旅館等受入環境整備補助金 平成28年度 応 募 要 領 公益財団法人京都

旅館等受入環境整備補助金
平成28年度
応 募 要 領
公益財団法人京都産業21
-1-
旅館等受入環境整備補助金
応募要領
第1
応募資格、対象事業、補助率等、評価内容他
1
近年、訪日外国人旅行客の急増により宿泊施設の確保が困難となっている一方、旅館等宿泊施
趣旨
設においては、受入に向けた環境整備が喫緊の課題となっています。本事業は、訪日外国人旅
行客の受入環境の整備を支援することにより旅館等の利用を促進し、観光消費額の向上等によ
り観光産業の振興、地域経済の活性化を図ることを目的としています。
2
① 旅館業法第3条第1項に規定する許可を受け、京都府内において旅館業法第2条に定める
応募資格
ホテル営業、旅館営業、簡易宿所営業を営む中小企業者(※別表1に掲げる会社又は個人事
(いずれ
業主)
も 満 た す ② 専門家からのアドバイスやおもてなし向上のための従業者の研修など、訪日外国人旅行客
こと。)
の受入に向けた別表2に掲げる取組を行う者
3
対象事業
(注1)応募者が外国籍の個人事業主の場合は、日本国内に居住していることが必要です。
(注2)①②の資格に該当する場合であっても、別表3に記載する者は対象となりません。
訪日外国人旅行客受入のために実施する施設整備改修事業(建物内部の改修に限る)を対象と
します。
(詳細は別表4を参照)
(注3)同じ補助対象物に対し、府や(公財)京都産業21等の補助金との重複適用を受けることはで
きません。
(注4)補助事業により取得した設備等は、【4 対象施設】に定める施設に設置される必要があ
4
対象施設
5
対象期間
6
対象経費
7
補助率等
8
評価内容
9
採択予定
ります。
旅館業法第3条第1項に規定する許可を受けた京都府内に所在する施設であって、不特定多数
の者(訪日外国人旅行客含む)が利用できる施設に限る。(企業保養所及び会員施設は除く)
平成28年4月1日~平成29年3月31日
(注5)原則として、対象期間内に、発注・契約、納品・工事完了及び引き渡し、支払(決済)
の全てが完了したものが対象となります。
補助事業の実施に直接必要な経費のうち別表4に記載のもの
補助率:対象経費(税抜)の15%以内
補助金額:30万円以上150万円以内
(注6)補助金は予算の範囲内で交付し、申請多数の場合等は、補助金の減額又は不採択となる
ことがあります。
(注7)補助金の額に千円未満の端数が生じた場合、これを切り捨てるものとします。
●実施計画の内容が、訪日外国人旅行客受入増加につながるものであること
・施設改修等のハード面
・従事者研修等によるおもてなし力の強化や経営改革などのソフト面
●実施計画の内容に実現性があること
10件程度
-2-
第2
実施手続
1
全体フロー
事業者
②
交
付
決
定
③
実
績
報
告
④
完
了
検
査
⑤
額
の
確
定
⑥
請
求
書
⑦
精
算
払
※
①
交
付
申
請
度
か
ら
3
年
間
完
了
年
度
の
翌
年
⑧
状
況
報
告
公益財団法人京都産業21
2
応募手続
3
評価方法
4
採択・
資金支援
等
補助事業完了後、実績報告書を提出していただいた後、事務局による完了検査を行います。
(1)募集期間 平成28年7月27日(水)~9月12日(月)
(2)提出書類 別表5に記載の書類を提出してください。
様式は次の URL からダウンロードできます。
(公財)京都産業 21 ホームページ
http://www.ki21.jp/kobo/h28/ryokan/
(注 1)交付申請書等の作成書類は、A4判、片面印刷で提出してください。
内容の正確を期すため、可能な限り Word を使用し判読し易く作成してくだ
さい。
作成書類は日本語で作成してください。
(注 2)提出書類は評価、採択、管理等の本事業に必要となる一連の業務遂行のため
にのみ利用し、申請者の秘密は保持します。なお、提出書類の返却はいたし
ません。
