やすらぎだより33号を掲載しました - 茨城県立聴覚障害者センター

平成 28 年7月第 33 号
[発行元]茨城県立聴覚障害者福祉
センターやすらぎ
〒310-0844
茨城県水戸市住吉町 349-1
TEL029-248-0029
FAX 029-247-1369
聴覚障害者情報提供施設
だより
ホームページ
http://www.center-yasuragi.or.jp
休館日/月曜午後、火曜日、祝日
暑中お見舞い申し上げます。
関東地方も遅い梅雨明け発表があったようです。熱中症に気をつけて、
夏を乗り切りましょう。
【報告】
「2016 年度全国聴覚障害者情報提供施設協議会総会」出席
「全国聴覚障害者情報提供施設協議会 2016(平成28)年度総会及び第 12 回施設大会」が開催
されました。
開催地は大阪城が近く,緑豊かな環境でした。
この大会は去る平成 28 年 6 月 23 日(木)~24 日(金)にかけ,全国の聴覚障害者情報提供施
設の職員等が,聴覚障害者情報提供施設の事業運営並びに経営等に関する諸問題について互いに研
究・討議し,聴覚障害者福祉の向上に寄与することを目的に,全国から 50 の情報提供施設が参加
し開催されました。
1 日目は,総会が行われ,事業報告及び計画,予算及び決算報告等の議案について審議があり,す
べてが承認されました。
熊本県の小野所長からは,熊本地震に際し,電話リレーサービスとインフォメールが役に立った
事等,情報提供や安否確認への対応等の話がありました。
施設大会では式典がとり行われた後,
「障害者差別解消法と聴覚障害者情報提供施設~合理的配慮
について~」を演題としてシンポジウムが行われました。松本弁護士の講演の後,厚生労働省,全
日本ろうあ連盟,全日本難聴者・中途失聴者団体連合会の方々がシンポジストとなり,それぞれの
立場から意見が示されました。
2 日目の,ブロック研修会(第 2 ブロック)では講演,通訳派遣に関わる情報交換と映像制作担
当者研修会についての話し合いの他,
「都道府県」「政令指定都市」「中核市」「市町村」との連携の
とり方について情報交換を行いました。
29 年度は,当県(茨城)が開催県です。当センターは職員数 8 人の小さな施設ですが,頑張りま
すのでよろしくお願いいたします。
【2016 年度コミュニケーション支援担当者研修会】
平成 28 年 7 月 20 日(水)~22 日(金)の 3 日間、標記の研修会が京都で開催されました。
20 日の障害者差別解消法、合理的配慮について、きょうされん理事長の西村
直氏の講演の中で
は 38 年間の共同作業所の運営・運動の中での制度の変遷などを話された。障害福祉を商品化する
動きがあること、社会福祉法人が変わること、などを含め障害者施策は前進しているのか、今回の
法律は前進と後退が入り混じった法律であると話された。
また、21 日の近藤幸一氏の講演「聴覚障害者の暮らしから私たちの仕事を考える」では、手話は
言語と世間では騒がれているが、これが商業ベースで広がっていったらどうなるのか?情報を取れ
ない人、あっても分からない人が取り残されていく現実があることなどが話された。
通訳の担い手不足、通訳者の高齢化の問題など、コーディネーターから問題提起ができているか、
情報を共有できているかなどあらゆる事実をデータ化し、どう改善して行けばいいのか考えるべき。
最終日は、「意思疎通支援事業の動向と 3 年後の見直しについて」が全国聴覚障害者情報提供施設
協議会 理事長の小中 栄一氏からお話しがあった。
✽✽事業のお知らせ✽✽
【認知症サポーター養成講座】
認知症についてや地域包括支援
センターの役割などをなかなか
知る機会はありませんね。
ご家族や知人に認知症などの症状が
現れた時など、力強い相談窓口に
なります。知っておくのも良いですね。
1(日)
2(月)
3(火)
4(水)
5(木)
28○年度は、趣向を変えて講演だけでなく、
×
×
×
×
目でみて分かるように寸劇(事例)もあります。
一人で悩まないでみんなと一緒に学び、
【認知症について】
(寸劇付き)
いつ:8 月 19 日(金)
時間:13:00~15:00
場所:やすらぎ
会議室
参加申し込み不要です
応援者になりましょう!
