技術提案型総合評価方式実施要領(PDF:752.2 KB)

設計・施工一括発注
技術提案型総合評価方式
実 施 要 領
工事件名:有明体操競技場新築工事
平成28 年8 月
公益財団法人
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
1
本事業は 2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、競技大会という)の
事業概要
開催に向けて、公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会(以下、
組織委員会という)が整備する体操競技場に関しての業務である。
「体操競技場(ウォームアップ棟を含む)の本体新築工事」(以下、本体工事という)終了
後、競技大会開催までに、「競技大会に必要な競技大会固有の仮設の建築と設備の工事」(以
下、FA工事という)を行い、2020 年オリンピック大会を開催する。
その後「パラリンピック開催時の撤去改修工事」(以下、パラリンピック転換工事という)
を行い、2020 年パラリンピック大会を開催する。
パラリンピック大会終了後、「大会時のみ使用した部分の撤去と後利用のための改修工事」
(以下、大会後解体工事・改修工事という)を行う予定である。なお。後利用時は展示場とし
て活用される予定であり、その期間は10年程度としている。
表1 本業務範囲
表2 本業務範囲外
・本体工事実施設計
・FA工事設計
・本体工事
・FA工事
・パラリンピック転換工事実施設計
・仮設(テント・プレハブ)棟工事設計
・大会後解体工事・改修工事実施設計
・仮設(テント・プレハブ)棟工事
・行政手続き等
・パラリンピック転換工事
・大会後解体工事・改修工事
・10年後の解体工事
2
適用
この要領は、技術提案型総合評価方式により、民間企業から組織委員会が要求する性能、機能、
技術等(以下「性能等」という。)に関する技術提案及び VE 提案を募集し、価格と性能等を総合
的に評価して落札者を決定する次の業務に適用する。
(1)
(2)
(3)
(4)
工事件名:有明体操競技場新築工事
工事場所:東京都江東区有明1-7-4
工事概要:鉄骨造一部木造、地上3階建、延床面積約 40,798㎡
工期
実施設計期間~本体工事期間
:契約確定の日から2019年(H31年)12月27日まで
(表1に示す業務)
ただし、工期短縮に係る技術提案があった場合は、契約の
相手方の技術提案書に記載された事業期間とする。
FA工事(想定工期)
:2020年(H32年)02月01日から
2020年(H32年)07月中まで
パラリンピック転換工事
:2020年(H32年)08月中から
(想定工期)
2020年(H32年)09月中まで
大会後解体工事・改修工事
:2020年(H32年)11月中から
(想定工期)
2021年(H33年)03月31日まで
(5) 予定価格:25,963,200,000 円
※消費税及び地方消費税の額を含む
※表1に示す本業務範囲に関するものが対象。
-2-
(6) 入札時に入札書のほか、下記のとおり、参考価格等(パラリンピック転換工事費、大会後
解体工事費・改修工事費)についても提出する。
①
入札書
1部
様式13に依る
②
入札価格見積明細書※
3部
書式は別冊資料『見積標準書式』に依る
③
参考価格見積明細書※
3部
書式は別冊資料『見積標準書式(参考価
格用)』に依る
※印は紙ベースの書類に併せて、電磁的記録媒体(CD-R 等にEXCEL形式で記録)
を 1 部提出すること。ラベル、ウイルスチェック等は7(2)オに準拠すること。
3
スケジュール
入札公表から契約の締結までのスケジュールは、次に掲げる表のとおりである。
平成 28 年 8 月 1 日(月)
入札公表
入札参加表明書の受付
入札参加希望者への設計図書等の貸与
平成 28 年 8 月 2 日(火)から
8 月 26 日(金)まで
技術提案書等への質問受付締切