(注 3)提出書類に不備がある場合又は受領後の精査の結果、応募資格がないことが
判明した場合には、評価対象とならないことがあります。
(3)提 出 先 (公財)京都産業21企画総務部 補助金支援グループ
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町 134 京都府産業支援センター内
(電話 075-315-8935)
(4)提出方法 <持参>又は<郵送>
(注4)持参及び郵送共に、募集期間締切日の17時を過ぎる場合は受理が出来ませんの
で御注意ください。
(注5) 提出に関するお問い合わせは、別表6を参照ください。
書面評価(申請書類を元に、第1-8に記載の評価内容に基づいて行います。)
(注6)評価は外部有識者等で構成される意見聴取会で行います。意見聴取会は非公開で行われ、
評価の経過及び結果に関するお問い合わせには応じられません。また評価において、必
要に応じて(公財)京都産業21又は京都府の関係者がヒアリング等を実施することがあ
ります。その際には、追加資料の提出を求めることがあります。
(1) 採択結果(交付決定)については、申請者に文書で通知いたします。なお、交付決定は予算
の範囲内で行いますので、採択された場合でも、申請額より減額されることがあります。
(2)補助金額の確定は、補助事業完了後の実績報告及び完了検査により、事業が適正に実施され
たことを確認した上で決定しますので、事業が適正に実施されていない(証拠書類の不備等を
含む)場合は、決定の取消しや補助金額の減額となる場合があります。
(3)補助金の支払は、補助金額の確定後の精算払となります。
(4)その他、別表7・別表8に記載の留意事項に御留意ください。
-3-
別表1 対象となる会社又は個人事業主
資本金基準、従業員基準のいずれか一方を満たす会社(注1)又は個人事業主
<資本金基準>
<従業員基準>
主たる事業を営んでいる業種(注3)
資本金の額又は
常時使用する
出資の総額
従業員の数(注4)
旅館業(注2)
5千万円以下
200人以下
(注1)株 式 会 社 、 合 同 会 社 、 合 名 会 社 、 合 資 会 社 、 相 互 会 社 、 有 限 会 社
(注2)旅館業法第2条第1項による。
(注3)統計法(平成19年法律第53号)第2条第9項に規定する日本標準産業分類及び中小企業関連立法による。
(注4)常時使用する従業員には、事業主、法人の役員、臨時の従業員を含まない。
別表2
訪日外国人旅行客の受入に向けた取組
取組項目
実施主体
新・観光おもてなし未来塾
京都観光おもてなし講座
京都府観光経営入門セミナー
観光おもてなし(在職者訓練)
補助金
交付要件
添付書類(写し)
H26・27 年度
受講修了
修了証
H28.8/22,9/26
(公社)京都府観光連盟 ,H29.1/26,2/27 受講修了 受講証明(申込)書他
H28.9/12~
受講修了 受講決定(申込)書他
9/14
京都府立京都高等技術
H26~H28 年度 受講修了
専門校
(公財)京都文化交流
ビューロー外国語研修(旅館)
コンベンションビューロー
京都府よろず支援拠点※1
実施時期
H27 年度
H28.8.23~9.15
(公財)京都産業21
H28 年度
受講修了
修了証
受講を確認できる
書類
受講決定(申込)書他
個別支援を受けた(受
個別支援 ける予定である)こと
が確認できる書類※2
その他財団理事長が特に認める公的機関が実施する講座等
※1:訪日外国人旅行客の受入等による経営革新や経営改善に係るアドバイス等の支援に限る。
※2:具体的な添付書類の様式については、事前に事務局(8 ページ要参照)までお問い合わせください。
(注)各取組項目の内容や申込方法などの詳細な情報については、9 ページに記載の各お問い合わせ先までお
尋ねください。
別表3 対象とならない者
次のいずれかに該当する者は対象となりません。
(1)いわゆる「みな
ア 発行済株式の総数又は出資金額の2分の1以上が同一の大企業の所有に属している。
