都立成瀬高校 硬式野球部 ~H28.7.15更新~ 7月14日(木)中1日で迎えた3回戦早大学院戦で成瀬高校の2016年夏は終わりました。 前日に公式戦の前に行っている『心の調整』でそれぞれの思いを共有し、いいムードで戦いに挑む 準備が整いました。当日、それぞれが良い表情で球場に入りました。この日のオーダーは、とにかく 先制が必要だと考え、攻撃的な布陣で臨みました。攻撃面は、5番中野がチャンスで2本出してくれ て3点リードの展開となり選手間で『慌てるな』『自分たちの野球をやろう』などの声が飛び交って いました。中1日で登板の加藤は、粘り強く投げてくれましたが、3回、5回に長短打で同点に追い つかれてしまいました。早い段階から継投を考え準備していましたが、加藤や捕手松澤とコミュニケ ーションをとる中で8回まで続投となりました。そして8回、ヒットとエラーでノーアウト満塁…。 ここでの追加点は許したくない場面で、ピッチャーゴロに打ち取ります。1-2-3でゲッツーと思 った瞬間、松澤の送球がバッターランナーに当たってしまい、その間に1点が入ってしまいました。 内側を走っていたのでは…と確認するも、判定は変わりませんでした。一瞬落胆はしていましたが、 バッテリー、野手陣はしっかりと切り替え後続をおさえてくれました。その姿に成長を感じ、最終回 で勝負だという雰囲気となりました。最終回は、8回から登板した早大学院エースの力強い球にくら いつくもランナーを出すことができず、ゲームセットとなりました。多くの選手が泣き崩れていまし たが、加藤は良く投げ切りましたし、松澤は頭を使いよくリードしてくれました。主将の高井を中心 とする野手陣も必死でボールに食らいついてくれました。ベンチを盛り上げた長谷川や関口、スタン ドで熱い思いを届けてくれた栗原や加藤らベンチ外メンバー、スコア記入やドリンク作りで戦う基礎 を整えてくれたマネージャー達、部員全員が全力を出し切った試合だったと思います。最後のゲーム でもこのチームのスローガン『すべて全力でやり抜く』を体現し、これまで支えて下さった方々に見 ていただけたのが何よりだと思います。 平日にもかかわらず球場に足を運んでくださった保護者や地域の方々、OB、クラスメイト、暑い 中演奏を続けてくれた吹奏楽部、球場に来られなくてもスマホ片手に応援してくれていた方々、本当 にありがとうございました。 新チームは、7月16日(土)から始動します。 体制、チームスローガンを決め、一歩一歩進んで まいります。今後も応援よろしくお願いします。 3回戦の写真は次ページです 前日:心の調整の様子 3回戦の様子 ~H28.7.13更新~ 鈴木 7月12日(火)に選手権大会 西東京大会2回戦、成瀬高校としてこの夏の初戦が行われました。 平日にもかかわらず、多くの方々の声援が力となりました。 点差を見ると楽な試合だったのでは…と見えてしまいますが、実際はとても厳しく、一歩間違えば どうなっていたか分からない試合でした。初回は1アウト2塁、2回は1アウト満塁というピンチを ギリギリのところでしのげたのがとても大きかったです。特に2回表の1アウト満塁の場面では、9 番バッターの3球目のスクイズを、ファースト木山が絶妙なチャージで捕手松澤へグラブトスし1塁 へ送りゲッツーで切り抜けました。1プレイでチームを救い、流れを相手に渡さなかったビックプレ イだったと思います。攻撃では、初回先頭の細川が3塁打を放ち、3番高井が犠牲フライで先制する ことができました。しかし、その後1アウト3塁を3回と5回に作るもなかなか追加点が奪えず、苦 しい展開でした。この間、集中を切らさず我慢し続けられたのも、春季大会本大会1回戦での苦い経 験が生きたのではないかと思います。迎えた6回、1アウトから連打と四球で満塁とし、5番が倒れ た後、6番加藤がライト線にポトリと落ちるヒットで3点、7番松澤のセンター前でさらに1点を加 え、この回4点を加えることができました。なかなか取れなかった追加点が取れて、ようやくほんの 少しのゆとりができました。7回は、ヒットとエラー、送りバントで1アウト23塁というピンチを 迎えますが後続を断ち、8回に4番木山の3塁打、5番中野のタイムリーで1点追加に成功し、最終 回は加藤から鈴木に投手を代え、3人で抑えて無事勝つことができました。 苦しい試合でしたが、辛抱強く守り、諦めずに1本を出し、試合の中で成長できたのではないかと 感じます。次戦は、注目の投手がいる早大学院さんですが、自分たちの野球を貫き勝利したいと思い ます。引き続きのご声援よろしくお願いします。 成瀬高校吹奏楽部の演奏にのせてベンチ外メンバー、OB、保護者、 地域の方々などの応援の様子です。感謝しかありません。 ~H28.6.28更新~ 6月26日(日)の練習後に保護者会主催で壮行会を本校会議室で行いました。 昼食のカツ丼は大盛りを準備してくださりペロリと食べ、デザートのフルーツゼリーを堪能し大満 足の部員達でした。食事後は、部員一人一人が夏の大会に向けての決意表明をしていきました。“全 力でチームをサポートしていきます” “チームの雰囲気を盛り上げる声を出します” “ここまで支えて くれた親や周りの人への恩返しのプレーを見せます”などそれぞれが自分がチームのためにできるこ とを宣言していました。