のこ
とをよく知る学校支援
員の方に学校にきても
らったり、運動会に老人
クラブの方々に参加して
もらうなど、人・地域・
学校を結ぶ活動を支援
しています。
てきたように感じます。
の体力もだいぶ向上し
後、また、土日はどち
くなります。例 えば、
授業を実施しています。
のレベルを下げ、流入
の方法は、実際に現地
問
とアナログの良い部分
から400t増えてい
2020年のオリン
ピックの年 までには、
箇所を特定し、補修し
を視察していただくこ
教 育 委 員 会 との
連携は。
図形の移動を視覚的に
望ましいと考えます。
見せることができたり、 を両立させていくのが
英語のヒアリングが容
※ICT教育とは
情報通信技術を活用し
た学校教育のこと。デジ
タルテレビや教員用コン
ピューター、インターネッ
ト環境下での学生用タブ
レット端末を用い、教育
の質の向上を目指す。
︻汚染水対策︼
る汚染水の量がかなり
を示せ。
汚染水の増加量を最小
限にまでもっていきた
︻エネルギー館の利用︼
いと考えています。
量を減らしたいと考え
エネ ル ギ ー 館 を
利 用 し て 第一原 発 の
問
炉建屋とタービン建屋
現状を知らせては
ま す。これ に よって、
状態ですが、これを切
に汚染水が入っている
ています。現在は原子
屋に流入する地下水の
凍 土遮 水 壁を造 成
することによって、建
答 東京電力㈱
減ると考えられます。
問 汚 染 水 対 策に向
けた長 期 的な見 通し
質 疑疑 応 答答
ICTを取り入れた授業
とみおか議会だより 187号 16
17 とみおか議会だより 187号
課題や今後の学校運営の方針などを話し合いました。
とだと考えています。
【要望相手方】
● 丸川珠代環境大臣
● 高木毅復興大臣
● 高木陽介経済産業副大臣
● 田中正朗文科省研究開発局長
少数精鋭で一生懸命活動
【要望内容】
徹底した除染、帰還困難区域の除染
適切な避難指示解除時期の設定、企業誘致
復興財源の確保、イノベ産業集積、
賠償問題に係る要望 など
丸川環境大臣に要望書を提出
また、各学校長や教育委員の方々と懇談し、教育現場で抱える
現在1日当たり300t
平成28年6月20日、議会は町執行部とともに
国に要望活動を行いました。
部活動開始で
体力向上を実現!
汚染水対策の
長期的な見通しを示せ
要望活動
徹底した除染を求める
〜 学校訪問 〜
第1号機から4号機の廃止措置等に向けた中長期ロードマップの進捗状況について、
総務
常任委員会
原発等
特別委員会
63%減
除染後の平均値 0.87μSv/h
除染後の平均値 0.71μSv/h
局所的に線量の高い
箇所を抽出
原因究明を行い、実
施方法を決定
居住制限区域を優先し
て実施し、その後避難指
示解除準備区域を実施
《管理》
◦輸送対象物及び輸送車両の管理システムの改善・拡張
◦地域復興も見据えた通信不感地域対策の検討
◦放射線量の徹底した管理体制の構築
●今後の進め方
約800件の解体申請済み家屋について、
安全かつ迅速に解体を実施する
町と連携し、更なる解体申請の促進に努める
●解体申請件数
約1,404件(平成28年6月末時点)
●解体実績
491件(H26:35件、H27:456件)
問
通 行 車 両 がかな
り 増 えること が 予 想
質 疑疑 応 答答
問
一般 道 及 び 高 速
道路が通行止めに
の確保は。
されるが、騒音対策は。 なった 際 の 退 避 場 所
答 環境省
も 考 慮 し な が ら、 適
ジン な どの 防 音 対 策
や車両のタイヤやエン
面のコンクリートの質
況によっては輸送を行
るよう指示します。状
退 避、 迂 回 行 動 を と
走 行 車 両には 安 全な
県警やネクスコ東日
本と情報連携を行い、
答 環境省
切 な 対 策 を 進 め てい
わ ず、 積 み 込 み 場 に
速度制限を遵守 す
ることはもちろん、路
きたいと考えます。
対 向 車の速 度 を
抑 え る た め に、 路 面
程度の専用退避スペー
通行止めに備えて、
高速道路のPAにある
戻るよう指示します。
に 段 差 をつ け る な ど
スを 設 けて あ り ま す
問
の対策は。
が、 今 後 輸 送 車 両 が
速度を抑えるために
有 効 な 手 段であると
道 路 を降 り た場 所に
ています。現在、高速
増えれば、それだけで
考えますので、道路管
退避スペースの確保を
は十分でないと認識し
理者である県と連携し
進めているところです。
答 環境省
て対応を検討します。
を解 除する上で、これ
方 な ど、 早 急 な 家 屋
問 建て替 えや 事 業
再 開 を 目 指 してい る
質 疑疑 応 答答
まで解除してきた自治
解 体 を 希 望 してい る
問 当 町 の 避 難 指 示
体と同程度まで線量を
場 合 は、 優 先 的 な 解
体を認めてはどうか。
下げる考えがあるのか。
答 環境省
おいては、除染後の放
整の上、対応したいと
個 別 に 相 談 し てい
