政務調査ニュース2016年8月号の印刷はこちら

発行日:平成 28 年 8 月 1 日
横浜市会議員
︵磯子区︶
自民党
山 本
た かし
平成28年8月号
発行編集責任者
山本たかし事務所
〈いそごの元気をつくる会〉
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政務調査NEWS
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第24回参議院議員選挙が終わりました。自民党の二人の公認候補が当選を果たしました。選挙結果を踏まえ、
「安定した政治」
の下で、
“経済の持続的成長”
と
“安心の社会保障”
の実現が課題です。横浜市でも厳しい財政状況の中メリハリある予算執行が望
まれており、何が必要で何が不必要かを徹底検証する正しい目、いわゆる事業レビューが必要です。9月から始まる第3回市会定
例会は平成27年度決算を審査する議会であり、この中でしっかりと事業のありようを検証し、次年度予算へと反映させていくこと
が重要です。行政はよく『全体最適』という表現を使いますが、すべての市民にあまねく公平中立なサービスを提供する使命から
最大公約数的な事業判断をしがちです。一方で、新たに事業化する場合は、
「将来においても続けていくのか」を見極める必要が
あります。いわゆる『個別最適』の発想も必要でしょう。
『全体最適』は行政サービス上よく理解できますが、
『個別最適』も忘れて
はなりません。新規に事業をすすめる場合は、特にしっかりとした事業レビューが重要です。
これからの横浜が少子高齢化、人口減少社会のなかで限られた財源から新たな事業を創造するためにも、
「事業の平均化や画一
化」から脱却し、地域事情に応じた事業創造も必要です。市民一人ひとりの生活の違いや個々人の考えを認め合ってこそ、地域に
おける自助や共助が醸成されると期待します。
平成27年3月31日をもって中央卸売市場としては廃止した南部市場
(金沢区鳥浜町1番地)
が、このたび地域経済貢献と観光誘
客機能を発揮する賑わい創出事業の拠点『賑わいエリア』の事業者公募を行いました。
従来から物販機能として存続してきた「関連棟」と併設する形で、市有地約3.
5万㎡を20年の事業用定期借地として民間事
業者に貸し出すことになります。これに伴って、
『賑わいエリア』のパートナーである「関連棟」を運営する協同組合横浜南部市場共
栄会(中村信男理事長)
は、よこはま自民党を通じて横浜市経済局へ以下の諸点について要望書を提出しました。
≪南部市場における賑わいエリア事業実現に向けた要望≫
❶賑わい施設整備に関する適時適切な情報提供と調整 ❷公募事業者との定期的協議の場の設置 ❸安全快適な施設改修
南部市場の賑わいエリア施設整備により、横浜シーサイドライン沿線に新たな観光スポットが誕生する
ことは、磯子区としても地域経済の活性化に結び付くものとしておおいに歓迎します。今後は、これを機
に臨海南部の経済再生を誘導するJR磯子駅ならびに根岸駅の駅前開発や横浜シーサイドラインの延伸に期待が集まります。
高齢者が地域の中で活躍されるケースが増えています。地区センターや地域ケアプラザ、学校コミハなど活動拠点が充実する
一方で、趣味や芸術を楽しむお年寄りのネットワーク化がすすんでいます。こうした動きを今後、レポートします。
肢体不自由児の教育環境の改善を提言!
∼北綱島特別支援学校を視察して∼
「障害者が暮らしやすい社会、差別を感じさせない社会を実現します。これは、平成27年3月によこはま自民党が向こう4年間に
取り組む目標(選挙公約=マニュフェスト)
に明記した「福祉政策」の一文です。
さて、横浜市内には肢体不自由の児童生徒が通学する学校
(特別支援学校)
が5校あります。北綱島
(港北区)
、中村
(南区)
、若葉
台
(旭区)
、東俣野
(戸塚区)
、上菅田
(保土ヶ谷区)
です。上菅田と除く4校は重度の肢体不自由児童生徒が通う特別支援学校で、上
菅田のみが軽度の児童生徒が通っています。
「第2期横浜市教育振興基本計画
(平成26年度~平成30年度)
で、”
肢体不自由特別支援学校再編整備計画”
が示されその中で
新たに左近山
(旭区)
特別支援学校を平成31年度に開設し、その代わり北綱島特別支援学校を平成30年度に閉校することが昨年
9月の常任委員会で発表され、北綱島特別支援学校に通わせる保護者一同が大きなショックをうけました。身体的にハンディを抱え
る子供たちは送迎バスの通学が大きな負担であり、命をかけて通学するといっても過言ではありません。できるだけ通学時間の短
い学校に通うのが希望であり、今回の北綱島の閉校に伴い上菅田や県立中原養護学校へ転校することは負担増となります。今年
2月に保護者の希望を取り入れ、現在通学している児童生徒が卒業するまでの間、北綱島特別支援学校を上菅田特別支援学校の
「分教室」として存続させると決まりましたが、将来的に、横浜市内の特別支援学校5校体制が妥当なのかどうか、県立養護学校5校
との連携のありかた含め課題が残されています。
かくたん
「痰の吸引」などは研修をうけた上で資格がないとできません。
(喀痰吸引等制度により介護職員も可能)
現在、バスに同乗する介助士の方はこの資格がなく、子供たちは生命の危険にさらされています。通学時に
「痰の吸引」が必要な子供たちは、どうしても保護者が自分の車で送り迎えすることになっており大きな負担と
なっています。
658名の子供たちが現在、市内の特別支援学校
(485名)
と市外の県立養護学校
(173名)
通学しており、子供たちの生命の安全
を守り楽しい学校生活がおくれるように、
「喀痰吸引等研修」をうけた介護職員をバスの送り迎えに配置すべきです。
●若葉台特別支援学校(肢体・知的併置)
●県立中里養護学校(肢体・知的併置)H32.4~
●北綱島特別支援学校(肢体)
(将来閉校) ●県立麻生養護学校(肢体・知的併置)
●上菅田特別支援学校(肢体)
●県立中原養護学校(肢体・知的併置)
●左近山特別支援学校(肢体・知的併置)H31.4~
●中村特別支援学校(肢体)
●県立金沢養護学校(肢体・知的併置)
●東俣野特別支援学校(肢体)
●県立鎌倉養護学校(肢体・知的併置)
北綱島特別支援学校のように一般校と併設されており、子どもたち同士の交流が図られるのは貴重な教育
効果があると感じます。地域の方々にも理解されており住民交流も盛んです。事業再編が地域のモチベー
ションを低下させる懸念を感じます。一方で、教育施設である以上、教育環境整備や教育人材育成も重要な
テーマと思います。今後も保護者としっかりと向き合った教育行政をすすめていただくよう教育長へ要望しました。
第1部
(水)18時より(17時30分 受付開始)
8月31日
日時
2016年
会場
ロイヤルホールヨコハマ(横浜市中区山下町90)
参加費
10,
000円
トークタイム(18:00~19:00)
松本純 衆議院議員、三原じゅん子 参議院議員、中西けんじ 参議院議員、横浜市会、県内議員 他多数
第2部
交流会タイム(19:00~20:30)〈着席スタイル〉
平成28年
参加費
お申込み
(日)
〜19
(月)
9/18
大人(中学生以上)8,000円 小人(小学生以下)6,000円
下記のお申込みフォームにて、FAXでお申し込みください。
FAX:045-349-2108
お申込みフォーム
フリガナ
氏名
年齢(学年)
住所
〒
性別 男 女