主将は、保護者の方々が作ってくださった千羽鶴を受け取り、主将としての これまでの思いと夏への熱く強い気持ちを話し、チームが勝利に向かって一つになっていけたと感じ ました。マネージャーからは、ユニフォーム型のお守りが部員全員に手渡され、嬉しさと共にやる気 がこみあげてきた表情をしていました。 初戦まであと2週間…心も体も技術も、いい準備をして勝利を積み上げていきたいと思います。 お忙しい中、保護者の皆さんありがとうございました。 中学生の皆さんへ 今年度は、ここ数年実施していなかった部活動体験を夏休み中に実施する予定です。 8月2日、23日の予定ですが、詳しいことは学校HPでお知らせします。 ~H28.6.21更新~ 3年生の集大成の大会でもある選手権大会 西東京大会のトーナメントが決まりました。生徒 達の気持ちも高まってきており、練習にも熱が入る日々です。週末の練習試合では、今まで以上 に公式戦を意識した様子が見えてきました。まだまだ出てくる細かい課題や不安を取り除くべ く、いい準備をしてその日を迎えたいと思います。その前に立ちはだかる期末考査にも全力を尽 くし、気持ち的にも充実した状態で初戦突破、強豪撃破を成し遂げたいと思います。 初戦は11日(月)の平日ではありますが、ご声援よろしくお願いいたします。 6月5日に静岡県に日帰り遠征をし てきました。中間試験明け間もなくの 試合でしたが、収穫もあり課題もあり、 多くの刺激をいただけた、とても有意 義な1日となりました。 ~H28.5.25更新~ 新入生歓迎会で、野球部の2年生が部活動紹介 の中で“パーフェクトヒューマン”を披露しま した。野球の練習の合間をぬってなかなかのも のでした。恥ずかしがらずに全力でやる!これ も大切な心の力だと思います。 2年生の新歓での頑張りの“おかげ”か、 “せい”なのか…今年度は、選手9名、マネージ ャー4名が新たに成瀬高校硬式野球部の仲間になりました。体つき、顔つきなどはまだまだ あどけないですが、それぞれが目標に向かって共に取り組み、1日でも早く高校球児になっ てくれることを期待しています。 GW の練習試合では、出場機会もあり緊張の面持ちの1年生ばかりでしたが、早速多くの 課題を見つけることができたと思います。練習メニューも徐々に上級生と同じようにしてい ますが、軽度の肉離れを訴える1年生が何人か出てしまいました。怪我をしてしまってはも ともこもないので、しっかりと鍛えて丈夫な体を作っていって欲しいと強く感じました。ま た、その過程で自分に甘えることなく全力でやり抜き、心も鍛えていって欲しいものです。 体育祭が13日に終わり、19日から中間テスト1週間前ということで放課後の部活動が なくなりました。中間テストの日を含めると2週間近く野球から離れてしまうと、勉強と同 じでこれまでの積み上げが無に帰してしまう恐れがあります。ということで、1日おきに朝 練は継続して行っています。3日間のうち2日はティー打撃中心のメニュー、1日は内外野 を分けて投内連係などのノックで動きの確認をしています。朝は、時間があまりとれないの でジャージで行っています。 ~H28.4.7更新~ 新入生の皆さん、ご入学おめでとうございます。 いよいよ高校生です。どんな高校生活を送っていこうか…、期待と不安が入り混じってい るのではないかと思います。充実した高校生活を考えた時、部活動の存在はとても大きい部 分を占めます。仲間の存在が自分を支え、活動を通して選手としても人間としても成長させ てくれます。是非、部活動に入部しましょう。その中で、野球部を選んでくれると、私顧問 だけでなく成瀬高校野球部関係者全員の喜びとなります。野球経験の有無に関係なく、野球 が好きであれば、是非一緒に白球を追いかけませんか? 野球部は、正直言って、楽な部活ではありませんが“野球が好き”という気持ちがあれば、 乗り越えられると思います。身体と心を鍛え、共に甲子園を目指しましょう。 選手の活動は、分かりやすくイメージしやすいかと思います が。マネージャーはどんなことをやっているのか、魅力はなん なのかなどを新3年のマネージャーに聞いてみました。 主な仕事としては、ドリンク作り、ボールの修繕や管理、振 り返りシートの管理、スコア記入や入力などたくさんあります。 マネージャーがいるからこそ、選手たちは全力でプレイに集 中できています。 ~H28.4.7更新~ 春季大会1回戦は、大山・六郷工科さんの粘り強い投球にフライアウトの山を築かれてし まいました。守備でも普段は出ないようなエラーが出塁、進塁につながり、そこできっちり ヒットを打たれたり、エラーがまた出るなど、自分たちが目指す野球とはかけ離れた戦いを してしまい敗戦となりました。 普段あまりエラーをしてこなかった選手がエラーを重ね、それが得点に関わってしまうこ とが多く見受けられましたが、各イニング最少失点でしのいだのは悪い雰囲気の中で見せた 成長だと感じます。ですが一度狂った歯車は焦りと力みを生み、それがベースカバーをワン テンポ遅れさせ、打撃の大振りにつながってしまいました。心や行動の切り替え、基礎技術 の定着など、まだまだやらなければならない課題は山積です。初心に戻り、心や行動を見直 し、基礎基本を徹底していきたいと思います。 応援ありがとうございました。 夏に向けて頑張っていきますので、今後もよろしくお願いします。
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