発足式・第1回委員会議資料

生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
発足式 ・ 第1回委員会議
日時
平成28年7月20日(水)
18時~19時15分
場所
ダイビル本館 4階会議室1
資料
P.1-18
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会 発足式
P.19-25
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会 第 1 回委員会議
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
発足式
-1-
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会発足式
次第
1.開会
2.これまでの取組み経過・趣旨説明
3.議題
(1) 実行委員会の発足について(案)
① 趣意書
② 実行委員会規約
③ 実行委員会委員について
④ 実行委員会体制について
(2) 実行委員会役員の選任・指名等
4.委員挨拶
5.イケフェス大阪 2016 開催日程等について
6.閉会
-2-
■議題
(1) 実行委員会の発足について(案)
趣意書に基づき、生きた建築ミュージアム大阪実行委員会を発足し、実行委
員会規約等を定める。
①
趣意書
②
実行委員会規約
③
実行委員会委員について
④
実行委員会体制について
-3-
① 趣意書
趣
意 書
大阪という都市には、
「ある時代の歴史、文化、市民の暮らしぶりといった都市の営み
の証であり、様々な形で変化・発展しながら、今も生き生きとその魅力を物語る建築物
等」が、それぞれの個性を主張しながら、都市の活動に不可欠な存在として共存してい
ます。
そうした‘生きた建築‘を通して、大阪の都市の魅力を向上させる試みとして、平成 25
年度から大阪市による「生きた建築ミュージアム事業」が開始されました。
その一環として、市が建物所有者、企業、大学等と協力・連携して平成 26 年度・27
年度に実施した「生きた建築ミュージアム フェスティバル 大阪」(通称「イケフェス大
阪」)は、大阪発の日本最大級の建築一斉公開イベントとして注目を集め、全国各地から
延べ 3 万人という参加をいただくまでになっています。
こうした動きをとらえ、これまでの取組みを発展させ、
「世界に誇る、魅力的な‘生きた
建築‘があふれる都市・大阪」を強く発信するための方法について検討を重ねてまいった
ところでございますが、この度、その第 1 段階として、
「生きた建築ミュージアムフェス
ティバル大阪」の安定的な継続開催をめざし、企業・大学・行政等からなる「生きた建
築ミュージアム大阪 実行委員会」を設置する運びとなりました。
つきましては、実行委員会設置の趣旨にご理解賜りますとともに、イケフェスの継続
開催に向け、皆様の格別のご支援、ご協力くださいますよう謹んでお願い申し上げます。
平成 28 年 7 月
大阪市生きた建築ミュージアム推進有識者会議(専門部会/実行委員会発足検討・準備)
代表 橋爪紳也
大阪府立大学 21 世紀科学研究機構特別教授
嘉名光市
大阪市立大学大学院准教授
倉方俊輔
大阪市立大学大学院准教授
髙岡伸一
大阪市立大学都市研究プラザ特任講師
大阪市都市整備局
-4-
生きた建築ミュージアム大阪 実行委員会について【案】
◇ コンセプト
当実行委員会は、‘大阪のまち全体を、世界に誇る「生きた建築」のミュージアムとする‘
ことをめざし、
「建築を通した、新しい大阪の都市魅力の創造と発信」に取り組むため、民間・
大学・行政が連携する母体として設置し、広く企業・市民・専門家等の参加・協力を得て運営
を進める新しい組織です。
ミッション
1.建築の新しい価値の創造、発信
質の高い建築の発掘、再生、活用を促進し、建築の新しい価値・魅力を創造、
発信する
2.建築を通した連携・協力・交流
建築を通して、民間、大学、行政の連携・協力や積極的な市民の参加等を促
進し、様々な交流を生む
3.建築教育
広く一般の市民、とりわけ、こどもたちが自分たちの身近な建築や暮らすま
ちに関わる経験や機会を提供し、建築デザインや都市環境について、知り、考
え、正しく評価する力を育む
4.シビックプライドの醸成、まちづくりへの寄与
建築を通して、大阪という都市への興味・愛着、シビックプライドを醸成し、
