「元気が出る!題材」

日本教育美術連盟第59 回夏期研究会
講 演 者
阿 部 宏 行
(あべ ひろゆき)
2016 年 研究会テーマ
氏
「元気が出る!題材」
1954 年生まれ
∼子ども・題材・先生のいい関係∼
北海道教育大学教育学修士課程修了
北海道教育大学岩見沢校美術文化専攻
美術文化教育コース美術教育研究室 教授
■日 時 平成 28 年8月 10 日(水)・11 日(木)(山の日)
■会 場 ホテル アウィーナ大阪
〒 543-0031 大阪市天王寺区石ヶ辻町 19 番 12 号 TEL 06-6772-1445
小学校教諭、札幌市教育委員会指導主事、幼児教育担当課長などを経て現職。
中央教育審議会委員・学習指導要領実施状況調査結果分析委員会主査などを歴任。
近年の主な著書
『平成 27 年度版教科書「図画工作」1 学年~ 6 学年』『いっしょに考えよう「図工の ABC」』『図工・美術がもっと好きになる
「造形の ABC」』『私がつくる図画工作科の授業 ふぞろいな学習指導案』(以上 日本文教出版)・『評価規準の作成、評価方法等
の工夫改善のための参考資料【小学校 図画工作】』(国立教育政策研究所 教育課程研究センター)などがある。また、子ども
の絵の発達や指導に関する研究論文・学会発表多数。
研究テーマ設定にあたって
夏期研究会実行委員長 佐藤 賢司
会 場 案 内
↑至 東梅田
ハイハイ
タウン
【お車でお越しの場合】
阪神高速道頓堀出口より約 5 分
提携駐車場(有料)有り 約 140 台 先着順となります
上七
交差点
↓至 天王寺
近鉄⑭番
出口
→至 名古屋・伊勢志摩
赤十字
病院
P
ホテル アウィーナ 大阪
P
清風
学園
ドン・
キホーテ
細工谷
1 丁目
■会 場
ホテル
アウィーナ 大阪
〒543-0031 大阪市天王寺区石ヶ辻町 19 番 12 号
TEL:06-6772-1445 FAX:06-6772-1447
2016
平成28年度(2016年度)
第67回 造形表現・図画工作・美術教育研究全国大会
大会テーマ
感性でつながる美術教育
堺
→至 奈良
空港バス
近鉄大阪上本町駅
ローソン
【電車でお越しの場合】
近鉄線大阪上本町駅(近鉄⑭番出口)徒歩約 3 分
地下鉄谷町線谷町九丁目駅より徒歩約 8 分
大阪(伊丹)空港から上本町行リムジンバス約 40 分上本町下車
大阪情報
コンピュータ
専門学校
小橋町
交差点
〒
シェラトン
都ホテル大阪
セブンイレブン
大阪
→至 鶴橋
千日前通り
上本町
YUFURA
提携
駐車場
地下鉄谷町線
ホテルアウィーナ
上六
交差点
上町筋
谷町筋
中之島
地下鉄千日前線
近鉄百貨店
神戸方面
←至 なんば
谷町九丁目
日本教育美術連盟の夏期研究会は、これまで「かきたいことやつくり
たいものを子ども自らが思い描き、自信をもち、思考力を働かせながら
総合的に力を発揮する学習を支える指導」を大切にするという考え方を
軸に、開催年ごとのテーマを設定してきました。このテーマ設定の話し
合いは、実行委員会が最も時間をかけ大切にしていることです。平成 28
年第 59 回夏期研究会のテーマは「元気が出る!題材 ~子ども・題材・
先生のいい関係~」となりました。
子どもたちが、その持てる力を存分に発揮し、いきいきと活動できる
授業の実現のためには、どのような題材が必要なのでしょうか。もちろん、ここでいう「子どもたち」とは、抽
象化された匿名の学習集団ではなく、それぞれの地域・学校・教室など、で「その時=今」を生きているかけが
えのない存在としての一人一人です。このように考える限り、ある先生がある時に実践した題材が、そのまま別
の先生の授業での子どもたちにふさわしい題材であるということにはなりません。なぜなら、先生も、学ぶ子ど
もも異なるからです。題材そのものに「よさ」があると考えることは、すこし注意が必要なのです。
ともすると私たちは「よい題材」というものがあって、それを実践すればよい授業になると考えてしまいます。
しかし実際は、先生がその題材をどうとらえ、どのように授業に展開するかによってその働きは変わってきます。
けっして定番の「いい題材」があるわけではないのです。もちろん、題材の前に、目の前の子どもたち一人一人
がもっとも大事であることは言うまでもありません。
先生自身にも新しい発見があり、子どもたちそれぞれのすばらしい学びの姿が見えてくる…。そんな「元気が
出る!」図工・美術の授業をつくっていくためには、どんなことを大切にしながら題材研究に取り組んでいけば