平成 28 年 8 月 26 日(金)
技術提案書等への質問に対する回答
平成 28 年 9 月 9 日(金)
入札参加資格申請書の受付
技術提案・VE 提案の受付
平成 28 年 9 月 12 日(月)から
9 月 16 日(金)まで
平成 28 年 9 月 26 日(月)から
9 月 30 日(金)まで
入札参加資格結果通知
平成 28 年 9 月 30 日(金)
技術提案・VE 提案の採否通知
平成 28 年 10 月 19 日(水)
追加質問受付締切
平成 28 年 10 月 21 日(金)
追加質問の回答
平成 28 年 10 月 28 日(金)
平成 28 年 11 月 7 日(月)
午前 9 時~午前 11 時 30 分
入札日
開札日
4
平成 28 年 11 月 7 日(月)午後 1 時
技術提案の範囲及び評価項目
(1) 今回求める性能等に関する技術提案は、工事の効率性・合理性、工期遵守、安全及び
品質の確保等に対する、より適切な技術又は工夫により、工事目的物(工事請負契約書
(設計・施工一括発注方式)第 1 条第 2 項 1 号に規定する特記仕様書(以下「特記仕様
書」という。)に掲げる要求水準を満足するもの。)の確実な整備等が可能なものとし、
-3-
特記仕様書等と比べて、より優れた施工方法等とする。ただし、工期の延長、工事目
的物の機能、性能、品質の低下、意匠変更を伴わないことを前提とする。提案内容に
疑義のある場合は、別途通知するヒアリングにて確認を行うこととする。
(2)技術提案の課題は、次のとおりとする。なお、詳細は、別記1「総合評価の方法等」に
よる。
課題 1:実施設計及び施工段階における工期短縮を含めた合理的な工程計画の提案
課題 2:競技場の実施設計・施工体制の提案
課題 3:木構造・大スパン構造の特性に応じた施工方法等の技術提案
課題 4:パラリンピック転換工事、大会後解体工事・改修工事、10 年後の解体時を考慮
した技術提案
なお、標準案とは技術提案課題に係る発注関連図書をいう。
5
6
7
技術提案の方法
(1)基本事項
課題 1 から課題 4 についての技術提案を提出すること。1 課題でも提出がない(白紙
提案及び「特になし」等の記載を含む。)場合は失格とする。失格となった場合は入札
参加資格を付与せず、技術提案書等の審査、評価及び様式 7 による技術提案等の採否通
知(以下「採否通知」という。)は行わない。また、1 課題につき、同時に実施するこ
とができない複数の内容(同時に実施することができる内容であっても、「○○又は△△
を実施する。」等の記載は、同時に実施することができない複数の内容とみなす。)を含
む提案を行った場合は、当該提案項目全体を不採用とする。
(2)技術提案の方法
技術提案は、表紙となる、様式 3、様式 4、様式 5、様式 6 に提案項目ごとに要旨を記
載の上、技術提案の内容を明示した「技術提案書」及び技術提案に係る「その他資料」
(以下「技術提案書等」という。)も併せて提出すること。
技術提案書等の作成に関する質問及び回答
技術提案書等の作成に関する質問及び回答については、様式 2「質問回答書」による。
技術提案書等の作成に当たっての留意事項
(1)技術提案書等の記載について
ア.提出用紙のサイズを変更して提出してはならないものとし、さらに提出枚数が、
(2)ウに示す提出枚数を超えてはならない。
イ.指定されている様式の文字及び枠線については、省略や削除をしてはならない。
ウ.記載する文字の大きさは、10.5 ポイント以上(数式や注釈で使用する記号等を除く)
を基本とする。
エ.技術提案書等の記載に当たっては、入札参加希望者、技術者、協力会社及び技術協力
先(指導、助言又は監修等を含む。)の会社名、担当者名、これらを特定できる固有名
詞等(ローマ字などで頭文字等をイニシャル表示とする場合を含む。)の記載をしてはな
らない。
オ.特定の会社が判明される記述(企業名、通称名、キャラクター名、特許工法の名称及
