2017年3月期 第1四半期 決算説明資料 2016年8月5日 株式会社ソラスト ハイライト 1 1 6月29日に東京証券取引所市場第一部上場 2 第1四半期は順調なスタート 前年同期比+2.9%増収、+25.8%営業増益 3 採用、ICT、M&Aの成長戦略は順調に進展 1. ソラストについて 会社概要 会社概要 会社名 売上高及び利益構成 2016年3月期(連結) 株式会社ソラスト 代表者名 代表取締役会長 荒井 純一 代表取締役社長 石川 泰彦 従業員数 25,046人 (2016年3月31日現在、女性比率 約90%) その他 3% 介護事業 18% 売上高 630 億円 医療関連受託事業:医療事務請負、派遣 事業内容 医療関連受託事業 79% 介護事業:訪問、通所、施設等 その他:保育事業、キャリアセンター 本社所在地 東京都港区港南1-7-18DBC品川東急ビル6F 大東建託 注1 主要株主 ガバナンス 営業利益 (百万円) 37.5% カーライルグループ 14.9% 東邦HD 5.0% インフォコム 3.0% 社内取締役4人 社外取締役4人(内独立取締役2人) 注2 監査役3名(常勤1名、社外2名) 2 注1 :主要株主の持分比率は潜在株式考慮前、2016年8月2日現在 注2 :その他は、保育事業、その他セグメント及び調整額を含む、調整額は各セグメントに配分していない全社費用 経営ビジョン ソラストーリー、始まる。 医療事務・介護をもっと新しく、 働く女性をもっと美しく。 日本で最初の医療事務教育機関として創業したソラストは、今年で50周年を 迎えました。これからの50年に向けて、新たなストーリーを展開していきます。 ICTを活用しクオリティーと生産性を飛躍的に高める、医療事務・介護のイノベーションリーダー 医療・介護連携をリードし、地域社会の未来に貢献する会社 医療事務・介護のプロフェショナルが育ち、良い生涯キャリアがつくれる会社 新しい働き方で、自分らしいワークライフバランスが実現できる会社 医療・介護にふさわしい「やさしさ」と「安心」がある会社 業界リーダーとして信頼される会社:No1の業績と責任ある行動を目指す 3 2. 2017年3月期 第1四半期実績 連結損益計算書 前年同期比+2.9%増収、+25.8%営業増益 (単位:百万円) 2016/3 1Q 2017/3 1Q 増減額 Yoy 売上高 医療関連受託事業 介護・保育事業 その他 売上高合計 12,333 12,536 +202 1.6% 3,072 3,293 +220 7.2% 190 213 +23 12.6% 15,596 16,043 +447 2.9% 1,135 1,100 △35 △3.2% 52 238 +186 352.0% その他 △76 △39 +37 ― 調整額 △453 △471 △18 ― 658 663 359 注3 12.73 827 785 504 17.83 +169 +122 +144 +5.1 25.8% 18.4% 40.1% 40.1% 営業利益 医療関連受託事業 介護・保育事業 営業利益合計 経常利益 (注) 四半期純利益 1株当たり四半期純利益(円) 4 注1 注2 注1: 経常利益の増益率が営業利益の増益率よりも低くなっている要因は、営業外費用に株式公開費用44百万円(一時費用)を計上したためです。 注2: 2015年8月の減資等により2016年3月期の住民税均等割が減少していますが、2016年3月期第1四半期においては未反映となっております。そのため、2017年3月期第1四半期の四半期純利益の増益率が経常利益の増益率と比較して高く なっております。この影響は、第2四半期以降平準化していく見込みです。 注3: 2016年1月26日付をもって株式1株につき300株の割合で株式分割を行っております。そのため、上記では、2016年3月期の期首に当該株式分割が行われたと仮定し、1株当たり当期純利益を算定しております。 