皆さんのご参加をお待ちしています♪♪
【要約筆記者養成講座受講生募集】
受講条件:聴覚障害者福祉に理解と熱意を有する方
期
時
茨城県登録要約筆記者を目指す意思のある方、全期間通える方
パソコン実技においては、OS が Vista 以降のノートパソコンを持ち込み可能な方
間:<手書き・パソコン共通必須前期 14 回>
平成 28 年 10/15、22、29、11/12、19、26、12/17、平成 29 年 1/21、28、
2/25、3/11、18、4/22、5/13
<手書き・パソコン共通必須後期 14 回>
平成 29 年 5/27、6/10、24、7/1、8、29、8/19、26、9/9、30、10/14、28、
11/11、25
<パソコン実技前期 5 回>
平成 28 年 11/5、12/10、平成 29 年 1/14、3/4、4/15、
<パソコン実技後期6回>
平成 29 年 5/20、6/17、7/22、9/2、10/21、11/18
間:13:30~16:30
会
場:茨城県立聴覚障害者福祉センターやすらぎ 会議室
資料代等:手書き・パソコン共通前期 8,000 円
手書き・パソコン共通後期 8,000 円
パソコン実技前期 5,000 円
パソコン実技後期 5,000 円
テキスト代実費
申込方法:往復はがきに、郵便番号、住所、氏名、電話番号、FAX 番号、
パソコン実技受講希望の有無を記入の上お申し込みください。
申込締切:平成 28 年 10 月 7 日(金)まで必着
【難聴相談会】
聞こえのことで困っていませんか?また、引き出しの中に眠っている補聴器などありませんか?
ご家族でご参加ください。
【第4回目】
日
時:平成 28 年8月 20 日(土)しもだて地域交流センターアルテリオ会議室 A
(筑西市丙 372)
開催時間:13:30~15:30
≪内容≫
 茨城県立聴覚障害者福祉センターやすらぎについて
 様々なコミュニケーション方法・・・難聴当事者の話
 要約筆記について・・・要約筆記者の話
 補聴器、補聴援助機器について・・・補聴器取扱い店の話
※補聴器・補聴援助機器の展示あり。悩みを話してみましょう。
※要約筆記あり(話し手のことばを文字にします)。安心してご参加ください。
申込方法:電話又はFAXでお申し込みください。当日参加も可能です。
【茨城県盲ろう者向け通訳・介助員養成講習会】
開催期間:平成 28 年 6 月 19 日~10 月 30 日(全8回)10:00~16:00
会場:つくば市市民ホールやたべ(つくば市谷田部 4711)
受講生7名で開講されています。
**28 年度手話通訳者養成講座担当講師養成研修会**
将来、手話通訳者養成講座の新講師(ろう・聴者)になる為の研修会です。
日程等は以下の通りです。
① 日時:28 年 9 月 24 日(土)10:00~16:00「講義&演出」やすらぎ
② 日時:29 年 3 月 12 日(日)10:00~16:00「未定」やすらぎ
※詳細等は「やすらぎ新聞(茨聴協)9月号」に掲載されますのでご覧ください。
平成28 年度第 1 四半期事業報告
登録者数
手話通訳者
102 名
手話通訳・要約筆記・盲ろう者向け通訳派遣事業
要約筆記者
45 名
盲ろう者向け通訳・介助員 55 名
●派遣状況(単位;人)
区分
4月
5月
6月
計
前年度
A
B
差引増減(A-B)
手話
276
242
337
855
810
45
要約筆記
42
44
46
132
118
14
盲ろう通訳
11
14
20
45
52
▲7
計
329
300
403
1032
980
52
ろうあ者相談事業
●相談者の状況(4 月~6 月)
男
女
35
19
●月別相談者数
家族
公的機関
0
7
その他
9
計
4月
5月
6月
計
70
21
21
28
70
ビデオライブラリー事業
【利用区分について】
●利用状況(4 月~6 月)
一般ビデオ・DVD
貸出人数
9
貸出本数
22
自主制作他
貸出人数
7
貸出本数
15
●ビデオライブラリーをご利用ください
VHS で収蔵されていた懐かしのドラマなども、
DVD 化されているものもあります。一度、やすらぎ
ビデオライブラリーにお立ち寄りください。
聴覚障害者向け映像ライブラリー作品は,著作権
利用者
身体障害者手帳(聴
覚障害)所持者
手帳を持っていない
中途失聴・難聴者
聞こえに障害のない
人
聴覚障害者団体、入
所施設利用施設等
その他の社会福祉施
設・公共施設
利用できる作品
A
B
C
D
E
●
●
●
●
●
●
●
×
●
×
●
×
×
×
×
●
●
●
×
×
●
×
×
×
×
1
2
3
権 利 者 と の 約 束 で , 作 品 ご と に 利 用
できる人(作品を見てもいい人)と
【利用条件区分】
利用方法が決まっています。利用できる人は
A~Eのアルファベット、利用方法は1~3の
利用の仕方
数字であらわされています。それぞれの意味
個人視聴
●
●
●
(条件)は、右表のとおりです。
仲間や集団での視聴
×
●
●
決まりを守ってご利用ください。
上映会での使用
×
×
●