よいのでしょうか。このことを、参会の皆様と一緒に考える 2 日間にしたいと思います。
多くの皆様のご参加を期待し、ここにご案内申し上げます。
ー 堺 大 会 のご案 内 ー
∼子どもの思いを見つめて∼
会 期
問い合わせ先
平成
大会事務局
29 年 1 月 20 日(金)・21 日(土)
主 催
堺市美術教育振興協議会 日本教育美術連盟
田 中 圭
一(堺市立美原西中学校校長)
〒587-0063 大阪府堺市美原区大饗 102-2
TEL(072)361-6500 FAX(072)361-7194
■主 催 日本教育美術連盟
■後 援
■定員200 名(定員になり次第締め切り)
■会費4,000 円(資料代を含む)
大阪府教育委員会、大阪市教育委員会、堺市教育委員会、
■お問い合わせ先
京都府教育委員会、京都市教育委員会、兵庫県教育委員会、
神戸市教育委員会、滋賀県教育委員会、奈良県教育委員会、
和歌山県教育委員会、 (公)教育美術振興会(申請中)
日本教育美術連盟事務局夏期研究会担当宛
電話 06-6910-8807 FAX 06-6910-8831
■日 程
■ワークショップ内容案内
第1日 8 月 10 日(水)受 付 9:30 〜
10:00
会場:葛 城
開会の言葉
佐藤 賢司(夏期研究会実行委員長 大阪教育大学)
図工・美術の教科書って素敵ですよね。見てるだけで楽しくなります。でも授業で使うとなるとちょっと別…って思っていませんか?今年
は小中の先生が一緒になって、図工、美術の「きょうかしょ」をあるきながら、子どもが元気になる!題材のヒントをみつけてみませんか?
河野 敬重(岸和田市教育委員会)藤原 奈津子(太子町立磯長小学校)
加藤 正寛(高槻市立第六中学校)中島 嵩(大阪教育大学附属平野中学校)
基調提案
10:40
梅山 仁美(大阪市立大隅西小学校)
研究発表Ⅰ 『美術の学力』を支える題材のヒントは『生徒の言葉』にあり!
黒木 健 先生(秋田県立西目高等学校)
11:20
休 憩
11:30
研究発表Ⅱ 子ども 教師 私 を見つめ直しながら ~アラフィフおっさんの授業とは~
12:10
13:10
南 伸裕 先生(新潟市立桝潟小学校)
—【昼 食】—
研究発表Ⅲ 作品発表の場を開拓して総合演出する、アートディレクターとしての教師の役割
小西 悟士 先生(さいたま市立本太中学校)
13:50
休 憩
14:00
研究発表Ⅳ 子どもが世界にひたりだす! 〜「素材」を「題材」に大変身! 〜
15:00
17:30
ワークショップ(内容は右の表を見てください)
11:50
12:40
10:00
10:35
田窪 真樹(大阪市立大正中央中学校)大和 明日香(大阪教育大学附属平野小学校)伊藤 慶孝(堺市立浜寺中学校)
Workshop 3:「題材が動く」ICT — 題材が人をつなぐ、人を結ぶ…出来た!—
「コマコマアニメーション」
ICTの「C」とはコミュニケーション!そこで人と人とがつながるようなICTの活用は・・・?を考えてみたいと思います。今回はアニメー
ションの製作を行います。題材も動きますが、動くのはそれだけではありません!グループでアイデアを出し合ったり撮影や編集などの活動を
したりしながら、人と人(指導者も子どもも)がつながり響き合っていく。そんな時間になればと思います。
「ICT×図工」=響き合い・協働です。
古谷 和歳(岸和田市立春木小学校)狩谷 潤也(大阪教育大学附属天王寺小学校)
「お話シアター」〜透明シートに絵を描いて…〜
絵を描きながら、どんどん話が広がっていったり、ふくらんでいったりするのはとても楽しいことです。それがどんなきっかけで起こるの
かは、テーマであったり、材料との関わりであったり、周りの人と話すことであったりなどとさまざまなことが考えられます。今回は透明
シートを使うことや、グループワークでお話づくりをすることを通して、みなさんと一緒に考えてみたいと思います。
交流懇親パーティー
会場:葛 城
研究発表Ⅴ 子どもの主体的な活動を育む造形遊びの題材配列
古林 賢一 先生(鳴門市立里浦小学校)
研究発表Ⅵ 地域とつながることで子どもたちがつくりだす喜びをひびかせあう題材
矯安 ひとみ 先生(岡山市立中山小学校)
中野 貴之(堺市立野田小学校)小林 絢子(堺市立八上小学校)佐藤 賢司(大阪教育大学)
Workshop 5:「題材づくりのための材料体験型」— 材料・用具と仲良くなろう(一杯やろう)— 会場:葛 城
「造形屋台村…使える!」
へい!いらっしゃい!