し大企業」に該当
イ 発行済株式の総数又は出資金額の3分の2以上が複数の大企業の所有に属している。
する場合
ウ 大企業の役員又は職員を兼ねている者が役員総数の2分の1以上を占めている。
(2)不正経理・受給
及び税の滞納等が
ある場合
(3)その他
国や他の自治体等による補助金等において不正経理や不正受給を行ったことがある場合及び法
人税等の滞納がある場合は原則応募資格がありません。
次のいずれかに該当するときは対象となりません。
風俗営業等の規則及び業務の適正化等に関する法律(昭和23年法律第122号)に定める風俗営業
を営むと認められるとき。
イ 役員等(個人である場合はその者を、法人である場合はその役員又は事業所の代表をいう。以
下、同じ。)が暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成 23 年法律第 77 号。以下
「暴力団対策法」という。)第2条第6号に規定する暴力団員(以下「暴力団員」という。)で
あると認められるとき。
ウ 暴力団(暴力団対策法第2条第2号に規定する暴力団をいう。以下同じ。)又は暴力団員が経営
に実質的に関与していると認められたとき。
エ 役員等が自己、自社若しくは第三者の不正の利益を図る目的又は第三者に損害を加える目的を
もって、暴力団又は暴力団員を利用するなどしたと認められるとき。
ア
-4-
オ
カ
キ
ク
別表4
役員等が、暴力団又は暴力団員に対して資金等を供給し、又は便宜を供与するなど直接的ある
いは積極的に暴力団の維持、運営に協力し、若しくは関与していると認められるとき。
役員等が暴力団又は暴力団員と社会的に非難されるべき関係を有していると認められるとき。
下請契約又は資材、原材料の購入契約その他の契約にあたり、その相手方がイからカまでのい
ずれかに該当することを知りながら、当該者と契約を締結したと認められるとき。
対象事業者が、イからカまでのいずれかに該当する者を資材、原材料の購入契約その他の契約
の相手方とした場合(キに該当する場合を除く)に、(公財)京都産業21が対象事業者に対し
て当該契約の解除を求め、対象事業者がこれに従わなかったとき。
対象事業・対象経費
補助対象経費
(補助対象事業の実施に直接必要な以下の経費)
補助対象事業
例示
費目
訪日外国人旅行客受入のために実施する施設整 ・改修工事費用(改修工事に伴う既存建
備改修事業(建物内部の改修に限る)のうち、以 物、設備等の解体撤去費用・処分費用
工事請負費
下の事業
及びこれらに類する費用(諸費用等)
・館内及び客室内のトイレの洋式化
も含む)
・客室の洋室化(フローリング化、バス/トイレ ・改修の対象となる設備等の本体のみ
の設置)
購入した費用(例:洋式トイレ、掘りご
設備費
・館内及び客室内の高さ(ドアや天井)の改修 たつの本体代等)
・館内及び客室内の案内表示の多言語化
・大部屋の個室化、それに伴うドアや鍵の設置、
バスやトイレの設置
・館内及び客室内の掘りごたつの設置
・改修工事に係る設計、設置費用
委託料
・訪日外国人旅行客の特性に合わせた館内施設
(例:茶室、礼拝室等)の設置
・その他本事業の目的を達するために必要であ
ると財団の理事長が認める事業
[対象事業に含まれないもの(例)]
・建物と一体にならない設備、備品等の整備(例:ベッド、テーブルなど取り外しが容易であると認めら
れるもの)
・館内及び客室内のテレビの外国語放送への対応
・屋外の看板や屋外のおもてなし施設の設置、改修等
(例:外壁など外構の改修、屋外看板の多言語化、庭園の改修)
・館内及び客室内のWi-Fi環境の整備、既存自社HPサイトの修正・改訂に係る多言語化や外国人向
けの宿泊サイトへの登録、クレジットカード端末やパスポートリーダー端末の設置等
・訪日外国人旅行客対応のためのマニュアルやメニューの作成
・免税店登録に係る整備(カウンターの新設、案内表示、レジや決済システム等の設置等々)
[対象経費に関する留意事項]