び特許番号、施工会社を特定できる建物名称や建物等の写真の記載・掲載)を行ってはな
らない。ただし、各提出資料の表紙とする様式 3 の「入札参加希望者」及び「連絡者」の
部分、様式 4、様式 5、様式 6 の「入札参加希望者」の部分については除く。
カ.現地確認は、不特定多数の者が自由に出入り出来る範囲を除き、敷地内に立ち入って
はならない。現地確認に当たっては、近隣等に配慮することとする。また、技術提案
作成に当たり、近隣住民等との協議(ヒアリングを含む)等は行ってはならない。
キ.上記アに違反していると認められた場合、失格とする。上記イからカまでに違反して
-4-
いると認められた場合は、違反の程度に応じて、減点又は失格とする(減点とは、別記
1に示す評価を 1 つ又は 2 つ下げる(「A」から「B」に減点する等。)ことをいう。以下同
じ。)。
(2)提出方法について
技術提案書等の提出に当たっては、次のことに留意すること。なお、別記 2「技術提案
書等の提出方法等」を参照すること。
ア.技術提案書等を A4 版のフラットファイルにまとめ、これを10冊提出すること。
イ.技術提案書等は、用紙の片面のみを使用して作成すること。
ウ.技術提案書は、1 課題につき A4 版を 1 枚とする。ただし、表紙とする様式 3、様式
4、様式 5、様式 6 はこの中に含まない。また、その他資料は、別記2のとおりとす
る。なお、別記 2 に示す当該用紙サイズごとの枚数制限を超えて提案を行った場合
は、その技術提案の審査を行わず、失格とする。また、様式 3、様式 4、様式 5、様
式 6 に記載してある要旨と技術提案書等の内容に齟齬が生じている場合は、齟齬の
程度に応じて減点又は不採用とする。
エ.A3 版の用紙は、Z折とする。
オ.技術提案書等の電子データを 1 部提出すること。電子データのファイルは原則として
WORD 形式、EXCEL 形式又は POWERPOINT 形式とする。電子データの作成元に
関する情報は削除すること。電子データは、電磁的記録媒体(CD-R 等)に記録し、
次のことを表示したラベルを貼ったものとし、記録後はウィルスチェックを行うこ
と。
① 工事件名
② 入札参加希望者名
③ ウィルス対策ソフト名
④ ウィルス定義 ver.(提出日における最新版とする)
⑤ ウィルスチェック日
(3)ヒアリングの実施について
技術提案書等の内容について、入札参加希望者にヒアリングを行う。ヒアリングの
方法については、別途通知する。
(4)その他
ア.技術提案書等を提出した以降は、原則として、提出された技術提案書等の追加及
び差し替えは認めない(電子データを含む。)。
イ.提出された技術提案書等の著作権は、それぞれの作成者に帰属する。
なお、提出された技術提案書等は返却しない。
ウ.提出された技術提案書等は審査上の必要に応じて、組織委員会が複写することが
ある。
エ.技術提案書等の提出に係るすべての費用(ヒアリングに要する費用を含む。)は、
入札参加希望者の負担とする。
オ.入札参加希望者が提出した技術提案書等に虚偽の記載がある場合は失格とする。
また、虚偽の記載をした者について、法的措置を講じることがある。
8
9
技術提案書等の審査
技術提案書等の審査は、提出された技術提案書等の内容が別記 1 に示す基礎点付与の
条件を満たしていることを確認した後に行う。
技術提案書等の採否通知等
(1)様式 7 により通知する。なお、基礎点の合否の審査結果が「否」の場合及び技術提案
を採用しなかった場合は、その理由を付して通知する。
(2)入札参加資格の確認がなされなかった者(本実施要領の規定により失格となった者を
-5-
含む。)には、採否通知は行わない。
10 VE 提案について
・本業務は、技術提案以外の VE 提案を受け付ける。
・VE 提案は、設計図書に定める工事目的物の機能、性能、品質の低下、工期の延長、意
匠変更を伴うことなく工事金額を低減することを可能とする施工方法等に係る提案を
