山梨県立美術館 Yamanashi Prefectural Museum of Art 国立美術館巡回展 きら 煌めく名作 めく名作たち 名作たち 国立美術館巡回展 国立美術館巡回展は 美術館巡回展は、独立行政法人 国立美術館の 国立美術館の所蔵作品を 所蔵作品を効果的に 効果的に活用 し、地域での 地域での鑑賞機会 での鑑賞機会の 鑑賞機会の充実、 充実、および美 および美 術の普及をはかることを 普及をはかることを趣旨 をはかることを趣旨とした 趣旨とした事業 とした事業で 事業で す。 本展は、国内有数の 国内有数の近現代美術を 近現代美術を所蔵 する京都 する京都国立近代美術館 京都国立近代美術館と 国立近代美術館と東京国立近 代美術館から 美術館から、 から、近代の 近代の日本画と 日本画と洋画、近 現代の 現代の工芸を 工芸を代表する 代表する作家 する作家69 作家69名 69名による 選りすぐりの りすぐりの作品約80 作品約80点 80点を一堂に 一堂に会しま す。 日本画は 日本画は、竹内栖鳳をはじめ 竹内栖鳳をはじめ、 をはじめ、村上華 岳、土田麦僊、 土田麦僊、甲斐庄楠音、 甲斐庄楠音、上村松園ら 上村松園ら 近代京都画壇 近代京都画壇の 京都画壇の作品、 作品、洋画は 洋画は、岸田劉 生、藤島武二、 藤島武二、須田国太郎、 須田国太郎、安井曾太 郎、藤田嗣治ら 藤田嗣治ら東西を 東西を問わず、 わず、また海外 また海外 においても活動 においても活動した 活動した画家 した画家たちの 画家たちの作品 たちの作品、 作品、工 芸は、陶芸から 陶芸から富本憲吉 から富本憲吉、 富本憲吉、河井寬 河井寬次郎、 次郎、 十五代楽吉左 十五代楽吉左衞 吉左衞門ら、染織から 染織から志村 から志村ふく 志村ふく みら、 みら、さらには漆工芸 さらには漆工芸、 漆工芸、竹工の 竹工の京都の 京都の作 家を中心に 中心に名作を 名作を紹介します 紹介します。 します。 上村松園 《花のにぎわい》 のにぎわい》 明治40 明治40年代 40年代 京都国立近代美術館蔵 【主な展示作品】 展示作品】 第1章 京都の 京都の近代日本画 本章では 本章では、 では、代表的な 代表的な画家たちの 画家たちの作品 たちの作品によって 作品によって京都 によって京都の 京都の近代日本画壇を 近代日本画壇を概観します 概観します。 します。 明治維新後 明治維新後、 維新後、京都の 京都の日本画壇は 日本画壇は、竹内栖鳳をはじめ 竹内栖鳳をはじめ、 をはじめ、菊池芳文、 菊池芳文、谷口香嶠、 谷口香嶠、都路華香ら 都路華香ら、いわゆ る幸野楳嶺門下の 幸野楳嶺門下の四天王をおもに 四天王をおもに、 をおもに、円山・ 円山・四条派の 四条派の伝統を 伝統を基礎とした 基礎とした日本画 とした日本画の 日本画の近代化が 近代化がはかられま はかられま した。中でも栖鳳 でも栖鳳は 栖鳳は自然主義的な 自然主義的な洋風表現を 洋風表現を取り入れることで新 れることで新しい日本画 しい日本画の 日本画の創造に 創造に努め、独自の 独自の 作風を 作風を築き上げます。 ます。また、 また、山元春挙もはやくから 山元春挙もはやくから洋画 もはやくから洋画に 洋画に着目して 着目して自然主義的 して自然主義的な 自然主義的な作風を 作風を追求して 追求してい してい ます。 ます。 明治40 明治40年 40年に開設された 開設された文部省美術展覧会 された文部省美術展覧会( 文部省美術展覧会(文展) 文展)にはじまる官展系展覧会 にはじまる官展系展覧会が 官展系展覧会が隆盛を 隆盛を見た明治後 期において、 において、栖鳳、 栖鳳、春挙、 春挙、芳文のほか 芳文のほか、 のほか、菊池契月、 菊池契月、上村松園、 上村松園、西村五雲、 西村五雲、西山翠嶂、 西山翠嶂、川村曼舟、 川村曼舟、橋 本関雪、 本関雪、石崎光瑤など 石崎光瑤など、 など、京都の 京都の画家たちは 画家たちは競 たちは競うように出品 うように出品して 出品して高 して高い評価を 評価を得ました。 