大学院経済学研究科

平成29年度
大学院経済学研究科
経済政策専攻(修士課程)
学生募集要項
(第一次)
城
西
大
学
〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台 1-1
電話 049(271)7711(入試課直通)
経済学研究科(修士課程)
[理
念]
経済学を真剣に学修し、深く研究することを通じて、創造的な研究者または専門的な職業人を
目指し、グローバル化した現代における人類社会の発展と調和に寄与する有為な人材を育成する
ことである。
[教育方針]
経済学研究科は、1978 年に全国でも数少ない「経済政策専攻」として設立されている。経済学
の理論的観点を踏まえながら、現実の経済の動向を分析する能力を有し、経済社会を担う人材、
研究者や専門的な職業人の育成を目指すことを方針としています。その際、特に地域社会の動向
に高い関心を持ち、洞察力を養うことを通じて、現実の経済の動向を意識し、深く分析すること
を教育方針としています。このことは設立当初からの方針ですが、さらにもう一つの大きな特色
は、
「経済の国際化」を全体として強く意識したカリキュラム編成としたことで、現在の国際化(グ
ローバル化)時代を先取りしたものといえます。修了者(学位取得者)の進路としては、理論的
なアプローチで学習・研究に取り組む学生は、大学教員、高校教諭、シンクタンクなどの研究員
などを目指しています。一方、実践的なアプローチを行う学生は高度専門職業人としてビジネス
シーンで活躍できる人材を目指しています。
[アドミッション・ポリシー(入学者受入の方針)]
本研究科は、本学の建学の精神である「学問による人間形成」に基づいた教育を実践するため
に、経済学の高度な専門領域において深い学問的探求をし、それを通じて社会に有為な人材を育
成することを目的としています。具体的には、以下に該当する人材を求め、受け入れることにす
る。
1.経済学を真剣に学び、現実の社会、特に地域社会が抱えている諸問題の解決策を求めて必
死に努力する人。
2.国際的視野に立って、日本における経済の現状と海外におけるそれとを意欲的に考え、研
究遂行能力の向上に努力する人。
3.高度な専門的能力の修得に強い意欲を持つ人。
4.自らの社会人経験を、経済学の学習と関連づけたいという希望を持つ人。
これらいずれの場合にも、経済の現実に関心を持ち、これまでの研究成果をさらに大きく飛
躍させようという意欲と強い学問的探求心があることが必要です。なお、税理士などの資格
取得を目指す人は、大学院での研究活動とそれらの資格取得のための勉強との両立させる強
い意志があることが条件となります。また、外国人留学生の場合には、日本語に対する理解
力とコミュニケーション能力が特に問われます。
-1-
[カリキュラム・ポリシー(教育課程編成・実施の方針)]
本研究科は経済政策専攻ですが、高度な専門知識の修得と研究遂行能力の育成や、現実の経済・
社会が直面する様々な問題に対する問題解決能力を有する人材の養成を目的として、経済学の基
礎から応用まで、幅広い科目を提供しています。具体的には、理論経済学、国際経済論、経済史、
経済政策学、産業経済論、地域開発論、財政学、金融論、統計学、社会政策学などの経済学の分野
毎に複数科目を配置するというカリキュラム体系となっております。それらの科目の履修を通じ
て、地域社会やグローバル経済の現実を解明するための高度な専門知識の修得や研究遂行能力の
育成が可能となります。
[ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)]
本研究科においては、経済学に関する高度な専門知識を修得し、地域社会やグローバル経済の
諸問題に関する十分な研究遂行能力と問題解決能力を有すると判断されたものに修士(経済学)
の学位を授与する。そのためには、研究科が定める期間在学し、所定の単位を修得することが条
件となるが、その間単に指導教員やその他教員による授業を通じただけではなく、修士論文計画
書作成やその面接(修士1年秋と修士2年春の2回)、修士論文発表会(現在2回開催、1回は駿
河台大学総合政策研究科との共同開催)等の機会において複数の教員等から受けた問題点を修正
した上で修士論文を提出し、当該分野において十分な研究水準に到達しており、幅広い学識を有
しているという基準による審査を受け、最終の口頭試問に合格した者に修士(経済学) の学位を
授与する。
-2-
平成29年度
大学院経済学研究科