いう。提案内容に疑義のある場合は、別途通知するヒアリングにて確認を行うこととす
る。
11 VE 提案書の提出
(1)入札参加希望者は、VE 提案を行う場合は、次に掲げる事項を様式 8~11 の VE 提案書
に記載し、組織委員会に提出する。
① 設計図書に定める内容と VE 提案の内容の対比及び提案理由
② VE 提案の実施方法に関する事項(当該 VE 提案に係る施工上の条件等含む。)
③ VE 提案が採用された場合の工事金額の概算低減額及び算出根拠(1 項目あたりの
概算低減額の下限値は直接工事費として100万円を超えるものとする。)
⑤ 知的財産権を含む VE 提案である場合、その取扱いに関する事項
④ 関連工事との関係
⑥ その他 VE 提案が採用された場合に留意すべき事項
(2) VE 提案の提出に係る全ての費用は、入札参加者希望者の負担とする。
(3) VE 提案書は様式 8~11、その他詳細図及び図面を A4 版のフラットファイルにまと
め、これを10冊提出すること。
(4) VE 提案書等は用紙の片面のみを使用して作成すること。
(5) A3 版の用紙は Z 折とする。
(6) VE 提案書等の電子データを 1 部提出すること。電子データのファイルは原則として
WORD 形式、EXCEL 形式又は POWERPOINT 形式とする。電子データの作成元に
関する情報は削除すること。電子データは、電磁的記録媒体(CD-R 等)に記録し、
次のことを表示したラベルを貼ったものとし、記録後はウィルスチェックを行うこと。
① 工事件名
② 入札参加希望者名
③ ウィルス対策ソフト名
④ ウィルス定義 ver.(提出日における最新版とする)
⑤ ウィルスチェック日
VE 提案書等について、入札参加希望者にヒアリングを行う。
(7)ヒアリングの実施について
(8)組織委員会は、提出された VE 提案に関する追加的な資料、図書その他の書類の提出
を入札参加希望者に求めることができる。
(9)VE 提案書等を提出した以降は、原則として、提出された VE 提案書等の追加及
び差し替えは認めない(電子データを含む。)。ただし、提出された資料や提案内
容について確認等が必要となった場合には、組織委員会から入札参加希望者に対
して、VE 提案書等の差し替えを求める場合がある。
(10)提出された VE 提案書等は返却しない。
ヒアリングの方法については、別途通知する。
12 VE 提案の審査
入札参加希望者から提出された VE 提案は、組織委員会において施工の確実性、安全性
及び設計図書と比較した経済性等を評価して審査する。
-6-
13 VE 提案の採否
(1) 組織委員会は、VE 提案の採否について、様式 12 により入札参加希望者に通知する。
(2) VE 提案を採用しなかった場合は、その理由を付して通知を行う。
14 技術提案・VE 提案の取扱
技術提案及び VE 提案のうち採用された提案は、当該提案に基づいて実施設計及び工事
を行い、提案が不採用となった場合は、標準案に基づいて行うこととする。
15 総合評価の方法
総合評価の方法は、基礎点及び技術点の合計を、入札価格で除した総合得点(以下「評
価値」という。)をもって行う。なお、詳細は、別記1による。
(1)提出された全ての技術提案書等の内容が別記 1 に示す基礎点付与の条件を満たして
いる場合は「合」とし、基礎点を与える。基礎点の合否の審査結果が「否」であった場
合には失格とする。また、技術提案書等の審査、評価も行わない。
(2)技術提案の評価に応じ、技術点を与える。
16 責任の所在等
(1)組織委員会が技術提案及び VE 提案を適正と認めて採用した場合においても、当該技
術提案及び VE 提案内容の履行に関する組織委員会の契約の相手方の責任が軽減され
るものではない。
(2)技術提案及び VE 提案に係る工事目的物の性能等について組織委員会の契約の相
手方の責めに帰すべき事由により提案が履行できなかった場合で、再度の施工が困難
又は合理的でないとき、組織委員会は、契約金額の減額、損害賠償の請求等を行うこ