今後のよりよい建築や都市づくりに向け、積極的に関わる意識・意欲の向上と
人材の育成・確保を図る
定義等
‘生きた建築’とは、この取組みの中で新しく定義した概念で、
「ある時代の歴史、
文化、市民の暮らしぶりといった都市の営みの証であり、様々な形で変化、発
展しながら、今も生き生きとその魅力を物語る建築物等」をいいます。
また、こうした‘生きた建築’の価値をあらためて評価し、大阪の新たな魅力と
して広く知らしめるため、御堂筋を軸として、大阪駅前から中之島・船場・ミ
ナミ界隈などを含むエリアを‘生きた建築’が存在するフィールド・ミュージア
ム(生きた建築ミュージアム大阪)の中心とし、エリア内の民間建築の中から、
2013 年度、2014 年度に大阪市が選定した魅力的な建築 50 を‘生きた建築
ミュージアム・大阪セレクション’として位置付けています。
-5-
生きた建築ミュージアム大阪 実行委員会について【案】
◇ 実施事業
建築を通して、広く大阪の魅力を公開・発信するイベント「生きた建築ミュージアムフェス
ティバル大阪」
(略称:イケフェス大阪)の継続開催を活動の軸として、建築や都市づくりに
関わる教育・普及啓発、生きた建築の再生・活用支援に向けた調査研究、広報・PR 等、各種
プログラムを実施していきます。
イケフェス
大阪の生きた建築の魅力に実際に触れていただく機会として、年に 1 回(原
則 10 月末~11 月初旬の週末 2 日間を中心に)
「生きた建築ミュージアムフェ
、
スティバル大阪」を開催します。
<キックオフプログラム>
「イケフェス大阪」のキックオフプログラムとして、選りすぐりの生きた建
築を会場に一夜限りのトークセッションを開催します。多彩なゲストを招い
て、様々な切り口から、大阪の建築の魅力を語りつくしていただきます。
<建築一斉特別公開プログラム>
生きた建築ミュージアム・大阪セレクションを中心に、大阪の魅力的な生き
た建築を一斉特別公開します。普段はめったに入ることのできない‘生きた建
築’の内部公開やツアー、トークセミナーなど、様々なプログラムを実施しま
す。
教育、
こどもから大人まで、様々な方々を対象に、建築についての理解や興味を深
普及啓発
めていただける各種プログラムを実施していきます。また、イケフェス大阪
におけるボランティアガイドの育成を通じて、大阪の魅力を自ら発信する市
民ガイドを増やします。
調査・研究
「イケフェス大阪」の開催を通じて、生きた建築に関する研究ならびに大阪
の都市魅力の向上に向けた実証実験やアンケートを実施する等、今後の取組
みにつながる、生きた建築に関する調査・研究を進めます。
情報発信、
公式ホームページの開設やツイッターの活用、イケフェス大阪公式ガイド
広報・PR
ブックの発行などを行うとともに、新聞やテレビ、各種情報媒体等との連携
等を積極的に図り、大阪の生きた建築に関する情報発信、当活動の広報・PR
に取り組みます。また建物所有者等と連携して、建築に関する各種パンフレッ
トやグッズの企画・製作等も行います。
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実行委員会の構成
◇組織構成
実行委員会は、
「生きた建築ミュージアム大阪」をめざす民間・大学・行政等の関係者をメン
バーとし、大きく、基本的な方針や事業計画・予算を承認する『委員会議』と事業実施に向
けた企画検討等を担う『メンバー会議』で構成します。また、必要に応じて、実行委員会の
もとに『プロジェクトチーム』を置き、具体的な事業実施を担います。
メンバー
以下から選任されたメンバーで構成する。
○民間:大阪セレクション関係者、パートナー登録団体等関係者
○大学:大阪市立大学および生きた建築学プロジェクト参加大学関係者
○行政:大阪市都市整備局、大阪市生きた建築ミュージアム推進有識者会議
組織
イメージ
【実行委員会】
寄付・協賛
サポーター(個人)
『委員会議』
スポンサー(企業・団体等)
委員長(1名)
支援
・
協力
副委員長(2名)
事務局長(1名)
事業提携・技術提携
会計(1名)
パートナー(企業・団体等)
委員(10 名程度)
『メンバー会議』
監事(2名)
委員が指名する者で構成
公開協力
大阪セレクションほか
(生きた建築)
ボランティア
PT1
PT2
『プロジェクトチーム』は委員、メンバー、その他から
指名・選任された者で構成(例:イケフェス大阪 2016 開催事務局)
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活動への参加・協力について
