マルチコア光ファイバ概要 (PDF形式, 915KB)

 国内のインターネット通信量は年々増加(年率約1.5倍)
10年後には50倍以上の商用光ファイバ通信システムが必要
商用光ファイバ通信システム
伝送容量(毎秒)
1981年
2003年
3200万
ビット
8000億
ビット
2013年
202X年
既存光ファイバの
8兆
ビット 50倍 物理限界
NICT主導で強力な産学官連携体制を構築し、
次世代の光通信インフラ刷新にむけて日本が世界の技術競争をリード
 光ファイバの構造を根本から見直したマルチコアファイバで世界記録を連続で更新
22コア
[ビット]
光
フ
ァ
イ
バ 10000兆
1
本
あ
た
り 1000兆
の
伝
送
容 100兆
量
(
毎
秒
)
19コア
36コア型
7コア
マルチコア
光ファイバ
世界最大伝送容量
毎秒 2150 兆ビット
既存の光ファイバの伝送容量の限界
2011
2012
2013
2014
マルチコア光ファイバ伝送容量世界記録
T (テラ)
P (ペタ)
1兆
1000兆
1,000,000,000,000
1,000,000,000,000,000
ネットワークシステム研究所
フォトニックネットワークシステム研究室
Photonic Network System Laboratory
TEL: 042-327-6337
E-mail: [email protected]
2015
[年]
NICT
外部機関
 必要となる要素技術も世界に先駆け開発
マルチコアと既存ファイバの接続
マルチコア一括信号増幅器
光送信部
光送信部
光送信部
光増幅器
光増幅器
光増幅器
光増幅器
光送信部
・
・
・
光受信部
光受信部
光受信部
・
・
・
0.260 mm
光送信部
0.125 mm
光受信部
光増幅器
光受信部
(髪の毛は0.080mmほど)
5 mm
18 mm
 マルチコア交換技術を開発し、データセンタ内外や海底ケーブル等へ展開。
 国内の産官学が連携し、2025年頃の実用化を目指す。
データセンタ内外の大容量化・簡素化
ネットワークシステム研究所
フォトニックネットワークシステム研究室
Photonic Network System Laboratory
陸上幹線系・大陸間海底ケーブルの大容量化
TEL: 042-327-6337
E-mail: [email protected]