とができるものとする。
(3)組織委員会の契約の相手方は、技術提案及び VE 提案に係る部分において、特許権、
実用新案権、意匠権、商標権等の日本国の法令に基づいて保護される第三者の権利の
対象となっている工事材料、施工方法等を使用するときは、その使用に関する一切の
責任を負わなればならない。
17 その他
(1)本技術提案型総合評価方式に関して使用する言語は日本語、使用する通貨単位は日
本国円とする。単位は計量法(平成 4 年法律第 51 号)に定めるものとし、全て横書
きとする。
(2)組織委員会が配布する資料等は、入札参加に係る検討以外の目的で使用することを
禁ずる。
(3)組織委員会は、技術提案を提出した者の承諾を受けた上で技術提案・VE提案の内
容を公表することができる。
-7-
様式1
平成
年
月
日
(工事件名)有明体操競技場新築工事
入札参加表明書・入札参加資格申請書
※該当する方を○
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
住
様
経審結果通知書
所
審査基準日
会 社 名
代表者名
所属部署
連
絡
建設業許可証
先
氏
名
―
第
号
電話番号
担
当
者
FAX番号
許可年月日
メー ル ア ト ゙ レ ス
管理技術者
資
氏
登録番号
名
格
第(
)号
秘密保持事項に関する誓約書
下記事項について同意します。
会 社 名
印
・入札参加表明者は、本件の入札にあたり組織委員会から提供された全ての情報及び資料について、厳に秘密
を保持するものとし、組織委員会の事前の書面による承諾なく、第三者に開示、漏洩しないものとする。
・入札参加表明者は、本秘密情報を本検討以外のいかなる目的にも使用しないものとする。
・入札参加表明者は、組織委員会から要請があった場合は、本秘密情報が含まれる一切の資料を直ちに返還若
しくは廃棄するものとする。
1 入札参加表明時は上記の太字枠内のみ記載してください。
2 入札参加資格申請時は全ての項目を記載してください。
3 管理技術者の氏名、資格・登録番号を記載してください。
4 入札参加者と管理技術者との雇用等の関係を確認することができる健康保険被保険者等の
証する資料の写しを添付してください。
-8-
様式2
平成
年
月
(氏名)
日
印
質問回答書
工事
連絡者氏名
有明体操競技場新築工事
件名
番号
TEL
質
問
回
答
≪注意事項≫
1 用紙は、A4版を縦使いとすること。
2 質問がない場合は、質問書の提出はしないこと。
3 表の右側回答欄には、記載しないこと。
4 記載欄が不足する場合は、任意の用紙(A4版)を使用し、番号を連番で記載する。
-9-
様式3
技術提案書提出書(課題1)
平成
入札参加希望者
(氏名)
連絡者
(氏名)
年
月
日
印
(T E L)
設計・施工一括発注技術提案型総合評価方式実施要領に基づき、課題1の技
術提案書等を提出します。
(課題1)技術提案の要旨
≪注意事項≫
1 提案の要旨を記載すること。なお、当該提案に係る「技術提案書」及び「その他資料」
を 添付すること。
- 10 -
様式4
技術提案書提出書(課題2)
平成
年
月
日
入札参加希望者
(氏名)
設計・施工一括発注技術提案型総合評価方式実施要領に基づき、課題2の技
術提案書等を提出します。
(課題2)技術提案の要旨
≪注意事項≫
1 提案の要旨を記載すること。なお、当該提案に係る「技術提案書」及び「その他資料」
を添付すること。
- 11 -
様式5
技術提案書提出書(課題3)
平成
年
月
日
入札参加希望者
(氏名)
設計・施工一括発注技術提案型総合評価方式実施要領に基づき、課題3の技
術提案書等を提出します。
(課題3)技術提案の要旨
≪注意事項≫
1 提案の要旨を記載すること。なお、当該提案に係る「技術提案書」及び「その他資料」
を添付すること。
- 12 -
様式6
技術提案書提出書(課題4)
平成
年
月
日
入札参加希望者
(氏名)