ました。そうした中 そうした中で、 大正期になると 大正期になると審査基準 になると審査基準に 審査基準に疑問を 疑問を呈する画家 する画家も 画家も表れ、1918( 1918(大正7 大正7)年、土田麦僊、 土田麦僊、村上華岳、 村上華岳、小野 竹喬、 竹喬、榊原紫峰、 榊原紫峰、入江波光らによって 入江波光らによって日本画革新運動 らによって日本画革新運動を 日本画革新運動を旨とする国画創作協会 とする国画創作協会が 国画創作協会が結成され 結成され、 され、後に伊 藤草白、 藤草白、甲斐庄楠音らが 甲斐庄楠音らが活躍 らが活躍し 活躍しました ました。文展は 文展は帝展となり 帝展となり、 となり、第二次大戦までには 第二次大戦までには、 までには、福田平八郎、 福田平八郎、堂本 印象、 印象、徳岡神泉らの 徳岡神泉らの台頭 らの台頭、 台頭、国画創作協会解散後の 国画創作協会解散後の麦僊、 麦僊、竹喬の 竹喬の復帰などにより 復帰などにより隆盛 などにより隆盛を 隆盛を見せました ました。 戦後は 戦後は、旧来の 旧来の価値観や 価値観や日本画に 日本画に対する概念 する概念の 概念の混乱が 混乱が続く中で、すでに新 すでに新たな画境 たな画境を 画境を開いてい た平八郎、 平八郎、神泉のほか 神泉のほか、 のほか、竹喬、 竹喬、印象、 印象、山口華楊、 山口華楊、池田遙邨らも 池田遙邨らも独自 らも独自の 独自の絵画世界を 絵画世界を展開し 展開しました ました。その 後、昭和40 昭和40年代後半 年代後半からはじまる からはじまる日本 日本の の 経済的繁栄につれて 経済的繁栄 につれて、 、 京都の 京都 の 日本画壇は 日本画壇 は 安定期へと 安定期 へと入 40年代後半からはじまる日本 につれて へと入っ ていくことにな ていくことになります。 ります。 竹内栖鳳 《秋興》 秋興》 昭和2 昭和2年 京都国立近代美術館蔵 村上華岳 《夜桜之図》 夜桜之図》 大正2 大正2年 京都国立近代美術館蔵 石崎光瑤 《熱国妍春》 熱国妍春》(左隻) 左隻) 大正7 大正7年 京都国立近代美術館蔵 第2章 近代の 近代の洋画 本章では 本章では、 近代に活躍した 活躍した代表的 洋画家たちの作 では、近代に した代表的な 代表的な洋画家たちの たちの作 紹介します します。 品を紹介 します 。 日本近代洋画の 日本近代洋画の父と称される黒田清輝 される黒田清輝をはじめ 黒田清輝をはじめ、 をはじめ、黒 白馬会創立にも にも参加 参加した した藤島武二 藤島武二、 黒田に 師事し 田の白馬会創立 にも 参加 した 藤島武二 、黒田 に師事 し た岸田劉生、 岸田劉生、藤田嗣治のほか 藤田嗣治のほか、 のほか、藤島に 藤島に師事した 師事した小磯良 した小磯良 佐伯祐三ら 東京画壇の 洋画家たちと たちと、 京都画壇に 平、佐伯祐三 ら東京画壇 の洋画家 たちと 、京都画壇 に おける中心的人物 おける中心的人物となった 中心的人物となった浅井忠 となった浅井忠、 浅井忠、浅井に 浅井に師事した 師事した梅 した梅 原龍三郎と 鹿子木孟郎、 須田国太郎、 安井曾太郎ら 原龍三郎 と、鹿子木孟郎 、須田国太郎 、安井曾太郎 ら 京都の 京都の洋画家たちの 洋画家たちの代表的作品 一堂に会します。 します。 