◇メンバーシップ
「建築を通した連携・協力・交流」の場となる、安定した組織をめざし、実行委員会並びに
当事業の運営をご支援いただくメンバーシップ制度を設けます。様々な形で、多様な立場の
方々に参加・協力いただけるようメンバーシップには複数の種別を設けております。たくさ
んのみなさまのご支援をお待ちしております。よろしくお願いいたします。
寄付・協賛
個人の「サポーター」
、企業・団体等の「スポンサー」の大きく 2 タイプあり、
金額に応じて、限定プログラムへの参加等のメリットがあります。
発足初年度の年度目標額は、
「300 万円」としています。
これは、イケフェス大阪の開催に係る経費(プログラム数 50 程度と想定)と
して算出したものです。人件費は含みません。
事業提携・
「パートナー」として登録いただき、広報・PRや会場・設備・物品等の無
技術連携等
償提供、事業提携、技術連携等いただきます。各種報道機関や大学、建築関
連団体、企業等のみなさまを対象としています。
(登録制)
ボランティア
「ボランティア」として運営に参加いただき、イケフェス大阪をはじめ各種
事業の実施をスタッフの一員として支えていただきます。
(登録制・無償)
公開協力
「大阪セレクション」をはじめ、イケフェス大阪で公開協力いただく『生き
た建築』所有者・関係者のみなさんです。
(毎年変動)
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② 実行委員会規約
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会規約
目次
第1章 総則
(名称)第1条
(目的)第2条
(事業)第3条
第2章 組織
(構成)第4条
(役員)第5条
(役員の職務)第6条
(監事)第7条
(任期)第8条
(報酬)第9条
第3章 委員会議
(委員会議)第 10 条
(委員会議の権能)第 11 条
(定足数)第 12 条
(委員会議の議決)第 13 条
(委任等)第 14 条
(委員会議の議事録)第 15 条
(委員長の専決処分)第 16 条
第4章 メンバー会議
(メンバー会議)第 17 条
第6章 メンバーシップ
(メンバーシップ)第 21 条
(実施等)第 22 条
第7章 資産及び会計
(資産)第 23 条
(資産の管理)第 24 条
(事業年度)第 25 条
(事業計画書及び収支予算書)第 26 条
(暫定予算)第 27 条
(事業報告書、収支決算書及び財産目録)
第 28 条
(会計事務)第 29 条
第8章 規約の変更及び解散
(規約の変更)第 30 条
(解散及び残余財産の処分)第 31 条
第9章 補則
(事務所)第 32 条
(関係法令等の遵守)第 33 条
(その他)第 34 条
(雑則)第 35 条
附
則
第5章 プロジェクトチーム
(設置)第 18 条
(構成)第 19 条
(運営等)第 20 条
第1章 総則
(名称)
第1条
本会は、生きた建築ミュージアム大阪実行委員会(以下「実行委員会」という。)
と称する。
(目的)
第2条 実行委員会は、平成 25 年度から開始された「大阪市生きた建築ミュージアム事業」
での取り組みを踏まえ、建物所有者をはじめとする民間企業、大学、行政等が一体となっ
て、生きた建築の魅力を広く内外に発信する各種事業活動を展開することにより、「世界
に誇る、魅力的な‘生きた建築’があふれる都市・大阪」を実現し、まちへの愛着やシビッ
クプライドを醸成し、大阪のまちづくりに寄与することを目的とする。
(事業)
第3条 実行委員会は、前条の目的を達するため、次の事業を行う。
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(1) 前条の目的を達成するために必要な方針等(以下「基本方針等」という。)の策定
に関すること
(2)
基本方針等に基づく、「生きた建築ミュージアムフェスティバル大阪」(以下「イ
ケフェス大阪」という。
)その他の必要な事業の企画、運営及び実施等に関すること
(3)
生きた建築の所有者等の関係者、関係機関及び関係団体との連絡調整に関するこ
と
(4) その他前条の目的を達成するために必要な業務に関すること
第2章 組織
(構成)
第4条
実行委員会は、建物所有者をはじめとする民間企業、大学、行政等で組織するこ
ととし、別表に掲げる委員(以下「委員」という。