(注 1)原則として補助対象期間内に発注・契約、納品・工事完了及び引き渡し、支払(決済)の全てが完了
したものが対象です。
(注 2)親会社・子会社等への発注・外注を行う場合は、原価(当該調達品の製造原価)を補助対象経費とします。
(注 3)法人税法第 42 号第1項では、
「国又は地方公共団体の補助金又は給付金その他政令で定めるこれらに
準ずるもの」で取得又は改良した固定資産をいわゆる「圧縮記帳」の対象としていますが、本補助金
は該当しません。また所得税法第42条第1項では、「その国庫補助金等のうち、その固定資産の取
得又は改良に充てた部分の金額に相当する金額は、その者の各種所得の金額の計算上、総収入金額に
算入しない」とありますが、本補助金は当該規定に該当致しません。
(注 4)使用目的が本事業の遂行に必要なものと明確に特定できる経費のみが対象となります。
(注 5)対象経費として支払った費用に含まれる消費税については、対象とはなりません。
(注 6)対象経費は、対象となる事業に係る箇所の費用のみが対象となります。(対象事業以外の箇所の費用も
含まれる場合は、その対象外の箇所は除いてください。)
(注 7)下記のものは補助対象経費とはなりません。
-5-
[対象経費に含まれないもの(例)]
・内部設備と切り離して使用できるもの(ベッド・照明・装飾品等)の購入費用
・土地、建物の購入費用
・改修に伴う社内人件費・旅費
・社員教育等に係る費用(別表2に記載の訪日外国人旅行客の受入に向けた取組に要する費用を含む)
・労務費、振込手数料、借入れに伴う支払利息、公租公課(消費税等)、建物の登記費用・官公署に支払う手
数料等
・飲食・接待費、税務申告・決算書作成等のための税理士等に支払う費用、その他公的資金の使途として社
会通念上不適切と認められる費用
-6-
別表5 提出書類
下記の各書類について、各々計2部(正1部、副1部)ずつ提出してください。
ただし(◆)の書類については、提出して頂く2部の内1部は原本(押印したもの)が必要です。
書 類 名
提出書類チェックシート
作
成
書
類
添
付
書
類
交付申請書(◆)
第1号様式(別紙含む)
旅館業法第3条第1項の許可を受けていることを証する許可証
(写し)
住民票(発行後3か月以内のもの)(◆)【※ただし外国籍の方
のみ】
(注 1)
履歴事項全部証明書(発行後3か月以内のもの)
(◆)
会社(事業)概要(任意様式)(例:配布用パンフレットや社内独自
で作成されている会社概要等)及び対象施設の詳細が分かるも
の(パンフ等※ある方のみ)
直近1期分の決算書(貸借対照表、損益計算書、販売費及び一
般管理費の内訳書、製造原価報告書、株主資本等変動計算書、
個別注記表)の写し(注2)
直近1期分の確定申告書等の写し(注2)
(注3)
・白色申告の場合
確定申告書(第一表、第二表)、収支内訳書
・青色申告の場合
確定申告書(第一表、第二表)、青色申告決算書
納税証明書(府税に滞納が無いことの証明書)
(◆)
(発行後3か月以内のもの)
(注4)
補助対象経費の算出根拠資料(例:工事等の内容を明らかにす
る図面、見積書、現況写真等)
専門家からのアドバイスやおもてなし向上のための従業者の研
修など、別表2に掲げる取組を既に実施又は実施予定が分かる
書類(注5)
(下記該当する中小企業者は提出要)
「知恵の経営」実践モデル企業認証、応援条例に基づく研究開
発等事業計画の認定、中小企業の新たな事業活動の促進に関す
る法律に基づき京都府知事から承認を受けた経営革新計画の写
し等
※該当しない場合は不要
法人
個人事業者
○
○
○
○
○
○
-
○
○
-
○
○
○
-
-
○
○
○
○
○
○
○
○
○
(注1)外国籍の方は、住民票について、
「国籍・地域」
「在留期間等」
「在留資格」
「在留期間等の満了の日」
「30条45規定区分」の項目が明記されたものを提出してください。
(注2)創業間もなく、決算をまだ迎えていないために決算書を提出できない場合等は、創業時から直近月