業績増減要因 売上高は、介護・保育事業、医療関連受託事業がともに好調に推移 営業利益は、介護・保育事業の利益が大幅に増加 <営業利益増減要因> <売上高増減要因> (単位:百万円) (単位:百万円) +派遣売上 増加 +利用者数 +図書売上 増加 増加 +新規受注 +利用者単価 増加 +M&Aによ る事業所 数増加 +生産性 向上 +販管費の 削減 +増収効果 +増収効果 +増収効果 -立ち上げ 費用 -社員待遇 改善費用 5 +生産性 向上 連結貸借対照表 健全なB/Sを維持 大きな投資余力(DEレシオ 注 0.6倍) (単位:百万円) 2016年3月末 流動資産 現金及び預金 受取手形及び売掛金 流動資産合計 固定資産 建物及び構築物 土地 のれん 固定資産合計 資産合計 流動負債 1年内長期借入金 未払金 流動負債合計 固定負債 長期借入金 固定負債合計 負債合計 純資産 負債純資産合計 6 注: DEレシオ=有利子負債(リース債務含む)/純資産 2016年6月末 増減額 Yoy 5,831 7,146 14,339 5,597 7,229 13,945 △233 +83 △393 △4.0% +1.2% △2.7% 2,716 929 2,085 8,201 22,541 2,670 929 2,111 8,177 22,123 △45 0 +26 △24 △417 △1.7% 0.0% +1.3% △0.3% △1.9% 1,250 4,320 8,785 1,250 4,688 8,653 0 +368 △132 0.0% 8.5% △1.5% 3,375 5,279 14,065 8,475 22,541 3,075 4,984 13,638 8,485 22,123 △300 △294 △426 +9 △417 △8.9% △5.6% △3.0% +0.1% △1.9% 3. 主なトピックス 医療関連受託事業 派遣売上が好調に推移 営業利益は、ほぼ前年並みを確保 営業利益率は、新規獲得業務の立ち上げ、社員待遇改善費用等により一時的に低下したが、 8.8%の高水準を維持 (単位:百万円) <派遣売上伸び率> <売上高> 2015年9月30日 新法施行 (単位:百万円) 7 <営業利益> 注 :連結ベース 介護事業 売上高は、訪問介護や施設系サービスの利用者数増、デイサービスの単価増が寄与 営業利益は、増収と生産性の向上に伴い大幅に上昇 営業利益率は、7%を達成 注1 (単位:百万円) <訪問介護:月間利用者数伸び率 > (2015年4月~2016年6月) <売上高> 注1: (単位:百万円) <営業利益> 2016/3期は単体ベース(2016年2月以降は、2016年2月に吸収合併したココチケアの数値を除外) 2017/3期は連結ベース 注2 <施設系サービス:月末入居率 > (2015年4月~2016年6月) 注3 8 注2: 注3: 連結ベース サービス付き高齢者向け住宅の略 成長戦略 ①採用 積極的な採用により、ホームヘルパー数は増加基調 退職率は、様々な施策により改善傾向が継続 <ホームヘルパー数の推移(介護事業)> 16/1-16/6 <人員数のマネージメント> +8.2% + 期初 ー 採用 ー 退職 = 生産性 改善 期末 9 採用 1月 2月 2016/3 退職 生産性改善に よる人員減少 3月 4月 5月 6月 2017/3 <退職率の推移(医療関連受託事業)> 25.0% 成長戦略 ②ICT ICTプロジェクトが順調に具体化し、売上、生産性、業務品質等に貢献 導入 時期 運動機能測定システム 2016年 「ロコモヘルパー」 6月~ 内容 メリット 介護 運動機能測定システム 専用カメラにより利用者様の姿 サービス向上 勢や動きをデータ化し、自動測 /売上増 定・評価・記録 機能向上の進捗と課題が可視化 訪問介護 電子パッド導入 2016年 8月~ 介護 ヘルパー、サービス提供責任者 向け管理、 介護記録入力シス 作業時間改善 テム 利用者情報セキュ サービス内容の記録、電話連絡 リティ向上 を電子パッド上で実施 新・就業管理 システム 2016年 10月~ 医療 新技術による就業管理システム 残業管理の徹底 の全受託先への導入 /生産性向上 検討中の プロジェクト 10 分野 現在のところ14プロジェクト 成長戦略 ③M&A 介護事業の再編加速を見据え、早期のPL貢献を狙った成長戦略 <ソラストM&A戦略> <介護サービス利用者及び介護市場ニーズ> 早期のPL貢献 安全・安心、ブランド力 高度な介護技能 子会社化/事業譲受 初年度から黒字化 M & A 人材採用力 医療・介護連携、地域連携 中小介護企業の淘汰・統合 (件数) 新 規 開 設 <老人福祉事業者の倒産件数推移> 注1 開設から2~3年経過後に年間損益黒字化 <M&A実施件数> (年) 11 出所:帝国データバンク「医療機関・老人福祉事業者の倒産動向調査」をもとに株式会社ソラスト作成 注1: 2014年 2件 2015年 1件 2016年(1月-7月) 3件 のれん償却費及び取得に直接要した費用(デューデリジェンス費用等)考慮後においても初年度から EPS成長に貢献することを投資のガイドラインとしております。 4. 