)及び委員が指名する者(以下「メン
バー」という。
)で構成する。
2 委員は、必要に応じて追加等の変更を行うことができることとし、委員長が委嘱する。
(役員)
第5条 実行委員会に次の役員を置く。
(1) 委員長
1名
(2) 副委員長 2名以内
(3) 事務局長 1名
(4) 会計
2
1名
委員長は、委員の互選によって選出することとし、副委員長、事務局長及び会計は、
委員の中から委員長が指名する。
3 会計は、事務局長と兼ねることができる。
(役員の職務)
第6条 委員長は、実行委員会を代表し、会務を総理する。
2
副委員長は、委員長を補佐し、委員長に事故があるときは、委員長があらかじめ指名
する副委員長がその職務を代理する。
3
事務局長は、実行委員会の運営を統括し、必要な諸事務の処理を行うとともに、実行
委員会が実施する事業の遂行管理その他必要な業務の処理を行う。
4 会計は、実行委員会の会計事務の処理を行う。
(監事)
第7条 事業の適正な執行を確保するため、実行委員会に監事2名を置く。
2 監事は、役員及び委員が本務として所属する団体等の者以外から、委員長が指名する。
3
監事は、事業報告書、収支決算書及び財産目録により実行委員会の事業の執行状況及
び会計事務の監査を行い、その結果を実行委員会に報告する。
- 10 -
(任期)
第8条
役員及び委員並びにメンバー並びに監事の任期は、2事業年度とし、再任を妨げ
ない。ただし、特別の事情があるときは、この限りではない。
2
委員長が任期途中で解任された場合、後継の委員長は委員の互選によって選出するこ
ととし、委員長以外の役員が任期途中で解任された場合、後継の役員は委員の中から委
員長が指名する。
3
委員が任期途中で解任された場合、必要に応じて、委員長は新たな委員を委嘱するこ
とができる。また、メンバーが任期途中で解任された場合、必要に応じて、委員が新た
なメンバーを指名することができる。
4
前2項の選出、指名または委嘱が行われた場合、後継者の任期は、当該選出等が行わ
れた日から前任者の任期までとする。
(報酬)
第9条
役員及び委員並びにメンバー並びに監事は、無報酬とする。ただし、その職務を
遂行するために要した費用を弁償することができる。
第3章 委員会議
(委員会議)
第 10 条 実行委員会の会議(以下、「委員会議」
)という。
)は、役員及び委員で構成し、
必要に応じて委員長が招集する。
2 委員会議は、委員長がその議長となる。
3
委員長は、必要に応じて、委員会議に役員及び委員以外の者の出席を求めることがで
きる。
(委員会議の権能)
第 11 条 委員会議は、次に定める事項について審議し、決定する。
(1) 実行委員会の事業計画に関すること
(2) 実行委員会の収支予算に関すること
(3) 実行委員会の事業報告に関すること
(4) 実行委員会の収支決算に関すること
(5) 実行委員会の基本方針等策定に関すること
(6) その他実行委員会の運営に係る重要な事項に関すること
(定足数)
第 12 条
委員会議は、役員及び委員の過半数の出席がなければ開会することができない。
(委員会議の議決)
第 13 条 委員会議の議決は、出席した役員及び委員の過半数の同意をもって決し、可否同
数のときは、議長の決するところによる。ただし、この規約に別に定めのある場合は、
- 11 -
除く。
(委任等)
第 14 条 やむを得ない理由により委員会議に出席できない役員及び委員は、あらかじめ通
知された事項について書面をもって表決し、または代理人に表決を委任することができ
る。この場合において、前2条の規定の適用については、出席したものとみなす。
(委員会議の議事録)
第 15 条 委員会議の議事については、次の事項を記載した議事録を作成しなければならな
い。
(1) 開催日時及び場所
(2) 役員及び委員の現在数及び出席者数並びに氏名(書面表決者及び表決委任者を含
む。
)
(3) 議決事項
(4) 議事の経過の概要及びその結果
(委員長の専決処分)
第 16 条 委員長は委員会議を招集するいとまがないときは、
その議決すべき事項について、
これを専決処分することができる。
2
委員長は、前項の規定により専決処分をしたときは、これを次の委員会議において報
告し、その承認を求めなければならない。
第4章 メンバー会議
(メンバー会議)
第 17 条 実行委員会の運営を円滑に進めるため、委員会議のもとにメンバーで構成される
会議(以下「メンバー会議」という。)を置く。