設計・施工一括発注技術提案型総合評価方式実施要領に基づき、課題4の技
術提案書等を提出します。
(課題4)技術提案の要旨
≪注意事項≫
1 提案の要旨を記載すること。なお、当該提案に係る「技術提案書」及び「その他資料」
を添付すること。
- 13 -
様式 7
平成
年
月
日
殿
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会
技術提案等採否通知書
提出された技術提案等に対する審査結果について下記のとおり通知します。
記
以上
1
2
工事件名 有明体操競技場新築工事
技術提案に対する「合否」
「採否」及びその理由
項 目
合否・採否の区分
基礎点
合・否
課題1
採・否
否の理由
採・否
課題2
採・否
課題3
課題4
採・否
※基礎点の合否の審査結果が「否」 であった場合は失格とする。
- 14 -
別記 1
総合評価の方法等
1
総合評価の方法
総合評価の方法は、次式のとおり基礎点、技術点及び入札価格により評価値を算出し
て行う。
評価値
=
(( 基礎点
+
技術点 ) ÷ 入札価格
) × 10
技術提案を求める項目・技術提案の評価方法
2
(1)基礎点(100 点)
技術提案書等の内容が次の基礎点付与の条件を満たしている場合は「合」とし、基礎
点として 100 点を与える。基礎点の合否の審査結果が「否」であった場合には、失格と
する。失格となった場合、入札参加資格を付与しないものとする。また、技術提案書等
の審査、評価も行わない。
(基礎点付与の条件)
基礎点を付与する条件は、課題ごとに示す「基礎点条件」の遵守とする。なお、各技術提
案書は、該当する基礎点条件を満たしているか否かを確認できるよう記載すること。
(2)技術点(20 点満点)
技術点については、課題ごとに示す「技術評価基準」に基づき、技術審査委員会による審
査の上、技術点を与える。
技術点は、技術審査委員会の委員による技術評価基準ごとの評価の平均値を算出し、四
捨五入(小数点以下 3 位を四捨五入し、小数点以下第 2 位までの値とする。)した後、全課
題について合計したものとする。
(3)入札価格とは下記の合計金額とする。
A.工事価格(採用技術提案及び採用VEを考慮した工事価格)
B.実施設計料
C.行政手続き等手数料
D.インフラ負担金
E.消費税
(4)工事価格とは、オリンピック開催時の新築工事の工事に係る費用を示す。
(5)実施設計料とは、本体工事実施設計、パラリンピック転換工事実施設計及び大会後解体工事・改
修工事実施設計に係る費用を示す。
(6)入札価格A~Eは見積標準書式に倣いそれぞれ分けて計上すること。
- 15 -
【課題 1】実施設計及び施工段階における工期短縮を含めた合理的な工程計画の提案
(基礎点条件)
実施設計、施工、許認可取得期間などが適切な工程となっていると共に工程計画に確
実性がある提案
(技術評価基準)
・労務環境を配慮したうえで受注者の創意工夫により、工期短縮の具体的方策が提案されてい
るか、その実現性の高さを評価
(技術点)配点6点満点
6.0 点:60 日以上短縮
5.0 点:50 日以上短縮
4.0 点:40 日以上短縮
3.0 点:30 日以上短縮
2.0 点:20 日以上短縮
1.0 点:10 日以上短縮
0.0 点:工期短縮なし
※工期短縮期間は 2019 年 12 月 27 日を起算日とし土日祝日を含み、
完了日を土日祝日を外した日とすること。
【課題 2】競技場の実施設計・施工体制の提案
(基礎点条件)
競技場の実施設計・施工が確実にできる執行体制の提案
(技術評価基準)
・設計施工体制、指揮系統、組織体全体の支援(自社研究所の活用など)などで、関係者間
の調整がより円滑になり、効率的な執行体制が図られる提案かを評価
・実施設計を行うのに望ましい管理技術者の配置、体制が整えられているかを評価
(競技場、大空間施設等の実績の有無、耐火・避難安全検証の実績の有無)
・施工を行うのに望ましい現場代理人及び監理技術者を配置しているかを評価
