価値創造のための戦略 責任ある投融資への取り組み 融資 ~エクエーター原則への取り組み~ 金融の円滑化を図り、内外経済・社会の健全な発展に ダーにも大きな恩恵をもたらすと考えているからです。こ 貢献するため、 〈みずほ〉は社会的責任と公共的使命の重 のような取り組みを通じ、 〈みずほ〉は積極的に環境・社会 みを常に認識し、適切なリスク管理態勢のもと、高度なリ 問題に取り組み、ファイナンスを通じて経済発展と環境保 スクテイク能力を活用した金融仲介機能の発揮に努めて 全の両立を目指すことで、金融機関としての社会的責任を います。 果たしていきます。 みずほ銀行は、自然環境や地域社会に影響を与える可 ※民 間金融機関が大規模な開発や建設のプロジェクト案件に参加する場合に、 能性のある大規模な開発プロジェクト案件に対して、エク プロジェクトが自然環境や地域社会に与える影響に十分配慮して実施され ることを確認するための枠組み エーター原則 を適用し、プロジェクト事業者(お客さま)と ※ 協働して環境・社会リスクと影響を特定・評価し、管理し 詳細はウェブサイトをご参照ください。 http://www.mizuho-fg.co.jp/csr/environment/equator/index.html ています。これは、同原則を通じた適切な環境・社会への 配慮は、お客さまと当行だけでなく、地元のステークホル エクエーター原則に基づく環境・社会リスク管理プロセスの概要 プロジェクト事業者(お客さま) みずほ銀行 • 代替案分析(プロジェクト実施地域、 • プロジェクトで特定された環境・社会影響 とエクエーター原則の基準との乖離分析※ 使用技術、燃料等の比較検討) • 基準超過の場合、環境・社会影響を 結果提示 ※ 独立した環境・社会コンサルタントによる評価 を含む 提示 • 複数の金融機関でシンジケート団を組成 環境・社会リスクと 提出 • 環境・社会影響評価報告書作成 影響の特定・評価 プロジェクト検討 意見交換・現地調査 低減するアクションプラン策定 コベナンツ(特約条項)として挿入 質疑応答・交渉後、融資契約締結 • モニタリングレポート作成 エクエーター原則適用案件調印件数 ※ [ 地域別 ] (件) 49 10 9 16 2013 年度 ■ 47 友銀行との共著で、国内初となるエクエーター原則の実務 解説書を出版しました。これにより、国内産業界、金融業界 17 へのエクエーター原則をはじめとする環境・社会リスク管理 28 22 に関する知見の普及促進につながると考えています。 2014 年度 2015 年度 30 欧州・中東・アフリカ ■ アジア・オセアニア ■ 米州 ※本グラフの件数は第三者保証を受けています。 62 TOPIC 8 23 0 ※ 独立した環境・社会コンサルタントによる確認 を含む 2016年3月、みずほ銀行は、三菱東京UFJ銀行、三井住 67 30 • エクエーター原則遵守状況の確認※ 環境・社会リスク管理に関する知見の普及活動 90 60 提出 みずほフィナンシャルグループ モニタリング 事業実施 • 環境・社会配慮に関するアクションプランの実施 ファイナンス 資金調達 • 融資契約に環境・社会配慮要求事項を 投資 ∼機関投資家 〉 、投資先企業 話」 ( 値向上 )等 持続的成長 投資 通 、 客 図 適切 企業価 》 受 持続的 考 責任 果 入 、原則 則 、責任 ・ 取 組 2016年10月 統合 内定 。 One」 投 信 投 資 顧 問、新 光 投 信、 DIAM 、 「責任 機関投資家」 諸原則《日本版 中長期的 、 資金循環 信託銀行 対 、投資先企業 促 拡大 経済成長 資 建設的 「目的 取 組 ∼ 〈みずほ〉について 〈 責任 果 推進 。 運用会社「 、 責任 果 。 機関投資家 私たちが目 指すもの 具体的 取組事例 信託銀行 企業価値 、中長期的視点 資本効率 高 、持続的成長 目的 、投資先企業 等 財務情報 ) 積極的 行 評価・見直 果 体制 等 、責 記録・整理 運用 事項 改善・向上 図 行 投資先企業 履行状況 対話、株主議決権行使 活動全般 関 、 強化 責任 投資先企業 報告 、常 取 組 運用・ 部署 事務局 担 、 。 対話 、責任投資会議 審議・ 、 、事務局 組織的 共有 価 値 創 造のための戦 略 担当 促 対話( 。2014年7月 任投資会議 新設 、 責任投資会議 、環境・社会・ 非財務情報 踏 責任 投資先企業 。 。 体制図 投資先企業 信託銀行 責任投資会議 < 決 定 権 者 > 運用本部長 ( 担当役員) 割 > • 活動状況等 関 • 議決権行使 • 特 慎重 判断 <事 務 局> • 審議・報告 企業 、議案判断基準 制定・改廃 対話 ( 議案(重要議案) 行使判断 等 企 業 価 値を支える基 盤 < 役 ) 運用担当部署 • 運用担当部署 議決権行使 主 内容(2015年度) 2% 5% 5% 61% 中長期的 企業価値向上 資 ■業績 業績変化 ■資本構造 資本効率 ■ 経営体制等、 ■ ■ 企業戦略 ■ 業績 ■ 資本構造 ■ ガバナンス ■ リスク他 他 経営戦略・事業計画等 財 務レビュー 27% ■企業戦略 要因等 向上 持続的成長 資 : 経営 与 他: 経営 財務戦略、資本政策等 ・ 影響 影響 大 大 事象等 対応 他事象等(反社会的行為等) 対応 2016統合報告書 ディスクロージャー誌 63
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