た だ け れ ば、 日 程 調
答 環境省
射線量が宅地平均0・
考えます。
これまで避難指示を
解除してきた市町村に
3から0・8マイクロ
シーベルトで住民説明
会や議会での説明を実
績をしっかりと住民の
を 目 標 と し、 そ の 実
り 線 量 を 下 げ ること
る 再 除 染 でで き る 限
は な く、 今 後 実 施 す
値 目 標 を 定 め るので
避 難 指 示 解 除に 向
け て、 放 射 線 量 の 数
出 して も ら う よ う 働
いて は、 解 体 申 請 を
で 未 申 請 な 家 屋 につ
をしています。その中
町 と 協 議 し、 危 険
な家屋のリストアップ
答 環境省
的な解体も必要では。
問 道 路に面した 危
険 な 倒 壊 家 屋の 優 先
皆 様や 議 会に説 明し
きかけています。
施してきました。
たいと考えます。
とみおか議会だより 187号 18
19 とみおか議会だより 187号
●必要な安全対策
《輸送》
◦休憩施設の増設や適切な道路補修等の実施
◦冬季輸送の安全確保、緊急時対応に向けた関係機関との連携強化
【家屋解体の現況と今後の進め方】
※輸送車両は、車両の前後左右に輸送車両
であることを明示する。
再除染の実施
●輸送期間
平成28年7月頃から1年程度
実施方法の検討
●1日の基本サイクル
輸送時間:7:30〜18:00
輸送車両:10tダンプトラック
往復回数:1日あたり100往復程度
【今後の再除染の進め方】
●輸送数量
富岡町:約8,500㎥
その他:約70,000㎥
(富岡町を通過する可能性のあるもの)
対象箇所の抽出
【今後の輸送方針】
54%減
されました。
《宅地》
除染前の平均値 1.92μSv/h
《全体》
除染前の平均値 1.90μSv/h
議員からは、今後中間貯蔵施設への搬入が本格化する上で問題となる騒音対
策や、万が一の事故に備えた退避場所の確保、迂回ルートの設定等の要望が出
【除染の効果】
全員協議会
①
本格輸送に向けて
万全の対策を
全員協議会
②
建て替え希望者の優先的な
家屋解体に対応
環境省より除染及び家屋解体の現状と今後の取り組みについて説明を受けました。
平成28年5月24日、富岡町役場郡山事務所 桑野分室で全員協議会を開催し、
議員からは、再除染をする際に判断基準となる放射線量数値が示されていないこと
環境省より除染土壌等の試験輸送の結果と今後の輸送方針について説明を受け
への不満や建て替え希望者に対する優先的な家屋解体を求める声が多く聞かれました。
ました。
とみおか
187
ち とひとこと
さくらスポーツクラブです。
議会だより
よつ
当クラブは、生涯スポーツの振興という面から、
「いつでも・だれでも・どこででも」
スポーツ
を楽しんでいただくことを目的に、平成15年3月に創設された総合型地域スポーツクラブです。
■発行/富岡町議会 ■編集/富岡町議会報編集特別委員会 ■富岡町公式ホームページ
現在は、東日本大震災以降も毎週県内各避難場所で開催される体操教室などの定期教室、
ウォーキング・ハイキング・スポーツフェスタ等の各種イベント、子どもたちを対象とした
宿泊活動などを実施しております。
6月には1泊2日で尾瀬ハイキングを実施
し、参加人数約50名のみなさんで山小屋で
の宿泊を体験してきました。一面に広がる湿
原や咲き誇る花々が出迎え、尾瀬の風景を堪
能することができました。
尾瀬沼コースに参加のみなさん
今後も当クラブでは様々なイベントを企画しております。体操教室などの各種定期教室も
随時開催しておりますので、是非お気軽にご参加ください。
詳しくは毎月発行の情報誌、または当クラブまで直接お問い合わせくださいますよう
お願い致します。 〔文:横田裕一
(小浜行政区)〕
NPO法人富岡町さくらスポーツクラブ
〒963-8025
福島県郡山市桑野2丁目1-1
TEL 024-983-5299 FAX 024-983-5297
みんなで元気に体操(南1丁目仮設)
で
編 集 後 記
今 回 の 表 紙 を 飾 る の は、
五月晴れの下、行われた三春
校の幼小中合同運動会です。
富岡町
整備された校庭には、いく
つものテントが張られ、周り
には、世界各国の国旗がはた
めき、会場は大にぎわい。
児童・生徒のご家族、老人
クラブの皆さん、今年も多く
富岡町公式
ホームページ
の千葉大学の学生さんたちの
応 援 を 受 け、 元 気 で 明 る く、
楽しい大運動会になりました。
今後も議会活動をわかりや
すくお伝えできる編集にここ
(渡辺 高一)
ろがけていきます。
発行責任者
用して印刷しています。
塚野芳美
た森からの木材を含んだ用紙を使
長
従って認証され、適切に管理され
議
堀本典明
この印刷物は、FSC® の基準に
議会報編集特別委員会
委員長
高野匠美
遠藤一善
山本育男
渡辺英博
渡辺高一
員
員
員
員
副委員長
委
委
委
委
■印刷/㈱日進堂印刷所
http://www.tomioka-town.jp/ 富岡町教育委員会事務所内