経 済 政 策 専 攻 (修 士 課 程 )
学生募集要項
1.募集人員
研 究 科
経済学研 究科
専
攻
経済政策 専攻
募集人員
10名
※ 社会人入試若干名を含む
2.出願資格
下記の資格を有する者とする。
(1) 学校教育法第 83 条に定める大学を卒業した者、または平成 29 年 3 月卒業見込みの
者
(2) 外国において学校教育における 16 年の課程を修了した者、または平成 29 年 3 月修
了見込みの者
(3) 学校教育法施行規則第 155 条の規定にもとづき文部科学大臣が指定した者
(4) 外国の大学その他の外国の学校(その教育研究活動等の総合的な状況について、当
該外国の政府又は関係機関の認証を受けたものによる評価を受けたもの等)におい
て、修業年限が 3 年以上である課程を修了することにより、学士の学位に相当する
学位を授与された者及び当該年度に学士の学位に相当する学位を授与される見込み
の者
(5) 本大学院において、学校教育法第 83 条に定める大学を卒業した者と同等以上の学力
があると認めた者で、22 歳に達した者
※身体にある種の疾病、障がい、アレルギー等により、入学試験を受ける際、または修学上
特別の配慮を必要とする方は、本学の学習内容(実験・実習含む)や支援体制、施設設備な
どで対応することが可能か事前に協議するため、入学検定料を払い込む前に入試課にご相
談ください。
-3-
城西大学大学院経済学研究科の出願資格審査について
本研究科募集要項の出願資格(4)、
(5)と、社会人入試における出願資格(2)によ
り出願を希望する受験生は、事前に出願資格審査が必要となりますので、本研究科所定の
提出書類を締め切り日までに提出してください。
1.
提出書類
(1) 出願資格審査請求書(本研究科所定の形式のもの)
(2) 短期大学、高等専門学校、専修学校、各種学校またはその他の教育施設等の卒業
(修了)証明書および成績証明書、学位記または学位記に準ずる書類
(3) 出願資格(5)および社会人入試における出願資格(2)による入学資格審査を
希望する場合は、大学を卒業した者と同等以上の学力があることを示す免許、資
格、経歴等に関する書類の写し
(4) 返信用封筒(長形 3 号の封筒に郵便番号・住所・氏名を記載し、362 円の郵便切
手を貼ったもの。
(5) その他、本研究科が提出を求める書類
*英語以外の外国語で書かれた書類については、日本語訳を添付すること
2.
提出書類の締め切りと提出先
(1) 締切日:平成 28 年 9 月 15 日(木)必着
(2) 提出先:城西大学入試課
〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台1-1
なお、封筒表面には、
「大学院経済学研究科出願資格審査書類在中」と朱書きし
てください
3.
出願資格の個別審査
所定の書類により出願資格の有無について個別の資格審査を行います。
ただし、必要に応じて書類の追加提出を求めることや面接を行うことがあります。
4.
結果の通知
結果については、結果通知書を郵送します。
5.
問い合わせ先
城西大学入試課 ☎049-271-7711
-4-
3.出願期間・試験日
区
分
一次募集
出
願
期
間
平成 28 年 9 月 20 日(火)~9 月 30 日(金)
試 験 日
10 月 7 日(金)
※試験当日は、午前 9 時 30 分までに本学清光会館1F 入試課に集合のこと。
4.出願書類提出先
(1) 場
(2) 時
所 〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台 1-1 城西大学 入試課
間 午前 9 時 30 分から午後 3 時まで。
(ただし、日曜、祝日を除く)
郵送の場合は、書留で締切日までに必着のこと。
なお、封筒の表に「経済学研究科入学願書」と朱書すること。
5.出願手続
入学志願者は下記の書類を提出すること。
(1) 入 学 志 願 票 (所定用紙)
(2) 調
査
書 (所定用紙)
(3) 志 望 理 由 書 (所定用紙・志願票記載の第 1・第 2 志望科目に
ついて記入すること)
―「6.試験内容および時間割」を参照のこと―
(4) 卒業(見込)証明書
(5) 成 績 証 明 書
(6) 入 学 検 定 料 35,000 円(郵便払込・振替払込受付証明書を
必ず志願票の所定欄に貼付すること。)
(7) 受 験 承 諾 書 在職中の者は所属長の受験承諾書を提出すること。
(書式自由)
