平成 28 年度診療報酬改定による影響に対 して各病院でいろいろな対応

発 刊 第 33 号
発 行 平成 28 年 7 月吉日
発行者 新潟県立中央病院
地域連携センター
平成 28 年度診療報酬改定による影響に対
して各病院でいろいろな対応がとられてい
るようです。また地域医療構想なるものが国
から要求され 2 次医療圏における医療の必
要度、それに対応した医療機関の今後の姿勢
の表明が求められています。
新潟県の 2 次医療圏としての上越地域(上
越市・妙高市・糸魚川市)の現状が様々な調
査資料によって明らかになってきました。患
者さんの流出・流入の割合をみると、入院患者さんでは上越地域に住所のある患者さんの
94.8%は地域内で入院治療を受けていました。また外来患者さんでは 95.5%の患者さんが
地域内で診療を受けており、当地域の患者さんはほとんどが上越地域内の医療機関で治療を
受けている状況と判断しています。
また救急患者の域外搬送はほとんどなく 2 次医療圏の中でほぼ完結していました。ちな
みに救急隊から病院受け入れまでの時間の平均は 28.4 分であり新潟県内で最短という結果
でした。
国が求める地域医療構想は、急性期病床の削減と療養病棟の廃止、在宅診療の普及による
医療費の削減です。消費税 10%の先送りでますます医療は締め付けを余儀なくされると思
われます。とはいえ今地域医療を守るために、やらなければならないことは変わりません。
当院としては病・病連携ならびに病・診連携をしっかりとりながら、急性期の患者受け入
れに全力を注ぎ、地域の基幹病院としての役割を全うする覚悟でおります。
ご要望などありましたら地域連携センターまでご一報いただければ幸いです。
1
「御世話になっています」
当院は、昭和 42 年 4 月に仲
町 3 丁目で父である丸山久雄
が丸山内科医院を開設しまし
た。
その後、一時休院期間があり
ましたが、平成 18 年 8 月に高
田駅前クリニック丸山内科医
院として移転開設し、現在に至
っています。
一般内科診療とともに、腎臓
専門医として、腎臓病・糖尿病・高血圧・脂質異常症などの治療にも専念させていただいて
います。腎生検実施後の経過観察症例は 128 例です。この 10 年間に、慢性腎不全からの
生体腎移植(ABO 不適合移植)導入は 5 例です。上越地域の腎不全医療の状況が厳しいこ
とから、腎不全進行を抑え、血液透析導入を回避していくことが重要と考えています。最近
は、腎硬化症による蛋白尿症例が増加しているようで、高血圧・脂質管理が大切と痛感して
います。他にも、血液・循環器・呼吸器・内分泌代謝・悪性疾患なども病院の先生方との連
携で診療させていただいています。
上越地域での病診連携においては、新潟県立中央病院のシステムが非常にうまく構築され
ており、地域連携センターの方々の努力の賜物と感じています。いつも、ありがとうござい
ます。私のところでは、栄養指導を年間約 800 件程度実施しており、蓄尿による食事評価
と基礎代謝測定を併用した成分栄養管理を実施しています。これにより、糖尿病改善、腎臓
病の進行抑制の効果が得られています。また、高齢者の悪性疾患などの栄養障害に対する対
応も可能となっています。将来、病診連携・地域連携の中で、地域 NST(栄養サポートチ
ーム)が構築されていくことが重要であり、地域の新潟県立中央病院が、その中核施設にな
っていただきたいと願っております。宜しくお願いいたします。
なお、当院は、健康管理維持?のため、職員有志と山登りをしています。火打山、雨飾山、
立山、唐松岳、四阿山(あずまやま)に登りました。
2
地域連携センター 副センター長
筑山 芳江
地域連携センターは、4月から新たに前方支援の看護師1名、退院支援看護師1名が加
わり、末山センター長をはじめ総勢16名となりました。
新たに加わった前方支援看護師は、急ぎの受診や転院依頼、居宅・介護保険事業所、
訪問看護ステーションからの相談や問合せに対応しています。また、当院では認定看護
師による助言もできますので、在宅での看護・介護でお困りの際はご相談ください。
病棟では退院支援看護師が今まで以上に地域の方々との連携を図り、安心・安全な在