(競技場、大空間施設等の実績の有無)
(技術点)配点4点満点
A:配点の100%
B:配点の75%
C:配点の50%
D:配点の25%
E:配点の0%
【課題 3】木構造・大スパン構造の特性に応じた施工方法等の技術提案
(基礎点条件)
大スパン構造の架設計画、木構造特有の施工計画、木質材料の調達計画、などについて配
慮し、品質を確保した合理的な提案
(技術評価基準)
・大スパン構造体の施工に際して、軟弱な地盤面を踏まえた建て方や現場作業の省力化な
どによる効率的な施工計画になっているかを評価
・木質材料が確実に調達できるよう、リスク低減に配慮した調達計画となっているかを評
価
・木質構造体が風雨によってダメージを受けにくい施工管理計画・架設計画になっている
かを評価
・大スパン構造部について、構造体だけでなく、屋根仕上げ、内部仕上げも考慮した工事
計画となっているかを評価
- 16 -
(技術点)配点5点満点
A:配点の100%
B:配点の75%
C:配点の50%
D:配点の25%
E:配点の0%
【課題 4】パラリンピック転換工事、大会後解体工事・改修工事、10 年後の解体工事を考慮し
た技術提案
(基礎点条件)
本案件は、2020 年東京オリンピック競技大会終了後、同年東京パラリンピック競技大会用
に改修工事を行い、その後展示場として 10 年間程度各種イベントに利用の後、解体され更
地に戻される予定である。この条件を前提に、パラリンピックへの転換工事、大会後解体
工事・改修工事、10 年後の解体工事、それぞれに対しての合理的な対策が提案され、工程
計画及び施工計画に適切に反映されている提案
(技術評価基準)
・競技大会後を見据え、解体・改修の容易さ、環境負荷の低減、コスト縮減などの提案が
なされているかを評価
・大会後解体工事・改修工事までに、考慮・配慮すべき内容(本体工事の準備や施工期間
中における軟弱地盤に対する対策・工夫など)が明確に示され適切であるかを評価
・10 年後の解体工事の際に、建物全体が解体しやすい構法や工夫が提案されているかを評
価
(技術点)配点5点満点
A:配点の100%
B:配点の75%
C:配点の50%
D:配点の25%
E:配点の0%
3 留意事項
(1)各課題及び各技術評価基準において技術提案の内容に重複が認められた場合は、高い
評価の技術提案を加点し、その他の重複している部分は評価しないが、技術提案として
は採用する。
(2)ある課題の技術提案を前提にして、別の課題の技術提案を行った場合に、前提となる技術
提案が不採用となったときは、当該別の課題の技術提案も不採用となる。
(3)次に示すような提案は、不採用とする。
ア 実施要領 5(1)及び 7(2)ウにおいて「不採用」として扱う項目に該当するもの
イ 発注者が指定した課題及び技術評価基準に対し、的確な技術提案となっていない
もの
ウ 施工に対する安全性に問題があるもの
エ 第三者との協議を要するもの(契約締結後の第三者との協議により確定すべき事
項であり、技術提案の提出時に提案の実現性が判断できないため。なお、第三者
とは、IOC(国際オリンピック委員会)、JOC(日本オリンピック委員会)、 国際競
技団体、国内競技団体、港湾管理者・都市計画法・都や所在区の条例上の許認可
部署、近隣住民等、本件監督員と受注者以外の者をいう。ただし、実施設計業務
特記仕様書に記載された業務の実施に伴う協議は除くものとし、また、通常、工
事において必要となる一般的な協議事項(道路使用許可による警察協議等)も除く
ものとする。)
オ 設計図書、関係法令を逸脱するもの
- 17 -
カ 過度なコストを要するもの
キ 具体性・実現性が無いもの
ク 工事目的物の変更を伴うもの
(4)以下に示すような提案は、失格とする。
ア 実施要領 5(1)7(1)キ、7(2)ウ、7(4)オ及び 9(1)において「失格」として
扱う項目に該当するもの
イ 別記1の2(1)において「失格」として扱う項目に該当する。
- 18 -