2017年3月期 業績予想 連結業績予想 第2四半期(累計)、通期の業績予想は変更無し (単位:百万円) 2017/3 第2四半期(累計)予想 2017/3 通期予想 金額 Yoy 金額 Yoy 32,378 +3.3% 66,391 +5.3% 営業利益 1,593 +0.9% 3,600 +8.7% 経常利益 1,509 △4.6% 3,508 +6.0% 989 +2.7% 2,313 +16.0% 34.98円 +2.7% 81.82円 +16.0% 売上高 当期純利益 1株当たり当期純利益 12 Appendix 業績推移(連結) MBO後の経営改革により売上高成長率・利益率ともに着実に改善 (百万円) <売上高> (百万円) (予) 13 <営業利益> (予) 事業モデル 地域の女性人材を活用した医療事務・介護サービスのパイオニア 医療機関取引先 1,500以上 MBO後の 事業モデルの強化 (医療関連) 病院経営サポートサービス の新設 病院ダッシュボードによる サービス品質のモニタリン グと強化 業務プロセスの標準化・ 高度化 病院現場のマネージメント 力の強化 営業力の強化 医療関連受託 (支社数43社) 介護利用者 介護 (介護事業施設219ヶ所) 売上100億円規模の達成 キャリアセンター 採用モデルの変革 求職者 14 地域トータルケアサービス の確立 ソラストブランドへの統一 年間6,000人を上回る採用人数 注: MBO後の 事業モデルの強化 (介護) 2016年3月末時点、医療機関取引先及び採用人数は2016年3月期間内における数値 営業力の強化 ココチケアの買収 マネジメント体制 医療・介護に関する深い知見と経営プロフェッショナルの融合 医療・介護業界の プロフェッショナル 代表取締役会長 荒井 純一 当社入社:1973年 1994年より当社取締役就任 2015年より現任 専務執行役員 佐藤 優治 当社入社:1981年 2000年当社取締役就任 2012年より現任 常務執行役員 岡崎 くみ子 当社入社:1990年 2006年当社執行役員就任 2012年より現任 常務執行役員 玉井 真澄 当社入社:1985年 2009年当社執行役員就任 2015年より現任 15 経営の プロフェッショナル 代表取締役社長 石川 泰彦 当社入社:2013年 主な経歴:GE、日本メドトロニック、 日本ストライカーでVP、事業部長などを歴任 2015年より現任 取締役専務執行役員 春山 昭彦 当社入社:2013年 主な経歴:ジュピターテレコム常務取締役CFO、 ジャパンタイムズ副社長などを歴任 取締役専務執行役員 藤河 芳一 当社入社:2014年 主な経歴:マクドナルドHD経営企画室長、 バーガーキングジャパンCEOなどを歴任 常務執行役員 飯島 淳一 当社入社:2015年 主な経歴:日本IBM事業部長、日本オラクル執行 役員などを歴任 常務執行役員 鳥越 憲一 当社入社:2016年 主な経歴:イントランス取締役、 デジタルハリウッド社長などを歴任 ガバナンス体制 幅広いマネジメント経験に基づく質の高いガバナンス体制 コーポレートガバナンスポリシーを制定 株主 注1 4名の社外取締役(50%):社外からの監視 社外取締役の経営会議参加・経営アドバイス 取締役会 GE、Medtronicでの経験を活かしたコンプライアンス コーポレート・ガバナンス 企業目的の徹底:経営ビジョン 社長 経営会議 執行役員・部門長 コンプライアンス:すべての会議の最初の議題 内部統制 コミュニケーションの徹底 毎週の社長連絡会(常務以上) 部門会議への役員参加(常務以上) 毎週の事業部内レビュー 社長・事業部長の社員向け映像メッセージ(毎月) KPIによるプロセス管理・結果重視の企業文化 社長直轄の監査室 注1 16 :2016年7月現在 免責事項 ■お問い合わせ先 株式会社ソラスト(証券コード:6197) IR室 〒108-8210 東京都港区港南1丁目7番18号 DBC品川東急ビル6階 Tel:03-6890-8904 E-mail:[email protected] HP:http://www.solasto.co.jp/ 本資料に含まれる将来に関する記述は本資料の発表日現在において入手可能な情報及び将来の業績に影響を与える不確 実な要因に係る本資料発表日現在における仮定を前提としており、当社としてその実現を約束する趣旨のものではあり ません。実際の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。
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