第1回小平市発達支援相談拠点検討委員会会議要録(ルビあり)(PDF

だい
かい こ だ い ら し はったつ し え ん そうだんきょてんけんとう い い ん か い
か い ぎ ようろく
第1回小平市発達支援相談拠点検討委員会 会議要録
1
にち
時
ば
じょ
2 場
3
じ
日
所
へいせい
ねん
がつ
か
きん
ご ご
じ
じ
平 成 28年 6月 3日(金 )午後3時から5時まで
こだいらしけんこう ふ く し じ む
かい
小平市 健 康 福祉事務センター 2階
しゅっせきしゃ
いいん
出席者
めい
けっせきしゃ
委員8名 (欠 席 者 なし)
じむきょく
こ
だい
かいぎしつ
第 3、4会議室
ぼうちょうしゃ
めい
傍 聴 者 11名
か て い ぶ ほ い く し ど う たんとうかちょう
けんこう ふ く し ぶ けんこう すいしんか ほ け ん し ど う
事務局:子ども家庭部保育指導 担 当 課 長 、健 康 福祉部 健 康 推進課保健指導
たんとうかかりちょう
きょういくぶきょういく せ さ く すいしんたんとうかちょう
けんこうふく し ぶ しょう
担 当 係 長 、教 育 部 教 育 施策 推 進 担 当 課 長 、健 康 福 祉部 障 が
しゃ し え ん かちょう
しょう
しゃ し え ん かちょう ほ さ けん
し え ん たんとう
い 者 支援 課 長 、 障 が い 者 支援 課 長 補佐 兼 サ ー ビ ス 支援 担 当
かかりちょう
しょう
しゃ し え ん か そうだん し え ん せ い ど たんとう かかりちょう
しょう
しゃ
係 長 、 障 がい者 支援課 相 談 支援制度 担 当 係 長 、 障 がい者
しえんか
し え ん たんとう ほ け ん し
支援課サービス支援 担 当 保健師
は い ふ しりょう
4 配付 資 料
しりょう
こだいらしはったつ し え ん そうだんきょてんけんとういいんかい せ っ ち ようこう
しりょう
こだいらしはったつ し え ん そうだんきょてんけんとういいんかい い い ん め い ぼ およ
しりょう
しない
りょういく き か ん およ
しりょう
しない
そうだん し え ん き か ん とう ぶ ん ぷ ず
しりょう
はったつ し え ん
しりょう
はったつしょうがいしゃしえんほう
資 料 1 小平市 発 達 支援 相 談 拠 点 検 討 委員会設置 要 綱
じむきょく め い ぼ
資 料 2 小平市 発 達 支援 相 談 拠 点 検 討 委員会委員名簿 及 び事務局名簿
そうだん し え ん き か ん
げんじょう
資 料 3 市内の 療 育 機関 及 び相 談 支援機関の 現 状
資 料 4 市内の相 談 支援機関 等 分布図
資 料5
資 料6
かん
げんじょう
発 達 支援に関 する 現 状 について
いちぶ
かいせい
ほうりつあん
発 達 障 害 者 支援法の一部を改 正 する法 律 案
1
しんきゅうたいしょうひょう
新 旧 対 照 表
しりょう
こだいらしはったつ し え ん そうだんきょてんけんとういいんかいけんとう じ こ う
あん
資 料 7 小平市 発 達 支援 相 談 拠 点 検 討 委員会 検 討 事項(案 )
しりょう
し
はったつ し え ん そうだんきょてん
たい
おも
かだい
資 料 8 市の発 達 支援 相 談 拠 点 に対 していただいている主 な課題
いいん
いしょく
い い ん いしょくじょう
こうふ
5 委員の委 嘱 (委員 委 嘱 状 の交付)
けんこう ふ く し ぶちょうあいさつ
6
健 康 福祉 部 長 挨 拶
い い ん じ こ しょうかい
7 委員自己 紹 介
かくいいん
しめい
しょぞく
じ こ しょうかい
おこな
各委員の氏名、所 属 のみの自己 紹 介 を 行 った。
いいんちょうおよ
8
ふくいいんちょう
せんしゅつ
委 員 長 及 び副 委 員 長 の 選 出
いいんちょう
委員長
い い ん およ
いいの
たけひろ
飯野
雄大
じむきょく
し
ふくいいんちょう
氏
副委員長
まるや
みつこ
し
丸谷 充子 氏
じ こ しょうかい
9 委員 及 び事務局の自己 紹 介
ぼうちょうしゃらいじょう
ともな
い い ん およ
じむきょく
じ こ しょうかい
おこな
傍 聴 者 来 場 に 伴 い、委員 及 び事務局の自己 紹 介 を 行 った。
ぎ じ
10 議事
はったつ し え ん かんかん
げんじょう
(1) 発 達 支援 に 関 する 現 状 について
じむきょく
せつめい
① 事務局による説 明
しりょう
はったつ し え ん
し
げんじょう
じむきょく
せつめい
資 料 3、4、5、6により、発 達 支援にかかる市の 現 状 について事務局より説 明 を
おこな
行 う。
2
い け ん こうかん
② 意見 交 換
いいんちょう
(委 員 長 )
しょう
しゃ し え ん かちょう
げんざいこだいらし
しえんしせつ
か だ い とう
せつめい
障 がい者 支援 課 長 より、現 在 小平市にある支援施設、課題 等 について説 明 があ
しつもん
いけん
ねが
ったが、ご質 問 、ご意見がありましたらお願 いしたい。
いいん
(A委員)
かい
た
あ
かんしゃ
はったつしょう
このような 会 を立ち上げていただき感 謝 している。というのは、発 達 障 がいの
いちばん
かぎ
とりくみ
そうきしえん
きょうちょう
す
一 番 の鍵 になる取 組 は早期支援ということは、どれほど 強 調 しても、し過ぎる
ぶしょ
おこ
ぜったい
ことはない。これをひとつの部署で行 おうとすると絶 対 にできないので、どんなに
とりくみ
え
え
じつげんせい
ひく
ふくすう
ぶしょ
おこ
すばらしい取 組 の絵に描いても実 現 性 が低 くなるので複 数 の部署で行 うというこ
さいしょ
と
あ
とを最 初 から取り上げたということはすばらしいこと。
に ほ ん ぜんこく
おお
ちいき
とりくみ
はじ
こだいらし
とりくみ
けっ
おそらく日本 全 国 の多 くの地域が取 組 を始 めているが、小平市の取 組 は決 して
はや
こうはつ
い
おも
せんぱつ
早 いほうではなく、むしろ後 発 と言える。それはメリットもあると思 っていて、先 発
かなら
なか
と
く
しても 必 ずしもうまくいっていない。やはりわからない中 で取り組んでいくといろ
かだい
いま だ い に き
き
あたら
あ
た
いろな課題がわかってくる。今 第二期に来ている。 新 しく立ち上げるところはいま
いま
あたら
もと
あたら
た
まであったモデルではなくて、今の 新 しいエビデンスに基づいて 新 しいものを立ち
あ
おそ
ぶん
き
き い しき
も
と
く
上げないと、スタートが遅い分、みんなで危機意識を持って取り組むということで
さいしん
最 新 のものにしていただきたい。
かんけいしゃ
いけん
しゅうやく
どうい
げんじょう
ほうこく
たくさんの関 係 者 の意見を 集 約 していることは同意する。 現 状 について報 告
3
ち い き しんだん
い み
ふそく
おお
をいただいたが、地域 診 断 という意味でデータが不足しているので、こんなに大 き
きかく
きぞん
あら
だ
なプロジェクトの企画はできない。既存のデータを洗 い出してもデータとしてとっ
ちょうさ
い
よさん
じかん
ていないものはわからない。これから調 査 すると言っても予算も時間もないとすれ
