総務省地域情報化アドバイザー優良事業事例 優良事業事例団体 団体名:北海道苫小牧市 ■人口 ■面積 ■主な産業 ■地域情報化アドバイザー名 ■派遣対応年度 ■派遣回数 ■支援形態 ■支援分野 :173,268人 :561.57平方キロメートル :港湾、製造業 :河井 孝仁氏 :平成25~27年度 :累計5回 :個別アドバイス :地域情報発信/観光 優良事業概要 ■事 業 名:苫小牧市戦略広報会議 ■事業の概要:平成27年度、「誇れるまち苫小牧」を目標に、市としての効率的な情報発信を達成す るため、庁内統一のガイドラインである「戦略広報指針」を策定した。具体的には、指針内のアクショ ンプランを実施しながら、内容を検証し改善を図っていく。 ■依頼内容:講師からの助言をもとに、戦略広報指針を策定した。平成27年度は総合政策部内を中 心に運用しているが、平成28年度からは全庁で本格的に運用予定である。そのために、行政広報に ついての考え方や、今まで以上に職員の広報意識の向上が不可欠となる。 地域情報化アドバイザーから受けた支援内容 ■支援を受けた内容:「行政広報とシティプロモーション」をテーマに、市職員を対象とした研修を開 催した。他都市の先進事例などを交えながら、行政広報の役割やシティプロモーションの手法につい て講義いただき、実習では実際に戦略的な情報発信を計画・立案し、発表するグループワークを主 導していただいた。 研修参加者の満足度は高く、アンケート結果(別添)からも、戦略的な情報発信の重要性や、行政 広報の意義などへの理解度が深まったことが分かり、「職員の広報意識の向上」という最大の目的に 大きく歩みを進めた研修であった。研修参加者1人1人が、今研修で学んだことを元に、情報発信に ついて考え、日常業務で実践していく 河井氏助言風景例 職員向け助言風景例 支援を受けた事業の最新状況 ■ 戦略広報指針の全庁運用開始 平成28年度は、戦略広報指針を全庁で運用開始し、これの手助けとなる「苫小牧市メディア一 覧とそのマニュアル」も公開しました。新たなスローガン『意識が変われば、広報が変わる、広 報が変われば、まちが変わる』をテーマに、現在は全職員の意識改革(戦略広報の必要性)に 取り組んでいます。 そのためにも職員研修だけでなく、戦略広報会議事務局が率先して、新たな情報発信のモデ ルケース作りを行っています。具体的には、トイレ内広告『ウォッチレット』の運用開始、動画配 信など、「より伝わる情報発信」を目指す取り組みを行いながら、職員全員の戦略広報意識向 上に努めています。 『ウォッチレット』では、市のイベント情報を発 信(月に1~2回の頻度で更新)。映画のパロ ディ風にするなど、目を引く デザインにしている PR動画は、HPやフェイスブック、市内イベント などで、順次配信予定 地域情報化アドバイザー制度を知るきっかけ ■他市町村の広報担当職員からにご紹介いただきました。 戦略広報指針の策定・運用について助言をいただきたいと思い、派遣依頼をさせていただきました。 地域情報化アドバイザー制度に関する評価・感想 ■評価・感想 :研修では、戦略広報の考え方や、その方法について、他市町村の具体的な事例やグ ループワークを通して分かりやすく楽しく学ぶことができました。また、戦略広報指針の策定の際は、 いろいろとアドバイスをいただくなど、多大なるご支援をいただきました。 本市の戦略広報の取り組みはまだまだ始まったばかりです。今後も適宜助言等をいただきながら、よ りよい情報発信に市全体で取り組んでいきたいと思います。
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