たちの代表的作品を 代表的作品を一堂に 【重要文化財】 重要文化財】 岸田劉生 《道路と 道路と土手と 土手と塀(切通之写生) 切通之写生)》 大正4 大正 4年 東京国立近代美美術館蔵 安井曾太郎 《婦人像》 婦人像》 昭和5 昭和 5年 京都国立近代美術館蔵 藤島武二 《花籠》 花籠》 大正2 大正2年 京都国立近代美術館蔵 須田国太郎 須田国太郎 《校倉( 校倉(乙)》 昭和18 昭和18年 18年 京都国立近代美術館蔵 富本憲吉 富本憲吉 《色絵金銀彩飾壺》 色絵金銀彩飾壺》 昭和28 昭和28年 28年 京都国立近代美術館蔵 北大路魯山人 《磁器赤絵筋文中皿》 磁器赤絵筋文中皿》 昭和25 25年 昭和 25年 京都国立近代美術館蔵 第3章 京都をめぐる 京都をめぐる工芸 をめぐる工芸 平安遷都以来、 平安遷都以来、京都で 京都で連綿と 連綿と受け継がれて きた工芸 きた工芸は 工芸は明治維新後の 明治維新後の輸出貿易を 輸出貿易を経て、形 骸化した 骸化した造形 した造形や 造形や装飾からの 装飾からの新 からの新たな展開 たな展開を 展開を要し ています。 ます。本章では 本章では伝統 では伝統や 伝統や技巧至上主義など 技巧至上主義など から脱却 から脱却し より自由な 創作が求められた時代 められた時代 脱却し、より自由 自由な創作が の陶芸を 陶芸を中心に 中心に、漆芸、 漆芸、竹工芸、 竹工芸、染織の 染織の分野 から京都 から京都とゆかりの 京都とゆかりの深 とゆかりの深い作家が 作家が昭和以降に 昭和以降に制 作した作品 した作品を 作品を紹介します 紹介します。 します。 京都市立京都市陶磁器 京都市立京都市陶磁器試験所 市立京都市陶磁器試験所で 試験所で釉薬の 釉薬の研 究をしていた河井寛次郎 をしていた河井寛次郎と 河井寛次郎と濱田庄司は 濱田庄司は大正期 末、柳宗悦を 柳宗悦を筆頭に 筆頭に民衆の 民衆の手による工芸品 による工芸品に 工芸品に 着目し 着目しました ました。1927( 1927(昭和2 昭和2)年、第8回帝展に 回帝展に 第四部( 第四部(工芸) 工芸)が設置され 設置され、 され、京都からは 京都からは五代 からは五代、 五代、 六代清水六兵衛らが 六代清水六兵衛らが出品 らが出品し 出品しました ました。そのような 中、古陶磁研究などを 古陶磁研究などを通 じて独自の 陶芸を確 などを通じて独自 独自の陶芸を 立していった北大路魯山人 していった北大路魯山人や 北大路魯山人や石黒宗麿の 石黒宗麿の存在 も注目に 注目に値します。 します。 戦後、 戦後、富本憲吉 富本憲吉を 憲吉を中心に 中心に新匠美術工芸会が 新匠美術工芸会が 結成される 結成される他 される他、伝習生であった 伝習生であった八木一夫 であった八木一夫や 八木一夫や、 鈴木治ら 鈴木治らが「走泥社」 走泥社」を結成し 結成し、後に用途をも 用途をも たない非器物的造形 たない非器物的造形の 非器物的造形の制作を 制作を行いました いました。 また本展 また本展では 本展では桃山時代 では桃山時代より 桃山時代より続 より続く樂焼を 樂焼を引き継 ぎながら、 ぎながら、今日の 今日の新しい息吹 しい息吹を 息吹を吹き込む十五 代樂吉左衞門の 代樂吉左衞門の作品も 作品も紹介します 紹介します。 します。 漆芸では 漆芸では黒田 黒田辰秋 辰秋、 、 竹 工芸で 工芸 では日本伝統工 では黒田辰秋 芸展を 芸展を中心に 中心に活動した 活動した五世早川尚古齋 した五世早川尚古齋、 五世早川尚古齋、染織 では友禅の 友禅の森口華弘や 森口華弘や紬織の志村ふくみ 志村ふくみら ふくみらを 紹介します 紹介します。 します。 【開催概要】 開催概要】 名 称 : 国立美術館巡回展 煌めく名作たち 会 会 場 : 山梨県立美術館 南館2階 特別展示室 期 : 2016年9月3日(土)~10月10日(月・祝) 休 館 日 : 9月5・12・20・26日、10月3日 開 館 時 間 : 午前9:00~午後5:00(入館は午後4:30まで) 主 後 協 催 : 山梨県立美術館 京都国立近代美術館 援 : 山梨日日新聞社・山梨放送 テレビ山梨 テレビ朝日甲府支局 朝日新聞甲府総局 毎日新聞甲府支局 産経新聞甲府支局 共同通信社甲府支局 時事通信社甲府支局 山梨新報社 日本ネットワークサービス エフエム富士 エフエム甲府 力 : 山梨交通株式会社 【観覧料】 一般:1,000円(840円)、大学生:500円(420円) 高校生以下の児童・生徒は無料となります。 *( )内は20名以上の団体料金、前売料金、県内宿泊者割引料金 *山梨県内在住の65歳以上の方は無料(健康保険証等持参) *障害者手帳をご持参の方は、ご本人と介護の方1名が無料 *前売券は山梨県立美術館にて、 8月3日(水)~9月2日(金)まで販売 般:1,000円(840円)、大学生:500円(420円) 【オープニングセレモニー&プレスツアー】 オープニングセレモニー&プレスツアー】 【オープニングセレモニー】 日時:9月2日(金)午後2:00~ 場所:県立美術館 講堂 【プレスツアー】 日時:9月2日(金)午後1:00~1:50 場所:県立美術館 特別展示室入口 【関連イベント】 関連イベント】 ※内容は変更となる場合があります。 記念講演会 記念講演会 美術館とコレクション」 「美術館とコレクション 」 日時 9月3日(土) 14:00~ 講師 柳原正樹氏(京都国立近代美術館館長) 場所 講堂(聴講無料、申し込み不要) こども美術館「体験!きらきら日本びじゅつ こども美術館「体験!きらきら日本びじゅつ」 びじゅつ」 日時 9月17日(土) ①10:00~11:30 ②13:30~15:00 場所 ワークショップ室 対象 小学生(1~3年生は保護者同伴、各回定員15名、参加無料、申し込みが必要) 大人のための美術講座&担当 大人のための美術講座&担当学芸員のギャラリートーク 担当学芸員のギャラリートーク 日時 10月1日(土) 美術講座:13:30~ ギャラリートーク:14:00~ 場所 美術講座:講堂(申し込み不要) ギャラリートーク:特別展示室(申し込み不要、本展チケットが必要です) 記念コンサート 日時 9月19日(月・祝) 14:00~14:40 演奏 常磐会(箏・尺八) 場所 講堂(定員120名、申し込み不要、鑑賞料無料) <関連イベントの申込方法> ◆こども美術館 FAXまたは電話にてお申し込みください。その際、①~⑤の事項をお伝えください。 【記入事項】 ①参加希望コース(午前/午後) ②氏名 ③学年 ④電話番号(FAX番号) ⑤参加される保護者の人数 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27 山梨県立美術館「こども美術館」係 TEL:055-228-3322 FAX:055-228-3324 【交通アクセス】 ●中央自動車道甲府昭和インターチェンジより ・料金所を昇仙峡・湯村方面へ出て200m先を左折、徳行立体南交差点左折、 アルプス通りを約2km直進、貢川交番前交差点を左折、国道52号を約1km左側。 (駐車場:乗用車345台、バス16台、障害者専用6台 いずれも無料) ●JR中央本線甲府駅より ・甲府駅バスターミナル(南口)より 御勅使・竜王経由敷島営業所・大草経由韮崎駅・貢川団地各行きのバスで約15分 「山梨県立美術館」下車。(料金:片道280円) ・タクシーで約15分(料金1,700円程度) ●昇仙峡より ・敷島営業所行バスで「県立美術館」下車。 ・料金所を昇仙峡・湯村方面へ出て200m先 【お問合せ先】 〒400-0065 山梨県甲府市貢川1-4-27 TEL:055-228-3322 FAX:055-228-3324 ●取材等の問合せ 山梨県立美術館 指定管理者 SPS・桔梗屋グループ 広報担当:五味(ゴミ)、輿石(コシイシ)、金原(キンパラ) ●展覧会内容・画像使用に関する問合せ 山梨県立美術館学芸課:平林(ヒラバヤシ)、井澤(イザワ)
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