JICAプログラムによる長期履修

Ver.1.1
農大大学院と国際協力機構(JICA)との連携事業
∼大学院長期履修制度を活用して、在学中に JICA 青年海外協力隊参加が可能となりました∼
本学は、5 月 13 日(金)
、JICA との連携事業を促進するため、大学院博士前期課程(マスタ
ー)の学生を青年海外協力隊隊員及び日系社会青年ボランティアとして派遣する事業について覚
書を締結しました。
本事業は、本学の知見・人材を有効に活用することにより、開発途上国の農業分野の課題を解決
するとともに、大学の国際協力分野における人材育成に資することを目的とします。
本学大学院は、長期履修制度を活用して、在学中に JICA 青年海外協力隊隊員に派遣する取組み
を実施します。
1.入学前のながれ
1)事前相談
7月∼9月頃、希望者は必ず、問い合わせ先(東京農業大学国際協力センター)に連絡ください。国
際協力センターから各専攻に問い合わせて、希望者の指導(准)教授(以下、指導教員)予定者を定
めます。国際協力センターから希望者へ指導教員予定者の連絡先を伝え、連絡を取り始めます。両
者は綿密な打合せを行い、研究計画を策定します。
JICA への提出書類には英語のスコアの提出が必要です。TOEIC 等の試験を受けておいてくださ
い。詳しくは下記のURLを参照ください。
【 http://www.jica.go.jp/volunteer/application/seinen/language/index.html 】
2)JICA 青年海外協力隊秋募集告知開始
9月中旬頃、JICA ホームページに募集要項が公開される予定です。本学の場合には、特定国・地
域を定めた派遣ではないので、募集要項に該当国がない場合、あるいは希望職種の募集がない場
合もありますのでご留意ください。
3)JICA への提出書類の作成
10月頃、希望者は、(1)「JICA 青年海外協力隊秋募集申請書(JICA 様式)」を作成します。応募
書類は、ダウンロード版でも募集要項セット紙版も可です。指導教員は、(2)「青年海外協力隊 2016
年度秋募集応募者推薦書」を作成します。(1)、(2)ともそれぞれが、国際協力センターへ書類を提
出します。締切日は、平成28年10月21日(金)必着とします。
4)JICA 青年海外協力隊試験から合格発表までの日程(予定)
一次合否発表:平成 28 年 12 月 13 日(火)
二次選考試験:平成 29 年 1 月 5 日(木)∼7 日(土)、10 日(火)∼12 日(木)の
いずれか一日 JICA から指定された日に東京都内で実施
二次合否発表:平成 29 年 2 月 10 日(金)
5)大学院入学試験から合格発表までの日程(予定)
◎大学院農学研究科 第2期入試 (出願時に長期履修の申請※)
出願期間:平成 28 年 12 月中旬から下旬(予定)
試 験 日:平成 29 年 1 月 28 日(土)
合格発表:平成 29 年 2 月 3 日(金)
◎大学院生物産業学 第2期入試 (出願時に長期履修の申請※)
出願期間:平成 29 年 1 月中旬(予定)
試 験 日:平成 29 年 2 月 11 日(土)
合格発表:平成 29 年 2 月 17 日(金)
※応募者は事前に受入教員と相談のうえ、出願期間内に「長期履修申請書」と「長期履修計画書」を
提出してください。
・第 2期 入 試 の出 願 日 程 は、大 学 院 ホームページにて 10 月 に掲 載 予 定 です。
東京農業大学大学院、入試案内ページ 【
http://gs.nodai.ac.jp/admission 】
・大学院入試の出願及び長期履修申請について不明の点があれば大学院課までお問い合わせください。
6)訓練期間と派遣日
平成29年度3次隊もしくは4次隊として派遣されます。3次隊は訓練期間(平成29年10月上旬∼
12月中旬)を経て、平成29年12月下旬∼平成30年1月上旬に出発予定です。4次隊は訓練期
間(平成30年1月上旬∼3月中旬)、平成30年3月下旬に出発予定です。
2.入学後のながれ
○ 実施プログラム内容(含む入学から修了までのながれ、派遣中の単位等)
東京農業大学大学院
青年海外協力隊
0 年 目
(学部生)
9月
職種および派遣先の選択
10月
指導教員と研究計画を立て 10月 募集開始
応募
る。職種および派遣先の希望(第3希
望まで)を協力隊事務局に通知
11月 協力隊一次選考
11月一次選考
12月 協力隊一次合否通知
12月 一次合否通知
1月
1月
協力隊二次選考
二次選考
大学院受験(長期履修を申請)
2月
協力隊二次合否通知
大学院合否通知
*協力隊不合格の場合、速やかに大
学院課に連絡し、当該目的による長
期履修申請を取り下げてください。
2月 二次合否通知
1年目
東京農業大学大学院
4月
博士前期課程入学
4月
9月 前学期履修
3次隊で派遣
10月
青年海外協力隊
4次隊で派遣
協力隊訓 10月
練所入所
12月
旬
1月上 10月
後期履修
訓練終了
入所・訓練開始
訓練終
了 出発
出発
1月
協力隊訓 1月 出発
1月
練所入所
1
3月
4月
協力隊 3月 訓練終了
12月
協 4月 出発
4月
一時帰国・ 4月
4月
3月
1 2 月 4月 出発
協力隊活動
4月
翌年3月
協力隊活動
協力隊
2
3月
協力
隊活動
12月
協 4月
一時帰 4月
力隊活動
国・演習指導
1月
5月
2
協力 3月 訓練終了
翌年3月 1月 一時帰国
活動
3年目
3月
協力隊活動
演習指導
2
1
隊活動
力隊活動
1月
協力隊訓
練所入所
活動
2年目
4次隊で派遣
協力隊
12月
出発
1月
3次隊で派遣
帰国
3月
博士前
1 2 月 4月 一時帰国・
協力隊活動
翌年3月 1月 帰国
協力隊活動
演習指導
5月
翌年3月
協力隊活動
期課程復帰
4年目
4月
博士前期課 4月 帰国
程
翌年3月
期課程修了
4月 帰国
博士前期課程復
博士前期課程復
帰
帰
博士前 翌年3月
博士
前期課程修了
翌年3月
博士
前期課程修了
協力隊参加期間中は指導教員と密に連絡を取り、指導教員のアドバイスを現地での活動に生かし
てください。また現地での活動内容をもとに「フィールド調査」
「インターンシップ」等の単位
を認定する場合もあります。単位の認定は専攻によって異なるので、指導教員と相談してくださ
い。
○長期履修制度とは
標準修業年限(博士前期課程は2年)を超えて一定の期間にわたり計画的に教育課程を履修し、修了
することを希望する場合に、審査の上、その長期的な履修を認める制度です。学費は標準修業年限の
2年間分を、認められた長期履修期間で分納します。
< 問い合わせ >
東京農業大学国際協力センター
事務室:上田(担当)
〒156-8502
東京都世田谷区桜丘1−1−1
TEL: 03-5477-2560
E-MAIL : [email protected]