2 メンバー会議に座長を置き、事務局長をもって充てる。
3 メンバー会議は、必要に応じて座長が召集する。
4 メンバー会議は、委員長の命を受け、座長が指示する第 11 条各号に定める事項にかか
る企画検討、調整及び素案の作成等を行う。
5
メンバー会議は、全体会のほか、個別専門の事項を検討するため、必要に応じて専門
部会を開催することができる。
6 専門部会の出席者は、内容に応じて座長が決定する。
7
座長は、必要に応じて、全体会及び専門部会にメンバー以外の者を出席させることが
できる。
第5章 プロジェクトチーム
(設置)
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第 18 条 第3条の事業を円滑かつ効果的に遂行するために必要があると認める場合、委員
長は、実行委員会のもとにプロジェクトチームを置くことができる。
(構成)
第 19 条 プロジェクトチームには、リーダー、サブリーダーその他必要な人員を置く。
2
リーダー及びサブリーダーは、委員及びメンバーの中から委員長が指名し、その他必
要な人員はリーダーが選任する。
3 リーダーは、プロジェクトチームの業務を統括し、サブリーダーはそれを補佐する。
(運営等)
第 20 条 プロジェクトチームの組織及び運営等に関し必要な事項は、
委員長が別に定める。
第6章 メンバーシップ
(メンバーシップ)
第 21 条 実行委員会の運営及び事業の円滑な推進を図るとともに、生きた建築を通した多
様な主体の交流の場を提供するため、第2条の目的に賛同する個人、企業及び団体等が
広く参加し、実行委員会の活動を支援する制度(以下「メンバーシップ」という。)を実
施する。
2 メンバーシップには、参加及び支援の内容に応じて、以下の種別を設ける。
(1)
サポーター及びスポンサー
実行委員会の運営及び事業の実施等に必要な資金提
供を目的とする寄付、協賛を行うもの(寄付を行う個人をサポーターとし、協賛を行
う企業及び団体等をスポンサーとする。
)
(2)
パートナー
実行委員会の運営及び事業の実施等に必要な広報及びPR、会場等
の無償提供、事業提携または技術連携等を行うもの
(3)
ボランティア
イケフェス大阪をはじめ、実行委員会が実施する各種事業の運営
補佐等を無償で行うもの
(4)
公開協力
イケフェス大阪をはじめ、実行委員会が実施する各種事業に協力し、
建物公開を無償で行うもの
(実施等)
第 22 条 メンバーシップの実施等に関し必要な事項は、委員長が別に定める。
第7章 資産及び会計
(資産)
第 23 条 実行委員会の資産は、次に掲げるものをもって構成する。
(1) 財産目録に記載された財産
(2) 寄付、協賛金
(3) その他の収入
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(資産の管理)
第 24 条 実行委員会の資産は、委員長が管理し、その管理の方法は、委員長が別に定める。
(事業年度及び会計年度)
第 25 条 実行委員会の事業年度は、毎年4月1日に始まり、翌年3月 31 日に終了する。
ただし、第 31 条の規定に基づき実行委員会が解散するときは、この限りではない。
(事業計画書及び収支予算書)
第 26 条 実行委員会の事業計画書及び収支予算書は、委員長が作成し、その事業年度の開
始前までに、委員会議の議決を経なければならない。これらを変更する場合も同様とす
る。
(暫定予算)
第 27 条 前条の規定に関わらず、やむを得ない理由により事業年度開始前にその年度の収
支予算が成立しないときは、委員長は、当該収支予算の範囲内で収入及び支出をするこ
とができる。
2
前項の規定による収入及び支出は、その事業年度の収支予算が成立したときは、これ
に基づくものとみなす。
(事業報告書、収支決算書及び財産目録)
第 28 条 実行委員会の事業報告書、収支決算書及び財産目録は、委員長が毎事業年度終了
後に遅滞なく作成し、監事の監査を受け、委員会議の議決を経なければならない。
(会計事務)
第 29 条 実行委員会の会計事務に関し必要な事項は、委員長が別に定めるもののほか、大
阪市会計規則等の例による。
第8章 規約の変更及び解散
(規約の変更)
第 30 条 本規約のうち、第3章及び第7章の規定については役員及び委員の全員の同意を
得なければ変更することができない。また、その他の規定については役員及び委員の4
分の3以上の同意を得なければ変更することができない。