末までの試算表(収益、費用、資産、負債等の状況がわかるもの)を提出してください。
(注3)確定申告書等の写しは、税務署受付印のあるものを提出してください。
(注4)必ず京都府税事務所発行の証明書を取得してください。
(例:京都市や京都市外の自治体発行の納税
証明書では受理出来ません)
(注5)予定している取組項目の申込開始が、当該補助金の募集期間以降である場合等は、予定している取
組項目名、実施時期等が分かる資料(チラシ等)を添付してください。
-7-
別表6
提出及びお問い合わせについて
事務局:(公財)京都産業21企画総務部 補助金支援グループ
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町 134 京都府産業支援センター内
(電話 075-315-8935 FAX 075-315-8926 E-mail [email protected])
(注 1)下記ではお問い合わせのみ受け付けております。
京都府商工労働観光部 観光振興課
〒602-8570 京都市上京区下立売通新町西入(電話 075-414-4843)
(注 2)お問い合わせ及び申請書類提出の受付時間
募集期間中の平日の午前 9 時から正午、午後 1 時から午後 5 時まで
別表7 採択に関連する留意事項
(1) 事業の適正な進行管理を図るため、本事業の趣旨に合わない反社会的な行為や公的資金の投入にふ
さわしくない資金使途が判明した場合、又は事業の継続・成果が期待できないと判断された時は、直ち
に資金支援の打ち切り等を行います。
(2) 採択案件は、申請者との事前調整を経た上で、プレス発表など必要に応じて申請者名等を公表する
場合の他、京都府の関係機関に情報提供する場合があります。
(3) 採択案件に係る経理について、その収支の事実を明確にした証拠書類を整理し、それらの書類を補
助事業終了年度の翌年度から5年度間は保存しなければなりません。【事業実施にあたっての経理処理
の簡単な注意事項を、FAQ の別表にて記載しておりますので必ず御確認ください。】
(4) 改修した施設等は、本事業の目的を達成する利用となるよう努めなければなりません。
(5) 補助事業者は、本事業により取得した財産を(公財)京都産業21理事長の承認を受けないで、補助
金の交付の目的に反して使用し、譲渡し、交換し、貸し付けし、又は担保等に供することはできません。
(6) 補助事業者は、補助事業が終了した後であっても、取得価格又は効用の増加価格が50万円以上の
取得財産を処分しようとするときは、(公財)京都産業21理事長の承認を受けなければなりません。財
産処分を行った際、当該取得財産を処分したことによる収入があったときは、その収入の全部又は一部
を納付しなければなりません。
別表8 交付決定後の留意事項
(1) 交付決定後の取消
交付決定後であっても、応募資格等の要件を満たさないことが判明した場合には、交付決定を取り消
すことがあります。
特に、応募資格要件の一つである訪日外国人旅行客の受入に向けた取組については、受講等が行われ
ず、要件を満たさない場合には、交付決定を取り消すことにもなりますのでご注意ください。
(2) 実地検査
補助事業の進捗状況確認や完了確認のため、(公財)京都産業21が実地検査等を行う場合がありま
す。
(3)状況報告
事業完了年度の翌年度から起算して3年間は、訪日外国人旅行客の受入状況等を記載した状況報告書
を(公財)京都産業21に提出する必要があります。
-8-
〇平成28年度「京都観光おもてなし講座」
詳しくは以下を御覧ください。
http://www.kyoto-kankou.or.jp/news/?id=840
【お問い合わせ先】
公益社団法人京都府観光連盟
京都市上京区西洞院通下立売上る 府庁西別館 1 階
TEL.075-411-9990 FAX.075-411-9993(9:00〜17:00/休日:土・日曜、祝日、年末年始)
(平成26年度・平成27年度「新・観光おもてなし未来塾」