こだいらし
とく
はったつしょう
おお
すく
に
ば、小平市だけ特 に 発 達 障 がいが多 いとか尐 ないとかはないはずで、似たような
ちいき
さんこう
おも
地域のデータを参 考 にしていただけたらと思 う。
じょうほうていきょう
さくねんど
しゅうりょう
こうせいろうどうしょう
ねんかん
けんきゅう
しえん
じっし
情 報 提 供 の1つとして、昨年度で 終 了 した厚 生 労 働 省 の3年 間 の 研 究
かだい
はったつ しょうがいじ
かぞく
たい
ち い き とくせい
おう
けいぞくてき
課題「発 達 障 害 児 とその家族に対 する地域 特 性 に 応 じた継 続 的 な支援の実施と
ひょうか
けんきゅうだいひょうしゃ
ほ ん だ ひ で お せんせい
評 価 」がホームページでアップされている。 研 究 代 表 者 は本田秀夫 先 生 で、わ
ぶんたん
なか
わたし
じゅうし
ち い き しんだん
たしたちも分 担 したが、その中 で 私 たちが重 視 したのは「地域 診 断 」ということ。
ことば
りねん
いっしょ
つく
この言葉をキーワードにしている。理念はみんな一 緒 だけれども作 るものというの
ざいげん
かぎ
ちいき
は財 源 に限 りがあって、その地域にベストなものというのは、たとえばロンドンの
じじょう
ちが
こだいらし
げんじつ
まねをしようとしてもできないし、また事 情 も違 う。だから小平市が現 実 にできる
い み
けんきゅうはん
なか
せいれい し て い と し
ものでないといけない。そういう意味で 研 究 班 の中 では政 令 指定都市もあるし、
こだいらし
おな
まん た ん い
し
まん み ま ん
しちょうそん
こだいらし
小平市と同 じよう10万 単位の市もある。また3万 未満の市 町 村 もある。小平市だ
まん た ん い
ふくすう ち い き
しょうさい
ち い き しんだん
ったら10万 単位の複 数 地域の 詳 細 なデータがあるので、そのデータで地域 診 断
はあく
を把握することができる。
う
ひと
おく
しんだん
う
ひと
ちが
いまサービスを受けている人 と、遅 れて診 断 を受けている人 では二-ズの違 いが
しんだん
う
ひと
しんだん
う
ひと
あるし、いま診 断 を受けている人 ともし診 断 を受けていればつくであろう人 でも二
4
ちが
ふ
じょうけん
に
た
ちほう
-ズに違 いがあることもわかるので、それを踏まえて 条 件 の似た他の地方のデー
さんこう
こだいらし
りそうず
さいだいげん
い
おも
タを参 考 にして小平市の理想図に最 大 限 に生かせると思 う。
りょう
た
あき
ここにすでにあげられているが、サービスの 量 が足りないというのは明 らかなこ
せんもんせい
あ
ざいりょく
とで、もうひとつは専 門 性 を上げること、これはすごくたいへんなこと。 財 力 が
ぶん
かんが
つ
すこ
かず
ふや
や
いし
みず
ない分 、かなり 考 え尽くさないと尐 し数 を増 やしただけでは焼け石 に水 。ちょっ
はこもの
ふや
と箱 物 を増 やすというのはだめだということははっきりしているので、むしろいま
なか
なんにん
ひつよう
すいてい
までのエビデンスの中 から何 人 ぐらいがサービスを必 要 としているか推 定 できる
ていきょう
とど
かんが
わけで 提 供 したいサービスを届 けるためにどうしたらいいかということを 考 え
ひつよう
さいしょ
ひつよう
ひと
しんだん
もと
ることが必 要 。最 初 に必 要 とする人 、まだ診 断 もついていなくてまだ求 めていな
もんだい
で
おく
そうだん
とき
かったとしてもいろいろなプロセスで問 題 が出てくるので、遅 れて相 談 があった時
まんいん
すいてい
にんずう
い
ひとり あ
はいぶん
かんが
に、満 員 ですということがないように推 定 される人数に配 分 できるものを 考 えて
かぎ
りょう
へ
ほしい。そしてもとが限 られているからと言って一人当たりのサービス 量 を減らす
しつ
たいおう
のではなく質 をあげることで対 応 していかなければいけない。
りょう
おお
せんもんせい
たか
たか
き
量 が多 いほど、専 門 性 が高 ければ高 いほどいいに決まっているが、それはどこ
じちたい
む り
ちほう と し
くら
とうきょう
とく
むずか
おも
の自治体でも無理。地方都市と比 べても 東 京 は特 に 難 しいところがあると思 う。
ほごしゃ
し
ていきょう
たよ
みんかん
つか
ほとんどの保護者は市が提 供 したサービスに頼 っていない。民 間 をどんどん使 っ
し
い
まんぞく
かぎ
みんかん
ているので市にクレームがこないからと言って満 足 しているとは限 らない。民 間
しせつ
ふくすうかさ
い
びょういん
かんが
え
施設に複 数 重 ねて行っている。これは 病 院 で 考 えたらあり得ないこと。いろん
5
ひょうばん
き
くすり
の
せきにん
も
な 評 判 を聞 きつけていろんなクリニックに行っていろんな 薬 を飲 むといったよ
に
お
こ
じちたい
うなことと似たようことが起きている。その子どもにとって責 任 を持つ自治体はこ
じつじょう
はあく
ぎょうせい
はあく
もと
たいおう
うした 実 状 を把握していないから、 行 政 が把握したデータに基 づいて対 応 する
ことができない。
むかし
じだい
しょう
しゃ
かんねん
かんぜん
昔 の時代の 障 がい者 サービスという観 念 を完 全 になくさないといけない。エ
もと
むかしかんが
ビデンスに基 づいたサービスでないといけない。つまり、 昔 考 えられていたのと
ちが
はったつしょう
しょう
てきせつ
はったつしょう
は違 って 発 達 障 がいは支援が適 切 ならよくなるということ。そして 発 達 障 がい
じたい
かんぜん
なお
こま
ひと
げんいん
自体 は 完 全 には 治 らなかったとしても、いま 困 っている 人 にとって、 原 因 は
はったつしょう
がっぺい
めん
もんだい
ふぞく
発 達 障 がいそのものではなくて、合 併 したいろんな面 からの問 題 だったり、付属
お
しゅうへん
もんだい
よぼう
ちりょう
して起きてくる 周 辺 の問 題 であったりするが、それらは予防や治 療 ができる。い
はったつしょう
ままではそれらのことがわからないから、 発 達 障 がいだからたいへんだとなって
はったつしょう
そうき
こ
ちが
いたが、 発 達 障 がいということが早期にわかっていれば、子どもによって違 うが
で
もんだい
たい
ていねい
みまも
はや
たいおう
いろいろ出てくる問 題 に対 して丁 寧 に見守っていれば早 く対 応 できる。
はったつしょう
りょういく
たい
きぼう
べつ
しえん
ほうほう
かんが
発 達 障 がいに対して 療 育 を希望しなければ別 の支援の方 法 を 考 えるべき。
じょうちょ
もんだい
すいみん
はや
たいおう
もんだい
こうどう
もんだい
かなら
い
で
情 緒 の問 題 、睡 眠 の問 題 、行 動 の問 題 など 必 ずと言ってよいほど出てくるの
とき
はいけい
はったつしょう
し
でそれに早 めに対 応 する。その時 に背 景 に 発 達 障 がいがあるということを知らな
たいおう
まとはず
そ う き しんだん