(8) 外 国人 留学生 の場 合 上記の出願書類のほかに提出書類がありますので、
城西大学入試課まで問い合わせてください。
以上の出願書類に不備があるものは受理しない。
-5-
6.試験内容および時間割
●試験内容 「経済学」「英語(留学生は「英語」または「日本語」)」「面接」
※ただし、本学卒業見込者で学部成績優秀者は「経済学」「英語(留学生は
「英
語」または「日本語」)」を免除することがある。
「経済学」出願時に[経済学受験科目一覧]から選択し、且つ、志願票 に記載した第 1・
第 2 志望科目を解答する。
※なお、第 1 志望科目は[経済学受験科目一覧]の✽印を付してあるものから選択す
ること。また、第 1 志望科目の担当者が入学後の指導教授となるので出願手続後の受
験科目の変更は認めない。
「英 語」英和辞典を貸与する。
「面 接」入学後の研究課題等の希望について聴取する。
項目 13 の「授業科目および担当者」を参照のこと。
●時 間 割
10:00~12:00
13:00~14:30
経 済 学
下記から出願時に選択した第1・
第2志望科目の2科目を解答
英
語
(英和辞典を貸与)
日 本 語
[経済学受験科目一覧]
1.理論経済学
4.交通経済論
✽7.国際経済論
✽10.労使関係論
✽13.産業組織論
✽2.産業経済論
✽5.アジア経済論
✽8.人口論
✽11.金融政策論
15:00~
面
接
3.経済政策学
6.財政学
✽9.経済思想史
✽12.流通経済論
7.合格発表
区
分
一次募集
発
表
日
平成 28 年 10 月 11 日(火)午前 10 時
本学(入試課)において発表し、合格者には本人宛通知する。
8.入学手続
区
分
一次募集
入 学 手 続 締 切 日
平成 28 年 10 月 20 日(木)
指定期日までに保証人を定めて所定の納付金と所定の書類を提出しなければならない。手
続を完了しない者は、入学を許可しない。
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9.学 費
学費等納付金
区 分
初
内 訳
入学手続時
入 学 金
(入学申込金)
学
授
費
業
275,000
施設設備費
100,000
計
共
済
費
小
納
付
計
額
合計(年額)
275,000
275,000
550,000
毎年同額を納入
100,000
毎年同額を納入
950,000
15,000
15,000
9,000
9,000
24,000
24,000
699,000 円
2年次以降
300,000
675,000
父母後援会費
諸
会
費
10 月(後期)
300,000
料
小
年 度
275,000 円
毎年同額を納入
974,000 円
【注1】 入学申込金は、本学卒業生は免除する。
【注2】 父母後援会費は、本学卒業生と留学生は免除する。
10.入学辞退について
入学手続を行った後に入学を辞退する場合は、本学所定の「入学辞退届」及び「入学
許可書」を入試課に提出すること。郵送の場合は、
「入学辞退届在中封筒」を使用し、簡
易書留で送付すること。
11.学費の返還について
「入学辞退届」及び「入学許可書」を下記の締切日までに必着で提出した者に対し、入
学申込金以外の学費及び諸会費を返還する。
締
切
日
返
平成 29 年 3 月 31 日(金)16 時まで
還
日
平成 29 年 4 月7日(金)
12.注意事項
(1) 提出書類に虚偽の記載または申告などの事実があることを発見した時は、
入学許可を取り消すことがある。
(2) 入学等に関する問合わせ先
〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台 1-1
城西大学入試課 電話 049(271)7711
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13.経済学研究科 授業科目および担当者
授
業
科
目
基 礎 経 済 学
経済学基礎特修Ⅰ・Ⅱ
経済政策学基礎特修Ⅰ・Ⅱ
理 論 経 済 学
理論経済学特修Ⅰ・Ⅱ
計量経済学特修Ⅰ・Ⅱ
景気変動論特修Ⅰ・Ⅱ
経済思想史特修Ⅰ・Ⅱ
国 際 経 済 論
国際経済論特修Ⅰ・Ⅱ
アジア経済論特修Ⅰ・Ⅱ
経
担
当
者
講
師
准 教 授
博士(経済学)
末永
貫
啓一郎
真英
客員教授
講
師
博士(経済学)
経済学博士
大水
小沼
善寛
博義
客員教授
博士(経済学)
大水
善寛
経済学博士
安田
張
信之助
紀潯
