質疑応答要旨(PDF) - GMOクリックホールディングス

2017 年 3 月期第 1 四半期決算説明会 質疑応答要約
この質疑応答要約は、2016 年7月 25 日(月)に開催した 2017 年3月期第1四半期決算説明会において、
出席者の皆様からいただいたご質問とその回答を要約したものです。弊社代表執行役社長の鬼頭より回答させ
ていただきました。
【Q1】① 新FXシステム導入で、ロスカット高速化により顧客の損失を抑えることで未収金が少なくなった
取引が伸びたというような話があったが、定量的にお話いただけることがあればお願いしたい。
② Brexitにより為替の影響で取引が伸びたという話があったが、グローバル展開に関して、ロ
ンドン拠点において戦略の変更があるのか伺いたい。
【A1】① Brexitとスイスフラン・ショックは同規模の動きだったが、今回は未収金の額でいうとスイ
スフラン・ショック 20 分の1、30 分の1程度。
② 一部金融機関や事業会社でロンドン撤退検討という話も出ているが、当社は慎重に動向を見極めて
いきたい。ロンドンに拠点を置いているのは、ロンドンが自由でFXのビジネスにおいて世界中の
マーケットにアクセスできる点にあるので、そこに影響がある場合にはいる理由もなくなる。今後
の動向を注視していく。
【Q2】①(あおぞら銀行とGMOインターネット/GMOクリックホールディングスのあおぞら信託銀行の議
決権割合について)銀行は 50:50 という話だが、どちらの連結に取り込まれることになるのか。
② ネット銀行を始めるということ自体は新しい話ではないと思うが、強みはどういうところになって
いくと考えているのか、教えていただきたい。
【A2】① 結論としてどちらが取り込むかは決定していない。
② 最後発でなぜやるのか。きっかけは銀証連携だが、GMOインターネットグループは、ドメイン、
ホスティングなど世界中の中小企業法人をお客様にビジネスを展開している。中小企業は業務や資
金調達など効率化できる部分が多く、GMOグループのお客様である中小企業は、その取引の動き
が見えるので、それに対して融資なり決済なりサービスを提供し、より効率的な運営ができるよう
支援していきたいと考えている。
【Q3】GMOグループの中の取引の実績を新銀行で活用していくにあたっては、情報の線引きが必要になると
思うが、その辺りはどう考えているのか、教えていただきたい。
【A3】情報の取得許諾は、楽天カードなどそれぞれのサービス・会社が取得し経済圏を築いている。それと同
じになるのではと考えている。
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