宅移行に繋がるよう支援しています。必要があれば、退院後の訪問指導に出向いていき
ます。
今年度も、かかりつけ医の先生方や地域医療機関の皆様との連携により、患者さんの日
常生活の質を保ちながら継続した医療・看護・介護が受けられるよう、スタッフ一同努め
て参りますので、どうぞよろしくお願いします。
退院支援看護師
退院支援看護師
退院支援看護師
退院支援看護師
池田 美津子
上野 宏子
高橋 まゆみ
米持 純子
東4病棟を担当してい
ます。
東7、西7病棟を担当
しています。
東3、東6病棟を担当
しています。
西6、救命センター病
棟を担当しています。
退院調整看護師として
当院2年目になります。
患者さんに寄り添った
支援に努めていきたい
と思います。
初心者ですが地域の
皆様のお力を借りなが
ら良い退院調整がで
きればと思っています。
地域の皆様と連携し、
在宅へ繋げていける
よう支援していきます
ので、よろしくお願いし
ます。
患者さん、ご家族の皆
様が安心して退院でき
るように一緒に考えて
いきたいと思います。
退院支援看護師
退院支援看護師
前方連携看護師
植木 正人
上屋 夏子
水澤 真由美
西3、西4病棟を担当し
ています。
東5、西5病棟を担当し
ています。
前方連携を担当してい
ます。
戸惑いながら日々業
務をこなしている状況
ですが、一日も早く自
分の存在を知ってもら
えるよう頑張ります。
患者さんが安心して希
望の場所に帰れるよう、
患者さん、ご家族の皆
様の気持ちに寄り添っ
て援助していきます。
確実かつ迅速、丁寧な
対応を心がけ、信頼さ
れる病院になれるよう
努めていきたいと思い
ます。
3
退院支援看護師
前方連携看護師
が増えました!!
脳卒中地域連携パスについてのお知らせ
平成 28 年診療報酬改正により、「地域連携診療計画退院時指導料(Ⅱ)」が廃止されました。「診療
情報提供料(Ⅰ)」に加え「地域連携診療計画加算」が加算される形になりました。この「地域連携診療
計画加算」の要件には、連携している保健医療機関と 3 回/年以上の面会、診療情報の共有、地域
連携診療計画の評価等が行われていることが条件になっています。「地域連携診療計画加算」算定さ
れる場合は、先生方から厚生局への届出を行っていただく必要があります。
今後とも、“地域で多職種で脳卒中の患者さんを看ていくツール”として、維持期パスへのご理解とご協
力のほどよろしくお願いいたします。
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がん地域連携パスについてのご案内
•
新潟県のがん地域連携パスは、胃がん、大腸がん、肝がん、肺がん、乳がんの 5 つのパスが運用されて
います。がん地域連携パスの登録をご希望される場合は、がん診療連携拠点病院である当院より届出が
可能ですので、地域連携センターまでご連絡ください。
尚、がん地域連携パスの詳しい内容は、新潟県医師会のホームページに掲載されています。
ご
案
内
 連携医による栄養指導の共同利用について
糖尿病・肥満・脂質異常・腎臓病・透析・高血圧・心臓病・胃潰瘍・貧血など栄養食事指導の必要な
患者さんはいませんか?当院では管理栄養士による専門的な指導を行っています。
ぜひ、ご紹介下さい。
『栄養指導依頼用紙』は中央病院のホームページよりダウンロードしてお使い下さい。
また、通常の『紹介・診療情報提供書』に指示内容を書かれても構いません。
 糖尿病医療スタッフによる糖尿病教室について
糖尿病患者さんを対象に当院では糖尿病教室を毎月第一火曜日に行っています
食事、薬、運動などに関する説明をしております。ぜひ、ご紹介下さい。
※進行した糖尿病腎症のある方は、対象となりません。『糖尿病教室参加申込用紙』は中央病院のホ
ームページよりダウンロードしてお使いください。
 糖尿病フェア 11 月 20 日(日)
PM ※時間の詳細は次回の連携便りでお知らせいたします
会場:市民プラザ
4
新潟県立中央病院 上越市新南町 205 番地
電 話 :025‐522‐7711(代表)
F A X:025‐524‐3232
診療予約:地域連携センター