貫
貫
真英
真英
教
教
授
授
済
史
西洋経済史特修Ⅰ・Ⅱ
日本経済史特修Ⅰ・Ⅱ
経 済 政 策 学
経済政策学特修Ⅰ・Ⅱ
環境経済論特修Ⅰ・Ⅱ
准 教 授
准 教 授
産 業 経 済 論
産業立地論特修Ⅰ・Ⅱ
産業組織論特修Ⅰ・Ⅱ
交通経済論特修Ⅰ・Ⅱ
流通経済論特修Ⅰ・Ⅱ
産業経済論特修Ⅰ・Ⅱ
准 教 授
准 教 授
客員教授
教
授
教
授
博士(文学)
講
博士(経済学)末永啓一郎
地 域 開 発 論
開発経済学特修Ⅰ・Ⅱ
開発経済論特修Ⅰ・Ⅱ
財
政
学
財政学特修Ⅰ・Ⅱ
地方財政論特修Ⅰ・Ⅱ
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師
山下 琢巳
小林 哲也
小淵 洋一
冨貴島 明
上山 邦雄
授 業 科 目
租
税
法
租税法特修Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ
金
融
論
金融経済論特修Ⅰ・Ⅱ
金融政策論特修Ⅰ・Ⅱ
担
当
者
教
教
授
授
教
教
授
授
庄司
西川
啓一
由比子
経 済 調 査 実 習
教
授
上山
邦雄
演
教
授
教
授
教
授
教
授
教
授
教
授
教
授
客員教授
客員教授
准 教 授
講
師
統
増山
玉城
隆
逸彦
計
学
統計学特修Ⅰ・Ⅱ
経済統計学特修Ⅰ・Ⅱ
社 会 政 策 学
労使関係論特修Ⅰ・Ⅱ
人口論特修Ⅰ・Ⅱ
特 殊 講 義 Ⅰ
特 殊 講 義 Ⅱ
習
上山 邦雄
経済学博士
張
紀潯
西川 由比子
安田 信之助
庄司 啓一
玉城 逸彦
冨貴島 明
博士(経済学) 大水 善寛
小淵 洋一
小林 哲也
博士(経済学) 末永 啓一郎
(上記は平成 28 年度の授業科目および担当者であるので平成 29 年度は変更になる場合もあ
る)
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平成 29 年度
大学院経済学研究科
経済政策専攻(修士課程)社会人学生募集要項
1. 募集人員
若
干 名
2.出願資格
下記のいずれかに該当する者
(1)2012 年 3 月以前に4年制大学を卒業した者
(2)本大学院において、上記(1)に準ずる能力を有すると認めた者
※出願資格(2)により出願を希望する受験生は、P.4の手続きにより事前に出願資
格審査が必要となります。
※身体にある種の疾病、障がい、アレルギー等により、入学試験を受ける際、または修学上
特別の配慮を必要とする方は、本学の学習内容(実験・実習含む)や支援体制、施設設備な
どで対応することが可能か事前に協議するため、入学検定料を払い込む前に入試課にご相
談ください。
3. 出願期間・試験日(面接)
区
分
出願期間
試験日時
一次募集 平成 28 年 9 月 20 日(火)~9 月 30 日(金)
10 月 7 日(金)13:00~
※試験当日は 12 時 30 分までに本学清光会館1F 入試課に集合のこと。
4.試
験
書類審査及び面接
5.願書提出先
(1)場 所 〒350-0295 埼玉県坂戸市けやき台 1-1
城西大学 入試課
(2)時 間 午前 9 時 30 分から午後 3 時まで。(ただし、日曜、祝日を除く)
郵送の場合は、書留で締切日までに必着のこと。
なお、封筒の表に「経済学研究科入学願書」と朱書すること。
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6.出願手続
入学志願者は下記の書類を提出すること。
(1) 入学志願票 (所定用紙)
(2) 履 歴 書 (書式自由)
(3) 調 査 書 (所定用紙)
(4) 志望理由書 (所定用紙・志願票記載の第1・第2志望科目について記入す
ること―P6.「経済学受験科目一覧」参照―
(5) 卒業証明書
(6) 成績証明書
(7) 入学検定料 35,000 円(郵便払込・振替払込受付証明書を必ず志願票の所
定欄に貼付すること)
(8) 大学卒業後の社会経験を含む研究計画書:400 字詰め原稿用紙 8 枚以上、
またはワープロ原稿 3,200 字以上(ワープロ原稿が望ましい)
7.合格発表・入学手続・学費・入学辞退について・学費の返還について・注意事項について
は P.6~P.7 に準ずる。
8.入学後の授業時間割
社会人学生においては、時間割表に示された時間では授業の履修が困難な場合は、考
慮することがある。
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