ぜったい だ い じ
りょういく
かん
いで対 応 すると的 外 れになるので早期 診 断 は絶 対 大事。 療 育 に関 してもエビデ
もと
と
い
ひつよう
つき
かい
ンスに基 づいたものをトレーニングして取り入れる必 要 があるし、月 に1回 という
じちたい
おお
こ
げつ
ちが
あいだ
自治体が多 いが、お子さんの1カ月 というのはものすごく違 ってくるしその 間 に
6
ほごしゃ
か
すく
しゅう
かい
なん
かたち
こ
ようす
保護者も変わるので尐 なくとも 週 1回 は何 らかの 形 できちっと子どもの様子を
み
ほんとう
じかん
だいじ
ひと
見ないといけない。本 当 ならばもっと時間をかけることが大事だが、そこまで人 の
て あ
ばあい
おや
かてい
りょう いく
せんもんせい
たか
手当てができない場合は親 が家庭で 療 育 できるような専 門 性 の高 いトレーニン
にほん
なか
グをしなければいけない。それをやっているところも日本の中 にあるので、それは
こうじれい
と
い
好事例として取り入れてほしい。
じょうほう
がつ
にち
すい
にち
きん
わたし
それについての 情 報 であるが、6月 15日 (水 )から17日 (金 )まで 私 た
ぶ
はったつしょう
そ う き そうごう し え ん けんしゅう
おこな
ことし
かいめ
ことし
ちの部で 発 達 障 がい早期 総 合 支援 研 修 を 行 う。今年で11回目。また、今年か
こうせいろうどうしょう
はったつしょう
い けんしゅうじぎょう
はじ
い
ら厚 生 労 働 省 で 発 達 障 がいのかかりつけ医 研 修 事 業 が始 まり、かかりつけ医
はったつしょう
ひと
はなし
むずか
ちりょう
が、発 達 障 がいの人 は 話 が 難 しいから治 療 することができないということがな
い
とどうふけん
せいれい し て い と し
ひと
けんしゅう
いように、かかりつけ医に都道府県や政 令 指定都市の人 が研 修 する。そのために
けんしゅう
ひと
いくせい
けんしゅう
はったつしょう
せんもん
いりょう
研 修 する 人 たちを 育 成 する 研 修 。つまり 発 達 障 がいが 専 門 でない 医 療
かんけいしゃ
はったつしょう
しえん
ちいき
いちいん
はったつ し え ん
関 係 者 もこれからは 発 達 障 がい支援の地域ネットワークの一 員 。発 達 支援につ
し
くに
つよ
い し
いて知らないということがないようにするというのが国 の強 い意思。
こだいらし
おも
さいしん
ちしき
もと
くに
なが
小平市もステップバイステップだと思 うが、最 新 の知識に基 づいて、国 の流 れと
いっち
一致するようにスタートしてほしい。
いいんちょう
(委 員 長 )
いいん
せんざいてき
たいおう
おお
かだい
はな
A委員からは潜 在 的 なニーズに対 応 するという大 きな課題について話 していた
はっけん
ちょうさ
ひつよう
だいたが、それを発 見 するための調 査 が必 要 だということか。
7
いいん
(A委員)
りそうてき
ちょうさ
こだいらし ど く じ
こだいらし
しみん
たい
理想的にはその調 査 が小平市独自であると、小平市の市民に対 するニーズにあっ
じかん
じかん
こだいらし
とくしゅ
たということになるが、時間も予算もないのであれば、小平市が特 殊 であるという
に
じょうけん
こくない
さんこう
おも
ことがないとすれば似たような 条 件 の国 内 のデータが参 考 になると思 う。
ふくいいんちょう
(副 委 員 長 )
い いん
せんざいてき
はっけん
こべつ
りょういく
A委員からは、潜 在 的 なニーズを発 見 すること、つながったあとに個別に 療 育
きかい
ふ
せんもん き か ん
せんもんせい
をする機会を増やすこと、専 門 機関が専 門 性 をあげていくことなどをしながら、
はったつしょう
かたがた
ささ
たいせつ
い
発 達 障 がいの方 々 を支 えていくシステムづくりが大 切 であるということを言 っ
おも
れんけい
ていただいたと思 うが、どのように連 携 していくのかということをきちんとシステ
なか
い
だいじ
おも
ムとして、その中 に入れていくということが大事だと思 う。
せんもん き か ん
じぶん
こべつ
しゅ
れんけい
なに
専 門 機関はどうしても自分が個別にやることが主 で、連 携 ということは何 かサブ
れんけい
じかん
むずか
のようなことになってしまう。連 携 の時間をとることが 難 しいということがある
おも
きかん
せんもんせい
たか
きかん
み
かぎ
からだと思 うが、機関でいくら専 門 性 を高 めてもその機関で見られるものは限 られ
ている。
ぎゃくたい
たいおう
こ
すがた
しょうがっこう
み
すがた
虐 待 の対 応 をしているが、子どもの 姿 は 小 学 校 やセンターで見せる 姿 はそ
ちが
しない
きかん
じょうほう
しゅうやく
かぞく
すがた
れぞれ違 っている。市内のあらゆる機関で 情 報 を 集 約 することでその家族の 姿
み
なか
かか
いとぐち
が見えてくる。そしてその中 からどのように関 わればいいかという糸 口 がたくさん
はっけん
発 見 できる。
れんけい
かくきかん
やくわりぶんたん
も
お
連 携 するということは、各機関が役 割 分 担 をしていくことで、漏れがない、落ち
8
ひと
きかん
ひへい
がないということと、一 つの機関が疲弊しないというメリットがある。
はったつ
たいおう
き
め
しえん
発 達 の対 応 というのはどこかでおさまるということがないので切れ目 なく支援
ぎゃくたい
たいおう
に
たきかん
れんけい
するということにおいては 虐 待 の対 応 ととても似ている。多機関がどう連 携 して
たいせつ
こだいら
おお
と し
いくかということがシステムとして大 切 。小 平 は大 きい都市ではないのでこれはメ
たきかん
れんけい
リットになる。多機関がどう連 携 していくということがやりやすいとしたらそこが
こだいら
う
もの
こんかい
ゆうきてき
れんけい
きかい
小 平 の売り物 にできるのではないか。今 回 が有機的な連 携 の機会になるといいの
おも
ではないかなと思 っている。
いいん
(A委員)
じょうほう
しゅうやく
かか
ワンストップというのは、情 報 を 集 約 するということで、どこかにケースを抱
こ
は
しえん
かぎ
ちいき
なか
おこ
え込むとたちまち破たんしてしまう。支援というのはできる限 り地域の中 で行 う。
すべ
ひと
ひつよう
しえん
ひ と り ひ と り ちが
そのためには全 ての人 がスキルアップする必 要 がある。支援は一人一人 違 うのでそ
き
せんたんせい
ひつよう
ひょうか
こ
れを決めるのはかなり先 端 性 が必 要 。評 価 をしないといけない。子どもだけでな
かてい
にちじょう せいかつ き の う
ひょうか
ぜ ん ぶ しゅうやく
はじ
い み
し え ん けいかく
くご家庭の 日 常 生 活 機能の 評 価 を全部 集 約 して初 めて意味がある支援 計 画 が
おも
ひょうか
かん
じょうほう
しゅうやく
ひつよう
できると思 う。評 価 とフォローに関 する 情 報 を 集 約 する必 要 がある。いつもで
こ
ちい
とき
なに
お
とき
ふ
しえん
