改正の概要(主な改正箇所について) 1 第2章 大規模土地取引行為の届出(第6条-第7条) 大規模土地取引行為の届出 一団の土地及び隣接した土地における複数の土地取引行為を、同一である者又は関 連性がある者が1年以内に行うときは、これらを一つの土地取引行為とみなし、その面 積が5,000㎡以上となる場合は、届出を行うことを明文化しました。(第6条第2 項関係) 2 参照:大規模土地取引行為の流れ【事業者用】(資料2) 第3章 大規模開発事業の手続(第8条-第14条) 土地利用構想に係る調整会の開催 大規模開発事業(事業面積5,000㎡以上の事業、延床面積10,000㎡以上の 建築又は100戸以上の集合住宅等の建築)において、周辺住民から請求があった場合 は、大規模開発事業主は周辺住民に対し、意見書に対する見解書の内容を説明し、市が 立会いのもとその内容を確認、整理するための会議(以下、 「調整会」という。)を開催 することを新たに規定しました。(第12条関係) 参照:調整会の流れ(フロー図)【市民用】(資料1) 大規模開発事業の流れ【事業者用】(資料3) 3 第4章 開発事業の手続(第15条-第30条) (1) 開発事業の範囲 ① これまで4つの事業(500㎡以上の東京都の開発許可が必要な開発行為、事 業面積1,000㎡以上の建築、延床面積1,000㎡以上の建築及び16戸以 上の集合住宅等の建築)を開発事業としていましたが、建築を目的として敷地を 8区画以上に分割する事業を新たに規定しました。 なお、集合住宅等の建築行為については、大規模開発事業の定義と統一し、共 同住宅、長屋、寮、寄宿舎、下宿その他これらに類するものの住戸又は住室の数 が16以上のものを対象としました。(第15条第1項第2号関係) 参照:開発事業の流れ【事業者用】(資料5) ② 一団の土地及び隣接した土地における複数の事業を、同一事業主又は関連性が ある事業主が1年以内に行うときは、これらを一つの開発事業とみなすことを明 確に規定しました。 (第15条第2項関係) (2) 中規模開発事業意見書の提出等 事業面積3,000㎡以上の事業、延床面積5,000㎡以上の建築又は50 戸以上の集合住宅等の建築を中規模開発事業として新たに規定し、周辺住民は当該 開発事業の説明を受けた後、意見書を提出できるものとしました。(第19条関 係) 参照:調整会の流れ(フロー図)【市民用】(資料1) 中規模開発事業の流れ【事業者用】(資料4) (3) 中規模開発事業見解書の提出等 中規模開発事業を行う事業主は、周辺住民から意見書が提出された場合、当該意 見書に対する見解書を提出し、市長は、周辺住民の意見書とともに当該見解書を公 開することを新たに規定しました。 (第20条関係) 参照:調整会の流れ(フロー図)【市民用】(資料1) 中規模開発事業の流れ【事業者用】(資料4) (4) 中規模開発事業調整会の開催 大規模開発事業における調整会と同様に、周辺住民から請求があった場合は、調 整会を開催することを新たに規定しました。(第21条関係) 参照:調整会の流れ(フロー図)【市民用】(資料1) 中規模開発事業の流れ【事業者用】(資料4) 4 第6章 公共施設等の整備基準等(第33条-第35条) 公共施設等の整備基準 公共施設等の整備基準の主な変更箇所は以下のとおりです。 (第33条関係) ① 道路 舗装構造はアスファルト舗装とし、車道は40型とすること。 ② 公園等 ア 敷地分割行為と建築行為において整備する公園等に限り、事業面積の6%の 公園等(市に帰属)と、事業面積の10%以上の公園等(自主管理)を選択 できること。 イ 公園等は1箇所とし、形状は整形(縦横比が1対2までのもの)とすること。 ③ 交通施設 ア 集合住宅等の建築行為において、来客者や宅配の荷降ろしのための駐車場を 設置すること。 (大規模開発事業及び中規模開発事業に限る。) イ 集合住宅等の建築行為において、自転車駐車場の設置台数を戸数の20 0%以上とすること。
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