屋台には紙、ひも、枝、木の実、木切れ、ガラスなどなど、たくさんの造形のお宝が並べてますよ。それらでいろいろ試してみてください
な。切ったり、くっつけたり、組み合わせたり、楽しいことがいろいろできそうですよ。いろいろな材料を試してみたいという方に、おす
すめです。自由に屋台めぐりができますよ。
どうそ、材料と仲良くイッパイやってくださいね!
梅山 仁美(大阪市立大隅西小学校)服部 真也(奈良女子大学附属小学校)
那賀 典仁(堺市立五箇荘東小学校)齊藤 和美(堺市教育委員会)
研究発表Ⅶ 子どもたちの「描きたい!つくりたい!」気持ちを刺激する、題材のスパイス
漆原 良美 先生(堺市立三原台小学校)
グループ討議
—【昼 食】—
会場:信 貴
中学校部会
研究発表Ⅷ 『チームで考える授業づくり』〜つながりから生まれる新しい題材〜
堤 祥晃 先生(大津市立志賀中学校)
研究発表Ⅸ 住人十色 ~ 1 点透視図法を用いた部屋デザイン
後藤 尚毅 先生(岡山市立京山中学校)
お申し込み方法
下記参加申込書の必要事項を明記の上、郵送または FAX するか、もしくはメールにて必要事項を事務局へ送信して下さい。
なお、個人情報については、本研究会以外には使用いたしません。
日本教育美術連盟事務局 夏期研究会 担当宛
FAX 06-6910-8831 メール・アドレス:[email protected]
郵送先:〒 540-8508 大阪市中央区森ノ宮中央 1 丁目 6-20
キ リ ト リ 線
日本教育美術連盟第 59 回夏期研究会 参加申込書
ふりがな
11:10
11:50
12:40
13:40
研究発表Ⅹ 授業改善ビフォーアフター 〜デザインの授業は他者への思いから編〜
宣 昌大 先生(摂津市立第三中学校)
グループ討議
講 演 「はじめに子どもありき図画工作・美術の学びを考える」
第1日目終了後
交流懇親会(会費 3,500 円)に
ご氏名
・参加します ・参加しません
勤務先
—【昼 食】—
会場:葛 城
阿部 宏行 先生(北海道教育大学岩見沢校)
15:40
会場:生 駒
Workshop 4:「題材が動く」屋台村とのコラボ — 題材が人をつなぐ、人を結ぶ…出来た!— 会場:葛 城
~ためして かかわり えらんで つながる~
11:10
題材を考えることは料理することと似ていると思いませんか?おいしく食べてもらうためには、料理人(指導者)が食べる人(子ども)の
ことをおもいながら、メニュー(題材)を考える必要があります。料理に例えながら、題材そのものを整理し、参会者同士のディスカッショ
ンを通して、子どもと指導者がお互い元気になれるような、いい関係を築ける題材のあり方を探りたいと思います。
城野 知佐 先生(大阪教育大学附属平野小学校)
小学校部会
10:35
会場:二 上
Workshop 2:「題材のすがた」— 題材の価値を見直してみたら…新しい!—
「DAIZAI’s キッチン」~題材をおいしくしよう!~
小林 大志(高槻市教育委員会)田中 伸(四條畷市立くすのき小学校)
第 2 日 8 月 11 日(木)受 付 9:30 〜
10:00
会場:芙 蓉
Workshop 1:「題材のありか」— 宝の山から題材を掘り起こす…見えた!—
「教科書の歩き方」〜小中学校編〜
終 了
※会場内への食べ物の持ち込みはご遠慮ください。両日とも昼食は会場周辺にておとりいただきますようお願い致します。
自宅
※いずれかを○でかこって下さい。
〒 -
住所
自宅 TEL・FAX TEL FAX
E-mail
第2日目のワークショップは
1・2・3・4・5
に参加します。
※いずれかを○でかこって下さい。