もその子の小 さい時 のことがわかる、何 か起きた時 にそれを踏まえて支援をする
ひつよう
必 要 がある。
そうだんきょてん
ちいき
かた
けんしゅう
じっし
ひょうか
相 談 拠 点 では地域の方 たちのスキルアップをする 研 修 を実施したり、評 価 のた
かつどう
そうてい
ひじょう
かぎ
こ
なが
めのグループ活 動 などが想 定 できる。非 常 に限 られたニーズのお子さんだけが長
9
りょういく
は
さいしょ
なに
き
く 療 育 をうけるというものではたちまち破たんするので、最 初 に何 をするか決め
ひつよう
ておく必 要 がある。
たと
こ
ひ と り ひ と り ちが
ていど
き
例 えば、お子さんによって一人一人 違 うので、ある程度のゴールを決めてこうな
ちいき
で
ばあい
つか
しみん
かた
え
ったら地域に出るというようにする。その場合、使 う市民の方 とコンセンサスを得て
ひつよう
つづ
りようしゃ
かた
い
ばあい
ほか
おく必 要 がある。もっと続 けたいと利用者の方 が言った場合、そのままだと他 のお
こ
ま
つか
げんかい
じゅんかい
ちいき
で
子さんは待ちのままで使 えないので限 界 がある。そのかわり 巡 回 をして地域に出
つづ
ていきょうがわ
がわ
りかい
るというサービスは続 けるということなどを 提 供 側 だけでなくユーザー側 の理解
ひつよう
も必 要 。
いいんちょう
(委 員 長 )
ないよう
けんとう じ こ う
はい
しりょう
じむきょく
せつめい
ねが
内 容 が検 討 事項に入 っているので、資 料 7について事務局の説 明 をお願 いした
い。
じむきょく
(事務局)
しりょう
けんとう じ こ う
せつめい
おこな
資 料 7により、検 討 事項の説 明 を 行 う。
いいんちょう
(委 員 長 )
いいん
せんもん き か ん
れんけい
すでに、委員から専 門 機関の連 携 をどのようにコーディネートしていくか、アセ
じゅうようせい
ていあん
とく
もと
スメントの 重 要 性 について提 案 いただいた。特 にアセスメントに基 づいて、その
けっか
ほ い く えん
ようちえん
がっこう
ちいき
かえ
そうだん きょてん
きょういん
結果を保育 園 、幼稚園、学 校 といった地域に返 していく。相 談 拠 点 には 教 員 や
ほいくしゃ
ゆうきてき
ちょうせい
せきにん
けんげん
ひつよう
りようしゃ
かんけい き か ん
保育者と有機的に 調 整 できる責 任 と権 限 が必 要 で、利用者と関 係 機関とのコン
じゅうよう
してき
センサスが 重 要 だという指摘があった。
10
いいん
(B委員)
はなし
こ
りょういく
しょうてん
こんかい
いままでの 話 ではお子 さんの 療 育 について 焦 点 があたっているが、 今 回
こだいら し
め ざ
きょてん
こ
ちゅうしん
かんが
小 平 市が目指している拠 点 では、子どもが 中 心 と 考 えていいのか。
じむきょく
(事務局)
さいしょ
はったつしえん
し
げんじょう
はな
しちょう
せいさく
最 初 に発達支援にかかる市の 現 状 についてお話 しした市 長 の政 策 インデック
おとな
ふく
はったつ し え ん
そうせつ
けんとう
ないよう
し
スは大人も含 めた発 達 支援センターの創 設 を検 討 するという内 容 。市がこれから
じゅんび
きょてん
ないよう
かんが
準 備 するものは、まずは拠 点 サイズのもので、その内 容 でできるものを 考 えてい
せっそく
すべ
はってんせい
おそ
みな
る。拙 速 に全 てをやってしまうと発 展 性 がないものになってしまう恐 れもある。皆
はな
あ
なか
ほうこうせい
だ
さんの話 し合いの中 で方 向 性 を出していただきたい。
か
おとな
はったつしょう
かたがた
まいにちまどぐち
らいちょう
にんずう
ただ、課としては大人の 発 達 障 がいの方 々 が毎 日 窓 口 に来 庁 する。その人 数
へ
いこう
おとな
はったつしょう
たい
しえん
を減らしたいという意向がある。大人の 発 達 障 がいに対 する支援について、こう
いけん
だ
らいねん
したことがあるという意見があれば出していただきたい。来 年 からすぐできるとい
きょてん
なか
い ち づ
かんが
うものではないが、拠 点 の中 で位置付けられていければいいなと 考 えている。
いいん
(C委員)
ほ い く えん
さいじ
なか
き
こ
ばあい
保育 園 でみていると、0歳児 の 中 にも気 になる子 どもがいる。こうした場合 は
こだいらし
じゅんかいそうだん
かつよう
小平市においては 巡 回 相 談 を活 用 できるようなシステムになっているのでありが
ことし
はや
はったつ
おく
こ
あず
たい。今年は早 くから発 達 に遅 れがあるとわかっているお子さんを預 かったが、
はっけん
さい
げつけんしん
も
ははおや
れんけい
発 見 して1歳 6か月 健 診 に持っていくまでの母 親 との連 携 をどうみるか。またこ
11
こ
はったつ
じゅうぶん
しえん
しゅるい
ちが
の子の発 達 をどのように 十 分 なものにしていくか。この2つは支援の種 類 が違 う。
れんけい
なか
ほごしゃ
きょうゆう
い
連 携 の中 に保護者とどのように 共 有 していくかということを入れていきたい。
こ
う
い
かてい
ほごしゃ
かた
い じ
そのお子さんを受け入れる家庭をどのように維持していくかということにすごく
なや
い
とく
いんしょう
のこ
悩 んでいる。保護者の方 から言われたことで特 に 印 象 に残 っていることが、
「じゃ
こ
はったつ
わたし
しせつ
い
わたし
しごと
あ、この子の発 達 のために 私 がいろいろな施設に行くとしたら 私 は仕事をやめな
しごとふっき
な
とき
ほいく
ければならないのか。仕事復帰はできないのですね。
」と投げかけられた時 に「保育
えん
しごと
かあ
しえん
かあ
しごと
園 は仕事をしているお母 さんたちを支援するわけだから、お母 さんが仕事をできる
かたち
あいだ
わたし
しえん
じゅうよう
ような 形 、なおかつその 間 は 私 たちがどんなことを支援することが 重 要 にな
はな
ってくる。
」ということを話 している。
どうじ
かくかんけい き か ん
れんけい
かあ
それと同時に各 関 係 機関と連 携 していかなければいけないが、お母 さんたちは
しごと
じかん
はったつ
ていど
なが
しゅうだん ほ い く
た
仕事があるので時間がない。それと発 達 の程度によっては長 い 集 団 保育に耐えら
もんだい
ほ い く えんとくゆう
もんだい
こんかい
そうだんきょてん
おや
れないという問 題 がある。保育 園 特 有 の問 題 だが、今 回 の相 談 拠 点 で親 のサイ
む
あ
きのう
おや
きのう
ひつよう
おも
ドと向き合っていける機能、親 にアドバイスできる機能が必 要 なのではないかと思
っている。
いいんちょう
(委 員 長 )
そ う き はっけん
かんてん
ほ い く えん
やくわり
じゅうよう
かん
えんちょう
早期 発 見 という観 点 から、保育 園 の役 割 は 重 要 であると感 じた。その 延 長
せんじょう
ほけん
けんしんたんとう
い
たちば
いけん
うかが