(解散及び残余財産の処分)
第 31 条 第2条の目的の達成その他の理由により、実行委員会を解散するときは、役員及
び委員の4分の3以上の同意を得なければならない。
2
前項の規定により実行委員会を解散するときは、速やかに実績報告及び決算報告を行
うものとする。
3
実行委員会が解散した場合において、その残余財産は、その後継組織に帰属するもの
とする。
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第9章 補則
(事務所)
第 32 条 実行委員会の事務所は、大阪市中央区平野町1-5-7(辰野ひらのまちギャラ
リー内)に置く。
(関係法令等の遵守)
第 33 条 実行委員会は、実行委員会の運営及び事業の実施に際して、大阪市個人情報保護
条例(平成7年大阪市条例第 11 号)その他の関係法令等の趣旨を踏まえるとともに、そ
れらの規定を遵守しなければならない。
(その他)
第 34 条
委員及びメンバー並びに監事並びにプロジェクトチームの人員並びにメンバー
シップにより、実行委員会に参加、協力、支援を行うものは、下記に該当してはならな
い。
(1)
特定の政治、思想、宗教等の活動を目的とした団体、または実行委員会を特定の
政治、思想、宗教等の活動に利用する恐れのあるもの
(2) 暴力団員による不当な行為の防止等に関する法律(平成3年法律第 77 号)第2条
第2号に規定する暴力団(以下「暴力団」という。)または暴力団の構成員であると
認められるもの
(3) 法令または公序良俗に反するもの
(4) 実行委員会の品位を傷つけ、または正しい理解を妨げる恐れのあるもの
(5) その他委員長が不適当と判断するもの
(雑則)
第 35 条 本規約に定めるもののほか、実行委員会の運営及び事業の実施に関して必要な事
項は、委員長が別に定める。
附 則
1 本規約は、平成 28 年7月 20 日から実施する。
2
実行委員会の準備組織は、前項に規定する施行の日前においても、実行委員会の事業
実施等に必要な準備行為をすることができる。
3 実行委員会設立当初の事業年度及び会計年度は、第 25 条の規定に関わらず、本規約の
施行の日から平成 29 年3月 31 日までとする。
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③ 実行委員会委員について
別表(第4条関係)
氏名
あ ま の
な お き
天野 直樹
か
な
こういち
嘉名 光市
くらかた
しゅん す け
倉方
俊輔
しばかわ
よしかず
芝川 能一
たかおか
しんいち
髙岡
伸一
はしづめ
し ん や
橋爪 紳也
ほ ん だ
ふみ お
本多 文雄
むらた
としひこ
やまもと
たけひこ
村田 俊彦
山本 竹彦
くにまつ
こういち
國松
弘一
所属・役職等
備考
株式会社竹中工務店
取締役専務執行役員
御堂ビル
[竹中工務店大阪本店]
大阪市立大学大学院
工学研究科 准教授
大阪市生きた建築ミュージアム
推進有識者会議
大阪市立大学大学院
工学研究科 准教授
大阪市生きた建築ミュージアム
推進有識者会議
千島土地株式会社
代表取締役社長
芝川ビル
大阪市立大学
都市研究プラザ
大阪市生きた建築ミュージアム
特任講師 推進有識者会議
大阪府立大学 21 世紀科学 大阪市生きた建築ミュージアム
研究機構 特別教授
推進有識者会議
大阪ガス株式会社
理事・近畿圏部長
大阪ガスビル
株式会社大林組
常務執行役員
ルポンドシエルビル
[大林組旧本店]
ダイビル株式会社
代表取締役会長
ダイビル本館、
御堂筋ダイビル
大阪市都市整備局
局長
大阪市
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④ 実行委員会体制について
組織イメージ
【実行委員会】
寄付・協賛
サポーター(個人)
『委員会議』
委員長(1名)
副委員長(2名)
スポンサー(企業・団体等)
支援
・
協力
事務局長(1名)
事業提携・技術提携
会計(1名)
パートナー(企業・団体等)
委員(10 名程度)
監事(2名)
『メンバー会議』
委員が指名する者で構成
公開協力
大阪セレクションほか
(生きた建築)
ボランティア
PT1
PT2
『プロジェクトチーム』は委員、メンバー、その他から
指名・選任された者で構成(例:イケフェス大阪 2016 開催事務局)
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(2) 実行委員会役員の選任・指名等