)
〇平成28年度「京都府観光経営入門セミナー」
詳しくは以下を御覧ください。
http://www.pref.kyoto.jp/kanko/news/2016/7/documents/bosyuuyoukou.pdf
【お問い合わせ先】
一般社団法人京都ビジネスリサーチセンター内京都府観光経営入門セミナー事務局
京都市左京区吉田本町 36-1
TEL:075-753-3543(8:30〜17:15/休日:土・日曜、祝日、年末年始)
FAX:075-753-3543
〇観光おもてなし(在職者訓練)(受付期間終了)
詳しくは以下を御覧ください。
http://www.pref.kyoto.jp/kyokgs/omotenashi.html
【お問い合わせ先】
京都府立京都高等技術専門校
京都市伏見区竹田流池町 121-3
TEL:075-642-4451(8:30〜17:15/休日:土・日曜、祝日、年末年始)
FAX:075-642-4452
○ビューロー外国語研修(旅館)
詳しくは以下を御覧ください。
http://hellokcb.or.jp/info/pdf/03-20160705-1.pdf
【お問い合わせ先】
公益財団法人京都文化交流コンベンションビューロー
〒604-0862 京都市中京区烏丸通夷川上ル 京都商工会議所ビル 5階
TEL. 075-212-4110(代表)(8:45~17:30/休日:土・日曜、祝日、年末年始)
FAX.075-212-4121
○京都府よろず支援拠点
詳しくは以下を御覧ください。
https://www.ki21.jp/information/yorozu/
【お問い合わせ先】
・公益財団法人京都産業21 お客様相談室 京都府よろず支援拠点
〒600-8813 京都市下京区中堂寺南町 134 京都府産業支援センター内
TEL. 075-315-8660(9:00~17:00/休日:土・日曜、祝日、年末年始)
FAX.075-315-9091
・ 同 (北部拠点)
〒627-0004 京丹後市峰山町荒山 225
TEL. 0772-69-3675(9:00~17:00/休日:土・日曜、祝日、年末年始)
FAX.0772-69-3880
-9-
旅館等受入環境整備事業 FAQ
1 補助金の応募資格等について
質 問
1 企業の保養所や会員向け
の施設は補助対象となりま
すか。
2 補助金の交付決定後、対
象経費の増(追加工事等)
が必要となった場合に、経
費の増額変更は可能か。
3 本社は京都府外ですが、
改修したい旅館が京都府
内にあります。申請できま
すか。
4 おもてなしの取組項目に
ついて、交付申請時に必
要な書類を教えてくださ
い。また併せて修了時 の
必要書類や注意点も教え
てください。
5 受講を終了して修了証を
もらったが紛失してしまっ
た場合には、どうすれば良
いですか。
6 改修工事は 9 月に支払い
も含め完了するが、受講の
終了は2月になる。この場
合に、実績報告の提出は
いつになるのか。(事業の
完了はいつになるのか)
7 上記の場合、補助金の交
付は、いつになるのか。
8 補助対象期間内に改修の
完了した工事費を、平成 29
年 4 月 1 日に支払(決済)い
ますが、補助対象となります
か。
回 答
対象となりません。不特定多数の訪日外国人旅行客が利用できる施設に限り
ます。
経費の増額は可能(変更申請は必要)です。ただし、補助金額の増額はでき
ませんので、必要な事業・経費については、精査の上申請してください。
京都府内に所在する旅館等で対象事業が行われるものであれば、本社所在
地の府内外は問わず申請が可能です。
ただし、対象となる施設が旅館業法第3条第1項に規定する許可を受けて
いることが要件となります。
【申請時】
【修了時】
【注意事項】
【状況】
【必要書類(写し)】
【必要書類(写し)】
受講中
⇒受講決定書等
修了証
修了していな
申込済(未受講) ⇒申込書等
修了証
い場合は補助
申込前
⇒予定項目のチラシ等
修了証