線 上 で保健センターの健 診 担 当 やかかりつけ医の立場からご意見を 伺 えないか。
いいん
(D委員)
げつ
けんしん
た
あ
そ う き はっけん
い
10ヶ月 くらいの健 診 に立ち会っているが、いままでは早期 発 見 と言いつつ、そ
12
つよ
う
だ
た ま しょうに そうごう
のあとがつながらなかったのであまり強 く打ち出していなかった。多摩 小 児 総 合
いりょう
けんしゅう
おこな
そうだん きょてん
た
あ
ど う じ しんこう
医 療 センターの 研 修 に 行 っているが、相 談 拠 点 を立 ち上げるのと同時 進 行 で
そうだん
がわ
りょういく
がわ
けんしゅう
じっし
ま
あ
おも
じんざい
相 談 される側 、療 育 する側 の 研 修 を実施しないと間に合わないと思 う。人 材 を
つく
とりくみ
作 ってスキルアップしていく取 組 をしてほしい。
いいん
(E委員)
ようちえん
ほ い く えん
じゅんかいそうだんじぎょう
かか
せんもんしょく
幼稚園、保育 園 の 巡 回 相 談 事 業 で関 わっているが、専 門 職 としていろいろな
けんしゅう
う
けんしゅう
じゅんかいそうだんじぎょう
研 修 を受けている。その 研 修 をフィードバックできるのが 巡 回 相 談 事 業 だと
おも
ようちえん
ほ い く えん
せんせいがた
ところ
けんしゅう
う
思 っている。幼稚園や保育 園 の先 生 方 もいろんな 所 で 研 修 を受けているが、そ
め
まえ
つか
こんなん
かか
かん
れを目の前 でどう使 っていったらいいかというところで困 難 さを抱 えていると感
まいにちでんしゃ
と ほ
うご
み
なか
かんが
じる。わたしたちが毎 日 電 車 や徒歩で動 いている中で、そこを見ながら 考 えてい
たが
おも
えん
すこ
くということがお互 いのスキルアップにつながると思 う。その園 オリジナルを、尐
じかん
かさ
つく
いちばん
しえん
おも
しずつ時間を重 ねて作 っていくことが一 番 の支援につながると思 っている。
りょういく
く
かた
すべ
たいおう
げ ん ご ちょうかくし
そろ
療 育 についてだが、来る方 を全 てに対 応 していると、言語 聴 覚 士 をいくら揃 え
た
へ や
いっぱい
ま
じょうきょう
ても足りない。部屋が一 杯 で待ってくださいという 状 況 になっている。そこでし
しょうがっこう
しゅうがく
とき
がっこう
しゅうりょう
ょうがないので、小 学 校 に 就 学 する時 にきちんと学 校 につながったら 終 了 に
こ
ほごしゃ
しましょうねということになるが、それがその子にとって、その保護者にとってい
ほごしゃ
かた
ほごしゃ
いことなのかわからない。それでいい保護者の方 たちもいるし、そうではない保護者
かたがた
じんざい
ま
あ
こ
じったい
の方 々 もいる。それは人 材 が間に合わないからそうしているわけで、その子の実 態
13
あ
とは合わないというのがある。
ひょうか
ぶぶん
かんが
しえん
がわ
りようしゃ
そうご
評 価 の部分 で、どういうことを 考 えていくのかを支援 する 側 と利用者 が相互
りかい
ひつよう
せいさ
げ ん ご くんれん
なか
おこな
理解していくことが必 要 。そういうところで精査をしていくと、言語 訓 練 の中 で 行
おも
うこともはっきりしてくると思 う。
ふくいいんちょう
(副 委 員 長 )
いちばん こ
なが
ほごしゃ
かた
ほごしゃ
かた
いちばんささ
一 番 子どもと長 くいるのは保護者の方 なので、保護者の方 を一 番 支 えなければ
たと
げ ん ご くんれん
げ ん ご ちょうかくし
かたがた
き ん む じかんがい
いけないが、例 えば言語 訓 練 をしている言語 聴 覚 士 の方 々 が勤務時間外のところ
ほごしゃ
かた
ささ
りょういく
じかん
けず
ほごしゃ
ささ
で保護者の方 を支 えてくれている。 療 育 の時間を削 って保護者を支 えていくか、
りょういく
あ
なか
ほごしゃ
ていきてき
療 育 をするかというせめぎ合 いの 中 でやっている。保護者 がきちんと定期的 に
そうだん
う
ほごしゃ
そだ
こ
相 談 を受 けて保護者 が 育 っていく。うちの子 にどうしたらいいかということを
ていきてき
そうだん
ばしょ
かんが
ほ ご し ゃ しえん
だいじ
定期的に相 談 できる場所がないのかなと 考 えると、保護者支援はとても大事だと
おも
まどぐち
ほごしゃ
しえん
思 う。この窓 口 でできるかどうかわからないが保護者がきちんと支援されるところ
ひつよう
おも
ほごしゃ
かた
ちから
こ
りょういく
ちから
が必 要 だと思 う。保護者の方 が 力 をつけていくとともにお子さんが 療 育 で 力 を
おやこ
かんけい
じょうきょう
じっかん
つけていくと親子の関 係 がよくなったり 状 況 がよくなったりするのを実 感 とし
かん
こ
りょういく
ほ ご し ゃ しえん
はしら
て 感 じている。お子 さんの 療 育 のほかに保護者 支援 というもうひとつの 柱 が
ひつよう
おも
必 要 だと思 う。
いいん
(A委員)
ほ ご し ゃ しえん
こ
たい
しえん
おな
じゅうよう
ほ ご し ゃ しえん
こ
保護者支援というのは子どもに対 する支援と同 じように 重 要 。保護者支援は子
14
いったいか
そ ご
こうか
めん
こんらん
おや
こ
れんどう
どもと一体化すべき。そこに齟齬があると効果の面 でも混 乱 する。親 も子も連 動 さ
しえん
みつ
れんけい
ひつよう
しょくしゅ
ひと
あつ
よる
せて支援するには密 な連 携 が必 要 となる。いろいろな 職 種 の人 が集 まるので夜
あつ
おお
おこな
おお
れんけい
いちばん だ い じ
集 まることが多 くボランティアで 行 うことが多 い。連 携 は一 番 大事なことなので
ぜ ひ ぎょうむ
い ち
かいぎ
ぎょうむ
是非 業 務 としての位置づけをしてほしい。そうした会議を業 務 としてカウントする
ぜんいんあつ
しえんしゃ
どりょく
ねつい
い ぞん
と全 員 集 まることができる。いままでは支援者の努 力 や熱意に依 存 していたのが
げんじょう
ほ ご し ゃ しえん
ふく
やくしょ
れんけい
きてい
なか
めいき
現 状 。保護者支援を含 めた連携を役 所 の規定の中 に明記してほしい。
いいん
(F委員)
れんけい
あ
かた
ぎゃくたいたいおう
おお
さんこう
はったつ し え ん
ぎゃくたい
ちが
連 携 の在り方 として 虐 待 対 応 は大 いに参 考 になるが、発 達 支援は 虐 待 と違
ほごしゃ
ひじょう
おお
やくわり
そうだん きょてん
ほごしゃ
ふく
じょうほう
こ
こべつ
って保護者 が 非 常 に 大 きな 役 割 をはたす。 相 談 拠 点 は保護者 も 含 めた 情 報
きょうゆう
れんけい
おも
ちほう
こ
共 有 、連 携 ができるのでとてもいいと思 う。地方から越してくるお子さんは個別
し え ん けいかく
も
ようちえん
にゅうえん
こ
ちいき
ちほう
すす
かん
ちほう
こ
支援 計 画 を持って幼稚園に 入 園 してくる。地方は進 んでいると感 じるが、地方は子
すく
たから
かね
おも
どもが尐 ないので子どもが地域の 宝 になっていてお金 もかけているのかなと思 う。
と し ぶ しゅうへん
こ
