JR東日本労働組合 東日本ユニオン 組織通信 組織通信 発責:組織部 2016 年 8 月 1 日 №44 7 月 28 日、ホテルラングウッドにおいて 「第 4 回定期大会」を開催しました。大会 には 200 名を超える組合員が結集し、全大 会代議員の出席のもと、安全の確立、2016 春闘、参議院議員選挙の取り組みを含めた 一年間の運動の総括と、労働組合の本分た る労働条件の向上にむけて闘う労働組合と しての組織像を明確にしつつ、JR労働運 動の大同団結にむけて揺るぎない東日本ユ ニオンの団結と闘う方針を確認しました。 あいさつに立った渡辺中央執行委員長は、熊本地震で被災された方たちへのお見舞い、 安全の確立、参議院議員選挙の取り組み、2016 春闘の総括視点を述べたほか、JR連合加 盟問題に触れ「昨年の第 3 回定期大会でJR連合との関係を一旦白紙にするという苦渋の 決断をした。今回、JR連合の都合だけで一方的に脱退届だけを取り上げられたが、決し て私たちが望んだ脱退ではない。全組合員が組織方針草案にもとづき、組織強化・拡大と JR東日本の新たな労使関係の構築、そしてJR労働運動の大同団結・一元化にむけ、全 力で取り組むスタートとなる大会にしよう」と訴えました。 質疑では全 12 地本と青年女性委員会の代議員、13 名から発言があり、いずれも重大事 故が多発している昨今の状況を受け、各系統で進められている効率化施策の弊害や煩雑化 する安全ルールの存在、担い手不在の技術継承などの実態が赤裸々に語られたほか、エル ダー制度がすでに「破たん」している事象も明らかにされました。 また、地方連合や都県交運労協との関係や産別運動のあり方なども語られ、さらに私た ちがめざすJR労働運動の大同団結・一元化について「労働条件の向上を求める組合員、 社員の要求を通じた大同団結をめざすべきだ」 「2016 春闘では 職場活動を通じて大同団結の端緒を勝ちとってきた」などの示 唆に富んだ発言によって、運動方針がさらに補強されました。 執行部答弁ののち「平和と民主主義を守る特別決議(案)」 を含む執行部が提案したすべての議案が満場一致で採択され、 水戸地本選出の郡司議長による円滑な進行と相まって、第 4 回 定期大会は成功裏に終わりました。
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