【実行委員会規約より】
(構成)
第4条 実行委員会は、建物所有者をはじめとする民間企業、大学、行政
等で組織することとし、別表に掲げる委員(以下「委員」という。
)及
び委員が指名する者(以下「メンバー」という。
)で構成する。
2
委員は、必要に応じて追加等の変更を行うことができることとし、委
員長が委嘱する。
(役員)
第5条 実行委員会に次の役員を置く。
(1) 委員長
1名
(2) 副委員長
2名以内
(3) 事務局長
1名
(4) 会計
1名
2
委員長は、委員の互選によって選出することとし、副委員長、事務局
長及び会計は、委員の中から委員長が指名する。
3
会計は、事務局長と兼ねることができる。
(監事)
第7条 事業の適正な執行を確保するため、実行委員会に監事2名を置
く。
2
監事は、役員及び委員が本務として所属する団体等の者以外から、委
員長が指名する。
3
監事は、事業報告書、収支決算書及び財産目録により実行委員会の事
業の執行状況及び会計事務の監査を行い、その結果を実行委員会に報告
する。
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生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
第1回 委員会議
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■ 次第
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会
第1回 委員会議
次第
1.開会
2.議題
(1) 基本方針(案)について
(2) 平成28年度事業計画(案)について
(3) 平成28年度予算(案)について
3.その他
4.閉会
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■ 議題
(1) 基本方針(案)について
当実行委員会は、‘大阪のまち全体を、世界に誇る「生きた建築」のミュージ
アムとする’ことをめざし、以下の基本方針(4つのミッション)に基づき、
民間・大学・行政等が連携し、広く企業・市民・専門家等の参加・協力を得て
各種事業活動を展開します。
1.建築の新しい価値の創造、発信
質の高い建築の発掘、再生、活用を促進し、建築の新しい価値・魅力を創造、
発信する
2.建築を通した連携・協力・交流
建築を通して、民間、大学、行政の連携・協力や積極的な市民の参加等を促進
し、様々な交流を生む
3.建築教育
広く一般の市民、とりわけ、こどもたちが自分たちの身近な建築や暮らすまち
に関わる経験や機会を提供し、建築デザインや都市環境について、知り、考え、
正しく評価する力を育む
4.シビックプライドの醸成、まちづくりへの寄与
建築を通して、大阪という都市への興味・愛着、シビックプライドを醸成し、
今後のよりよい建築や都市づくりに向け、積極的に関わる意識・意欲の向上と
人材の育成・確保を図る
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(2) 平成28年度事業計画(案)について
1.イケフェス大阪2016の開催
大阪の生きた建築の魅力に触れていただく機会として、普段はめったに入
ることのできない‘生きた建築’の内部公開を中心に、ツアー、トークセ
ミナーなど、様々なプログラムを実施する。(10 月末~11 月初旬の週末 2
日間を中心に、1 回)
2.情報発信、広報・PR
・ホームページの開設・運営
実行委員会ホームページを開設し、実行委員会の活動について広く情報発
信する。
・イケフェス大阪 2016 に関する広報
イケフェス大阪 2016 のガイドブックやポスターを作成し、イケフェス開
催について広報を行う。
3.会議の開催
円滑な会の運営と事業の推進に向けた協議、実行委員会の今後のあり方に
関する検討等を行うため、委員会議・メンバー会議等を開催する。
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(3) 平成28年度予算(案)について
収入
項目
金額(円)
備考
協賛金・寄付金
2,850,000
イケフェス大阪 2016 ガイドブック売上
1,500,000
@300 円×5,000 部
参加費等
150,000
@1,000 円×150 人
その他の収入