おお
ひよう
ぼうだい
都市部 周 辺 は子どもも多 く、費用も膨 大 になるためそこまでできないということ
すす
すす
さんこう
いっぱい
おも
だが、進 んでいるところは進 んでいるので参 考 にすることは一 杯 あると思 う。
ほごしゃ
だいじ
やくわり
かんけい き か ん
そだ
かんきょう
ほごしゃ
まじ
こ
保護者が大事な役 割 をはたしていけるために、関 係 機関が保護者を交 えて子ども
はな
あ
ひつよう
のよりよい育 ちの 環 境 はどうなのだろうかということを話 し合うことは必 要 。そ
かてい
かだい
ようちえん
ほ い く えん
かだい
りょういく
かだい
ねんれい
れぞれの家庭での課題、幼稚園、保育 園 での課題、療 育 の課題を、それぞれの年 齢
だんかい
お
とうけい
ようちえん
ほ い く えん
の段 階 で押さえていければいいのではないか。統 計 でも幼稚園より保育 園 のほうが
15
はったつしょう
き
はや
ほ い く えん
さい
ようちえん
さい
発 達 障 がいの気づきは早 い。保育 園 は3歳 がピーク、幼稚園は4歳 がピークにな
こ
かか
ひと
こ
かんが
きょうりょく
あ
れんけい
る。その子に関 わる人 たちが子どものことを 考 えて 協 力 し合っていく、連 携 を
つく
こだいら
かんけい
おも
さいしん
こ
かていしえん
作 っていくことが小 平 なりのいい関 係 がつくれるのではないかと思 う。その際 信
らい
じょうほうきょうゆう
ふかけつ
わたし
こま
頼 しあっての 情 報 共 有 が不可欠。 私 たちが困 ったことがあると子ども家庭支援
そうだん
しえん
ぎゃくたい
たいおう
おお
ひじゅう
し
センターに相 談 するが、支援センターは 虐 待 の対 応 が大 きな比 重 を占めているの
い み
はったつ し え ん
そうだんまどぐち
ふそく
はったつ し え ん
そうだんまどぐち
で、そういう意味で発 達 支援の相 談 窓 口 は不足している。発 達 支援の相 談 窓 口 で
うった
き
かあ
ほんとう
き
は 訴 えに来 たお 母 さんのことを 本 当 によく聞 いてあげてほしい。それでだいぶ
かいぜん
ば
改 善 されることもあるはずなので、そういうことができるような、ゆったりとした場
つく
を作 ってほしい。
いいん
(D委員)
こだいらじへいしょう
かんが
かい
ねが
じむきょく
小 平 自 閉 症 を 考 える会 からお願 いというものをいただいている。あとで事務局
わた
よ
に渡 すつもりだが、ひとつだけ読ませてもらいたい。
けんとういいんかい い い ん
じむきょく
ぜんいん
しえん
がわ
そうだん
がわ
「この検 討 委員会委員と事務局は、全 員「支援する側 」
「相 談 にのる側 」の人で
しえん
ひつよう
かわ
そうだん
がわ
とうじしゃ
す。ぜひ「支援を必 要 としている側 」
「相 談 にのってもらいたい側 」の当事者から
こえ
き
きかい
もう
たんとうぶきょく
けんとう
の声 を聴く機会を設 けてください。担 当 部 局 がヒアリングするのではなく、検 討
いいんかい い い ん
みなさま
とうじしゃ
ひつよう
しえん
ないよう
ちょくせつ き
きかい
もう
委員会委員の皆 様 が「当事者が必 要 としている支援の内 容 」を 直 接 聴く機会を設
こだいらし
しえん
がわ
してん
けいかく
た
そうだん
けてください。小平市は「支援する側 」の視点で計 画 が立てられています。この相 談
きょてん
しえん
がわ
してん
こうちく
わたし
拠 点 は「支援される側 」の視点でしくみを構 築 してください。
「 私 たちのことを、
16
わたし
ぬ
き
ないよう
ほか
たし
私 たち抜きで決めないでください」」という内 容 。他 にもあるが確 かにそうだなと
おも
ひろう
思 って披露させていただいた。
ふくいいんちょう
(副 委 員 長 )
ぐたいてき
どようび
そうだんまどぐち
ひら
じゅうよう
具体的なところとして、土曜日に相 談 窓 口 が開 いていることがとても 重 要 だと
かんが
こ
かていしえん
かようび
どようび
ひら
どようび
考 える。子ども家庭支援センターは火曜日から土曜日まで開 いているが、土曜日し
こ
ひと
おお
どようび
ふうふ
く
へいじつ
こ
か来られない人 が多 い。土曜日だと夫婦で来ることができる。平 日 だとお子さんの
はったつ
しんぱい
ふうふ
そろ
やす
むずか
へいじつ
発 達 について心 配 していても夫婦が揃 って休 みをとってくるのは 難 しい。平 日 に
き
かた
しゅじん
き
やす
どようび
ふうふ
来た方 は主 人 も気になっているが休 めなかったということがあるが、土曜日に夫婦
そろ
ふうふ
き
つぎ
揃 っていらっしゃると、そこで夫婦がディスカッションして決められると、次 にこ
はや
たいおう
かのう
へいじつ
ひとり
かた
き
のようにしようということで、早 い対 応 が可能。平 日 だと一人の方 が来て、それを
も
かえ
そうだん
しつもん
いちど
持ち帰 って相 談 ということになる。質 問 されてわからないからもう一度ということ
りょういく
じかん
りょういく
せつめい
う
になると、療 育 につながるまでにだいぶ時間がかかる。説 明 によって 療 育 を受け
おも
しんぞく
はんたい
ひ
の
どようび
ようと思 っても親 族 に反 対 されて引き延ばしにするというケースもある。土曜日に
そうだんまどぐち
ひら
たいせつ
相 談 窓 口 を開 くというのは大 切 。
いいんちょう
(委 員 長 )
りようしゃ
りよう
かんてん
利用者にとってのアクセスしやすさ、サービス利用のしやすさという観 点 からの
いけん
い み
しえん
う
かたがた
とう
はあく
意見をいただいた。そういう意味では支援を受ける方 々 のニーズ等 を把握すること
じむきょく
ふく
けんとう
ひつよう
が、事務局も含 めて検 討 いただくことが必 要 。
17
いいん
(C委員)
ほ い く えん
さい
さい
ひとり
こ
お
かんが
保育 園 では0歳 から6歳 までみているので一人の子を追って 考 えられる。まず
さい
き
ばあい
さい
げつけんしん
だま
さい
げつけんしん
う
0歳 で気になった場合は、1歳 6か月 健 診 までは黙 っている。1歳 6か月 健 診 を受
なに
いわ
き
だいじょうぶ
ほごしゃ
こた
けたあと、何 か言 われたかと聞くと、大 丈 夫 でしたという保護者の答 えにとまどう
ご じゅんかいそうだん
りよう
たいおう
めんみつ
はな
あ
こ
ことがある。その後 巡 回 相 談 を利用しながら、対 応 を綿 密 に話 し合って子どもの
そだ
ほしょう
えん
たいおう
さい じ けんしん
むか
ころ
ことば
育 ちを保 障 していくというのが園 の対 応 。3歳 時 健 診 を迎 える頃 になると言葉の
もんだい
ことば
もんだい
ふくし
問 題 がでてくる。言葉の問 題 だとあおぞら福祉センターにつなごうということにな
すこ
ようす
み
ほごしゃ
おお
しゅうがく
るが、もう尐 し様子を見たいという保護者が多 い。そのあと 就 学 にあたり、こげ
しえん
か
はなし
ら支援シートを書くかどうかという 話 になる。
ことば
ほいく
げんば
み
はや
だんかい
