介護保険に関する審査請求の事務フロー

介護保険に関する審査請求の事務フロー
H28.4.1
処
分
審査請求
受
調
理
査
審理・裁決
裁決書の通知
山形県健康福祉部健康長寿推進課
【市町村】
市町村(保険者)は、被保険者証の交付、要介護・要支援認定、保険料
の賦課・徴収等に関する処分を行います。
【被保険者】
被保険者は、処分のあったことを知った日の翌日から起算して3か月以
内に、都道府県介護保険審査会(山形県介護保険審査会:山形県健康福
祉部健康長寿推進課内)に文書または口頭で審査請求することができま
す。(介護保険法第183、192条)
※1 文書で審査請求する場合には、「審査請求書」を提出してくだ
さい。
※2 市町村(処分庁)を経由して行うことも可能です。(行政不服
審査法第17条)
【都道府県介護保険審査会】
都道府県介護保険審査会は、必要に応じて市町村に弁明書、審査請求人
に反論書の提出等を求めます。
【都道府県介護保険審査会】
都道府県介護保険審査会は、同審査会に置く専門調査員により、必要に
応じて以下の事項等を調査します。(介護保険法第188条)
・認定調査票記入事項及び特記事項内容に関して認定調査員を調査
・2次判定の疑義に関して認定審査会を調査
・主治医の意見書に関して、主治医を調査
・その他、審査請求人等を調査
【都道府県介護保険審査会】
都道府県介護保険審査会は、同審査会委員で構成する合議体により、審
理・決裁します。(介護保険法第189条)
※3 審査請求人は、申立てにより、口頭意見陳述及び市町村(処分
庁)への質問が可能です。(行政不服審査法第31条)
※4 審査請求から裁決までの標準処理期間は、平均概ね3か月で
す。(特に規定はありません。)
※5 審査請求があった日から3か月を経過しても裁決がないとき
は、取消訴訟の提起が可能です。(行政事件訴訟法第8条)
※6 裁決の種類(行政不服審査法第40条)
・審査請求が不適法であるとき → 却 下
・審査請求に理由がないとき
→ 棄 却
・審査請求に理由があるとき
→ 認 容 → 処分の全部又は一部
の取消し
【都道府県介護保険審査会】
都道府県介護保険審査会は、裁決の主文、理由等を記載した裁決書を審
査請求人に通知します。
処
分
審査請求
【市町村】
市町村(保険者)による、要介護・要支援認定、保険料の賦課・徴
収、被保険者証の交付等に関する処分
【被保険者】
被保険者は、処分のあったことを知った日の翌日から起算して3か
月以内に、山形県介護保険審査会(事務局:山形県健康福祉部健康
長寿推進課内)に審査請求できる。弁明書(介護保険法第192条)
※1 市町村(処分庁)を経由することも可能
受
理
【介護保険審査会 事務局】
※2 弁明書の提出(市町村)、反論書の提出(審査請求人)
調
査
【介護保険審査会 専門調査員】必要に応じて調査
① 認定調査票記入事項及び特記事項内容に関して認定調査員を調査
② 2次判定の疑義に関して認定審査会を調査
③ 主治医の意見書に関して、主治医を調査
④ その他、審査請求人等を調査
審理・裁決
【介護保険審査会 合議体】
※3 審査請求から裁決までの標準処理期間の定めはないが、平均す
ると概ね3か月後に裁決
※4 審査請求があった日から3か月を経過しても裁決がないときは、
取消訴訟の提起が可能(行政事件訴訟法第8条)
※5 裁決の種類(行政不服審査法第40条)
・却 下(審査請求が不適法であるとき)
・棄 却(審査請求に理由がないとき)
・認 容(処分の全部又は一部の取消し。審査請求に理由がある
とき)