500,000
助成金等
合計
5,000,000
支出
項目
金額(円)
1.イケフェス大阪 2016 の開催
1,750,000
イケフェス大阪 2016 の開催
1,750,000
備考
講師等への報償金
750,000
報償費
通訳費
100,000
委託費
会場費
200,000
使用料
パネル作成・資料印刷等
70,000
印刷製本費
申込フォームの契約
20,000
使用料
イベント保険の加入
200,000
保険料
バナー・参加者証等の作成
210,000
消耗品費
ガイドブック・バナー等の送付
200,000
通信運搬費
2.情報発信、広報・PR
2,750,000
ホームページ開設・運営
1,300,000
ホームページのデザイン
300,000
デザイン費
サイトの開設
800,000
委託費
管理費
200,000
通信運搬費
イケフェス大阪 2016 広報
1,450,000
ガイドブック等のデザイン
ガイドブック・ポスター等の印刷
400,000
デザイン費
1,050,000
印刷製本費
3.会議の開催
150,000
資料の印刷
150,000
4.事務費
印刷製本費
350,000
備品の購入等
350,000
合計
5,000,000
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備品購入費、消耗品費等
■ その他
① 協賛・寄付について
イケフェス大阪の開催をはじめ、実行委員会が実施する各種活動を行うため、
以下の内容で、協賛・寄付を広く募ります。
今年度は、イケフェス大阪 2016 の継続開催を主な使途として、
「約 300 万円」
を目標としています。
1.協賛金・寄付金の使途
いただいた協賛金・寄付金は、イケフェス大阪をはじめ、実行委員会が実施する各種
活動、広報等に係る経費にのみ充当します。
2.企業・団体等からの協賛について
(1)金額
1口 50,000円で何口でも結構です
(2)特典(予定)
ガイドブックやホームページなど、委員会が作成する広報ツールへの
企業・団体名の掲載
※ 協賛の口数に応じて、特典内容は異なります。
※ 協賛時期によって、掲載時期が異なります。
※
(3)受付方法
状況により、制作する広報ツールは変更、取りやめになる場合があ
ります。
振込のみ
※ 一旦おさめていただいた協賛金は原則としてお返しできません。
3.個人からの寄付について
(1)金額
特に制限はありません
(2)特典(予定) 限定イベント参加権など
(3)受付方法
現金または振込
② パートナーについて
実行委員会が実施する各種活動等に関して、広報・PRや会場・設備・物品
等の無償提供、事業提携、技術連携等いただける各種報道機関や大学、建築関
連団体、企業等を募集します。
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③ ボランティアについて
イケフェス大阪をはじめ、実行委員会の事業の実施をお手伝いいただくボラ
ンティアスタッフを、以下の内容で広く募ります。今年度は、主にイケフェス
大阪 2016 の開催・運営補助活動を担っていただきます。
1.主な活動内容
イケフェス大阪の運営補助(公開建物の受付補佐、来場者整理など)
2.参加までの流れ(イメージ)
登
メールにて、必要事項を送信
録
※
折り返し、委員会より登録完了の連絡を差し上げます
ボランティア説明会に出席
説明会出席
※
説明会に出席いただけない場合は、ボランティアとしての参加をお断りする
ことがあります。
当
日
ボランティアとしてイケフェス大阪に参加
※
活動場所、内容は、実行委員会で指定します。
ボランティアの登録は、特にお申し出がない限り、継続されます。
終 了 後
次年度以降もイケフェス大阪など実行委員会が募集するボラン
ティア活動に参加いただくことができます。
3.注意事項
・ 報酬、交通費等はお支払いできません。
・ ボランティア特典は検討中です。
①~③共通 注意事項
・規約第 34 条の規定が適用されます。
・受付開始は 8 月 1 日(月)を予定しています。
・募集内容の詳細は、順次実行委員会ホームページ等でご案内していく予定
です。
生きた建築ミュージアム大阪実行委員会ホームページ
▶ http://ikenchiku.jp/ [ 7 月 21 日(木)開設予定 ]
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