はじめに TOTO WAY 事業を支える力 TOTO NOW T O T O の も の づ くり 創 立 時 から の スピリットを 受 け 継 ぎ、創 造し 続 けること TOTO のものづくりの歴史は、 ほぼ 100 年前にさ 各種商品の開発へと広がり続け、 品質向上と環境への最適 かのぼります。 1912 年、 まだ下水道の概念さえ浸 化を目指してきました。 透していなかった時代に、日本陶器合名会社 (現 創立者大倉の願いと信念は、 世界へと事業が拡大した今日 株式会社ノリタケカンパニーリミテド) 社長の大 にあってもなお、TOTO グループ社員一人ひとりに受け継 倉和親 (かずちか) は、 海外の先進文化に触れ、 「日 がれています。 本人にも清潔な住生活空間を提供したい」 との思 いを抱き、 衛生陶器を開発するための製陶研究所 ※『先人の言葉』 を設立しました。そして 2 年後の 1914 年、国産初 の 「陶製腰掛水洗便器」 が完成。 その普及を目指し、 創立者 大倉和親 どうしても親切が第一 1917 年に東洋陶器株式会社 (現 TOTO 株式会社) 奉仕観念を以 而仕事をお進め下され度 を創立しました。 良品の供給、需要家の満足が掴むべき実体です。 初代社長大倉から二代目社長の百木三郎に送ら 此の実体を握り得れば利益・報酬として影が映ります。 ※ れた書簡の中に、 今日まで 『先人の言葉』 として 利益という影を追う人が世の中には多いもので 大切にされている言葉があります。 一生実体を捕えずして終わります。 も っ て た し こ 仕の精神」を貫き、 社会の発展に寄与するよう努 めたい、という思いを「社是」として 1962 年に制 定。国産初の衛生陶器から始まった TOTO のもの づくりは、その後、 バス、 洗面、 キッチンまわりの バス 1958年:FRP製浴槽 「トートライトバス」 発売 レストル ーム プレハブ工法 による 短期納入実現 1946年: 水栓金具の生産開始 1912年:製陶研究所設立 1914年: 国産初の陶製 腰掛水洗便器完成 1966年: 暖房便座発売 創立前史 第一世代 第二世代 1912 1917 1947 1917 年 東洋陶器株式会社創立 3 1963年: ユニットバスルーム工法開発 1918 年 食器部門設立( 1970 年に停止) 洗面 常に 「良品の供給」 と 「お客様の満足」 を志し、 「奉
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