言葉ということがキーワードになるが、保育の現場を見ているともっと早 い段 階
うんどう き の う
おく
ほか
しょっかく か び ん
あそ
なか
で
で運 動 機能の遅 れがわかってくる。他 に 触 覚 過敏や遊 びの中 でこだわりが出てく
ほごしゃ
かた
じょうきょう
はな
こ じ ん めんだん
おも
る。保護者の方 にその 状 況 を話 すためには個人 面 談 がいいと思 うが、そのあと
こ
しら
じかん
に子どものことを調 べてもらうということにつなげるには時間がかかる。そうした
とき
そうだん
ばしょ
そうき
そうだん ば し ょ
そうだん
ば
時 に相 談 する場所がない。早期のところでの相 談 場所がない。相 談 できる場があ
げんば
せつじつ
こえ
るといいというのが現場からの切 実 な声 。
じむきょく
(事務局)
ほ い く えん
こ
そ う き はっけん
げんば
み
かん
じゅんかい
保育 園 の子どもは早期 発 見 しやすいことは、現場で見ていて感 じている。 巡 回
そうだん
そうだん
りょういく き か ん
けいけん
相 談 で相 談 し、 療 育 機関につなげるということを経 験 してきた。
18
ほいく
かくほいく
じぎょう
で む
ほごしゃ
き
保育ママさん事 業 で各 保 育 ママさんのところに出向いていくと、保護者が気づい
もんだい
おも
ほごしゃ
い
ていない、問 題 と思 っていないケースがあるが、そのことをいきなり保護者には言え
ほいく
い
ばあい
じゅんかいそうだん
せ わ
ないし、保育ママさんからも言えない。そういう場合は 巡 回 相 談 でお世話になっ
しょうがいしゃ
げ ん ご ちょうかくし
かた
そうだん
おお
ている 障 害 者 センターの言語 聴 覚 士 の方 に相 談 することが多 い。
おお
きょてん
まどぐち
ほごしゃ
しきい
ちいき
たか
ちい
大 きな拠 点 の窓 口 では保護者にとって敷居が高くなってしまう。地域ごとに小 さ
まどぐち
そうだん
ほごしゃ
ふえ
きょてん
い窓 口 があるともっと相 談 しやすくなる保護者が増 えるのではないか。拠 点 とい
ひと
おお
もう
ちいき
そうだんやく
かた
ふえ
う一 つ大 きいものを設 けるのではなく、地域にあった相 談 役 の方 が増 えてくれる
ほいく
ほうもん
そうだん
おお
ま
とありがたい。保育ママさんを訪 問 していると相 談 ケースは多 い。待っているので
で む
じっかん
なく出向くようなことがいいと実 感 している。
いいん
(A委員)
そうだんしゃ
そうだんまどぐち
しきい
たか
はなし
そうだん
相 談 者 にとって相 談 窓 口 の敷居が高 いのではないかという 話 があった。相 談
まどぐち
しゅかん
おも
はったつ し え ん
いりぐち
しょう
しゃ
窓 口 の主 管 はどこがなってもいいと思 うが、発 達 支援の入 口 は 障 がい者 サービ
い ち づ
きょてん
ぜんこくてき
なが
いっぱん
スとしてだけに位置付けた拠 点 にしないほうがいい。これは全 国 的 な流 れで、一 般
いくじしえん
はったつ し え ん
おも
はったつ し え ん そうだんきょてん
いくじ
サービスの育児支援と発 達 支援がセットだと思 う。発 達 支援 相 談 拠 点 は育児サー
おな
れんけい
むずか
いくじしえん
そうだん
ビスと同 じところにあったほうがいい。連 携 の 難 しさはスピード。育児支援で相 談
ひかくてき
はったつ し え ん
うつ
し く
のぞ
されて、比較的すぐに発 達 支援に移 れる仕組みが望 ましい。
じちたい
いっしょ
けんきゅう
いくじしえん
つく
いろいろな自治体で一 緒 に 研 究 をしているが、育児支援のグループを作 るとい
ほごしゃ
こ
き
いっしょ
あそ
すがた
み
たんとうしゃ
ろんな保護者やお子さんが来て、一 緒 に遊 んでいる 姿 を見ているうちに担 当 者 も
19
はったつ
もんだい
み
せつめい
発 達 の問 題 としてきちんと見てもらったほうがいいのではないかと 説 明 ができる
じしん
き
はなし
い
き
ほか
こ
自信がつく。聞いた 話 だけではそこまで言いにくいし、そこに来ている他 の子ども
み
かあ
じしん
き
かあ
じぶん
たちを見ているうちにお母 さん自身が気づくきっかけにもなる。お母 さんが自分か
じょげん
もと
じちたい
ら助 言 を 求 めてこられるのでどんどんスピードアップする。そこでその自治体は
よさん
はったつ し え ん
まえだんかい
いくじ しえん
ふ
けいい
予算をとって発 達 支援の前 段 階 として育児支援のグループを増 やしたという経緯
がある。
はったつ
もんだい
してき
はなし
はったつ
もんだい
してき
発 達 の問 題 として指摘しにくいという 話 があったが、発 達 の問 題 として指摘し
おも
ひつよう
ぎゃくたい
ちか
ぎゃくたい
してき
ば あい
ようと思 う必 要 はない。そこは 虐 待 と近 く、 虐 待 の場合は指摘をすると、して
ひてい
はいけい
そだ
き
いないと否定されてしまう。背 景 に育 てにくさがあり、それをどれだけ聞いてあげ
ひつよう
つづ
な
もんだい
ほにゅう
もんだい
はったつ
もんだい
るかが必 要 。いつまでも続 く泣きの問 題 、哺 乳 の問 題 など、発達の問 題 がからん
かのうせい
たか
ちょくせつ はったつ
なや
かあ
じっさい
おお
でいる可能性が高 いが、 直 接 発 達 について悩 んでいないお母 さんも実 際 には多
ははおや
じぶん
がまん
た
おも
そうだん
いた
い。母 親 は自分の我慢が足りないのではないかと思 って相 談 に至 らないこともある
ていねい
ひ
だ
ので丁 寧 にニーズを引き出す。
せんもんか
じょうほう
ぶんだん
いまはいろいろなところにいろいろな専門家がいて 情 報 が分 断 されていて、サ
こうど
せんもんか
ふくし
いりょう
おな
じょうほう
あつ
ービスが高度に専門化されている。それは福祉だけでなく医 療 も 同 じ。 情 報 を集
しゅうやく
ひと
ちゅうしん
もんだい
かい けつ
め 集 約 することは 人 を 中 心 にとらえていないという 問 題 を 解 決 するための
かっきてき
とりくみ
おも
画期的な取 組 だと思 う。
ふくいいんちょう
(副 委 員 長 )
こ
かてい しえん
しきい
ひく
はったつ
そうだん
けっこう
子ども家庭支援センターは敷居が低 い。それでも発 達 の相 談 となると、結 構 で
20
ことわ
ね
こま
た
こま
すと 断 られることもある。寝なくて困 っている、食べなくて困 っているというの
おや
そだ
もんだい
がわ
はったつ
もんだい
は親 にとっては育 てにくさの問 題 。こちら側 からみると発 達 の問 題 ととらえられ
ばあい
ほごしゃ
み
そだ
げんじょうこま
もんだい
かいにゅう
る場合も、保護者から見ると育 てにくさとして 現 状 困 っている問 題 から 介 入 し
かんけい
つく
めん
そうだんきょてん
たいせつ
たり、関 係 を作 っていく。そうした面 からも相 談 拠 点 のネーミングは大 切 だし、
しょう
ぶもん
ぼ し ほけん
こそだ
ぶもん
いっしょ
かたち
障 がい部門だけではなく、母子保健や子育て部門と一 緒 にやる 形 がみえるとさら
しきい
ひく
おも
に敷居が低 くなると思 う。
ちいき