金は交付され
修了済
⇒修了証
不要
ません。
講座等を主催した団体に証明をもらっていただいた上、添付してください。証
明書について御不明な点やお分かりにならない場合は、事務局までお問い
合わせください。
要件の達成確認ができる受講終了をもって事業完了とみなし、事業が完了し
た日から起算して20日を経過した日又は補助金の交付決定通知の属する
年度の3月31日のいずれか早い日までに実績報告を提出してください。
実績報告書の提出→検査→額の確定の後に、提出していただく請求書を受
理した後となります。
補助対象となりません。支払いは、全て補助対象期間内(H29.3.31 まで)に全
額完了していただくことが必要です。なお、手形の決済(口座引落)について
も、この期間内に全額支払することが必要です。(単なる全額の振出行為の
みは対象外となります。)
2 補助金の申請について
質 問
1 資金調達に条件はありますか。
2
3
回 答
特にありません。自己資金のみでも、外部調達でも構いません。事業実
施のため、確実な資金計画をたて、申請書に記載してください。
外貨で支払った場合、証拠書類 領収書等の証拠書類と翻訳、交換レートが確認できる書類が必要です。
は何が必要ですか。
創業して間がなく 決算期を一期 創業時から直近月末までの試算表(収益、費用、資産、負債等の状況がわ
も迎えていない場合、決算書(確 かるもの)を提出してください。その場合における申請資料で、【第 1 号様式
定申告書)の代わりに、何を提出 別紙 1】の「2 財務状況」の年度決算の各財務項目(売上高から当期純利益ま
すればよいですか。申請書の「財 で)は空白にし、その下段の【財務状況に係る補足説明】欄に「創業時から
務状況」には、どの様に記載す 直近月末までの試算表を添付済み」と記載してください。
ればよろしいですか。
- 10 -
4
創業して間がなく、また創業から
応募までの間に営業実績がない
ために、直近月末までの試算表
が提出出来ないのですが、どのよ
うにすればよろしいですか。
創業時から直近月末まで営業実績がない場合であっても、設立における元
入金(もしくは資本金)の「資産及び資本」の状況が分かる試算表を作成し提
出願います。その際の申請資料への記載事項は、FAQ2-3 の場合と同じで
す。
3 補助対象経費について
質 問
1 建物外部の改修(外壁や中庭)
は補助対象となりますか。
回 答
建物内部の改修に限るため、対象となりません。
敷地内であっても、外と接している部分(別館までの外通路等)は補助対
象とはなりません。
2 大部屋を個室化するにあたり、 既存のドアへの鍵の設置費用は含みませんが、大部屋を個室化するに
鍵の設置費用は補助対象となり あたり必要となった鍵の設置費用は補助対象となります。
ますか。
3 車いす等に対応することを目的 本補助金では補助対象となりません。
として、館内の段差を解消する
等の改修は補助対象となります
か。
4 Wi-Fi環境の整備は対象とな 施設の改修を補助対象としているため、対象となりません。
りますか。
5 クレジットカード端末やパスポー 施設の改修を補助対象としているため、対象となりません。
トリーダー端末の設置の費用は
補助対象となりますか。
6 現在洋室の室内を和室化した
和室を洋室化する場合のみ補助対象となり、洋室を和室化する場合に
いのですが、補助対象となりま
は対象とはなりません。
すか。
7 外国人観光客の送迎のための 動産については補助対象とはなりません。
車両や外国人のための大きな
ベッド、洋室に合わせた照明等
の備品を購入したいのですが、
補助対象となりますか。
8 修理の必要な内部設備を改修 訪日外国人旅行客等の受入環境整備を目的としています。単なる修理
しようと思います。補助対象とな や老朽化等による設備更新・施設改修は対象となりません。
りますか。
9 館内の施設を外国人旅行客の 補助対象となります。
おもてなしのために茶室へ改修 ただし、既存の建物の内部を改修する場合に限り補助対象となり、茶室
