「アトミック・マム」上映会 - 公益財団法人広島市文化財団

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被爆体験証言者
岡田恵美子さんのおはなしと
ドキュメンタリー映画「アトミック・マム」上映会
8月21日(日)10:00~12:30
日 時
平成28年
会 場
古田公民館(広島市西区古江西町19-15)
申 込
古田公民館へ電話、またはご来館の上、お申込みください(☎272-9001)
*途中休憩あり
原爆により人生を左右された日米二人の女性を軸とするドキュメンタリー映画の上映と、
その一人である岡田恵美子さんご本人のお話を聞きます。
一人は核兵器開発に携わった科学者。もう一人は広島で被爆した核兵器の被害者。
二人の人生が交わることで何が起こったのか。争いによって引き裂かれている世界に望みを託す映画です。
対
象◆どなたでも
参加費◆無料(上映後、ホットコーヒーまたは冷たいお茶を用意します)
《ドキュメンタリー映画「アトミック・マム」(2010 年)
の内容》
原爆により人生を左右された日米二人の女性を軸とするドキュメンタリー映画。一人は第二次大戦後、科学者として
核開発に携わったポウリーン・シルヴィアさん。そしてもう一人は広島で被爆した岡田恵美子さん。
ネバダで行われた核実験に赴き、簡単な装備で数回に渡ってキノコ雲を見たこと、海軍で放射線による熱傷研究をし
て動物が死ぬまで克明に観察したことなどの経験からポウリーンは何十年を経た今も良心の呵責に苛まれていた。
しかし、軍の機密であり命令であることから、50 年近く沈黙を守ってきた。 ポウリーンが79歳にして初めて、娘の
M.T.シルヴィア(この映画の監督)に語った過去とは―。原爆の犠牲者となった岡田さんとの交流とはー。
《岡田恵美子さん プロフィール》
1945 年国民学校3年生の8
歳のとき、尾長町の自宅で
「アトミック・マム」を推薦します
アトミックマムは、われわれの日常生活からかけ離れ、難し
(爆心地から 2.8 ㎞)母と朝
食をとっていた時に被爆。女学
いと考えがちの「核」という問題を、家族という枠組みを通し
校 1 年生の 12 歳姉は学徒動
て身近な存在感をもたらし、自分の問題として考えさせてく
員として建物疎開作業中に被
れます。この映画を観て、核と家族の問題、自分自身がど
爆し、死亡。
のように核と向き合うべきかがより深く理解できるようになり、
今から 30 年前、「ヒロシマ」に寄り添ったアメリカ人バーバ
ラ・レイノルズさんに出会ったことで、本格的に証言活動を
M.T.シルヴィア監督に感謝します。
(ピースプラットフォーム代表 スティーブン・リーパー)
開始。世界の国々をまわり、被爆証言をし、「命の大切
さ」「子どもは世界の宝」「平和とは一人ひとりの対話から
作っていくものである」と訴えている。
主 催
被爆体験を継承する会 ・
(公財)広島市文化財団古田公民館
次回「ふるたシアターカフェ」のご案内
●映画「慈(いつくしみ)~もう一つのちいさな命のゆくえ~」上映会 ▽日時 9 月 25 日(日)10:00~12:00 ▽場所 古田公
民館 ▽内容 動物愛護センターを舞台に、動物たちの命と向き合う人々を追ったドキュメンタリー映画の上映と監督による制
作裏話など。参加無料 ▽主催 市民活動で映画製作をする会 ▽申込 古田公民館窓口または電話(272-9001)で。