こそだ
ひ ろ ば じぎょう
かつよう
せんもんか
そうだん
地域にたくさんある子育て広場 事 業 を活 用 し、そこに専門家がいると相 談 しやす
こだいらし
かた
かんが
ひろば
くなり小平市だとそういったやり方 も 考 えられるのではないか。広場はたくさんあ
そうだん び
もう
あそ
そうだん
ほか
こ
くら
るので、相 談 日を設 け、遊 びながら相 談 ができて、他 のお子さんと比 べることも
しきい
ひく
そうだん
ひ ろ ば じぎょう
かつよう
おも
ほか
ひと
できる。敷居の低 い相 談 ということで広場 事 業 が活 用 できると思 う。また、他 の人
し
そうだん
ひと
かた
ちが
まどぐち
には知 られずに 相 談 したいという 人 もいるので、そういった 方 には違 う窓 口 を
ようい
かんが
用意するということも 考 えられるのではないか。
いいん
(B委員)
しょう
ぶぶん
おお
しきい
たか
障 がいの部分を大 きくしてしまうと敷居が高 くなってしまうということがある。
げんざい し
けんこうすいしんか
けんしん
じゅうぶん い
こそだ
ふく
けんとう
ひつよう
ひろば
かつよう
現 在 市の健 康 推進課が行っている健 診 を 十 分 生かして、子育て広場の活 用 など、
しげん
かつよう
いまある資源を活 用 していくことも含 めて検 討 することが必 要 。
いいん
(F委員)
けんこうすいしんか
さい
げつけんしん
さ い じ けんしん
じっし
さい
ほけんし
健 康 推進課で1歳 6か月 健 診 や3歳児 健 診 を実施しているが、その際 に保健師
21
き
き
なに
おや
あっとうてき
さんが気になることはありませんかと聞くと、何 もありませんという親 が圧 倒 的 に
おお
ほけんし
き
おも
おや
うった
おお
多 い。保健師さんが気になると思 っても親 が 訴 えないというケースが多 い。そう
だんかい
しきい
たか
おも
い み
しきい
ひく
いう段 階 でも敷居が高 いのだと思 う。そういう意味ではよっぽど敷居を低 くしてあ
げないといけない。
おや
せっ
ば
こそだ
ひろば
ひと
しょうかい
いま親 子に接 する場として子育て広場などがある。そういうところの人 が 紹 介
まどぐち
ちょうない
もう
ほいくか
できるような窓 口 にしてほしい。 庁 内 に設 けるとしたら保育課など。そこにどの
ひと
はいぞく
べつ
せんもんせい
も
ひと
なんにん
はいぞく
しきい
ような人 が配 属 されるかは別 。専 門 性 を持った人 を何 人 か配 属 するといい。敷居
たか
もう
いりぐち
が高 くないところに設 けてあげないと、まず入 口 でだめということになってしまう。
い み
ほいくか
そういう意味では保育課などがいい。
いいん
(E委員)
はったつしょう
かん
せんもんか
しえん
ひと
おも
発 達 障 がいに 関 しては専門家 だけが支援する人 たちではないと思 っている。
ほ い く えん
せんせい
ほごしゃ
ちいき
かた
ぜんいん
おも
ばあい
そうだん
保育 園 の先 生 、保護者、地域の方 それぞれ全 員 だと思 う。そうした場合、相 談 し
ほごしゃ
かか
ひと
そうだん
たいというのは保護者だけでなく、関 わっている人 たちも相 談 したいことがあると
おも
とうじしゃ
ちいき
くら
そうだん
まどぐち
思 う。当事者だけでなく、地域で暮 らしている人たちも相 談 できる窓 口 になるとい
おも
いと思 う。
いいん
(D委員)
と ぎ
おとな
しえん
い み
きょてん
つく
い み
途切 れのない大人 までの支援 という意味 で 拠 点 を 作 ることに意味 があるので
しょかん
しょう
しゃ し え ん か
おも
所 管 は 障 がい者 支援課でいいと思 う。
22
いいんちょう
(委 員 長 )
せんもんせい
たか
もと
ちいき
れんけい
専 門 性 の高 いアセスメントと、それを基 にして地域と連 携 するコーディネート
きのう
ほごしゃ
ほ い く えん
ようちえん
せんせい
機能、さらにそれをローカルライズしていくこと。保護者や保育 園 、幼稚園の先 生 が
げんば
つか
あ
かたち
せいしんか いりょう
ちけん
使 いやすいように現場 に合 った 形 で精神科 医 療 の知見 をカスタマイズしていく
せんもんせい
もと
かん
専 門 性 が求 められていると感 じた。
しょかん
お
こんかい
おも
おお
もんだい
ぜんてい
りよう
どこに所 管 を置くかということは大 きな問 題 だが、前 提 として利用のしやすさ
たいしょう
こ
しゅうがくまえ
はなし
ちゅうしん
がある。今 回 の主 な 対 象 として、就 学 前 のお子さんの 話 が 中 心 となったが、
がくれいき い こ う
せつぞく
と ぎ
しえん
つく
学齢期以降の接 続 として途切れのない支援をどのようなシステムとして作 っていく
かだい
こんご
よてい
いけん
うかが
かが課題となっている。今後の予定について意見を 伺 いたい。
じむきょく
(事務局)
いいんちょう
じむきょく
せいり
じむきょくあん
いま委 員 長 がまとめていただいたところを事務局として整理し、事務局 案 として
かくいいん
しめ
しない
はったつ
かんけい
だんたい
し
かんが
各委員にお示 ししたい。そのあと市内の発 達 に関 係 する団 体 と市が 考 えているも
い け ん こうかん
おも
がつ
おこな
のについて意見 交 換 をしたいと思 っているが、それを10月 までに 行 いたい。
いいん
みなさま
こ
はったつ
しえん
れんらくかい
とくべつ し え ん きょういく そうごう
委員 の 皆 様 をはじめ、子 どもの 発 達 を支援 する 連 絡 会 や 特 別 支援 教 育 総 合
すいしんけいかくちょうないいいんかい
いけん
かんが
らいねん
む
せいび
推 進 計 画 庁 内 委員会から意見をいただきたいと 考 えている。来 年 に向けて整備
さぎょう
とく
そしき
もんだい
むずか
かだい
するためにはタイトな作 業 になる。特 に組織の問 題 など 難 しい課題もあるが、い
かだい
せいり
じむきょくあん
いいんちょう
ちょうせい
いいん
ただいた課題を整理し事務局 案 としてまとめたあと委 員 長 と 調 整 のうえ、委員の
みなさま
せつめい
かんが
皆 様 に説 明 にあがりたいと 考 えている。
23
いいんちょう
(委 員 長 )
ほうこう
すす
そのような方 向 で進 めるということでよろしいか。
い い ん しょうにん
委員 承 認
いいんちょう
(委 員 長 )
ほんじつ
ぎ じ
いじょう
しゅうりょう
じかい
にってい
じむきょく
せつめい
ねが
本 日 の議事は以 上 で 終 了 。次回の日 程 について事務局から説 明 をお願 いした
い。
じかい
にってい
11 次回の日 程 について
じむきょく
(事務局)
がつ
がつ
だい
かいけんとういいんかい
じっしよてい
かくいいん
にってい
かくにん
ごじつ
10月 か11月 に第 2回 検 討 委員会を実施予定。各委員の日 程 を確 認 し、後日
れんらく
連 絡 する。
12
へいかい
閉会
いいんちょう
(委 員 長 )
いじょう
ほんじつ
けんとういいんかい
しゅうりょう
以 上 で本 日 の検 討 委員会を 終 了 としたい。
24