したいのですが、補助対象とな の設置のために増築する場合や新たに建物を取得する場合の費用は補
りますか。
助対象とはなりません。
10 トイレを洋式に改修したいので 補助対象となります。
すが、工事発注にあたり、便座 この場合、補助対象経費は工事請負費ではなく設備費としてください。
の代金だけ別に購入した方が、
経費が安くなることが分かりまし
た。この場合、便座の代金は補
助対象となりますか。
11 訪日外国人旅行客対応のため 補助対象とはなりません。
のマニュアル作成費用や料理メ
ニューの作成費用は補助対象
となりますか。
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12 応募要件のひとつである取組項
目の受講に係る費用は補助対
象となりますか。
13 外国人観光客対応のための社
員教育に係る費用(人件費、旅
費等)は補助対象となりますか。
14 現在、和室の大部屋ですが、個
室にする場合は洋室化しなけれ
ばなりませんか。(和室のまま個
室にした場合は補助対象とはな
りませんか。)
15 対象経費で、設計費の中に対
象とならない箇所の費用が含ま
れている為、設計事務所に「対
象となる箇所の費用だけ の算
出」を依頼しましたが、算出出来
ないと回答されました。どの様に
算出すれば良いですか?
補助対象とはなりません。
補助対象とはなりません。
プライバシーに配慮し、大部屋を個室化する場合は補助対象事業として
申請は可能です。
和室のまま個室にする場合に補助対象となるかについては、訪日外国
人旅行客等の受入環境整備という本事業の目的に基づき、意見聴取会
における総合的な判断となります。
対象となる経費は、対象事業に係る箇所のみになる為、その他対象外箇
所の費用が含まれる場合は、合理的な算出によって経費を申請して頂く
ことになります。合理的な算出について詳しくは、事務局まで事前にお問
い合わせください。
別表(事業実施に当たっての経理処理の注意事項)
事業実施に当たっての経理処理方法等については、採択決定後に詳細をお知らせいたします。
下記には、特にご注意いただきたいことのみを記載しております。
① 証拠書類等
原則として、事業の対象経費として認められるのは、次の書類が整っているものに限ります。必ず整理保管して
おいてください。
見積書、発注書・契約書、納品書・完了報告書、請求書、口座振込依頼書(領収書)等
また、請負、設備、委託などで 50 万円を超える取引の場合は、複数の会社からの見積をとる必要があります。
② 経費の支払い等について
経費の支払いにあたっては、他の事業と合算した支払や相殺しての支払は行わないでください。
また、補助対象事業者(代表者)の名義での取引でなければなりません。
支払いは、原則として銀行振込としてください。やむを得ない場合は、次の支払方法を認めますが、特に記載の
点にご注意ください。
<現金払い> 宛先(補助事業者名)、支払先の記名・押印、但し書き(領収内容がわかること)、日付が記載さ
れた領収書が必要です。(レシートは不可です。)
<手形・小切手による決済>
手形・小切手の控え及び当座勘定照合表(インターネットからの入出金明細書等も可)が必要で
す。ただし、いわゆる廻し手形(裏書譲渡記載のある手形)は認められません。
また、補助対象期間内に決済されないものは対象外となります。(支払期日にご注意ください。)
<クレジットカード決済>
カード会社発行の「カードご利用代金明細書」(インターネットによる明細のコピー可)、クレジットカー
ド決済口座の通帳の該当部分のコピーが必要です。ただし、口座からの引き落としが事業期間内
に完了している必要があります。
また、原則として、カード名義は、法人の場合は法人名義のカード、個人事業主の場合は、その
カードの個人名義に限ります。
平成28年7月27日時点
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