別記 2
技術提案書等の提出方法等
提出書類と提出枚数
※技術提案書等の提出方法の詳細は、実施要領 7(2)による。
課題
表紙
技術提案書
課題 1
様式 3
A4 縦 1 枚
課題 2
様式 4
A4 縦 1 枚
課題 3
様式 5
A4 縦 1 枚
課題 4
様式 6
A4 縦 1 枚
その他資料
・工程表
A3 版 1 枚
・体制表
A3 版 1 枚
・架設計画書
・調達計画
A3 版各 1 枚
・施工計画
A3 版 1 枚
※文字の大きさは10.5ポイント以上、1 枚あたり32行以下とする。
※A3 版は横書き、Z 折りとする。
※技術提案書等を A4 版のフラットファイルにまとめ、提出部数は10 冊とする。
- 19 -
様式 8
VE提案書
平成
年
月
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会 殿
(住所)
入札参加希望者
(氏名)
連絡者氏名
工事件名:
有明体操競技場新築工事
TEL
V
番号
項
概
E
提
目
算 低 減 額
案
内
の
概
要
概算低減額:千円
容
合
計
VE 提案の詳細
(1) 設計図書に定める内容と VE 提案の内容との対比等(様式 9)
(2) VE 提案による概算低減額及び算出根拠(様式 10)
(3) 関連工事との関係等(様式 11)
(4) その他詳細資料及び図面
注)1 項目あたりの概算低減額の下限値は直接工事費として100万円を超えるもの
とする。
注)記入欄が不足する場合には、様式 8-2 に記してください。
- 20 -
日
様式 8-2
番号
項
目
内
容
概算低減額:千円
概
算
低
減
額
小
計
概
算
低
減
額
合
計
- 21 -
様式 9
設計図書に定める内容と VE 提案の内容との対比等
番号
項目内容
(1) 設計図書に定める内容と VE 提案の内容との対比
【現状】
略図等
【改善案】
(2) 提案理由
(3) VE 提案の実施方法(材料仕様、施工要領等を記入)
(4) 品質保証の証明(品質保証書の添付等)
(5) その他
- 22 -
略図等
様式 10
別紙(
)
VE 提案による概算低減額及び算出根拠
番号
項目内容
VE 提案による概算低減額及び算出根拠
【現状】
名称及び品質・寸法
単位:円
数量
単位
単 価
金
額
【VE 提案】
名称及び品質・寸法
- 23 -
単位:円
数量
単位
単
価
金
額
様式 11
関連工事との関係等
番号
項目内容
(1) 関連工事との関係
(2) 知的財産権を含む VE 提案である場合、その取扱いに関する事項
(3) VE 提案が採用された場合に留意すべき事項
- 24 -
様式12
平成
年
月
日
殿
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会
VE提案採否通知書
平成 年
月
日付で提出されたVE提案に対する審査結果について、次のとおり
通知します。
記
VE提案項目数:
採用項目数:
不採用項目数:
工事件名:
有明体操競技場新築工事
VE 提案に対する「採否」及びその理由
番号
項 目
内 容
採否の区分
採否の理由又は特記事項
(注)採否に関する問合せ先
局
- 25 -
部
課 TEL
様式13
平成
入
札
年
月
日
書
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
事務総長
件
武藤 敏郎 様
名
入札額
(申込者)本店所在地
会社名
代表者名
印
(代理人)代理人所在地
支店・役職名
代理人名
印
有明体操競技場新築工事
¥
(消費税 8%込)
- 26 -
様式 14
平成
年
月
日
殿
公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック
競技大会組織委員会
入札参加資格結果通知書
御社は下記案件に於いて入札参加資格を有することを通知します。
件
名
有明体操競技場新築工事
- 27 -