三鷹駅前地区再開発基本計画 2022 の策定にあたってこのたび、三鷹駅前地区のまちづくりをさらに推し進めるため「三鷹駅前地区再開発基本計画 2022」を策定しました。この計画の策定にあたっては、平成 27 年度に第 1 次改定を行った「第 4 次三鷹市基本計画」や関連する個別計画との整合を図っています。三鷹駅前地区は、市の玄関口に位置した「活性化の拠点」です。商業集積等によって多くの人々が集まる地域です。三鷹駅前地区においてはこれまで、三鷹駅前地区再開発基本計画（平成 17 年度改定）に基づき、バリアフリーのまちづくりの推進や地区の活性化のため、三鷹駅前広場の第 2 期整備事業をはじめとする都市基盤の整備や、優良建築物等整備事業による協同ビル化などを推進してきました。一方、近年の急速な少子・高齢化の進展への対応や、環境問題に対応したサステナブル都市への転換など、社会・経済情勢の変化を踏まえた都市の質的向上が求められています。また、平成 23 年 3 月に発生した東日本大震災や、平成 28 年 4 月に発生した熊本地震の経験、報道を通じて、首都直下型地震への懸念とともに、防災への意識が市民の皆様の中で高まっています。この計画では、こうした新たな課題にも適切に対応するため、「都市の危機管理」、「都市の活性化」、「良好な市街地の形成」、「まちの個性の創出」、「環境に配慮したまちづくり」の 5 つの基本的な視点を掲げました。土地の高度利用による回遊性の向上とにぎわいの創出によって商業等の活性化に結び付け、「元気創造都市・三鷹」の実現に向け、質の高いまちづくりをめざします。本計画の実現のため、市民、事業者等関係者の皆様、そして行政による協働のまちづくりを一層推進してまいりますので、今後とも市民、関係者の皆様の更なるご理解とご協力をお願いします。三鷹市長